JUMP

オロ3983

ORO Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/27
01 / 5 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 75.3%
稼ぐ力
高い
ROE 18.4%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段利用するサービスや目にする広告、それらを手掛けるコンサルティング会社や広告代理店、IT企業といったプロジェクト単位で仕事をする会社があります。そうした会社の多くは、案件ごとの採算やメンバーの稼働状況をExcelなどで管理しており、手間がかかりがちです。オロが提供するクラウドサービス「ZAC」は、こうした企業の「バックオフィス」業務を効率化し、プロジェクトの進捗やお金の流れをリアルタイムで見える化します。これにより企業はより創造的な仕事に集中でき、結果的に私たちが受け取るサービスの質向上に繋がっているのです。

オロは、クラウド型ERP「ZAC」を主力事業に据え、創業以来24年連続の増収を達成している高収益企業です。直近の2025年12月期決算では、売上高83.1億円、営業利益26.49億円と安定した成長を維持。利益率は30%を超え、SaaSビジネスの強みを発揮しています。今後は既存事業の強化に加え、SES業界向け新サービス「Perluna」などで事業領域を拡大しつつ、配当を前期35円から50円へ大幅に増配するなど、株主還元への意識も高まっています。

情報・通信業プライム市場

注目ポイント

創業以来24年連続増収の安定成長力

創業から一度も売上を落とすことなく、24期連続で増収を達成。景気変動に左右されにくい安定したビジネスモデルと経営手腕が魅力です。

高収益なクラウドERP事業

主力事業であるクラウドソリューション事業(ZACなど)は、高い利益率を誇り、会社の成長を力強く牽引しています。ストック型のビジネスモデルが安定収益を生み出しています。

積極的な株主還元姿勢

業績拡大に伴い、増配を継続的に実施。さらに、100株以上の保有で3,000円相当のQUOカードがもらえる株主優待制度も魅力の一つです。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
12月
本社
東京都目黒区目黒3丁目9-1 目黒須田ビル
公式
www.oro.com

サービスの実績は?

24
創業来連続増収年数
2024年12月期時点
+1年
83.1億円
売上高
2025年12月期実績
+5.2% YoY
26.49億円
営業利益
2025年12月期実績
-2.6% YoY
12.4%
売上高成長率
2024年12月期実績
50
1株当たり配当金
2025年12月期実績
+15円 YoY
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
18.4%
株主資本の利回り
ROA
13.9%
総資産の活用度
Op. Margin
31.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期24.1%15.2%-
2022/12期24.5%15.9%-
2023/12期22.6%15.7%-
2024/12期21.6%16.0%34.4%
2025/12期18.4%13.9%31.9%
2025/12期18.4%13.9%31.9%

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期55.3億円14.2億円88.0円-
2022/12期62.1億円16.2億円100.8円+12.3%
2023/12期70.3億円18.4億円113.9円+13.2%
2024/12期79.0億円27.2億円20.7億円128.6円+12.3%
2025/12期83.1億円26.5億円19.0億円120.3円+5.2%

【2025/12期実績】売上83億円(前期比5.2%)、営業利益26億円、純利益19億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
18.4%
業界平均
11.0%
営業利益率上回る
この会社
31.9%
業界平均
2.7%
自己資本比率上回る
この会社
75.3%
業界平均
59.7%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2,955万円
取締役5名の合計

クラウドソリューション事業およびマーケティングソリューション事業を柱としており、特にERP製品である「ZAC」などのSaaS型サービスが売上と利益の成長を牽引する収益モデルを構築しています。主要な事業リスクとして特定業界への依存や競合他社との激しい競争が挙げられていますが、新規サービスの開発や製品アップデートによる差別化戦略がリスク低減の要となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
連続増収は維持するも、期初予想に対しては未達が散見され、成長の勢いには課題が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

業績目標 (FY2026)
2026期
売上高: 目標 95.7億円 順調 (83.1億円)
86.8%
営業利益: 目標 29.3億円 順調 (26.49億円)
90.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期91億円83億円83億円-9.1%
2024期82億円79億円-4.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期30億円26億円26億円-11.3%
2024期28億円27億円-2.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

正式な中期経営計画は開示されていませんが、決算発表にて単年度の業績目標が示されています。2026年12月期は売上高95.7億円、営業利益29.3億円を目指しており、2025年度比で2桁成長を見込んでいます。一方で、過去の業績予想を振り返ると、特に直近2期は期初予想を下回る着地となっており、目標達成の確実性には注意が必要です。市場環境の変化に対応し、計画通りの成長軌道に戻せるかが今後の焦点となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新サービス開発30%
株価・市況20%
サステナビリティ10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, みんかぶ, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 32%
情報・通信業 480社中 154位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1999
有限会社オロ設立

現代表取締役社長の川田篤氏がWebインテグレーション事業を目的として会社を設立。企業のデジタル活用の黎明期から挑戦を開始した。

2005
クラウドERP「ZAC Enterprise」提供開始

自社の経営課題解決のために開発したシステムを元に、クラウド型ERP「ZAC Enterprise」を商品化。現在の主力事業の礎を築いた。

2008
初の海外拠点、中国・大連市に設立

グローバル展開の第一歩として中国に海外法人を設立。アジアを中心に拠点を拡大していくきっかけとなった。

2017
東京証券取引所マザーズ市場へ上場

創業から18年、着実な成長を遂げ、東京証券取引所マザーズ市場に上場。公開価格2,070円に対し初値は4,750円と高い評価を得た。

2018
東京証券取引所市場第一部へ市場変更

マザーズ上場からわずか1年で東証一部へ市場変更(現プライム市場)。企業の信頼性と成長性が市場から高く評価された。

2023
創業来24年連続の増収を達成

厳しい経済環境の中、クラウドソリューション事業が牽引し、創業から24年連続での増収という偉業を達成。安定した経営基盤を証明した。

2026
中期経営計画による持続的成長へ

2026年12月期の業績目標として売上・利益の二桁成長を目指す中期経営計画を発表。さらなる企業価値向上に向けた挑戦を続ける。

出来事の年表

2026年3月健康経営認定

5年連続で健康経営優良法人2026に選定され、人材投資の姿勢が評価されました。

2026年2月最高益更新

2026年12月期決算にて、最終利益が2期ぶりの最高益を更新する見通しを発表しました。

2026年1月新製品投入

役務提供ビジネスに特化した販売管理システム「Perluna」を新規リリースしました。

社長プロフィール

川田 篤
代表取締役社長執行役員
堅実派
当社は「Technology × Creative」をスローガンに、企業の生産性向上を支援するクラウドERPと、企業価値向上を支援するマーケティングの両輪で事業を展開しています。テクノロジーとクリエイティブの力で世界中の企業の成長を支援し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率75.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
104億円
会社の純資産

【2025/12期】総資産137億円、純資産104億円、自己資本比率75.3%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+20.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-17.7億円
借入・返済など
Free CF
+19.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期19.2億円3,500万円19.3億円18.9億円
2022/12期0円0円0円0円
2023/12期0円0円0円0円
2024/12期24.9億円1.6億円11.8億円23.3億円
2025/12期20.2億円1.0億円17.7億円19.2億円

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 5名)
女性 2名(40.0% 男性 3
40%
60%
監査報酬
4,635万円
設備投資額
1.1億円
平均勤続年数(従業員)
6.3

女性役員比率が40%と高く、多様性を尊重する先進的なガバナンス体制を構築しています。監査体制も適正に機能しており、プライム市場上場企業として健全かつ透明性の高い経営管理が徹底されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主8.7%
浮動株91.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関8.4%
事業法人等0.3%
外国法人等20.8%
個人その他70%
証券会社0.5%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

川田 篤(6,091,750株)37.98%
日野 靖久(2,653,316株)16.54%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,091,600株)6.8%
GOLDMAN, SACHS & CO. REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(457,700株)2.85%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(300,631株)1.87%
THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(284,600株)1.77%
BBH (LUX) FOR FIDELITY FUNDS-PACIFIC POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(270,200株)1.68%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(248,669株)1.55%
オロ従業員持株会(211,100株)1.32%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(207,100株)1.29%

筆頭株主である創業者の川田篤氏が約38%の株式を保有しており、第2位の日野靖久氏と合わせて安定した経営基盤を維持するオーナー色が強い構成となっています。金融機関や外国法人などの機関投資家も一定の比率を占めていますが、創業者の影響力が極めて大きく、長期的な視点での経営判断が行いやすい環境にあると言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1特定の製品への依存について当社グループのクラウドソリューション事業は特定の製品「ZAC」に依存した事業となっております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
641万円
従業員数
546
平均年齢
33.6歳
平均年収従業員数前年比
当期641万円546-

従業員平均年収は641万円となっており、情報・通信業界の平均的な水準と比較しても安定した収益基盤を背景に競争力のある給与水準を維持しています。主力事業であるERP SaaS事業が高い利益率を誇るため、利益が着実に還元されやすい構造になっていることが、この給与水準を支える要因の一つです。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価変動を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。オロのTSRは2021期こそTOPIXを上回りましたが、2022期以降は4年連続でTOPIXを大幅に下回る(アンダーパフォーム)結果となっています。これは、増配を続けているものの、それを上回る株価の下落が続いていることが主な要因です。安定した事業成長を株価上昇に繋げ、TSRを改善させることが経営の重要課題と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
50
1株配当配当性向
2017/12期1520.3%
2018/12期7.814.9%
2019/12期916.6%
2020/12期1014.0%
2021/12期1517.1%
2022/12期2019.9%
2023/12期3026.3%
2024/12期3527.2%
2025/12期5041.6%
7期連続増配
株主優待
なし

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 69.8万円 になりました (-30.2万円)
-30.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期114.9万円14.9万円14.9%
2022期76.7万円23.3万円-23.3%
2023期50.7万円49.3万円-49.3%
2024期69.5万円30.5万円-30.5%
2025期69.8万円30.2万円-30.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残70,300株
売り残66,500株
信用倍率1.06倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
2026年12月期 第2四半期決算発表2026年8月中旬
2026年12月期 通期決算発表2027年2月中旬

信用倍率は1.06倍と買い方と売り方が拮抗しており、需給面での偏りは小さい状況です。業界平均と比較すると、PERは24.9倍に対して13.8倍と割安な水準にある一方、PBRは2.87倍とやや割高感があります。配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への評価がうかがえます。今後、成長期待が再び高まれば、PER水準の訂正による株価上昇の余地があると考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期20.3億円6.1億円29.9%
2022/12期23.5億円7.3億円31.0%
2023/12期26.0億円7.7億円29.5%
2024/12期28.6億円7.8億円27.4%
2025/12期26.6億円7.6億円28.6%

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

オロ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 75.3%
稼ぐ力
高い
ROE 18.4%
話題性
好評
ポジ 65%

「堅実経営で24年連続増収、高収益クラウドERP『ZAC』を武器に安定成長を続ける職人気質なSaaS企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU