オロ
ORO Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月27日
テクノロジーとクリエイティブでDXを推進、創業以来24年連続増収の実力派企業
テクノロジーとクリエイティブの力で、より良い世界の実現に貢献することを目指します。
この会社ってなに?
あなたが普段利用するサービスや目にする広告、それらを手掛けるコンサルティング会社や広告代理店、IT企業といったプロジェクト単位で仕事をする会社があります。そうした会社の多くは、案件ごとの採算やメンバーの稼働状況をExcelなどで管理しており、手間がかかりがちです。オロが提供するクラウドサービス「ZAC」は、こうした企業の「バックオフィス」業務を効率化し、プロジェクトの進捗やお金の流れをリアルタイムで見える化します。これにより企業はより創造的な仕事に集中でき、結果的に私たちが受け取るサービスの質向上に繋がっているのです。
オロは、クラウド型ERP「ZAC」を主力事業に据え、創業以来24年連続の増収を達成している高収益企業です。直近の2025年12月期決算では、売上高83.1億円、営業利益26.49億円と安定した成長を維持。利益率は30%を超え、SaaSビジネスの強みを発揮しています。今後は既存事業の強化に加え、SES業界向け新サービス「Perluna」などで事業領域を拡大しつつ、配当を前期35円から50円へ大幅に増配するなど、株主還元への意識も高まっています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都目黒区目黒3丁目9-1 目黒須田ビル
- 公式
- www.oro.com
社長プロフィール
当社は「Technology × Creative」をスローガンに、企業の生産性向上を支援するクラウドERPと、企業価値向上を支援するマーケティングの両輪で事業を展開しています。テクノロジーとクリエイティブの力で世界中の企業の成長を支援し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
この会社のストーリー
現代表取締役社長の川田篤氏がWebインテグレーション事業を目的として会社を設立。企業のデジタル活用の黎明期から挑戦を開始した。
自社の経営課題解決のために開発したシステムを元に、クラウド型ERP「ZAC Enterprise」を商品化。現在の主力事業の礎を築いた。
グローバル展開の第一歩として中国に海外法人を設立。アジアを中心に拠点を拡大していくきっかけとなった。
創業から18年、着実な成長を遂げ、東京証券取引所マザーズ市場に上場。公開価格2,070円に対し初値は4,750円と高い評価を得た。
マザーズ上場からわずか1年で東証一部へ市場変更(現プライム市場)。企業の信頼性と成長性が市場から高く評価された。
厳しい経済環境の中、クラウドソリューション事業が牽引し、創業から24年連続での増収という偉業を達成。安定した経営基盤を証明した。
2026年12月期の業績目標として売上・利益の二桁成長を目指す中期経営計画を発表。さらなる企業価値向上に向けた挑戦を続ける。
注目ポイント
創業から一度も売上を落とすことなく、24期連続で増収を達成。景気変動に左右されにくい安定したビジネスモデルと経営手腕が魅力です。
主力事業であるクラウドソリューション事業(ZACなど)は、高い利益率を誇り、会社の成長を力強く牽引しています。ストック型のビジネスモデルが安定収益を生み出しています。
業績拡大に伴い、増配を継続的に実施。さらに、100株以上の保有で3,000円相当のQUOカードがもらえる株主優待制度も魅力の一つです。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2017/3 | 7.7円 | 20.3% |
| FY2018/3 | 7.7円 | 14.9% |
| FY2019/3 | 9円 | 16.6% |
| FY2020/3 | 10円 | 14.0% |
| FY2021/3 | 15円 | 17.1% |
| FY2022/3 | 20円 | 19.9% |
| FY2023/3 | 30円 | 26.3% |
| FY2024/3 | 35円 | 27.2% |
| FY2025/3 | 50円 | 41.6% |
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.9% | 15.9% | - |
| FY2022/3 | 21.7% | 21.7% | - |
| FY2023/3 | 23.8% | 21.3% | - |
| FY2024/3 | 25.6% | 21.0% | 38.0% |
| FY2025/3 | 22.5% | 21.0% | 36.3% |
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 11.7億円 | -2.3億円 | -1.7億円 | 9.4億円 |
| FY2022/3 | 19.2億円 | -3,500万円 | -19.3億円 | 18.9億円 |
| FY2023/3 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| FY2024/3 | 25.1億円 | -1.3億円 | -5.2億円 | 23.9億円 |
| FY2025/3 | 24.9億円 | -1.6億円 | -11.8億円 | 23.3億円 |
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 17.1億円 | 1.6億円 | 9.6% |
| FY2022/3 | 21.3億円 | 1.0億円 | 4.7% |
| FY2023/3 | 22.4億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 27.3億円 | 1.3億円 | 4.8% |
| FY2025/3 | 28.3億円 | 0円 | 0.0% |
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 641万円 | 546人 | - |
従業員平均年収は641万円となっており、情報・通信業界の平均的な水準と比較しても安定した収益基盤を背景に競争力のある給与水準を維持しています。主力事業であるERP SaaS事業が高い利益率を誇るため、利益が着実に還元されやすい構造になっていることが、この給与水準を支える要因の一つです。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。
筆頭株主である創業者の川田篤氏が約38%の株式を保有しており、第2位の日野靖久氏と合わせて安定した経営基盤を維持するオーナー色が強い構成となっています。金融機関や外国法人などの機関投資家も一定の比率を占めていますが、創業者の影響力が極めて大きく、長期的な視点での経営判断が行いやすい環境にあると言えます。
会社の公式開示情報
役員報酬
クラウドソリューション事業およびマーケティングソリューション事業を柱としており、特にERP製品である「ZAC」などのSaaS型サービスが売上と利益の成長を牽引する収益モデルを構築しています。主要な事業リスクとして特定業界への依存や競合他社との激しい競争が挙げられていますが、新規サービスの開発や製品アップデートによる差別化戦略がリスク低減の要となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が40%と高く、多様性を尊重する先進的なガバナンス体制を構築しています。監査体制も適正に機能しており、プライム市場上場企業として健全かつ透明性の高い経営管理が徹底されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 91億円 | 83億円 | 83億円 | -9.1% |
| FY2024 | 82億円 | — | 79億円 | -4.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 30億円 | 26億円 | 26億円 | -11.3% |
| FY2024 | 28億円 | — | 27億円 | -2.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
正式な中期経営計画は開示されていませんが、決算発表にて単年度の業績目標が示されています。2026年12月期は売上高95.7億円、営業利益29.3億円を目指しており、2025年度比で2桁成長を見込んでいます。一方で、過去の業績予想を振り返ると、特に直近2期は期初予想を下回る着地となっており、目標達成の確実性には注意が必要です。市場環境の変化に対応し、計画通りの成長軌道に戻せるかが今後の焦点となります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価変動を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。オロのTSRはFY2021こそTOPIXを上回りましたが、FY2022以降は4年連続でTOPIXを大幅に下回る(アンダーパフォーム)結果となっています。これは、増配を続けているものの、それを上回る株価の下落が続いていることが主な要因です。安定した事業成長を株価上昇に繋げ、TSRを改善させることが経営の重要課題と言えます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 114.9万円 | +14.9万円 | 14.9% |
| FY2022 | 76.7万円 | -23.3万円 | -23.3% |
| FY2023 | 50.7万円 | -49.3万円 | -49.3% |
| FY2024 | 69.5万円 | -30.5万円 | -30.5% |
| FY2025 | 69.8万円 | -30.2万円 | -30.2% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は1.06倍と買い方と売り方が拮抗しており、需給面での偏りは小さい状況です。業界平均と比較すると、PERは24.9倍に対して13.8倍と割安な水準にある一方、PBRは2.87倍とやや割高感があります。配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への評価がうかがえます。今後、成長期待が再び高まれば、PER水準の訂正による株価上昇の余地があると考えられます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
5年連続で健康経営優良法人2026に選定され、人材投資の姿勢が評価されました。
2026年12月期決算にて、最終利益が2期ぶりの最高益を更新する見通しを発表しました。
役務提供ビジネスに特化した販売管理システム「Perluna」を新規リリースしました。
最新ニュース
オロ まとめ
ひとめ診断
「堅実経営で24年連続増収、高収益クラウドERP『ZAC』を武器に安定成長を続ける職人気質なSaaS企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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