セグエグループ
Segue Group Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月27日
M&Aで加速する、次世代のITセキュリティ・ソリューションプロバイダー
先進的なITソリューションの提供を通じて、あらゆる企業がサイバーセキュリティの脅威から解放され、安全かつ円滑に事業を推進できる社会を実現します。
この会社ってなに?
あなたがインターネットで安全に買い物をしたり、SNSを使ったりできるのは、サイバー攻撃から情報を守る仕組みがあるからです。セグエグループは、そうした「見えない脅威」から企業や官公庁を守る、いわばデジタル世界の警備会社のような存在です。海外の最新セキュリティ製品を発掘し、日本の社会インフラに導入する橋渡し役を担っています。普段何気なく利用している銀行のシステムや、公共サービスが安全に動いている裏側で、同社の技術が活躍しているかもしれません。
セグエグループは、M&Aを駆使して事業領域を拡大するITソリューション企業です。直近の2025年12月期決算では、売上高250.7億円(前期比34.0%増)、営業利益18.54億円(同157.5%増)と大幅な増収増益を達成しました。この成長は、子会社による大型案件の受注や、M&Aによる事業規模拡大が寄与しています。2026年12月期も売上高300.0億円、営業利益23.0億円と連続での過去最高益更新を見込んでおり、積極的な事業投資が成長を牽引しています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都中央区新川1-16-3 住友不動産茅場町ビル
- 公式
- segue-g.jp
社長プロフィール

当社グループは、複雑化・巧妙化するサイバー攻撃の脅威から社会を守るため、最新のITインフラとセキュリティソリューションを一貫して提供しています。今後も積極的なM&Aや事業提携を通じて事業領域を拡大し、お客様のビジネス成長を支えるパートナーとして企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
ITインフラとネットワークセキュリティの専門家集団として、ジェイズ・コミュニケーション株式会社等を傘下に持つ持株会社として設立。新たな挑戦が始まる。
設立からわずか2年でJASDAQ市場に新規上場を果たす。公開価格1,700円に対し、初値は3.2倍の5,500円となり、市場から高い期待を集めた。
さらなる成長を目指し、東京証券取引所市場第二部へ市場変更。同時にネットワークエンジニアリングサービスに強みを持つジェイズ・テクノロジーを子会社化し、事業を拡大。
企業価値と信頼性を高めるべく、東京証券取引所市場第一部(現:プライム市場)へ指定替え。国内トップ市場への仲間入りを果たす。
コロナ禍による社会情勢の変化にも柔軟に対応。テレワーク需要の高まりなどを背景にセキュリティソリューションの提供を続け、純利益は前年比54.1%増と大きく成長した。
株式会社Kaetec、SCSE株式会社を子会社化。M&Aを成長戦略の柱とし、エンドユーザー向けサービスの強化と事業領域のさらなる拡大を図る。
大型案件の受注等が奏功し、売上高・各利益で過去最高を達成。好調な業績を受け、通期業績予想および中期経営計画の目標数値を上方修正した。
2026年12月期を最終年度とする中期経営計画を推進。M&Aや提携を継続し、セキュリティ分野でのリーディングカンパニーを目指し、さらなる飛躍を誓う。
注目ポイント
同業他社や事業補完ができる企業のM&Aを積極的に行い、急成長を続けています。グループ全体のシナジーを創出し、ITソリューションの提供範囲を急速に拡大しています。
ますます巧妙化するサイバー攻撃への対策は社会的な重要課題です。同社はセキュリティ製品の販売から運用保守まで一貫して手掛け、高まる需要を着実に捉えています。
株主との対話を重視し、「プレミアム優待倶楽部」を導入。ポイント制の優待で、お米やブランド牛など様々な商品と交換可能。投資の魅力向上に努めています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2017/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2018/3 | 1.8円 | 15.4% |
| FY2019/3 | 3.5円 | 27.6% |
| FY2020/3 | 5.7円 | 28.9% |
| FY2021/3 | 5.7円 | 40.2% |
| FY2022/3 | 6.5円 | 27.2% |
| FY2023/3 | 10.8円 | 51.0% |
| FY2024/3 | 11円 | 69.9% |
| FY2025/3 | 13円 | 34.6% |
| 必要株数 | 1000株以上(約50万円) |
| 金額相当 | 5,000円〜60,000円相当 |
| 権利確定月 | 12月 |
配当方針として業績連動および安定的な株主還元を重視しており、利益成長に応じた配当水準の向上を目指しています。一時的に配当性向が上昇する局面もありましたが、利益成長に伴い還元姿勢を維持しています。今後は株主優待と併せて、中長期的な投資魅力の向上に取り組んでいく方針です。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
セグエグループの業績は、ITインフラおよびネットワークセキュリティ製品の販売・構築が好調に推移し、FY2025/3には売上高250億円を達成するなど大幅な増収増益を実現しました。官公庁や自治体、教育機関向けの案件獲得が寄与しており、FY2026/3も売上高300億円を見込むなど、成長トレンドを維持しています。主力事業の拡大とともに、M&Aや提携を通じた事業ポートフォリオの最適化が収益底上げに貢献しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 27.1% | 5.3% | 8.3% |
| FY2022/3 | 25.1% | 6.6% | 8.4% |
| FY2023/3 | 24.6% | 5.6% | 6.8% |
| FY2024/3 | 29.0% | 3.7% | 6.7% |
| FY2025/3 | 33.0% | 6.4% | 5.5% |
売上高の急拡大に伴い、FY2025/3の営業利益率は7.4%へと向上し、ROE(自己資本利益率)も27.1%に達するなど収益性は改善傾向にあります。セキュリティ製品の輸入販売に加え、高付加価値な運用・保守サービスの比率が高まっていることが利益率改善の主因です。今後は安定したストック収益の積み上げにより、持続的な高収益体制の構築を目指しています。
財務は安全?
FY2024/3以降、積極的な事業拡大に伴い有利子負債が増加しており、自己資本比率はFY2025/3時点で22.1%と低下傾向にありますが、必要資金を適切に確保しています。総資産はFY2021/3の約86億円からFY2025/3には約186億円へと倍増しており、事業基盤の大型化が進行中です。負債比率は上昇しているものの、収益性の高い事業投資を並行させることで企業価値の最大化を図っています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -1.5億円 | -2.5億円 | 1,700万円 | -4.1億円 |
| FY2022/3 | 11.3億円 | 8,400万円 | 4.5億円 | 12.1億円 |
| FY2023/3 | 15.9億円 | -6.6億円 | -6.7億円 | 9.3億円 |
| FY2024/3 | 17.6億円 | -9.9億円 | -3.4億円 | 7.6億円 |
| FY2025/3 | -28.1億円 | -9,000万円 | 12.4億円 | -29.0億円 |
FY2025/3には運転資金の増加等の影響により営業キャッシュフローがマイナスとなりましたが、事業成長に向けた先行投資を優先する段階にあります。過去には安定的な営業キャッシュフローを創出してFCF(フリー・キャッシュ・フロー)を確保してきた実績もあり、資金繰りは計画的な範囲内です。今後は売上増に伴う回収サイクルの正常化により、キャッシュフロー創出力を再強化していく方針です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 6.9億円 | 2.3億円 | 33.7% |
| FY2022/3 | 10.5億円 | 3.1億円 | 29.3% |
| FY2023/3 | 10.2億円 | 3.5億円 | 34.9% |
| FY2024/3 | 10.6億円 | 5.5億円 | 52.1% |
| FY2025/3 | 20.0億円 | 8.1億円 | 40.5% |
実効税率は年により変動していますが、主に繰延税金資産の調整や特有の会計処理が影響しています。FY2024/3の実効税率が高くなったのは一時的な税務上の調整要因によるものです。今後も業績拡大に応じて適切に納税を行い、企業としての社会的責任を果たしていく考えです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 801万円 | 712人 | - |
従業員の平均年収は801万円となっており、情報・通信業の中でも高い水準を維持しています。ITインフラやネットワークセキュリティという専門性の高い事業を展開し、高単価な案件を扱うことで高い収益性を確保しており、それが従業員への厚い還元に繋がっていると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。
創業者である愛須康之氏が30.36%の株式を保有しており、極めて強い経営権と影響力を維持しています。次いで有限会社エーディーシーが8.73%を保有しており、創業家および関係者による安定的な株主構成となっています。機関投資家や従業員持株会の保有分は限定的であり、市場への浮動株供給は絞られている傾向にあります。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業リスクとして、特定製品への依存度やIT業界特有の技術革新の速さ、M&Aに伴う事業統合リスクを挙げています。また、連結子会社7社を擁するグループ経営を行っており、セキュリティ機器の販売から設計・構築・運用保守までを一気通貫で提供するビジネスモデルが安定した収益基盤を支えています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は14.3%(1/7名)であり、さらなる多様性の推進が求められる段階です。監査体制については報酬5,550万円を投じており、7社の連結子会社を抱えるグループ経営を適切に監視する体制を整備しています。時価総額規模に対して堅実なガバナンス構築に注力していると言えます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 13億円 | 19億円 | 19億円 | +47.1% |
| FY2023 | 10億円 | — | 11億円 | +8.6% |
| FY2022 | 8億円 | — | 9億円 | +19.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 225億円 | 251億円 | 251億円 | +11.4% |
| FY2023 | 157億円 | — | 174億円 | +11.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は2023年を最終年度とする旧中期経営計画を売上高・営業利益ともに達成しました。現行の2026年目標についても、2025年12月期決算発表時に大幅な上方修正を行っており、極めて順調に進捗しています。特筆すべきは業績予想の精度で、期初予想を上回る着地が続いており、大型案件の受注管理能力の高さがうかがえます。M&Aを成長の軸に据え、計画を前倒しで達成していく実行力が強みです。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、ほぼ一貫してTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、2016年のIPO時の株価が非常に高かったため、その後の株価調整局面が長引き、配当を含めたトータルリターンが市場平均に及ばなかったことが主な要因です。ただし、FY2024以降はTSRの差が縮小傾向にあり、近年の著しい業績成長が株価に反映され始めれば、TOPIXをアウトパフォームする可能性も秘めています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 58.4万円 | -41.6万円 | -41.6% |
| FY2022 | 62.5万円 | -37.5万円 | -37.5% |
| FY2023 | 72.9万円 | -27.1万円 | -27.1% |
| FY2024 | 148.0万円 | +48.0万円 | 48.0% |
| FY2025 | 154.8万円 | +54.8万円 | 54.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRともに業界平均と比較してやや割安な水準にあります。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は57倍と非常に高い水準です。これは将来の売り圧力につながる可能性があるため注意が必要です。株価が上昇する局面では、これらの買い残の解消が進むかが一つのポイントとなります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
AIを活用したセキュリティ診断サービス「RiskLoom」の提供を開始し、技術的優位性の強化を図る。
2025年12月期連結決算において、売上高250.74億円、営業利益18.54億円を記録し、大幅な増収増益を達成。
ネットファームズよりネットワーク・インテグレーション事業を譲受し、ジェイズ・テクノロジーの事業基盤強化を推進。
最新ニュース
セグエグループ まとめ
ひとめ診断
「サイバーセキュリティの目利き商社が、M&AでITインフラの守備範囲を広げ続けるディフェンダー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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