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トーモク3946

TOMOKU CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 100円
安全性
普通
自己資本比率 40.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがインターネットで買い物をしたとき、商品が届けられる段ボール箱。実はその多くをトーモクが作っているかもしれません。同社は日本トップクラスの段ボールメーカーです。また、街で見かけるお洒落な三角屋根の「スウェーデンハウス」もトーモクが手掛ける事業の一つ。さらに、あなたが買った商品が工場からお店に運ばれる物流の裏側も支えており、私たちの暮らしに欠かせない様々な場面で活躍している会社です。

段ボール加工の国内最大手。直近の2025年3月期決算では、売上高2,196.1億円、営業利益93.60億円を達成しました。主力の段ボール事業に加え、輸入住宅「スウェーデンハウス」事業、運輸倉庫事業の3本柱で安定した収益基盤を構築しています。近年はM&Aにも積極的で、段ボールや物流関連企業の子会社化を通じて関東圏でのシェア拡大と事業基盤の強化を推進しており、持続的な成長を目指しています。

パルプ・紙プライム市場

会社概要

業種
パルプ・紙
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内2丁目2番2号

サービスの実績は?

2,196.1億円
連結売上高
2025年3月期
+3.8% YoY
93.60億円
連結営業利益
2025年3月期
+16.2% YoY
100
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+42.9% YoY
55%
段ボール事業 売上構成比
2025年3月期
26%
住宅事業 売上構成比
2025年3月期
19%
運輸倉庫事業 売上構成比
2025年3月期
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
4.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.9%2.7%-
2022/03期8.1%3.2%-
2023/03期6.7%2.7%-
2024/03期6.2%2.6%3.8%
2025/03期7.1%3.1%4.3%
3Q FY2026/36.2%(累計)2.5%(累計)4.8%

収益性に関しては、売上規模の拡大とともに売上高営業利益率が3%台後半から4%台前半で安定しており、製造効率の改善が一定の成果を上げています。自己資本利益率(ROE)は6%から8%程度の水準で推移しており、資本効率の維持を重視した経営方針が伺えます。今後は事業ポートフォリオの最適化を進め、さらなる収益性の向上と資本効率の改善が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,756億円48.9億円299.0円-
2022/03期2,060億円59.8億円364.9円+17.3%
2023/03期2,128億円52.5億円319.7円+3.3%
2024/03期2,115億円80.6億円53.1億円323.0円-0.6%
2025/03期2,196億円93.6億円65.1億円395.5円+3.8%

トーモクは段ボール専業大手として安定した事業基盤を持ち、2025/03期には売上高が約2,196億円に達しました。住宅事業や運輸倉庫を併せ持つ多角的な経営により、原材料価格高騰といった市場環境の変化を吸収し、緩やかな増収トレンドを維持しています。2026/03期に向けてはさらなる収益力向上を見込み、営業利益ベースで約110億円という高水準の着地を予測しています。 【3Q 2026/03期実績】売上1669億円(通期予想比73%)、営業利益80億円(同72%)、純利益54億円(同77%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

パルプ・紙の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.2%(累計)
業界平均
3.8%
営業利益率上回る
この会社
4.8%
業界平均
3.9%
自己資本比率上回る
この会社
40.6%
業界平均
39.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,300万円
取締役7名の合計

セグメントは段ボール事業が約55%を占める主力ですが、住宅事業(スウェーデンハウス)や運輸倉庫事業が残りの収益を補完する3本柱の構造です。開示情報によれば、原材料価格の変動や為替リスクが事業リスクとして挙げられていますが、多角化により特定事業の低迷をカバーする安定的な経営モデルが構築されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
中計目標に対し進捗は遅れ気味。業績予想は保守的で、複数年で未達が目立つ。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第2次中期経営計画
2023期〜2026期
売上高: 目標 2,500億円 順調 (2,196.1億円)
87.8%
営業利益: 目標 145億円 やや遅れ (93.60億円)
64.6%
ROE: 目標 10.0% やや遅れ (7.0%)
69.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2,260億円2,196億円-2.8%
2024期2,350億円2,115億円-10.0%
2023期2,300億円2,128億円-7.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期103億円94億円-9.1%
2024期115億円81億円-29.9%
2023期100億円75億円-25.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現在進行中の「第2次中期経営計画」では、最終年度(2026期)に売上高2,500億円、ROE10%を掲げています。しかし、直近の2025期実績ベースでの進捗率は売上高で87.8%、ROEで69.7%と目標達成には高いハードルが残ります。特に、過去3年間の業績予想が連続で未達となっており、計画達成に向けた実行力と収益性の向上が今後の課題です。株価や資本コストを意識した経営への転換を掲げており、今後の具体的な施策が注目されます。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
M&A・事業拡大30%
サステナビリティ15%
株価・市況15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, M&Aニュース ほか
業界内ランキング
上位 30%
パルプ・紙業 50社中 15位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年9月子会社化

株式会社クニヨシを子会社化し、埼玉県近隣での事業拡大を推進。

2025年10月M&A

大和段ボール株式会社を完全子会社化し、関東エリアの生産体制を強化。

2026年1月好決算

第3四半期累計で経常利益80.7億円を達成し、前年同期比23.6%増と大幅な増益を記録。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
570億円
借金(有利子負債)
Net Assets
987億円
会社の純資産

財務健全性は着実に向上しており、自己資本比率は2025/03期時点で44.8%まで改善しました。かつて無借金経営を維持していましたが、成長投資に伴う有利子負債の活用を並行しつつも、純資産の積み上げによってバランスシートの厚みが増しています。強固な財務体質を維持しつつ、成長のための投資と株主還元のバランスを適切に管理しています。 【3Q 2026/03期】総資産2182億円、純資産987億円、自己資本比率40.6%、有利子負債570億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+181億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-82.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-70.5億円
借入・返済など
Free CF
+98.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期111億円134億円58.3億円23.7億円
2022/03期167億円182億円41.2億円15.2億円
2023/03期70.1億円93.9億円5.3億円23.8億円
2024/03期111億円92.9億円10.5億円18.3億円
2025/03期181億円82.6億円70.5億円98.8億円

営業キャッシュフローは安定して黒字を確保しており、中核事業が強固な収益源となっていることを証明しています。過去には設備投資が営業キャッシュフローを上回る先行投資局面もありましたが、2025/03期には約99億円ものフリーキャッシュフローを創出し、高いキャッシュ創出能力を示しました。余剰資金を有利子負債の圧縮や株主還元へ充当できる段階に入っており、循環型の経営体質が強まっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 3名(23.1% 男性 10
23%
77%
監査報酬
1億700万円
連結子会社数
19
設備投資額
74.2億円
平均勤続年数(従業員)
14
臨時従業員数
579

女性役員比率が23.0%と、製造業界としては比較的高い水準で登用が進んでおり、多様な視点を経営に取り入れています。監査体制は整備されており、連結子会社19社を抱える企業グループとして、内部統制およびガバナンスの強化を図りながら、中長期的な企業価値向上を推進しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主51.7%
浮動株48.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関30.3%
事業法人等21.4%
外国法人等8.7%
個人その他38.2%
証券会社1.3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は丸紅・日本製紙・ホッカンホールディングス。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(1,782,000株)10.82%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(1,151,000株)6.99%
丸紅㈱(923,000株)5.6%
日本製紙㈱(719,000株)4.36%
トーモク共栄会(679,000株)4.12%
ホッカンホールディングス㈱(604,000株)3.67%
トーモク社員持株会(600,000株)3.64%
特種東海製紙㈱(540,000株)3.27%
㈱みずほ銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)(388,000株)2.36%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)(388,000株)2.35%

同社の株主構成は、金融機関や取引先企業による安定株主が多数を占めており、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が上位を占める一方で、丸紅や日本製紙といった主要な取引先との資本関係が維持されています。また、従業員持株会やトーモク共栄会が一定の比率を保有しており、経営の安定性が重視される構造となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替及び金利変動に関するリスクについて当社グループの業績、財政状況は為替相場の変動により影響を受けます
2固定資産の減損リスク当社グループは固定資産の減損に係る会計処理を適用しておりますが、今後、保有する固定資産について減損処理が必要になった場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります
3品質保証によるリスク当社グループは取扱商品及び住宅資材等の品質管理に対し徹底した管理を行っておりますが、予期せぬ事情により重大な品質問題等が発生した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
565万円
従業員数
3,830
平均年齢
39.3歳
平均年収従業員数前年比
当期565万円3,830-

従業員の平均年収は565万円となっており、段ボール製造業界の中では平均的〜やや高い水準を維持しています。主力事業である段ボール部門の堅調な需要に加え、住宅や運輸倉庫といった多角的な事業ポートフォリオを持つことが、安定した賃金支払いの基盤となっていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、継続して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、安定した配当を提供しつつも、株価が市場全体の成長に追いついていなかったことを示唆しています。PBRが1倍を割り込んでいることからも分かる通り、資本効率の面で市場の期待に応えられていなかったことが主な要因と考えられます。近年の株価上昇でこの傾向に変化が見られるか注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
100
方針: 業績連動型(配当性向の向上を目指す)
1株配当配当性向
2016/03期615.7%
2017/03期713.6%
2019/03期5018.3%
2020/03期4516.1%
2021/03期4515.0%
2022/03期5214.3%
2023/03期6018.8%
2024/03期7021.7%
2025/03期10025.3%
5期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

トーモクは、業績連動をベースとしつつ、持続的な配当を行うことを基本方針としています。近年は増益傾向を背景に積極的な増配を継続しており、配当性向を段階的に引き上げることで株主還元の強化を図っています。今後も資本効率を意識しつつ、財務状況と成長投資を勘案した適正な利益還元を維持する方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 178.8万円 になりました (78.8万円)
+78.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期124.0万円24.0万円24.0%
2022期110.6万円10.6万円10.6%
2023期115.1万円15.1万円15.1%
2024期188.4万円88.4万円88.4%
2025期178.8万円78.8万円78.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残146,600株
売り残3,800株
信用倍率38.58倍
2026年1月9日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬

PER8.1倍、PBR0.61倍と、いずれも業界平均を下回っており、株価は割安水準にあると評価できます。特にPBRが1倍を大きく割り込んでいるため、市場からの資本効率改善への期待が高い状態です。信用倍率は38.58倍と高く、将来の株価上昇を見込む買い需要が強い一方、将来的な売り圧力への警戒も必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期77.3億円28.5億円36.8%
2022/03期89.8億円30.0億円33.4%
2023/03期79.8億円27.3億円34.2%
2024/03期86.1億円33.1億円38.4%
2025/03期94.0億円28.9億円30.8%

法人税等の支払額は税引前利益の増減に連動しており、概ね実効税率に近い範囲で推移しています。2024/03期には一時的な要因等から税負担率が上昇しましたが、2025/03期には税負担が最適化され30.8%へ低下しました。今後も安定した事業運営により、法定義務である納税を適切に行っていく見通しです。

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もっと知る

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トーモク まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 100円
安全性
普通
自己資本比率 40.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「段ボールの巨人が、北欧住宅と物流網で生活を丸ごと包み込む『暮らしのインフラ』企業」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU