ネオジャパン
NEOJAPAN Inc.
最終更新日: 2026年3月27日
堅実成長を続ける、日本の働き方を支えるグループウェアの巨人
コミュニケーションの力で、人々が創造性を発揮できる社会を実現する。
この会社ってなに?
あなたが会社でパソコンを開いて、今日のスケジュールを確認したり、会議室を予約したり、経費の申請をしたりすることがありますよね。そうした社内の情報共有や事務手続きをスムーズにするためのソフトウェア『desknet's NEO』などを開発・提供しているのがネオジャパンです。多くの企業や官公庁の裏側で、日々の業務効率化を支えている縁の下の力持ちのような存在です。もしかしたら、あなたの職場でもネオジャパンの製品が使われているかもしれません。
グループウェア大手のネオジャパンは、クラウドサービスの好調を背景に成長が続いています。2026年1月期決算では売上高82.3億円(前期比13.3%増)、営業利益24.97億円(同28.0%増)と2桁の増収増益を達成しました。2027年1月期の会社計画でも売上高86.2億円、営業利益26.80億円と連続での最高益更新を目指します。近年はAIを活用した次世代サービス開発にも注力しており、ZETA社などとの提携を通じて新たな成長軸の構築を急いでいます。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 1月
- 本社
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2-1 横浜ランドマークタワー10階
- 公式
- www.neo.co.jp
社長プロフィール

当社は創業以来、グループウェアを通じて日本の働き方を支援してきました。クラウドサービスの拡大とAIなどの最新技術の活用により、お客様の生産性向上に貢献し続けます。今後も社会の変化に対応し、すべての人が柔軟に働ける社会の実現を目指します。
この会社のストーリー
齋藤晶議氏が神奈川県横浜市にて有限会社ネオジャパンを設立。ソフトウェア開発事業を開始し、コミュニケーションツールの道を歩み始める。
ウェブグループウェア『desknet's』の販売を開始。使いやすさと機能性で多くの企業に支持され、事業成長の礎を築く。
クラウド時代に対応した新グループウェア『desknet's NEO』をリリース。クラウドサービスを本格化させ、新たな顧客層を獲得する。
社会的な信用と知名度を高め、さらなる事業拡大を目指してIPOを果たす。初値は公開価格の約5倍を記録し、高い期待を集めた。
マザーズ上場からわずか4年で東証一部(現プライム市場)へステップアップ。安定した経営基盤と成長性が評価される。
AIを活用した次世代の顧客体験創出を目指し、ZETAやLIVEX AIなど外部企業との提携を加速。新たな成長領域へ積極的に挑戦する。
クラウド事業が牽引し、売上・利益ともに過去最高を更新。従来の中期目標を1年前倒しで達成し、2029年1月期の売上高100億円を目指す新たな目標を掲げる。
注目ポイント
創業以来、堅実な経営で安定した成長を実現。特にクラウドサービスが好調で、連続して過去最高益を更新しており、今後の成長も期待できます。
業績向上に伴い、積極的に増配を行っています。安定した事業基盤から生まれる利益を株主に還元する姿勢は、投資家にとって大きな魅力です。
グループウェアの知見を活かし、AI技術の活用や他社との業務提携を積極的に推進。既存事業の強化だけでなく、新たな市場の創出にも挑戦しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2017/3 | 2.2円 | 10.2% |
| FY2018/3 | 5.5円 | 24.9% |
| FY2019/3 | 6円 | 23.2% |
| FY2020/3 | 7.5円 | 22.5% |
| FY2021/3 | 11円 | 24.1% |
| FY2022/3 | 14円 | 24.1% |
| FY2023/3 | 20円 | 36.7% |
| FY2024/3 | 23円 | 35.7% |
| FY2025/3 | 40円 | 39.8% |
| FY2026/3 | 52円 | 40.3% |
現在、株主優待制度は実施されていません。
配当方針として安定的な利益還元を重視しており、成長投資と株主還元の両立を図っています。配当性向40%を目安とし、業績拡大に合わせて着実に1株あたり配当金を増額させています。今後も継続的な増配を目指す方針を掲げており、投資家にとって魅力的な還元姿勢を維持しています。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ネオジャパンの業績は、主力製品であるグループウェア『desknet's NEO』のクラウド移行とAI機能の拡充が奏功し、極めて堅調に推移しています。2026年3月期には売上高が約82.3億円、営業利益が約25.0億円と過去最高水準を更新しました。クラウド需要を着実に取り込むことで、継続的な増収増益体制を確立しており、今後の成長性も高いと評価されています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2017/3 | 10.5% | 7.9% | 18.5% |
| FY2018/3 | 10.4% | 7.9% | 18.7% |
| FY2019/3 | 11.1% | 8.4% | 19.8% |
| FY2020/3 | 12.8% | 8.6% | 18.7% |
| FY2021/3 | 15.3% | 10.0% | 17.3% |
| FY2022/3 | 16.8% | 11.9% | 21.1% |
| FY2023/3 | 14.2% | 10.1% | 20.7% |
| FY2024/3 | 15.1% | 11.1% | 19.6% |
| FY2025/3 | 22.4% | 15.3% | 26.9% |
| FY2026/3 | 24.2% | 16.9% | 30.3% |
収益性は非常に高く、売上高営業利益率は直近で30%を超えるなど、ソフトウェア企業として極めて高い利益創出能力を維持しています。ROE(自己資本利益率)も24%を超えており、限られた経営資源から高い効率で利益を生み出しています。高収益なクラウドビジネスモデルが定着し、利益率のさらなる改善傾向が続いています。
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、自己資本比率は約70%前後で安定しており、実質無借金経営を継続しています。有利子負債はゼロであり、潤沢な現預金を有することで将来の成長投資や業務提携に機動的に対応できる強固な地盤があります。資産規模も拡大を続けており、極めて堅実な財務体質といえます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2017/3 | 3.8億円 | -1.9億円 | 400万円 | 1.8億円 |
| FY2018/3 | 4.2億円 | -2.3億円 | -1,600万円 | 2.0億円 |
| FY2019/3 | 7.0億円 | -5.7億円 | -7,900万円 | 1.3億円 |
| FY2020/3 | 7.6億円 | -4.6億円 | -1.0億円 | 3.0億円 |
| FY2021/3 | 9.9億円 | -2.3億円 | -1.4億円 | 7.6億円 |
| FY2022/3 | 11.1億円 | -3.3億円 | -2.5億円 | 7.8億円 |
| FY2023/3 | 11.9億円 | -1.7億円 | -2.1億円 | 10.2億円 |
| FY2024/3 | 10.3億円 | -3.6億円 | -3.9億円 | 6.7億円 |
| FY2025/3 | 20.6億円 | -4.5億円 | -14.9億円 | 16.1億円 |
| FY2026/3 | 22.4億円 | -5.3億円 | -6.6億円 | 17.2億円 |
事業活動によるキャッシュフローは、クラウドサービスの売上拡大に伴い力強い増加傾向にあります。稼ぎ出したキャッシュを元手に、戦略的な投資や株主還元をバランスよく実行しており、潤沢なフリーキャッシュフローを継続的に創出できています。財務活動による支出は主に配当金支払いや自己株式取得に関連するものであり、健全な資金運用が行われています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2017/3 | 4.3億円 | 1.3億円 | 30.8% |
| FY2018/3 | 4.5億円 | 1.3億円 | 28.2% |
| FY2019/3 | 5.5億円 | 1.6億円 | 30.2% |
| FY2020/3 | 7.2億円 | 2.2億円 | 31.0% |
| FY2021/3 | 9.5億円 | 2.7億円 | 28.6% |
| FY2022/3 | 13.6億円 | 5.0億円 | 36.4% |
| FY2023/3 | 13.3億円 | 5.2億円 | 39.2% |
| FY2024/3 | 13.8億円 | 4.2億円 | 30.5% |
| FY2025/3 | 20.5億円 | 6.3億円 | 31.0% |
| FY2026/3 | 26.1億円 | 8.0億円 | 30.7% |
法人税等の支払額は、経常利益の成長に合わせて順調に推移しています。実効税率は概ね30%から31%程度で安定しており、適切な納税が行われています。税引前利益が右肩上がりであるため、納付する税額の絶対額も増加傾向にありますが、経営全体に与える税務コストの影響は適切にコントロールされています。
会社の公式開示情報
EDINET開示資料によると、事業は「ソフトウェア事業」と「システム開発サービス事業」の2セグメントで構成され、クラウド版グループウェアのストック収益が業績の柱となっています。リスク要因として、情報通信市場の急速な技術変化や競合他社とのシェア争い、AI活用に関連する先行投資の効率性等が挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 21億円 | 24億円 | 25億円 | +18.6% |
| FY2025 | 16億円 | — | 20億円 | +21.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 81億円 | 82億円 | 82億円 | +2.2% |
| FY2025 | 70億円 | — | 73億円 | +3.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ネオジャパンは2029年1月期を最終年度とする新中期経営計画で売上高100億円、営業利益31.4億円を目標に掲げています。これは、従来の目標(28年1月期 営業利益26.2億円)を1年前倒しで達成する見込みとなったことを受けて策定されたものです。過去の業績予想は保守的に設定される傾向があり、期中に上方修正されることが多いため、計画達成能力は高いと評価できます。クラウドサービスの安定成長を基盤に、新計画の達成を目指します。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは12.1倍と、情報・通信業の平均(約25倍)と比較して割安な水準にあります。一方で、配当利回りは3.20%と業界平均を大きく上回っており、株主還元への意識の高さがうかがえます。信用倍率は22.82倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する投資家が多い一方で、将来的な売り圧力となる可能性も注視が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
ZETAおよびLIVEX AIとの3社提携により、エージェンティックAIを活用したリテールメディア市場への進出を表明。
2026年1月期通期決算にて、売上高82.3億円、営業利益24.97億円を達成。クラウド需要の拡大が寄与し大幅な増益を記録。
主力のクラウドサービスが牽引し、2026年1月期の業績・配当予想を上方修正し最高益を更新。
最新ニュース
ネオジャパン まとめ
ひとめ診断
「グループウェアの老舗が、クラウドとAIを追い風に再び成長軌道を描く堅実企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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