フリービット
FreeBit Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月27日
ネットの未来を創り続ける、Web3時代のインフラ技術集団
Web3時代の新たな非中央集権型プラットフォームを創造し、すべての人がテクノロジーの恩恵を享受できる社会を実現する。
この会社ってなに?
あなたが住んでいるマンションやアパートで無料インターネットが使えたら、その裏側でフリービットのグループ会社が活躍しているかもしれません。また、最近よく見かける「格安スマホ」がスムーズに使えるのも、同社のような企業が通信の基盤を支えているからです。さらに、Web3技術を活用した新しいポイントサービスなど、あなたの知らないうちに、快適で便利なデジタル生活の様々な場面でフリービットの技術が役立っています。
直近の2025年4月期決算では、売上高550.7億円、営業利益58.83億円と堅調な業績を記録しました。続く2026年4月期も売上高600.0億円、営業利益61.00億円と連続での増収増益を計画しており、成長モメンタムは継続しています。事業の柱である集合住宅向けネット接続サービスが安定収益を確保する一方、Web3や生成AIといった新技術への先行投資も積極的に進めており、将来の非連続な成長を目指すフェーズにあります。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 4月
- 本社
- 東京都渋谷区円山町3番6号
- 公式
- freebit.com
社長プロフィール
「インターネットを広げ、社会に貢献する」という理念のもと、創業以来インターネットインフラ技術を追求してきました。これからはWeb3時代の新たなプラットフォームを創造し、誰もがテクノロジーの恩恵を受けられる未来を目指します。
この会社のストーリー
インターネット接続事業者向けにインフラサービスを提供する会社として事業を開始。「インターネットを広げ、社会に貢献する」を理念に掲げる。
創業から約7年で株式上場を達成。これにより、さらなる事業拡大と技術開発への投資を加速させる基盤を築いた。
カルチュア・コンビニエンス・クラブと戦略的資本・業務提携を行い、MVNO事業を本格化。独自のスマートフォンサービス「freebit mobile」を開始した。
事業の成長と安定性が評価され、東証マザーズから東証一部へと市場を変更。社会的な信用力を一層高めた。
5G時代の本格到来を見据え、新たな中期経営計画を始動。5Gインフラ支援と5G生活様式支援を両輪に事業成長を目指す。
独自ブロックチェーン「TONE Chain」や、非中央集権型プラットフォーム「Portfolia」を開発。Web3の社会実装をリードする企業へと進化を遂げる。
ソフトバンクとの資本業務提携を発表。通信インフラ事業の強化と、Web3や生成AI分野での協業を通じてさらなる成長を目指す。
最終年度の目標として売上高630億円を掲げる新中期経営計画を推進。既存事業の成長に加え、Web3などの新規事業の社会実装で企業価値向上を目指す。
注目ポイント
独自のL1ブロックチェーン「TONE Chain」は世界第3位規模のノード数を達成。株主優待にDAOの仕組みを取り入れるなど、Web3技術の社会実装をリードしています。
集合住宅向けネット接続サービスを柱に安定した収益基盤を構築。増収増益を継続しており、4000点以上の商品と交換できるプレミアム優待倶楽部も魅力です。
創業以来培ってきた高い技術力で、MVNO事業者支援や5Gインフラ支援を展開。ソフトバンクとの提携により、日本の通信インフラを根底から支える存在です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 7円 | 28.3% |
| FY2017/3 | 7円 | - |
| FY2018/3 | 7円 | - |
| FY2019/3 | 7円 | 55.6% |
| FY2020/3 | 7円 | - |
| FY2021/3 | 7円 | 9.5% |
| FY2022/3 | 7.5円 | 17.9% |
| FY2023/3 | 8円 | 8.4% |
| FY2024/3 | 27円 | 15.1% |
| FY2025/3 | 30円 | 22.1% |
| 必要株数 | 500株以上(約80万円) |
| 金額相当 | 3,000円相当〜 |
| 権利確定月 | 4月 |
配当方針として持続的な成長に向けた再投資を優先しつつ、株主への還元も着実に強化しています。近年の業績拡大に伴い、2024年3月期以降は配当額を大幅に増額し、株主還元への意識が高まっています。今後も利益成長と連動した配当実施により、株主価値の向上を目指す姿勢を明確にしています。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の売上高は、集合住宅向けインターネット接続事業やMVNO事業者へのインフラ提供が堅調に推移し、過去最高水準となる551億円を達成しました。2025年4月期は、先行投資に伴う販管費の増加があったものの、コア事業の成長により営業利益は59億円の高水準を維持しています。2026年4月期は、さらなる事業拡大を見込み、売上高600億円、純利益35億円の増収増益を計画しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 5.0% | 2.5% | 6.7% |
| FY2017/3 | -1.3% | -0.6% | 3.8% |
| FY2018/3 | -5.3% | -1.8% | 4.8% |
| FY2019/3 | 2.5% | 0.7% | 5.9% |
| FY2020/3 | -5.7% | -1.5% | 4.7% |
| FY2021/3 | 13.1% | 4.6% | 6.5% |
| FY2022/3 | 7.5% | 2.4% | 7.3% |
| FY2023/3 | 16.2% | 5.0% | 8.6% |
| FY2024/3 | 23.5% | 9.3% | 11.1% |
| FY2025/3 | 32.2% | 6.8% | 10.7% |
売上原価の効率化が進んだことで、営業利益率は直近で10%を超える水準まで改善傾向にあります。ROE(自己資本利益率)は2025年4月期に32.2%と非常に高い数値を記録しており、限られた資本を効率的に活用し利益を生み出す体質が強化されています。今後もインフラ事業のスケールメリットを活かし、高い収益性を維持することが期待されます。
財務は安全?
総資産は406億円まで積み上がっており、事業投資による資産の積み増しが継続しています。有利子負債については、実質的に無借金経営を継続しており、財務の健全性は非常に高い状態を維持しています。自己資本比率は16.0%と一時的に低下しましたが、これは成長投資を加速させていることによる積極的な資本配分が背景にあります。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 17.5億円 | -5.1億円 | -3.1億円 | 12.4億円 |
| FY2017/3 | 38.1億円 | -22.9億円 | 8.4億円 | 15.2億円 |
| FY2018/3 | 10.3億円 | -21.4億円 | 45.0億円 | -11.1億円 |
| FY2019/3 | 31.8億円 | -36.9億円 | 23.2億円 | -5.1億円 |
| FY2020/3 | 14.8億円 | -18.7億円 | 6.3億円 | -3.9億円 |
| FY2021/3 | 71.2億円 | -26.6億円 | -25.7億円 | 44.7億円 |
| FY2022/3 | 23.3億円 | 5.1億円 | -27.3億円 | 28.4億円 |
| FY2023/3 | 33.2億円 | -6.4億円 | -21.1億円 | 26.8億円 |
| FY2024/3 | 42.3億円 | -10.8億円 | -27.2億円 | 31.4億円 |
| FY2025/3 | 45.7億円 | -6.9億円 | -19.2億円 | 38.9億円 |
本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは安定して40億円規模を創出しており、強固な収益基盤がキャッシュ創出を支えています。投資キャッシュフローは、次世代の成長に向けた技術開発や子会社化に伴う支出が主であり、将来を見据えた資本投下を行っています。FCF(フリーキャッシュフロー)も恒常的にプラスを維持しており、財務的余力は十分に確保されています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 13.2億円 | 7.7億円 | 58.2% |
| FY2017/3 | 8.1億円 | 9.6億円 | 118.6% |
| FY2018/3 | 14.3億円 | 19.9億円 | 139.8% |
| FY2019/3 | 25.7億円 | 22.9億円 | 89.1% |
| FY2020/3 | 24.8億円 | 31.0億円 | 124.9% |
| FY2021/3 | 36.6億円 | 20.8億円 | 56.7% |
| FY2022/3 | 28.8億円 | 20.5億円 | 71.3% |
| FY2023/3 | 37.1億円 | 19.1億円 | 51.7% |
| FY2024/3 | 57.6億円 | 21.9億円 | 38.0% |
| FY2025/3 | 52.3億円 | 24.8億円 | 47.5% |
実効税率が法定税率を上回る傾向にありますが、これは連結納税制度の影響や、税務上の損金算入が認められない費用の発生による影響が含まれています。法人税等の支払額は年間20億円から26億円規模で推移しています。将来的な業績成長に伴い、税引前利益の拡大に合わせて適正な納税を継続する方針です。
会社の公式開示情報
事業構造は集合住宅向けネット接続を中心とした5Gインフラ支援が主力で、グループ再編による子会社ギガプライズの非公開化など、経営資源の最適化を推進しています。リスク要因としては、急速な技術革新に対応するための先行投資コストや、通信業界における競争激化、および通信環境の変化による収益変動などが開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 540億円 | — | 551億円 | +1.9% |
| FY2024 | 500億円 | — | 530億円 | +6.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 57億円 | — | 59億円 | +3.2% |
| FY2024 | 50億円 | — | 59億円 | +17.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
旧中期経営計画「SiLK VISION 2024」では売上高500億円、営業利益50億円の目標を掲げていましたが、最終年度実績でそれぞれ530.4億円、58.87億円と目標を大幅に上回って達成しました。現在進行中の新中計「SiLK VISION 2027」では、最終年度に売上高630億円、営業利益68億円を目指しており、直近のFY2025実績でも進捗率は約87%と順調な滑り出しを見せています。近年の業績予想も実績が上回るケースが多く、経営計画の達成確度は高いと言えるでしょう。
株の売買状況と今後の予定
同業他社(情報・通信業)の平均PERが約25倍であるのに対し、当社は9.3倍と市場平均に比べて割安な水準にあります。一方で、PBRは5.02倍と業界平均を上回っており、資産価値よりも成長性が評価されていることがうかがえます。信用取引では買い残が売り残を大幅に上回る状況が続いており、株価の上昇を期待する個人投資家が多い一方、将来的な需給の悪化には注意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
Web3技術開発の株式会社CountUpを完全子会社化し、次世代プラットフォーム開発を強化。
ソフトバンク株式会社との資本業務提携を発表し、通信インフラおよびDX支援体制を拡充。
自社開発ブロックチェーン「TONE Chain」のノード数が世界第3位規模に到達したことを公表。
最新ニュース
フリービット まとめ
ひとめ診断
「ネットインフラの黒子が、5GとWeb3を武器に『次世代の主役』を狙う技術者集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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