3837プライム

アドソル日進

Ad-Sol Nissin Corporation

最終更新日: 2026年3月27日

ROE17.2%
BPS395.2円
自己資本比率62.9%
FY2025/3 有報データ

社会インフラをDXで支える、縁の下の技術力集団

IoX(Internet of X)で未来をつなぐICTエンジニアリング企業として、社会の持続的な発展に貢献する。

この会社ってなに?

あなたが毎日使う電気やガス、それらが安定して家に届く裏側では、アドソル日進が開発したシステムが24時間365日動いています。また、電車に乗るときの運行管理システムや、災害情報を伝える防災システムなど、私たちの安全で快適な暮らしを陰で支えているのが同社の技術です。普段は目にすることのない社会の心臓部で、重要な役割を果たしているのです。最近では、AI技術を使って街全体を仮想空間に再現する「デジタルツイン」のような未来の技術にも挑戦し、より便利で安全な社会づくりに貢献しています。

社会インフラ向けシステム開発を主力とする独立系SIer。FY2025は売上高154.6億円(前期比+9.8%)、営業利益17.10億円(同+19.0%)と過去最高業績を更新し、力強い成長が続いています。続くFY2026も売上高164.0億円、営業利益19.00億円と連続での最高益更新を計画。中期経営計画「New Canvas 2026」の下、既存の安定した事業基盤に加えて、AIやDXといった高付加価値サービスを強化し、更なる収益性向上を目指しています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
港区港南4丁目1番8号 リバージュ品川
公式
adniss.jp

社長プロフィール

篠﨑 俊明
篠﨑 俊明
代表取締役社長
挑戦者
当社は創業以来、社会インフラを支えるICTソリューションを提供してきました。新中期経営計画『New Canvas 2026』のもと、DXとAI技術を駆使して新たな価値を創造し、毎期の最高売上・最高利益の更新を目指します。これからも社会の安全・安心に貢献し、持続的な成長を実現してまいります。

この会社のストーリー

1976
アドソル日進、誕生

ソフトウェア開発会社として東京都港区に設立。社会の根幹を支えるシステム開発の歴史が始まる。

2006
JASDAQ市場へ上場

創業30周年を機に、ジャスダック証券取引所に上場。企業としての信頼性を高め、さらなる成長への基盤を築く。

2014
日本プロセスとの業務資本提携

互いの強みを活かし、社会インフラ分野での事業拡大を目指して業務資本提携を締結。共同での提案や開発を推進する。

2019
バリューHRとの資本業務提携

健康管理のインフラに強みを持つバリューHRと提携。ヘルスケア分野での新たなソリューション開発に乗り出す。

2022
東証プライム市場へ移行

東京証券取引所の市場区分再編に伴い、最上位であるプライム市場へ移行。日本を代表する企業の一つとしての地位を確立する。

2023
新・中期経営計画を発表

「New Canvas 2026」と題した新中期経営計画を策定。2026年3月期に売上高164億円、営業利益19億円という過去最高の業績目標を掲げる。

2025
新AIサービス「+AIdea」提供開始

生成AIを活用したシステムエンジニアリングサービス「+AIdea(プラスアイデア)」を開始。DX推進をさらに加速させる。

注目ポイント

社会を動かすインフラ技術

電力・ガスなどのエネルギーから交通、防災、宇宙開発まで、日本の社会インフラを根底から支えるシステム開発に強みを持つ。私たちの生活に不可欠なサービスを技術で守っている安定性が魅力です。

最高益更新を目指す成長力

新中期経営計画「New Canvas 2026」を掲げ、毎期の最高売上・最高利益の更新に挑戦中。安定した事業基盤の上で、DXやAIといった成長分野へ果敢に投資しています。

積極的な株主還元

業績向上に伴い、16期連続での増配を発表(2024年5月時点)。安定した配当を通じて、株主への利益還元を重視する姿勢が明確です。

サービスの実績は?

154.6億円
売上高
2025年3月期実績
+9.8% YoY
17.10億円
営業利益
2025年3月期実績
+19.0% YoY
60
1株あたり配当金
2025年3月期実績
16期連続増配
164.0億円
売上高予想
2026年3月期会社計画
+6.1% vs FY25
19.00億円
営業利益予想
2026年3月期会社計画
+11.1% vs FY25

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 62.9%
稼ぐ力
高い
ROE 17.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 配当性向40%超を目安とした安定配当
1株配当配当性向
FY2016/313.340.1%
FY2018/32134.3%
FY2019/32735.6%
FY2020/33235.6%
FY2021/33536.0%
FY2022/33642.5%
FY2023/33842.0%
FY2024/34340.9%
FY2025/36091.2%
8期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は2024年9月を最後に廃止されました。

同社は利益還元を重視しており、長年続く増配傾向を通じて株主への利益配分を積極的に強化しています。配当方針として安定配当を維持しつつ、業績の成長を配当に反映させる方針を採っており、配当性向の引き上げによる株主還元姿勢の強化が鮮明です。現在は優待制度を廃止した分、配当金による直接的な還元に注力する経営判断がなされています。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
17.2%
業界平均
11.1%
営業利益率下回る
この会社
11.1%
業界平均
28.6%
自己資本比率上回る
この会社
62.9%
業界平均
55.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3122億円
FY2023/3128億円
FY2024/3141億円
FY2025/3155億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/314.4億円
FY2025/317.1億円

アドソル日進は、エネルギーや社会インフラ向けシステム開発を軸に堅調な成長を遂げており、売上高はFY2021/3の約135億円からFY2025/3には約155億円まで着実に拡大しました。特にDX関連案件の増加が寄与し、直近では営業利益も過去最高を更新するなど、高い技術力を背景とした収益基盤の強化が際立っています。FY2026/3も増収増益の継続を予想しており、安定的な受注獲得による持続的な成長が期待されています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
17.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
12.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
11.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/319.1%11.0%-
FY2022/313.8%9.7%-
FY2023/313.5%9.0%-
FY2024/314.2%9.6%10.2%
FY2025/317.2%12.2%11.1%

収益性指標は、高付加価値なシステム開発プロジェクトの獲得により右肩上がりで推移しており、営業利益率はFY2021/3の9.5%からFY2025/3には11.1%まで向上しました。資本効率を示すROE(自己資本利益率)も17%を超える水準を維持しており、少ない自己資本で高い利益を生み出す効率的な経営が実現されています。今後もデジタルツイン等の先進技術の活用により、さらなる収益性の向上が見込まれます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率62.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
70.8億円

同社の財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロ(無借金経営)の状態を維持しつつ、自己資本比率は約70%と盤石な水準にあります。利益の蓄積により純資産が厚みを増しており、万が一の経済変動にも耐えうる強固な財務体質を構築しています。潤沢な自己資本を活用して、今後も積極的な技術投資や事業拡大を進めるための十分な余力を有しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+10.3億円
営業CF
投資に使ったお金
-2.0億円
投資CF
借入・返済など
-17.0億円
財務CF
手元に残ったお金
+8.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/31.9億円-600万円-4.8億円1.8億円
FY2022/317.8億円-2.4億円-4.1億円15.4億円
FY2023/310.2億円-1.0億円-3.4億円9.2億円
FY2024/38.1億円-7,100万円-3.6億円7.3億円
FY2025/310.3億円-2.0億円-17.0億円8.3億円

営業キャッシュフローは本業の安定した稼ぎを反映して恒常的にプラスを維持しており、潤沢なFCF(フリー・キャッシュフロー)を創出できる高いキャッシュ創出能力を有しています。投資活動には抑制的に資金を投じる一方、財務活動では積極的な配当の増額や自社株消却など株主還元を優先する姿勢が顕著です。安定したキャッシュフローは同社の無借金経営を支える大きな基盤となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります
2必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から開示しています
3なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているために、実際の結果と異なる可能性があります
4(1) 顧客の投資計画に係るリスクについて 顧客の投資計画の実行は、経済環境や収益動向等に影響を受け、それらが悪化したことにより、顧客のICT投資が凍結・延期・削減される可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
5これらのリスクの低減を図るため、当社グループは、特定の事業セグメントや特定の顧客に過度に依存しないバランス経営を図ると共に、事業セグメント毎の主要顧客別戦略を推進しています

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/313.2億円4.2億円31.6%
FY2022/311.3億円3.5億円30.6%
FY2023/312.4億円4.0億円32.4%
FY2024/314.8億円5.1億円34.1%
FY2025/317.7億円5.6億円31.5%

法人税等の支払額は税引前利益の増加に伴い順調に拡大しており、安定した納税を通じて社会貢献を果たしています。実効税率は概ね30%〜34%の範囲で推移しており、会計上の税率と乖離のない健全な税務処理が行われています。今後も業績拡大に伴い、社会インフラを支える企業として適切な納税水準が維持される見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
614万円
従業員数
623
平均年齢
39.5歳
平均年収従業員数前年比
当期614万円623-

従業員の平均年収は614万円であり、IT業界のシステムエンジニアとしての適正水準を確保しています。堅調な業績拡大と高付加価値サービスの展開が、安定した給与水準を支える背景となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主32.6%
浮動株67.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.2%
事業法人等7.4%
外国法人等7.2%
個人その他58.2%
証券会社2%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はアドソル日進従業員持株会。

日本マスタートラスト信託銀行(株)信託口(1,367,200株)15.66%
アドソル日進従業員持株会(667,100株)7.64%
(株)インテック(316,300株)3.62%
(株)日本カストディ銀行(信託口)(253,000株)2.9%
(株)日本カストディ銀行(信託B口)(191,100株)2.19%
(株)みずほ銀行(186,000株)2.13%
(株)バリューHR(171,700株)1.97%
上田 富三(138,800株)1.59%
(株)三菱UFJ銀行(138,000株)1.58%
三菱電機ソフトウエア(株)(132,000株)1.51%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口が上位を占め、機関投資家による保有割合が高い安定的な構成です。また、従業員持株会や取引先企業も名を連ねており、長期的かつ安定的成長を重視する株主との関係構築が特徴です。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億5,790万円
取締役4名の合計

社会インフラやエネルギー分野に強みを持つシステムインテグレーターであり、IoX(IoT+クロス)を軸とした事業展開を行っています。過去最高益を更新する成長性がある一方、主要顧客のICT投資動向や技術革新に伴う競争環境の変化が主な事業リスクとして挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
2,250万円
連結子会社数
1
設備投資額
1.0億円
平均勤続年数(従業員)
12.4
臨時従業員数
2

役員数は8名体制(うち社外取締役4名)で社外取締役比率50%を維持しており、経営の透明性確保に注力しています。女性役員比率は9.0%と改善の余地がありますが、監査体制の強化やコーポレートガバナンスへの積極的な取り組みが評価されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初予想は超過達成を続けるものの、中計目標はやや高めの設定か。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「New Canvas 2026」
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 164億円 順調 (154.6億円)
94.27%
営業利益: 目標 19億円 順調 (17.10億円)
90%
旧・中期経営計画
FY2022〜FY2024
売上高: 目標 170億円 未達 (140.8億円)
82.82%
営業利益: 目標 17億円 未達 (14.37億円)
84.53%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025145億円155億円+6.6%
FY2024136億円141億円+3.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202515億円17億円+14.0%
FY202413億円14億円+10.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「New Canvas 2026」では、最終年度に売上高164億円、営業利益19億円を目指しています。直近のFY2025実績は売上高154.6億円、営業利益17.1億円と順調に進捗しており、計画達成への期待が高まります。一方で、過去の中計では目標に届かなかった実績もあり、今後の大型案件の受注動向が計画達成の鍵を握るでしょう。会社側の業績予想は保守的な傾向があり、期初の予想を上回って着地するケースが続いています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、アドソル日進は一貫してTOPIXをアンダーパフォーム(下回るパフォーマンス)しています。これは、安定的な事業基盤と連続増配という株主還元姿勢は評価されるものの、市場全体の成長を牽引するような爆発的な株価上昇には至っていないことを示唆しています。社会インフラという景気変動の影響を受けにくい事業特性が、安定性と引き換えに成長性の面でディスカウントされている可能性があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+2.5%
100万円 →102.5万円
2.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021133.3万円+33.3万円33.3%
FY202279.8万円-20.2万円-20.2%
FY202384.3万円-15.7万円-15.7%
FY202484.7万円-15.3万円-15.3%
FY2025102.5万円+2.5万円2.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残195,100株
売り残95,700株
信用倍率2.04倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬
第51回定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

同社のPERは20.8倍と、情報・通信業の平均(24.9倍)と比較してやや割安な水準にあります。一方で、PBRは3.80倍と業界平均を上回っており、資本効率の高さが市場から評価されていることが窺えます。信用取引残高を見ると、信用倍率は2.04倍と比較的落ち着いており、短期的な需給の偏りは限定的と言えるでしょう。今後の決算発表で示される新年度の業績見通しが、株価の方向性を占う上で重要な材料となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 2,200社中 330位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
DX・技術開発30%
サステナビリティ20%
その他10%

最近の出来事

2025年10月新サービス

AIエンジニアリングサービス「+AIdea」の提供を開始し、DX支援体制を強化。

2026年2月好決算

2026年3月期第3四半期決算で経常利益31%増益を達成し、成長力を証明。

2026年3月健康経営

2年連続で「健康経営優良法人2026」に認定され、組織の活力向上をアピール。

最新ニュース

ポジティブ
アドソル日進、AI活用支援サービス「+AIdea(プラスアイデア)」提供開始
10/01 · Yahoo!ファイナンス

アドソル日進 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 62.9%
稼ぐ力
高い
ROE 17.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「社会インフラを支えるシステム開発の老舗が、AIとDXを武器にデジタルツイン時代へ挑む」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU