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eBASE3835

eBASE Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13.9円
安全性
安定
自己資本比率 91.3%
稼ぐ力
普通
ROE 7.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 20%

この会社ってなに?

あなたがスーパーで食品を手に取るとき、そのパッケージに書かれた原材料やアレルギー情報、栄養成分表示を見たことはありませんか?実はその情報の多くは、eBASEのシステムを通じてメーカーからスーパーへ正確に届けられています。普段何気なく見ている商品の裏側の膨大なデータを整理し、メーカーと小売店がスムーズにやり取りできるよう支えているのがeBASEの事業です。あなたが安心して買い物をできるのも、同社の「見えない活躍」のおかげかもしれません。

eBASEは食品・日用雑貨業界の商品情報管理プラットフォームで圧倒的なシェアを誇るソフトウェア企業です。直近の2025年3月期決算では売上高54.7億円、営業利益17.31億円を達成し、安定した成長を継続しています。しかし、進行中の2026年3月期は第3四半期時点で前年同期比減益となっており、通期経常利益予想を25%減益へ下方修正するなど、足元の成長ペースには注意が必要です。ストック収益を基盤としながら、DX推進を追い風に顧客基盤の拡大と提供価値の向上が今後の焦点となります。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市北区豊崎5丁目4番9号

サービスの実績は?

54.7億円
売上高
2025年3月期
+5.4% YoY
17.31億円
営業利益
2025年3月期
+4.8% YoY
31.6%
営業利益率
2025年3月期
-0.2pt YoY
13.9
1株当たり配当金
2025年3月期
+3.8円 YoY
27.7
1株当たり利益(EPS)
2025年3月期
+2.7円 YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
7.0%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
21.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期16.1%14.8%-
2022/03期13.2%12.2%-
2023/03期14.7%13.4%-
2024/03期17.3%15.4%31.8%
2025/03期17.5%15.7%31.7%
3Q FY2026/37.7%(累計)7.0%(累計)21.7%

同社はソフトウェア開発・販売というビジネスモデルの特性から極めて高い収益性を誇り、営業利益率は2024/03期に31.8%を記録するなど常に25%から30%超の高い水準を維持しています。売上高に対する販管費の抑制が効率的に行われており、ROEも15%前後と資本効率の高さを示しています。この安定した高い収益性は、業界特化型のプラットフォームビジネスが提供する継続的なライセンス収入とカスタマイズ需要に支えられています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期43.0億円8.7億円18.9円-
2022/03期43.5億円7.4億円16.2円+1.1%
2023/03期47.1億円8.9億円19.4円+8.3%
2024/03期51.9億円16.5億円11.4億円25.0円+10.1%
2025/03期54.7億円17.3億円12.5億円27.7円+5.4%

eBASEは食品や日用雑貨などの商品情報管理ソフトを主力とし、安定した顧客基盤を背景に売上高は2021/03期の43億円から2025/03期には55億円まで着実に拡大しました。営業利益も売上増加と高収益体質が寄与し、2021/03期の12億円から2025/03期には17億円規模へと成長を続けています。今後の2026/03期予想においても、DX推進需要を捉えることでさらなる増収増益を見込む堅調な業績推移を予測しています。 【3Q 2026/03期実績】売上36億円(通期予想比62%)、営業利益7.8億円(同40%)、純利益5.5億円(同40%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.7%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
21.7%
業界平均
2.7%
自己資本比率上回る
この会社
91.3%
業界平均
59.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億3,416万円
取締役5名の合計

商品情報管理ソフトウェア「eBASE」を中心としたパッケージビジネスを展開しており、特定の業界(食品・日用雑貨等)での高いシェアが収益の柱です。事業リスクとして特定の顧客や業界依存度、競合による類似サービスの台頭が挙げられ、これらへの対応が継続的な成長の鍵となります。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中期経営計画の開示はなく、足元の業績は下方修正されており計画性は課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧 2025年3月期 業績計画
2025期
売上高: 目標 55.0億円 未達 (54.7億円)
99.5%
営業利益: 目標 18.0億円 未達 (17.31億円)
96.2%
1株当たり当期純利益(EPS): 目標 27.5円 達成 (27.7円)
100.7%
FY2026 会社業績予想(下方修正後)
2026期
経常利益: 目標 13.5億円 やや遅れ (8.04億円(3Q累計))
59.6%
旧:FY2026 会社業績予想(期初)
2026期
経常利益: 目標 20億円 未達 (8.04億円(3Q累計))
40.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期55億円55億円-0.5%
2024期49億円52億円+6.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期18億円17億円-3.8%
2024期15億円17億円+11.6%
2023期13億円14億円+2.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していません。経営目標として「経常利益の持続的成長」を掲げていますが、進行中の2026年3月期は期初に20億円を見込んでいた経常利益を13.5億円へと大幅に下方修正しました。これは前年同期比で25%の減益見通しであり、持続的成長の前提が崩れている状況です。過去の業績予想精度は比較的高かったものの、今期の大きな下方修正は投資家の信頼を損なう可能性があります。

最新ニュース

ネガティブ
10/31 · 株探
ポジティブ
3/04 · 日本経済新聞
中立
2025年3月期 決算説明資料及び動画のお知らせ
5/16 · eBASE公式

どんな話題が多い?

決算・業績修正50%
製品・サービス開発25%
株主還元・IR15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 -12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, みんかぶ, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 32%
情報・通信業 500社中 160位
報道のトーン
20%
好意的
30%
中立
50%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年10月業績下方修正

第2四半期決算にて、連結経常利益を従来予想より下方修正し、25%減益の見通しを発表しました。

2026年1月3Q決算減益

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比17.5%減となり、成長ペースの鈍化が鮮明となりました。

2026年3月自社株買い

資本効率の向上と株主還元の強化を目的として、自己株式の取得状況を適時開示しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率91.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
70.8億円
会社の純資産

貸借対照表の健全性は非常に高く、2025/03期時点で自己資本比率は90.7%と盤石な水準を確保しています。特筆すべきは有利子負債がゼロという実質無借金経営を維持している点であり、財務的なリスクが極めて低い状態です。蓄積された利益剰余金により純資産は2021/03期から2025/03期にかけて約20億円増加しており、強固な財務体質が継続的な成長投資と株主還元を支える原動力となっています。 【3Q 2026/03期】総資産76億円、純資産71億円、自己資本比率91.3%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+11.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+8,700万円
投資に使ったお金
Financing CF
-8.4億円
借入・返済など
Free CF
+12.5億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期9.6億円1.3億円2.6億円10.9億円
2022/03期7.6億円5,300万円2.6億円7.1億円
2023/03期10.3億円1.4億円4.2億円8.9億円
2024/03期13.3億円3.1億円5.7億円10.3億円
2025/03期11.7億円8,700万円8.4億円12.5億円

事業活動によるキャッシュフローは一貫してプラスで推移しており、本業で安定して現金を創出できている高い収益力を証明しています。投資キャッシュフローはソフトウェア開発やシステム投資を反映しつつも比較的少額に収まっており、結果として高いフリーキャッシュフローを継続的に生み出しています。この潤沢な資金は、配当の増加や自己株式の取得といった株主への積極的な還元資金として有効に活用されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
1,520万円
連結子会社数
2
設備投資額
1.0億円
平均勤続年数(従業員)
8.8

女性役員比率は11.1%にとどまっており、多様性確保に向けた今後の取り組みが課題となります。監査等委員会設置会社として監督機能を強化しており、連結子会社2社を擁する中堅企業として、持続的な企業価値向上を目指す体制を整えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主15.4%
浮動株84.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関13.3%
事業法人等2.1%
外国法人等3.6%
個人その他79.9%
証券会社1.1%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

常包 浩司(16,467,980株)36.68%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(3,537,200株)7.88%
株式会社日本カストディ銀行(2,241,700株)4.99%
西山 貴司(1,284,100株)2.86%
常包 和子(1,065,600株)2.37%
岩田 貴夫(1,050,381株)2.34%
山崎健太郎(836,800株)1.86%
明石 克巳(775,405株)1.73%
窪田 勝康(775,300株)1.73%
常包はるか(723,310株)1.61%

筆頭株主である創業者の常包浩司氏が発行済株式の約36.7%を直接保有しており、極めて強固な支配力を有しています。上位株主には金融機関の信託口が名を連ねていますが、創業者一族および関連株主による安定株主比率が高く、経営方針が迅速に決定されやすい構成です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1研究開発について当社グループは、新しい製品や技術・サービスの開発のために、継続的に研究開発投資を行っております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
540万円
従業員数
478
平均年齢
39歳
平均年収従業員数前年比
当期540万円478-

従業員平均年収は540万円となっており、情報・通信業界の平均水準に準拠した堅実な給与設定です。業績連動型の報酬制度を導入しているため、連結子会社の業績拡大や利益率向上に伴う中長期的な昇給が期待される環境です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、eBASEは一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。特に2024期および2025期はTOPIXが大幅に上昇する中で、同社のTSRはそれぞれ104%、80%と伸び悩み、その差が拡大しました。これは、同社の安定成長は評価されつつも、市場全体の成長モメンタムに乗れず、株価が長期的に低迷していることが背景にあると考えられます。足元の業績下方修正も、投資家心理を冷やし、TSRを押し下げる要因となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
13.9
方針: 配当性向30%以上の維持と継続的な増配
1株配当配当性向
2016/03期16.519.8%
2017/03期2020.1%
2018/03期20.634.2%
2019/03期10.360.3%
2020/03期11.960.5%
2021/03期5.730.2%
2022/03期5.835.9%
2023/03期6.131.4%
2024/03期10.140.3%
2025/03期13.950.2%
4期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は廃止されており、現在は実施されていません。

同社は利益成長に応じた配当の増額を基本方針としており、2021/03期から2025/03期にかけて配当金を約2.4倍に引き上げる累進配当的な姿勢が見て取れます。配当性向は30%から50%水準で推移しており、業績の拡大とともに株主への利益配分を強化しています。今後も強固なキャッシュフロー創出力を背景に、株主還元を重視した安定的な配当維持が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 80.0万円 になりました (-20.0万円)
-20.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期129.0万円29.0万円29.0%
2022期79.0万円21.0万円-21.0%
2023期96.0万円4.0万円-4.0%
2024期104.0万円4.0万円4.0%
2025期80.0万円20.0万円-20.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残617,600株
売り残238,500株
信用倍率2.59倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬

マーケットデータを見ると、eBASEのPERは13.8倍と、情報・通信業の平均(約30倍)と比較して割安な水準にあります。PBRも業界平均をやや下回っています。一方、配当利回りは3.33%と業界平均を上回っており、株主還元への意識がうかがえます。信用倍率は2.59倍と比較的落ち着いており、需給バランスは安定しているものの、株価は52週安値圏で推移しており、市場の評価は慎重と言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期12.4億円3.7億円29.7%
2022/03期10.9億円3.4億円31.6%
2023/03期14.0億円5.0億円36.2%
2024/03期16.6億円5.2億円31.1%
2025/03期18.0億円5.5億円30.4%

法人税等の支払額は、税引前当期純利益の増加に伴い年間で約4億円から6億円規模で推移しています。実効税率は概ね30%から36%の範囲内で安定しており、税務上の大きな変動要因は見当たりません。利益成長に合わせて納税額も適切に増加しており、堅実な経営姿勢が反映されています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

eBASE まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13.9円
安全性
安定
自己資本比率 91.3%
稼ぐ力
普通
ROE 7.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 20%

「スーパーの棚の裏側を支配する、商品情報データベースの隠れた巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU