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三菱総合研究所3636

Mitsubishi Research Institute,Inc.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 165円
安全性
安定
自己資本比率 56.5%
稼ぐ力
普通
ROE 3.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがニュースで見るような新しい法律や政策が作られるとき、その裏側では三菱総合研究所が社会課題の調査や未来予測を行っていることがあります。また、銀行のATMや企業の採用サイトなど、普段何気なく使っている便利なシステムの多くは、同社のグループ会社が開発・運用しているかもしれません。私たちの生活に直接見えることは少ないですが、社会の仕組みや企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支えることで、より良い未来作りに貢献している会社です。

三菱グループの中核シンクタンクとして、官公庁向けコンサルティングとITサービスを両輪に事業を展開しています。2025年9月期は売上高1,214.6億円、営業利益80.1億円と堅調な業績を維持していますが、前期(2024年9月期)は減収減益となるなど、大型案件の有無による業績変動も見られます。中期経営計画では成長分野への投資を掲げているものの、目標を下方修正しており、今後の収益性回復が課題です。配当性向40%を目安とした安定的な株主還元は投資家にとって魅力的です。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
9月
本社
東京都千代田区永田町二丁目10番3号

サービスの実績は?

1,214.6億円
売上高
2025年9月期実績
+5.3% YoY
80.1億円
営業利益
2025年9月期実績
+13.5% YoY
63.86億円
純利益
2025年9月期実績
+27.6% YoY
165
1株当たり配当金
2025年9月期実績
+5円 YoY
40.7%
配当性向
2025年9月期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
11.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/09期7.3%4.8%6.3%
2017/09期7.9%5.2%6.4%
2018/09期6.6%4.4%5.5%
2019/09期6.7%4.4%5.7%
2020/09期12.2%7.8%6.8%
2021/09期8.0%5.1%6.7%
2022/09期11.4%7.2%7.9%
2023/09期8.6%5.4%7.1%
2024/09期6.6%4.2%6.1%
2025/09期8.1%5.2%6.6%
1Q FY2026/93.8%(累計)2.1%(累計)11.2%

収益性は安定しており、営業利益率は6-8%の範囲で推移し、製造業やIT業界と比較しても一定の効率性を確保しています。ROE(自己資本利益率)は概ね7-10%の水準にあり、資本効率の改善を経営の重要課題として掲げています。高度な専門性を有するコンサルタントによる付加価値の高いサービス提供が、安定した収益基盤を支える要因となっています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/09期1,030億円68.5億円50.1億円308.6円+12.0%
2022/09期1,166億円91.7億円77.1億円474.7円+13.2%
2023/09期1,221億円86.9億円62.9億円392.3円+4.7%
2024/09期1,154億円70.6億円50.0億円316.4円-5.5%
2025/09期1,215億円80.1億円63.9億円405.6円+5.3%

三菱総合研究所は、シンクタンクおよびITサービスの二本柱を軸に事業を展開しており、近年の業績は売上高1,200億円前後で安定的に推移しています。2024/03期には一時的な減収減益となりましたが、2025/03期には売上高1,215億円、純利益約64億円と回復傾向にあります。今後はDX需要の取り込みや新規事業への投資を通じて、持続的な成長を目指す方針です。 【1Q 2026/09期実績】売上309億円(通期予想比25%)、営業利益35億円(同46%)、純利益26億円(同45%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.8%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
11.2%
業界平均
2.8%
自己資本比率下回る
この会社
56.5%
業界平均
59.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

主な事業としてシンクタンク・コンサルティングとITサービスを展開しており、官公庁・団体向けと民間企業向けの両輪で収益を上げている点が特徴です。経営上の主なリスクとして、大型案件の受注状況による収益の変動性や、急速な技術革新に対応するための研究開発コストが挙げられます。

会社の計画は順調?

C
総合評価
業績予想は未達が多く、中計目標も下方修正。計画達成力には課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2026
2024期〜2026期
売上高: 目標 1,280億円 順調 (1,214.6億円)
94.89%
営業利益: 目標 83億円 順調 (80.1億円)
96.51%
配当性向: 目標 40%目安 達成 (40.7%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,220億円1,215億円-0.4%
2024期1,180億円1,154億円-2.2%
2023期1,180億円1,221億円+3.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期75億円80億円+6.8%
2024期84億円71億円-15.9%
2023期93億円87億円-6.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の「中期経営計画2026」では最終年度(2026年9月期)の売上高1,280億円、営業利益83億円を目標としています。しかし、これは当初計画から下方修正されたものです。過去の業績予想も未達となるケースが散見され、計画達成の確実性にはやや疑問符がつきます。コンサルティング事業の案件獲得状況や、ITサービスの収益性改善が計画達成の鍵となりますが、現時点での進捗は目標に対してややビハインドしている状況です。

最新ニュース

ポジティブ
入試が変わる!三菱総研DCS「miraicompass」と連携した新サービスを導入
3/16 · 三菱総合研究所
ポジティブ
2026年9月期 第1四半期決算短信発表:売上高308.99億円、営業利益34.55億円
2/05 · Yahoo!ファイナンス

どんな話題が多い?

AI・DX支援45%
決算・財務30%
提携・M&A15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
88
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 東洋経済オンライン, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 2,500社中 375位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月提携

エネルギー分野のコンサルティング強化のため、N-SIDEとの共同開発に向けた基本合意書を締結。

2025年10月業績修正

中期経営計画の目標値を引き下げ、2026年9月期の業績予想を下方修正する方針を発表。

2026年2月増収増益

第1四半期決算にて、売上高308.99億円、営業利益34.55億円という大幅な増収増益を達成。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率56.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
827億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は56%前後で安定しており、有利子負債を持たない実質無借金経営を継続しています。潤沢な自己資本を背景に、将来的な成長投資やM&A、株主還元への柔軟な対応が可能な強固な財務体質です。長年にわたる着実な利益蓄積により、一株当たり純資産(BPS)も継続的に増加しています。 【1Q 2026/09期】総資産1242億円、純資産827億円、自己資本比率56.5%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+64.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-40.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-30.1億円
借入・返済など
Free CF
+24.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/09期50.5億円10.0億円13.3億円40.6億円
2017/09期65.8億円53.7億円21.6億円12.1億円
2018/09期70.1億円31.3億円18.3億円38.8億円
2019/09期87.3億円27.7億円23.6億円59.6億円
2020/09期86.4億円7.5億円11.1億円78.9億円
2021/09期32.5億円19.7億円46.2億円12.8億円
2022/09期92.6億円66.5億円38.5億円26.0億円
2023/09期57.0億円24.1億円62.0億円32.8億円
2024/09期135億円29.1億円49.4億円106億円
2025/09期64.2億円40.0億円30.1億円24.2億円

営業キャッシュフローは本業の好調さにより常にプラスを維持しており、安定したキャッシュ創出能力が強みです。投資キャッシュフローはシステム開発や人材・AI領域への成長投資を優先して支出しており、将来の収益基盤拡大に充てられています。無借金経営のため財務キャッシュフローは主に配当や自己株式取得による株主還元に振り向けられており、強固なFCF(フリーキャッシュフロー)創出力がそれを支えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
165
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/09期6531.2%
2017/09期7531.9%
2018/09期8540.6%
2019/09期9542.9%
2020/09期13530.9%
2021/09期11537.3%
2022/09期14029.5%
2023/09期15038.2%
2024/09期16050.6%
2025/09期16540.7%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

三菱総合研究所は、配当性向40%を目安とした株主還元方針を掲げており、業績に応じた利益配分を行っています。近年は安定した収益を背景に増配傾向が続いており、株主への還元姿勢を強めています。無借金経営による財務基盤の強さを背景に、長期的な視点から安定かつ持続的な配当実施を基本方針としています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残96,100株
売り残9,700株
信用倍率9.9倍
2026年3月20日時点
今後の予定
第2四半期決算発表2026年4月下旬
第3四半期決算発表2026年7月下旬
通期決算発表2026年10月下旬

同業種(情報・通信業)の平均PERが24.9倍、PBRが2.8倍であるのに対し、当社はそれぞれ12.6倍、1.02倍と市場平均に比べて割安な水準で評価されています。これは安定性は高いものの、成長期待が限定的と見なされている可能性があります。一方で配当利回りは3.55%と業界平均より高く、インカムゲインを重視する投資家には魅力的です。信用買い残は売り残を上回っており、将来の株価上昇を期待する買いが多い状況です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/09期58.8億円24.5億円41.7%
2017/09期62.6億円24.3億円38.8%
2018/09期53.6億円19.6億円36.6%
2019/09期57.2億円21.2億円37.1%
2020/09期83.9億円12.9億円15.4%
2021/09期75.7億円25.6億円33.8%
2022/09期105億円27.9億円26.6%
2023/09期100億円37.1億円37.1%
2024/09期81.5億円31.4億円38.6%
2025/09期97.3億円33.5億円34.4%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に合わせて概ね適切に計上されています。実効税率は年度により変動が見られますが、税務上の繰延税金資産や特例措置の影響を除けば、法定実効税率に準じた水準で推移しています。2026/03期の予想値に関しては、税引前利益の減少に伴い納税額も低下する見込みです。

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業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 165円
安全性
安定
自己資本比率 56.5%
稼ぐ力
普通
ROE 3.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『国の羅針盤』を作るシンクタンクが、企業のDX化も請け負う二刀流経営」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU