3741プライム

セック

Systems Engineering Consultants Co.,LTD.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE15.2%
BPS1829.5円
自己資本比率78.4%
FY2025/3 有報データ

最先端リアルタイム技術で、宇宙から社会インフラまで支える未来創造企業

先端技術へのたゆまぬ挑戦を続け、イノベーションを創出し、ソフトウェアの力で未来社会の発展に貢献する。

この会社ってなに?

普段ニュースで目にする小惑星探査機「はやぶさ」や国際宇宙ステーション。実はその裏側で、セックのリアルタイム技術が正確な制御を支えています。また、あなたがスマートフォンで快適に通信できるのも、同社のモバイルネットワーク技術が貢献しているかもしれません。さらに、未来の自動運転車や工場で活躍するロボットが、安全かつ確実に動くための「頭脳」となるソフトウェアも開発しています。私たちの知らないところで、社会の重要インフラを支えている縁の下の力持ちのような会社です。

リアルタイムソフトウェア開発の老舗、セックは宇宙・防衛分野で培った高い技術力を核に成長を続ける研究開発型企業です。FY2025は売上高103.0億円(前期比20.7%増)、営業利益17.93億円(同22.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。続くFY2026も売上高107.0億円、営業利益18.40億円と安定成長を見込んでおり、特にAIとロボティクスを融合した「フィジカルAI」分野での事業拡大が期待されています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都世田谷区用賀4丁目10番1号
公式
www.sec.co.jp

社長プロフィール

秋山 逸志
秋山 逸志
代表取締役社長
テクノロジスト
当社は創業以来、リアルタイム技術を核として、社会の安全と発展、特に社会公共性の高い分野で貢献してまいりました。変化の激しい時代において、先端技術への挑戦を続け、ソフトウェアの力で未来社会の発展に貢献することを目指します。

この会社のストーリー

1970
株式会社セック設立

リアルタイム技術を専門とするソフトウェア会社として、東京都世田谷区に設立。社会の根幹を支える技術開発の歩みが始まる。

1979
宇宙開発分野への進出

人工衛星の追跡管制システムの開発に参加し、宇宙開発事業へ本格的に参入。以来、多くの宇宙プロジェクトを技術で支える。

2004
ジャスダック市場へ上場

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。公募価格1,950円に対し初値は12,000円を記録し、高い期待を集める。

2013
東京証券取引所市場第二部へ市場変更

事業の成長と安定性が評価され、東証二部へとステップアップ。さらなる企業信用の向上を果たす。

2014
東京証券取引所市場第一部へ

東証二部への変更からわずか1年で、市場第一部銘柄に指定される。日本のトップ企業の一員として認められる。

2020
ロボット開発技術探求PJ「SETAGAYA Eclipse」始動

ロボット用ミドルウェアの国際標準「ROS」の普及と技術者育成を目指すプロジェクトを開始。次世代技術への投資を加速させる。

2024
JAXAからの重要プロジェクト受注

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の自動実験システムの開発を受託。宇宙分野での高い技術力が再び証明される。

2025
未来へ続く技術革新

宇宙開発、AI、ロボティクス分野での挑戦を継続。リアルタイム技術を駆使し、自動運転や月面インフラ構築など未来の社会基盤を創造していく。

注目ポイント

宇宙開発を支える最先端技術力

創業初期から人工衛星の追跡管制システムを手掛けるなど、日本の宇宙開発を支えてきた実績があります。JAXAからの受注も多数あり、国の重要プロジェクトに貢献しています。

リアルタイム技術のスペシャリスト集団

一瞬の遅れも許されないシステムを制御する「リアルタイム技術」に特化。自動運転やロボット、社会インフラなど、私たちの生活の安全に不可欠な分野で活躍しています。

安定した成長と高収益体質

専門性の高い事業で安定した需要を確保し、売上・利益ともに着実な成長を継続しています。自己資本比率も80%超と高く、健全な財務基盤を持つ優良企業です。

サービスの実績は?

103.0億円
売上高
FY2025実績
+20.7% YoY
17.93億円
営業利益
FY2025実績
+22.2% YoY
2,934万円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績ベース
+19.0% YoY
110
1株当たり配当金
FY2025実績
+26.4% YoY
41.7%
配当性向
FY2025実績
+1.7 pt YoY

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 110円
安全性
安定
自己資本比率 78.4%
稼ぐ力
高い
ROE 15.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
110
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
FY2016/32629.8%
FY2018/34650.3%
FY2019/34840.0%
FY2020/37354.3%
FY2021/35740.0%
FY2022/36140.0%
FY2023/36940.0%
FY2024/38740.1%
FY2025/311041.7%
4期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は導入しておりません。

同社は利益成長に合わせた配当性向40%程度を目安とした還元方針を掲げており、業績向上に伴い実質的な連続増配を継続しています。株主優待については導入していませんが、配当という形での直接的な利益還元を重視する姿勢が明確です。今後も安定した高収益体質を維持することで、配当額の継続的な向上を目指す方針です。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.2%
業界平均
11.1%
営業利益率下回る
この会社
17.4%
業界平均
28.6%
自己資本比率上回る
この会社
78.4%
業界平均
55.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/365.6億円
FY2023/374.9億円
FY2024/385.3億円
FY2025/3103億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/314.7億円
FY2025/317.9億円

セックの業績は、宇宙・防衛・自動運転などの先端システム開発における堅調な受託需要を背景に成長を続けています。FY2025/3には売上高が約103億円、純利益が約13.4億円に達し、過去数年間にわたり増収増益を維持する高い成長性を証明しました。FY2026/3も引き続き、先端リアルタイム技術の需要拡大により増収増益を見込む強気の予想となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
11.4%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
17.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/311.3%9.2%-
FY2022/311.4%9.3%-
FY2023/312.0%9.6%-
FY2024/313.8%10.9%17.2%
FY2025/315.2%11.4%17.4%

収益性は非常に高く、営業利益率は17%台後半で安定的に推移しています。徹底した技術専門性と特定分野での高いシェアが価格交渉力を維持し、効率的なプロジェクト管理に繋がっています。その結果、ROE(自己資本利益率)は14%を超える水準にまで向上しており、資本を効率的に活用した価値創造を実現しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率78.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
3.4億円
会社の純資産
93.3億円

同社の財務健全性は盤石であり、自己資本比率が約80%という極めて高い水準を維持しています。長らく無借金経営を継続してきましたが、現在は機動的な資本政策のためにわずかな有利子負債を保有する程度であり、財務リスクは極めて限定的です。豊富な手元資金と強固な自己資本により、中長期的な研究開発投資と株主還元を両立できる構造を備えています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-2.5億円
営業CF
投資に使ったお金
-4,100万円
投資CF
借入・返済など
-4.5億円
財務CF
手元に残ったお金
-2.9億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-5,200万円-4,100万円-4.2億円-9,300万円
FY2022/36.4億円2,900万円-2.9億円6.7億円
FY2023/35.3億円-3.0億円-3.8億円2.2億円
FY2024/33.8億円-1.4億円-3.5億円2.5億円
FY2025/3-2.5億円-4,100万円-4.5億円-2.9億円

営業キャッシュフローはプロジェクトの収益化状況により変動しますが、恒常的に営業利益を創出する安定した収益基盤を有しています。投資活動に関しては、必要に応じた設備投資を行いながらも、過度な支出を抑える堅実なキャッシュマネジメントを実践しています。財務キャッシュフローのマイナスは、利益成長に伴う積極的な配当還元を優先的に実行していることによるものです。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1主要取引先への依存度について 当社では、継続して営業活動を強化して取引先バランスの確保に努めておりますが、上位取引先の受注動向等によっては当社の業績に影響を及ぼす可能性があります
2安全衛生・労働災害について 当社は、従業員の安全、衛生及び健康の確保に向けて、労働安全衛生法その他の法令や通達の遵守など安全衛生管理に努めておりますが、プロジェクトに予期せぬ事態が発生して過大な勤務が続くなどで、精神性疾患や体調に不調をきたす従業員が発生し発病した場合、士気の低下や休職者・退職者の増加に繋がり、当社の業績に影響が及ぶことがあります
3優良な外注先の確保について 当社は、受注責任を全うできる範囲に外注範囲を限定することを基本方針として、業容の拡大、高収益の維持、受注弾力性の確保などを期して外注体制の強化を図っておりますが、優良な外注先が確保できない場合、当社の更なる成長機会を逸する可能性があります
4賠償責任の発生について 当社が提供した技術サービスの瑕疵が原因でお客様が経済的損害を被った場合に、損害賠償金等を請求されることがあります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/310.5億円3.3億円30.9%
FY2022/311.1億円3.3億円29.5%
FY2023/312.8億円4.0億円31.3%
FY2024/315.5億円4.4億円28.6%
FY2025/318.9億円5.5億円29.0%

法人税等の支払額は税引前利益の伸びに連動して増加しており、適切に納税義務を履行しています。実効税率は概ね30%前後で推移しており、日本の標準的な税率水準に収まっています。予想期において実効税率が一時的に低下しているのは、税効果会計や税額控除等の要因による一時的な影響と考えられます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
678万円
従業員数
351
平均年齢
39歳
平均年収従業員数前年比
当期678万円351-

従業員平均年収は678万円であり、情報通信業界の平均と比較しても安定した水準を維持しています。高い専門性を要するリアルタイムソフトウェア技術という職務特性が、継続的な待遇向上を支える背景にあると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主49.1%
浮動株50.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.8%
事業法人等34.3%
外国法人等1.5%
個人その他46.3%
証券会社3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はセック従業員持株会。

有限会社矢野商会(1,388,820株)27.23%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(468,700株)9.19%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(260,200株)5.1%
セック従業員持株会(255,600株)5.01%
矢野 恭一(177,680株)3.48%
有限会社近石商会(150,640株)2.95%
上田八木短資株式会社(82,000株)1.6%
有限会社小早商事(81,440株)1.59%
小早 紀光(67,100株)1.31%
小早 宏一郎(67,100株)1.31%

筆頭株主である有限会社矢野商会が27.23%の株式を保有しており、創業家および関連法人が強い影響力を維持する安定した株主構成となっています。従業員持株会が5.01%を保有している点も特徴で、経営への参画意識の高さが伺えます。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億3,443万円
取締役3名の合計

宇宙先端システムや社会基盤システムなど、高付加価値な先端技術分野に特化した事業構造です。一方で、特定の顧客プロジェクトへの依存や技術革新の速さ、人材確保のリスクを主要な経営上の懸念点として開示しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3% 男性 6
14%
86%
設備投資額
5,571万円
平均勤続年数(従業員)
13.3

女性役員比率は14.3%と向上傾向にあり、多様な視点を取り入れる体制の構築を進めています。研究開発型企業として、高い自己資本比率を維持した堅実な財務体質を基盤に、透明性の高い経営体制を構築しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
数値目標を伴う中期経営計画は非公表だが、毎年の業績予想を大幅に上回る実績を継続している。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
FY2026
売上高: 目標 107.0億円 順調 (103.0億円)
96.3%
営業利益: 目標 18.40億円 順調 (17.93億円)
97.4%
当期純利益: 目標 13.95億円 順調 (13.44億円)
96.3%
1株当たり配当金: 目標 112円 順調 (110円)
98.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202592億円103億円+12.0%
FY202478億円85億円+10.1%
FY202370億円75億円+7.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202516億円18億円+14.2%
FY202412億円15億円+19.3%
FY202311億円12億円+13.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

セックは具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を公表していません。しかし、過去数年の業績予想を見ると、期初予想に対して10%前後上回る着地が常態化しており、保守的な予想を出しつつも着実に成果を上げる企業体質がうかがえます。特にFY2024の営業利益は期初予想を約20%も上回りました。宇宙・防衛といった国家プロジェクト関連の安定した需要を背景に、計画達成能力は非常に高いと評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、TOPIXを一貫して下回る(アンダーパフォーム)結果となっています。これは、同社が安定的な配当を実施しているものの、株価のボラティリティが比較的高く、市場全体のトレンドに乗り切れなかった時期があったことを示唆します。ただし、直近FY2024、FY2025は業績好調を背景に株価が大きく上昇しており、TOPIXとの差は縮小傾向にあります。今後の成長戦略が株価に反映されれば、TSRがTOPIXを上回ることも期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+80.8%
100万円 →180.8万円
80.8万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021104.9万円+4.9万円4.9%
FY202287.7万円-12.3万円-12.3%
FY2023128.8万円+28.8万円28.8%
FY2024195.4万円+95.4万円95.4%
FY2025180.8万円+80.8万円80.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残421,200株
売り残201,300株
信用倍率2.09倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月12日(予定)
2026年3月期 決算説明会2026年5月下旬(予定)
第56期 定時株主総会2026年6月下旬(予定)

信用倍率は2.09倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的です。業界平均と比較すると、PERは同水準ですが、PBRは割高、配当利回りは魅力的な水準にあります。これは、同社の高い技術力と安定した財務基盤が資本市場で評価されている一方、株主還元にも積極的であることを示唆しています。今後の決算発表で示される成長戦略が、さらなる株価評価に繋がるか注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 450社中 68位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務40%
宇宙・防衛30%
AI・ロボティクス20%
その他10%

最近の出来事

2025年6月好調

2025年3月期において売上高103.0億円、営業利益17.93億円を達成し、高い収益性を維持。

2025年11月技術開発

AIとロボティクスの融合分野において新たなフィジカルAI技術でのプレゼンスを確立。

2026年2月増益発表

2026年3月期第3四半期決算にて、経常利益が前年同期比11.8%増となる着実な成長を継続。

最新ニュース

ポジティブ
宇宙開発関連銘柄として世界的に脚光を浴び、防衛・軍事でも要衝を担う
2/24 · SBI証券

セック まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 110円
安全性
安定
自己資本比率 78.4%
稼ぐ力
高い
ROE 15.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「『はやぶさ』を支えたリアルタイム技術の専門家集団が、宇宙・防衛からAIロボットまで未来の社会基盤を設計する」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU