(株)HODL12345
HODL1,inc.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
HODL1はイーサリアム(ETH)という暗号資産を会社として保有・運用する企業です。一般的なサービスや製品を消費者に提供しているわけではありませんが、仮想通貨やブロックチェーン技術に興味がある方にとって、間接的にETHに投資するような感覚で株式を保有できる銘柄です。旧クシム時代にはeラーニング事業やブロックチェーン関連事業を展開していましたが、現在はイーサリアムカンパニーとしての新たな道を模索しています。
HODL1(旧クシム)は、2024年にイーサリアム(ETH)の保有・運用と事業開発を主軸とする企業へ転換しました。旧経営陣がシステム開発・暗号資産関連の主要子会社を代物弁済で売却した経緯があり、現在は田原弘貴CEOの新体制のもと事業立て直しを進めています。2025/03期は売上高わずか26百万円・営業赤字4.9億円と業績は厳しい状況ですが、ETHの保有を通じた企業価値向上を目指す異色の銘柄です。PBR 10.34倍と割高な水準にあり、投機色の強い銘柄として注意が必要です。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 10月
- 本社
- 東京都港区南青山2丁目12-1 ミヤコヤビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
イーサリアム(ETH)の保有・運用を主軸とする事業。HODL & BUIDLを掲げ、ETHの長期保有と関連事業の開発を推進。現時点では実質的な売上はほぼゼロ。
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/10実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/10期 | ▲2.2% | ▲1.8% | ▲3.0% |
| 2017/10期 | 3.9% | 3.2% | 6.2% |
| 2018/10期 | ▲4.9% | ▲4.0% | 11.0% |
| 2019/10期 | ▲1.3% | ▲1.0% | ▲0.5% |
| 2020/10期 | 10.6% | 7.3% | 1.8% |
| 2021/10期 | ▲15.7% | ▲11.7% | ▲8.3% |
| 2022/10期 | 13.9% | 12.1% | 12.3% |
| 2023/10期 | ▲33.6% | ▲4.9% | ▲231.2% |
| 2024/10期 | ▲71.8% | ▲2.6% | ▲70.2% |
| 2025/10期 | ▲146.9% | ▲3.1% | ▲1876.9% |
| 1Q FY2026/10 | ▲27.1%(累計) | ▲20.5%(累計) | ▲372.0% |
収益性指標は全期間を通じて大幅なマイナスとなっています。2022/03期のみROE 10.6%・営業利益率12.3%と黒字を計上しましたが、2023/03期以降は主要事業の喪失により極端な赤字体質に転落。2025/03期の営業利益率-1876.9%は売上高がほぼゼロに近い中での固定費負担を反映しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/10期 | 16.2億円 | ▲1.3億円 | ▲3.6億円 | -21.3円 | -12.8% |
| 2022/10期 | 16.2億円 | 2.0億円 | 6.2億円 | 48.5円 | -0.3% |
| 2023/10期 | 3.9億円 | ▲9.1億円 | ▲16.6億円 | -112.7円 | -75.6% |
| 2024/10期 | 16.1億円 | ▲11.3億円 | ▲19.6億円 | -114.6円 | +309.4% |
| 2025/10期 | 2,600万円 | ▲4.9億円 | ▲13.7億円 | -77.1円 | -98.4% |
HODL1の業績は、主要子会社の売却に伴い2023/03期以降大幅に悪化しています。2022/03期には売上16億円・営業利益2億円を計上しましたが、2025/03期は売上わずか26百万円・営業赤字4.9億円に縮小。2026/03期の予想は売上ゼロ・利益ゼロと開示されており、イーサリアム保有を中心とした新たな事業モデルへの移行期にあります。 【1Q 2026/10期実績】売上27百万円(前年同期比92.9%)、営業利益△99百万円、純利益△1.0億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| イーサリアムトレジャリー事業 | 0.3億円 | -4.9億円 | - |
実質的に単一セグメント(イーサリアムトレジャリー事業)のみの構成です。旧クシム時代にはeラーニング事業やブロックチェーンサービス事業を展開していましたが、主要子会社の売却後はETHの保有を中心とした事業モデルに転換しました。売上はほぼゼロで、事業の立て直しが急務です。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年10月期第1四半期決算短信を発表。イーサリアムトレジャリー事業の進捗を報告。
株主優待制度の廃止を発表。経営資源の効率的活用を理由に廃止。
クシムからHODL1に社名変更。Web3・暗号資産トレジャリー事業を中核とする企業へ転換。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも1Q FY2026/10末時点
バランスシートは劇的に変動しています。2023期〜24/3には暗号資産関連の連結子会社を含め総資産が600〜865億円まで膨張しましたが、主要子会社の売却後の2025/03期には5.3億円まで縮小。有利子負債はゼロで、自己資本比率は2025/03期に78.8%と回復しましたが、BPSは22.6円と大幅に毀損しています。 【1Q 2026/10期】総資産4.4億円、純資産3.5億円、自己資本比率72.2%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/10期 | ▲9,400万円 | 4,100万円 | ▲600万円 | ▲5,300万円 |
| 2017/10期 | 8,300万円 | ▲1.9億円 | 7.0億円 | ▲1.1億円 |
| 2018/10期 | 3.5億円 | ▲1.6億円 | ▲1,000万円 | 1.9億円 |
| 2019/10期 | ▲5,000万円 | 1.2億円 | 8,400万円 | 6,700万円 |
| 2020/10期 | 1.1億円 | ▲5.6億円 | ▲6,600万円 | ▲4.5億円 |
| 2021/10期 | ▲4,900万円 | ▲3.8億円 | 15.7億円 | ▲4.3億円 |
| 2022/10期 | ▲10.0億円 | 6,600万円 | 3.5億円 | ▲9.3億円 |
| 2023/10期 | ▲2.0億円 | 6.1億円 | ▲5,200万円 | 4.1億円 |
| 2024/10期 | ▲6.3億円 | ▲3.0億円 | 9.4億円 | ▲9.3億円 |
| 2025/10期 | ▲6.4億円 | ▲2.6億円 | 2.0億円 | ▲9.0億円 |
営業キャッシュフローは全期間を通じてマイナスが続いており、本業からの資金創出力はありません。財務キャッシュフローで増資等の資金調達を行い、事業を維持している構造です。2025/03期のFCFは-897百万円と、手元資金の減少が続いている点には注意が必要です。
この会社のガバナンスは?
役員数は9名で、女性役員はゼロです。代表取締役CEOの田原弘貴氏を中心とした新経営体制で、旧経営陣による子会社売却後の事業立て直しに取り組んでいます。連結子会社は現時点でゼロとなっています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 2025/10期 | 0万円 | 9人 | - |
従業員数はわずか9名と極めて少人数の組織です。主要子会社売却後に大幅に人員が縮小しており、現在はイーサリアム保有・運用を中心とした最小限の体制で運営されています。平均年収のデータは非開示です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
HODL1のTSRは5年間で80%と投資元本を大きく毀損しています。同期間のTOPIX(213%)と比較すると大幅にアンダーパフォームしており、長期投資には適さない銘柄と言えます。暗号資産市場の動向次第で急騰・急落する可能性があるハイリスク・ハイリターンの投機的銘柄です。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/10期 | 0.4円 | - |
| 2017/10期 | 0.5円 | 17.1% |
| 2018/10期 | 0.8円 | - |
| 2019/10期 | 0.8円 | - |
| 2020/10期 | 1.5円 | 17.9% |
| 2022/10期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/10期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/10期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/10期 | 0円 | 0.0% |
株主優待制度は2025年2月に廃止されました。
HODL1は継続的な赤字体質のため配当は無配が続いています。株主優待制度も2025年2月に廃止が発表されました。イーサリアム保有による含み益の実現や新規事業の黒字化が実現しない限り、配当再開の見通しは立っていません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 100.0万円 | 0.0万円 | 0.0% |
| 2022期 | 85.0万円 | ▲15.0万円 | -15.0% |
| 2023期 | 78.0万円 | ▲22.0万円 | -22.0% |
| 2024期 | 95.0万円 | ▲5.0万円 | -5.0% |
| 2025期 | 80.0万円 | ▲20.0万円 | -20.0% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは赤字のため算出不能、PBR 10.34倍は業界平均(2.5倍)を大幅に上回る割高水準です。BPSが22.6円に対して株価234円と、純資産価値を大きく超えた評価がされており、イーサリアム保有への期待が織り込まれた株価と言えます。信用買残が約176万株と高水準で、投機的な取引が活発です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/10期 | -1,600万円 | 0円 | - |
| 2017/10期 | 3,800万円 | 0円 | 0.0% |
| 2018/10期 | 1.2億円 | 1.9億円 | 157.5% |
| 2019/10期 | -500万円 | 0円 | - |
| 2020/10期 | 4,000万円 | 0円 | 0.0% |
| 2021/10期 | -1.1億円 | 0円 | - |
| 2022/10期 | 1.9億円 | 0円 | 0.0% |
| 2023/10期 | -9.3億円 | 0円 | - |
| 2024/10期 | -11.5億円 | 0円 | - |
| 2025/10期 | -4.5億円 | 0円 | - |
税引前損益は2022/03期を除き継続的にマイナスであり、法人税の納税額はほぼゼロです。繰越欠損金が蓄積されており、仮に将来黒字化した場合にも一定期間は税負担が軽減される可能性があります。
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(株)HODL1 まとめ
「旧クシムからイーサリアム特化企業へ転身。HODL & BUIDLを掲げるWeb3スタンダード銘柄」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。