JMホールディングス3539
JM HOLDINGS CO.,LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段のお買い物で利用するスーパー、もしかしたらJMホールディングスが運営しているかもしれません。例えば、業務用サイズのお肉が安く手に入る「肉のハナマサ」や、新鮮な生鮮食品が魅力の「ジャパンミート」などが代表的な店舗です。週末のバーベキューの買い出しや、毎日の食卓の準備で、知らず知らずのうちに同社のサービスに触れている可能性があります。近年は他のスーパーも次々とグループに加わっており、あなたの街の身近なスーパーが、実は精肉に強いこの会社の仲間入りをしているかもしれません。
JMホールディングスは、「肉のハナマサ」や「ジャパンミート」を核とする食品スーパーです。2025年7月期は売上高1,862.1億円(前期比8.1%増)、営業利益100.48億円(同9.8%増)と増収増益を達成しました。2026年7月期も売上高1,960億円、営業利益109億円と連続での過去最高益更新を見込んでいます。同社の強みは積極的なM&A戦略にあり、近年では関西の「スーパー玉出」との提携や「スーパーみらべる」の買収を通じて、関東地盤から全国へと着実に商圏を拡大しています。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 7月
- 本社
- 茨城県土浦市卸町2丁目3番30号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 13.1% | 7.2% | 4.4% |
| 2017/07期 | 13.0% | 7.3% | 3.8% |
| 2018/07期 | 12.2% | 7.2% | 4.1% |
| 2019/07期 | 11.3% | 6.7% | 4.1% |
| 2020/07期 | 13.3% | 7.8% | 5.3% |
| 2021/07期 | 13.9% | 8.2% | 5.1% |
| 2022/07期 | 12.5% | 7.5% | 4.7% |
| 2023/07期 | 11.7% | 7.1% | 4.7% |
| 2024/07期 | 13.1% | 8.0% | 5.3% |
| 2025/07期 | 14.5% | 9.0% | 5.4% |
| 2Q FY2026/7 | 5.5%(累計) | 3.3%(累計) | 5.5% |
収益性は非常に高く、2025/03期には売上高営業利益率5.4%、ROE(自己資本利益率)14.2%を達成するなど、小売業の業界平均と比較しても際立った資本効率と利益体質を維持しています。単なる価格競争に陥らず、生鮮食品を中心とした強固な仕入れ・物流体制が利益率の安定に寄与しています。規模の拡大に伴い、店舗運営の効率化とサプライチェーンの最適化が着実に進んでいることが、高い収益力の源泉となっています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/07期 | 1,298億円 | 65.8億円 | 42.5億円 | 83.4円 | +2.3% |
| 2022/07期 | 1,408億円 | 66.8億円 | 42.7億円 | 83.7円 | +8.5% |
| 2023/07期 | 1,548億円 | 72.4億円 | 44.2億円 | 86.7円 | +9.9% |
| 2024/07期 | 1,723億円 | 91.5億円 | 54.6億円 | 107.3円 | +11.3% |
| 2025/07期 | 1,862億円 | 100億円 | 64.6億円 | 126.0円 | +8.1% |
JMホールディングスは、業務用食品スーパー「肉のハナマサ」などの多店舗展開を強みとし、積極的なM&Aや新規出店により過去5年間で売上高を約1.4倍に拡大させてきました。店舗網の拡充に加え、PB(プライベートブランド)商品の強化や直輸入によるコスト競争力の向上が奏功し、売上高は2021/03期の約1,298億円から2025/03期には1,862億円まで成長しました。2026/03期も既存店売上の安定と新規出店効果により、さらなる増収増益を見込んでいます。 【2Q 2026/07期実績】売上1012億円(通期予想比52%)、営業利益56億円(同51%)、純利益25億円(同36%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報では、「肉のハナマサ」や「ジャパンミート」等のスーパーマーケット事業を中核とし、外食・イベント関連事業を組み合わせたポートフォリオが確認されます。M&Aを成長エンジンとする戦略が奏功し、売上高・営業利益ともに堅調に拡大していますが、店舗の賃借料や人件費等のコスト変動がリスク要因として注視されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 1,960億円 | — | — | 未達見込み |
| 2024期 | 1,800億円 | — | 1,723億円 | -4.3% |
| 2023期 | 1,500億円 | — | 1,548億円 | +3.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2024期 | 99億円 | — | 91億円 | -7.6% |
| 2023期 | 72億円 | — | 72億円 | +0.6% |
| 2022期 | 70億円 | — | 67億円 | -4.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は2025期を最終年度とする中期経営計画の主要KPI(売上高1,800億円、営業利益81億円)をいずれも前倒しで大幅に上回って達成しており、高い成長性と計画実行力を示しました。M&Aによる規模拡大と既存事業の堅調な推移が貢献しています。一方で、期初の会社予想に対しては未達となるケースも散見されるため、今後の業績予想の精度が注目されます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
第2四半期累計において、経常利益が前年同期比13.0%増となる好調な決算を発表。
第1四半期において連結経常利益が前年同期比19.1%増の22.4億円で着地。
子会社の花正がスーパー玉出より8店舗を譲受し、関西エリアの店舗網を拡大。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しており、自己資本比率は60%を超えて推移しています。2025/03期時点の自己資本は453億円に達し、潤沢な現預金を背景とした安定的な成長投資が可能な基盤が整っています。キャッシュフローの推移からも、過度な負債に頼らず、内部留保と営業利益を原資とした堅実な事業拡大を行っていることが読み取れます。 【2Q 2026/07期】総資産813億円、純資産474億円、自己資本比率57.6%、有利子負債81億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 53.1億円 | 47.8億円 | 20.5億円 | 5.3億円 |
| 2017/07期 | 21.4億円 | 29.1億円 | 1.1億円 | 7.7億円 |
| 2018/07期 | 47.3億円 | 9.7億円 | 19.2億円 | 37.6億円 |
| 2019/07期 | 45.6億円 | 20.6億円 | 14.3億円 | 25.0億円 |
| 2020/07期 | 62.0億円 | 9.5億円 | 16.6億円 | 52.5億円 |
| 2021/07期 | 72.7億円 | 50.9億円 | 15.8億円 | 21.8億円 |
| 2022/07期 | 51.8億円 | 37.4億円 | 10.5億円 | 14.4億円 |
| 2023/07期 | 42.2億円 | 21.4億円 | 18.8億円 | 20.8億円 |
| 2024/07期 | 96.6億円 | 53.4億円 | 22.4億円 | 43.2億円 |
| 2025/07期 | 66.4億円 | 64.2億円 | 57.2億円 | 2.2億円 |
事業活動による営業CFは安定してプラスを維持し、強固な本業の稼ぐ力が成長投資を支える好循環を生み出しています。投資CFは新規店舗の取得やM&Aのために継続的に流出していますが、これは事業拡大のための前向きな支出です。財務CFでは配当支払いや自己株式の取得などに資金を充てており、バランスの取れた資本政策を実行しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/07期 | 10円 | 9.2% |
| 2017/07期 | 20円 | 19.9% |
| 2018/07期 | 15.7円 | 28.8% |
| 2019/07期 | 20円 | 18.9% |
| 2020/07期 | 35円 | 25.5% |
| 2021/07期 | 30円 | 18.8% |
| 2022/07期 | 35円 | 21.9% |
| 2023/07期 | 40円 | 24.2% |
| 2024/07期 | 42円 | 20.5% |
| 2025/07期 | 23円 | 18.3% |
| 権利確定月 | 7月 |
配当方針として「安定的かつ継続的な利益還元」を基本方針とし、業績向上に伴い積極的に増配を行っています。配当性向は20%前後と保守的な水準にありますが、これは成長投資を最優先しつつ株主へ利益を還元するバランスを考慮したものです。今後も強固な財務基盤を背景に、長期的には増配を継続する累進的な姿勢が期待されます。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は24.24倍と高く、信用買い残が積み上がっている状況で、短期的な需給の重しとなる可能性があります。PERは22.5倍と小売業界平均(約25倍)と比較してやや割安な水準にありますが、PBRは1.75倍と業界平均を若干上回っています。配当利回りは2.71%と業界平均より高く、株主還元への意識も評価できるポイントです。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 42.9億円 | 17.3億円 | 40.4% |
| 2017/07期 | 40.9億円 | 14.1億円 | 34.6% |
| 2018/07期 | 45.5億円 | 17.7億円 | 39.0% |
| 2019/07期 | 47.5億円 | 19.4億円 | 40.8% |
| 2020/07期 | 68.1億円 | 31.5億円 | 46.3% |
| 2021/07期 | 66.9億円 | 24.5億円 | 36.6% |
| 2022/07期 | 69.3億円 | 26.6億円 | 38.4% |
| 2023/07期 | 74.2億円 | 30.0億円 | 40.5% |
| 2024/07期 | 93.2億円 | 38.5億円 | 41.4% |
| 2025/07期 | 101億円 | 36.9億円 | 36.3% |
法人税等の支払額は、税引前利益の伸長に連動して増加傾向にあります。実効税率は概ね30%台後半から40%程度の範囲で推移しており、法的な税率水準に沿った適切な納税が行われています。今後も業績拡大に伴い、安定的な納税を通じて社会貢献を果たしていく見込みです。
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