3445プライム

RS Technologies

RS Technologies Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE11.6%
BPS3018.1円
自己資本比率34.0%
FY2025/3 有報データ

半導体ウェーハ再生で世界トップシェア!技術で未来を拓くグローバル企業

世界トップクラスの技術力で、再生からプライムまで全てのシリコンウェーハ需要に応える『総合ウェーハカンパニー』となり、世界の半導体産業を支え続けます。

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンやパソコン、そして最新の自動車。これらの頭脳となる『半導体』を作る過程で、RS Technologiesは目立たないながらも非常に重要な役割を担っています。半導体メーカーは製品を量産する前に、製造装置が正しく動くかを確認するためにお試し用の『テストウェーハ』を何度も流します。RS Technologiesは、この一度使われて汚れたテストウェーハを、独自の超精密な技術で洗浄・研磨し、まるで新品のようにピカピカに再生する専門家集団です。この『リサイクル』技術があるからこそ、半導体メーカーはコストを抑えられ、私たちは高性能な電子機器を手頃な価格で手に入れることができるのです。

半導体シリコンウェーハの再生事業で世界トップシェアを誇る技術主導型企業。2025年12月期には売上高767.1億円(前期比+29.6%)、営業利益142.81億円(同+8.9%)と、旺盛な半導体需要を背景に力強い成長を継続しています。主力である12インチウェーハ再生に加え、中国での新品(プライム)ウェーハ製造事業が第二の柱として急成長しており、収益源の多角化を進めています。M&Aや蓄電池などの新規事業にも積極的で、持続的な成長に向けた布石を着々と打っています。

金属製品プライム市場

会社概要

業種
金属製品
決算期
12月
本社
東京都品川区大井1丁目47番1号
公式
www.rs-tec.jp

社長プロフィール

方 永義
方 永義
代表取締役社長
挑戦者
私たちは、半導体製造に不可欠なシリコンウェーハの再生事業で世界トップクラスの地位を築いてきました。今後も技術革新を続け、高品質な再生ウェーハとプライムウェーハを安定供給することで、世界の半導体産業の発展に貢献してまいります。資源の有効活用を通じて、持続可能な社会の実現という社会的使命も果たしていきます。

この会社のストーリー

2010
株式会社RS Technologies設立

半導体シリコンウェーハの再生事業を目的として、東京都品川区に会社を設立。グローバルな挑戦がここから始まる。

2014
台湾子会社を設立し、グローバル展開を加速

台湾セミコンダクターマニュファクチャリング社(TSMC)の認定を取得し、台湾子会社を設立。世界の大手半導体メーカーとの取引を拡大する。

2015
東京証券取引所マザーズ市場へ上場

設立からわずか4年でIPOを達成。しかし、初値は公開価格を下回る厳しいスタートとなった。

2018
中国でのプライムウェーハ事業へ進出

中国企業との合弁でプライムウェーハ製造事業に参入。再生事業に加え、新たな成長の柱を築く大きな転換点となる。

2020
東京証券取引所第一部へ市場変更

マザーズ上場から5年で東証一部(現プライム市場)へステップアップ。企業の成長と信頼性が市場に認められる。

2023
LEシステムを子会社化、蓄電池事業へ参入

バナジウムレドックスフロー電池を手掛けるLEシステムを子会社化。半導体分野に留まらず、エネルギー分野へと事業領域を拡大する。

2024
過去最高の売上高・利益を更新

旺盛な半導体需要を背景に、連結業績は過去最高を更新。積極的な投資とグローバル展開が実を結び、成長を続ける。

2025+
総合ウェーハカンパニーとしての未来

再生ウェーハとプライムウェーハの両輪で世界の半導体需要に応え、蓄電池事業など新規分野も育成。持続的な成長を目指す。

注目ポイント

世界No.1のウェーハ再生技術

半導体製造に不可欠なシリコンウェーハの再生事業で世界トップクラスのシェアを誇ります。コスト削減と環境負荷低減に貢献し、世界の半導体メーカーから厚い信頼を得ています。

プライムウェーハ事業での急成長

再生事業で培ったノウハウを活かし、新品のプライムウェーハ製造にも進出。特に中国市場での積極的な投資により、第二の収益の柱として急成長を遂げています。

M&Aによる大胆な事業拡大

半導体関連企業の買収に加え、近年は蓄電池事業にも参入。積極的なM&A戦略で事業領域を広げ、新たな成長エンジンを次々と生み出しています。

サービスの実績は?

767.1億円
連結売上高
2025年12月期実績
+29.6% YoY
142.81億円
連結営業利益
2025年12月期実績
+8.9% YoY
45
1株当たり配当金
2025年12月期実績
+10円 YoY
351.4
1株当たり当期純利益(EPS)
2025年12月期実績
-1.9% YoY
トップシェア
12インチ再生ウェーハ世界シェア
自社調べ
首位維持

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
普通
自己資本比率 34.0%
稼ぐ力
高い
ROE 11.6%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
45
方針: 配当性向15%〜20%を目安とし、成長投資とのバランスを考慮した安定配当を維持
1株配当配当性向
FY2016/32.16.3%
FY2017/32.12.6%
FY2018/34.83.4%
FY2019/37.26.3%
FY2020/39.79.1%
FY2021/312.29.8%
FY2022/317.55.8%
FY2023/33010.2%
FY2024/3359.8%
FY2025/34512.8%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は廃止されており実施していません。

配当方針としては、成長投資を最優先しつつ、安定的な配当の継続を重視する姿勢をとっています。直近では業績成長に合わせて増配を継続しており、配当性向は10%強と控えめな水準に留まっています。今後は利益成長に伴う配当額の増加が期待される一方、内部留保によるさらなる競争力強化が優先される構成です。

同業比較(収益性)

金属製品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.6%
業界平均
8.9%
営業利益率上回る
この会社
18.6%
業界平均
6.6%
自己資本比率下回る
この会社
34.0%
業界平均
49.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3499億円
FY2023/3519億円
FY2024/3592億円
FY2025/3767億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3131億円
FY2025/3143億円

当社の業績は、半導体シリコンウェーハの再生およびプライムウェーハ製造事業の拡大を牽引役に成長を続けています。FY2021/3からFY2025/3にかけて売上高は約2.2倍の約767億円まで伸長し、規模の拡大が鮮明です。FY2026/3も売上高840億円、純利益100億円を見込んでおり、半導体市況の回復と生産能力増強による継続的な利益成長が期待されています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
4.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
18.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.7%4.2%-
FY2022/312.9%6.1%-
FY2023/315.6%5.5%-
FY2024/312.3%5.2%22.1%
FY2025/311.6%4.5%18.6%

収益性については、FY2022/3に営業利益率が26.1%の高水準を記録しましたが、その後は設備投資の先行や市場環境の変化により18.6%から22%前後で推移しています。ROEは6%から7%台で安定して推移しており、資本効率を維持しつつ事業投資を継続している状況です。今後は生産効率の向上と高付加価値製品の拡販により、利益率の再改善が図られるかが注目点となります。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率34.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
554億円
会社の純資産
1,533億円

財務健全性については、積極的な設備投資に伴い有利子負債がFY2024/3以降増加しており、FY2025/3時点では約554億円に達しています。しかし、純資産も着実に積み上がっており、自己資本比率は約39%と一定の財務基盤を維持しています。大型設備投資が先行する製造業の特性上、潤沢な資産を背景にしたレバレッジ活用を継続しており、成長投資と財務規律のバランスが取れた状態です。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+148億円
営業CF
投資に使ったお金
-152億円
投資CF
借入・返済など
+103億円
財務CF
手元に残ったお金
-3.9億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/393.4億円-156億円80.7億円-62.8億円
FY2022/3153億円-17.3億円329億円136億円
FY2023/3139億円-89.6億円-48.0億円49.0億円
FY2024/3131億円-66.3億円19.6億円65.1億円
FY2025/3148億円-152億円103億円-3.9億円

営業キャッシュフローは毎期130億円から150億円規模を安定的に創出しており、主力事業の稼ぐ力の強さを証明しています。一方、投資キャッシュフローは成長に向けたウェーハ製造工場の新設等で年間150億円規模の支出を伴う局面もあり、フリーキャッシュフローは年度により変動しています。成長戦略のための先行投資と、財務活動による資金調達を組み合わせた経営スタイルが特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1業界動向に関するリスク当社グループの主な需要先は半導体業界であります
2為替の変動に関するリスク当社グループの海外売上高は、高い水準で推移しております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/388.3億円55.3億円62.6%
FY2022/3155億円77.6億円50.1%
FY2023/3149億円72.2億円48.4%
FY2024/3157億円62.2億円39.7%
FY2025/3166億円73.4億円44.1%

過去の実効税率は、海外子会社を含むグループ全体の課税関係や繰延税金資産の計上状況等の影響を受け、法定実効税率よりも高めに推移する傾向がありました。FY2024/3以降は税率が低下傾向にあり、税負担の最適化が進んでいます。FY2026/3の予想税率は35.1%を見込んでおり、税務コストのコントロールが進む見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
640万円
従業員数
2,744
平均年齢
40.6歳
平均年収従業員数前年比
当期640万円2,744-

従業員平均年収は640万円で、製造業の中では安定した水準を維持しています。半導体市況の好不調に左右されやすい業態ですが、近年の業績拡大に伴い、従業員への利益還元と優秀な人材の確保が重要な課題となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主15.5%
浮動株84.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関11.8%
事業法人等3.8%
外国法人等62.5%
個人その他19.5%
証券会社2.5%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はINTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券)。

R.S.TECH HONG KONG LIMITED(常任代理人 方 永義)(9,520,000株)35.85%
方 永義(2,135,000株)8.04%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,108,000株)7.94%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(919,000株)3.46%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(764,000株)2.88%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(762,000株)2.87%
那須マテリアル株式会社(684,000株)2.58%
BNY GCM CLIENT  ACCOUNT JPRD AC  ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(450,000株)1.69%
鈴木 正行(450,000株)1.69%
本郷 邦夫(390,000株)1.47%

筆頭株主であるR.S. TECH HONG KONG LIMITED(35.85%)と創業者の方永義氏(8.04%)で議決権の約4割以上を保有しており、経営陣による強固な支配体制が特徴です。機関投資家や信託口の保有も一定数存在しますが、創業家主導の意思決定が色濃く反映される構成となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億500万円
取締役4名の合計

シリコンウェーハの再生加工を主力とし、プライムウェーハ製造や装置事業へ多角化を図っています。開示資料では、半導体市場の需給変動や地政学的なカントリーリスクが主要な経営リスクとして挙げられており、中国等の海外拠点における事業展開が業績を大きく左右する構造です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
5,300万円
連結子会社数
13
設備投資額
84.2億円
平均勤続年数(従業員)
7.1
臨時従業員数
249

取締役8名のうち女性が2名在籍し、女性役員比率25.0%を達成するなど多様性の確保が進んでいます。また、社外取締役を半数登用することで監督機能を強化しており、連結子会社13社を抱えるグローバル企業として、監査体制の適正化と内部統制の充実に努めています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は予想を上回る傾向にあるが、利益面ではやや未達が散見される。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年12月期 連結業績予想
FY2026
売上高: 目標 840億円 順調 (767.1億円)
91.3%
営業利益: 目標 154億円 順調 (142.81億円)
92.7%
純利益: 目標 100億円 順調 (92.97億円)
93%
旧中期経営計画
FY2020~FY2023
売上高: 目標 316億円 達成 (518.9億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025750億円767億円+2.3%
FY2024549億円592億円+7.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025151億円143億円-5.4%
FY2024140億円131億円-6.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、明確な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標として開示しています。過去の計画や直近の予想を見ると、売上高は市場の拡大を捉えて計画を上回るペースで成長している一方、先行投資や市況変動により利益はやや計画を下回る傾向が見られます。投資家としては、トップラインの成長力を評価しつつ、利益率の改善が今後の課題であると認識する必要があります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2023以降、同社のTSRはTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)状況が続いています。これは、TOPIXが大型株を中心に大きく上昇した期間において、半導体市況の変動を受けやすい同社株が相対的に出遅れたことを示唆しています。株主還元として配当を継続していますが、株価のパフォーマンスが今後のTSR向上の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+37.7%
100万円 →137.7万円
37.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021120.3万円+20.3万円20.3%
FY2022125.9万円+25.9万円25.9%
FY2023107.4万円+7.4万円7.4%
FY2024125.2万円+25.2万円25.2%
FY2025137.7万円+37.7万円37.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残184,200株
売り残13,100株
信用倍率14.06倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
第16期 定時株主総会2026年3月27日

同社のPERは10.3倍と、業界平均(15.0倍程度)と比較して割安な水準にあります。これは、利益計画の未達懸念や半導体市況の不透明感が株価の重しとなっている可能性を示唆しています。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は14.06倍と高水準です。これは将来の株価上昇を期待する個人投資家が多いことを示しますが、需給面では将来的な売り圧力となるリスクもはらんでいます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報
業界内ランキング
上位 15%
金属製品業 480社中 72位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
事業提携・海外展開25%
株価・資本政策20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月事業展開

中国における新会社設立を発表し、グローバルな生産体制の強化を加速させています。

2026年2月採択公表

蓄電池事業が経済産業省の補助事業に採択され、新規エネルギー関連ビジネスの成長が期待されます。

2025年8月事業進捗

第2四半期決算にて、新規事業であるRSPDHが連結業績を牽引する体制を報告しました。

RS Technologies まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
普通
自己資本比率 34.0%
稼ぐ力
高い
ROE 11.6%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「半導体業界の『もったいない』を宝に換える、シリコンウェーハ再生の世界トップ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU