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日本毛織3201

THE JAPAN WOOL TEXTILE CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 47円
安全性
安定
自己資本比率 57.2%
稼ぐ力
普通
ROE 1.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが学生時代に着ていた制服、その生地はもしかしたら日本毛織(ニッケ)製だったかもしれません。また、週末に家族で出かけるショッピングセンター、例えば千葉県市川市の「ニッケコルトンプラザ」のような大型商業施設の運営も手がけています。実は裏側では、警察官や消防士が身につける特殊な制服の素材や、工場の機械で使われるフエルトなど、専門的な製品も作っています。ウール製品の老舗というだけでなく、私たちの暮らしの様々な場面を陰で支えている会社なのです。

日本毛織は、2025期に売上高1193.8億円、営業利益119.13億円を達成し、安定した成長軌道にあります。伝統的な繊維事業を基盤としつつ、収益の柱は「ニッケコルトンプラザ」などの商業施設運営を中心とした不動産事業であり、これが安定したキャッシュフローを生み出しています。近年はM&Aを積極的に活用し、鉄道車両部品や寝具ECなど新規事業領域へも進出。事業ポートフォリオの多角化を通じて持続的成長を目指しており、2026期は売上高1300.0億円、営業利益130.00億円と増収増益を予想しています。

繊維製品プライム市場

会社概要

業種
繊維製品
決算期
11月
本社
大阪府大阪市中央区瓦町3丁目3-10

サービスの実績は?

119.13億円
営業利益(不動産事業)
2025期実績
+2.4% YoY
39.52億円
営業利益(産業機材事業)
2025期実績
-6.1% YoY
24.64億円
営業利益(衣料繊維事業)
2025期実績
+12.7% YoY
47
1株当たり配当金
2025期実績
+17.5% YoY
13.6億円
設備投資額
2025期実績
+52.8% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
1.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/11期6.1%3.8%7.5%
2017/11期6.2%3.9%8.1%
2018/11期5.9%3.7%7.6%
2019/11期7.1%4.5%8.3%
2020/11期7.5%4.8%8.6%
2021/11期8.3%5.3%9.3%
2022/11期6.9%4.5%9.8%
2023/11期6.9%4.6%9.7%
2024/11期7.5%5.2%10.1%
2025/11期7.1%4.9%10.0%
1Q FY2026/111.9%(累計)1.1%(累計)7.9%

当社の営業利益率は約10%前後で安定して推移しており、製造業としては高い収益性を確保しています。不動産賃貸事業が安定的なキャッシュフローの源泉として機能しており、これが繊維事業の季節変動や市況変化を吸収するバッファとして働いています。ROEは概ね7%前後の水準で推移しており、資本効率を意識した経営が一定の成果を上げています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/11期1,066億円99.0億円83.1億円115.1円+1.6%
2022/11期1,090億円107億円72.8億円100.5円+2.3%
2023/11期1,135億円110億円76.4億円108.5円+4.1%
2024/11期1,154億円116億円89.7億円130.1円+1.7%
2025/11期1,194億円119億円90.9億円132.3円+3.4%

日本毛織(ニッケ)は、主力の繊維事業に加え商業施設運営などの不動産事業が成長を牽引し、売上高は5期連続で増収基調を維持しています。2025年3月期には売上高が約1,194億円に達し、制服素材の堅調な販売やグループ会社の買収による事業拡大が奏功しました。2026年3月期も安定した収益基盤を背景に、さらなる増収増益が見込まれる強固な成長軌道にあります。 【1Q 2026/11期実績】売上288億円(通期予想比22%)、営業利益23億円(同17%)、純利益21億円(同22%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

繊維製品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
1.9%(累計)
業界平均
2.3%
営業利益率上回る
この会社
7.9%
業界平均
6.2%
自己資本比率上回る
この会社
57.2%
業界平均
46.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

衣料繊維事業を軸としつつ、産業機材や商業施設運営などの不動産・生活関連事業がグループ全体の利益を支える多角的な収益構造を有しています。原材料価格の高騰や為替変動といった外部環境リスクに対し、事業ポートフォリオの分散で対応しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
売上高は未達もあるが、利益目標は堅実に達成しており、計画遂行能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

ニッケグループRN130第3次中期経営計画
2024期~2026期
売上高: 目標 1,300億円 順調 (1,193.8億円)
91.83%
営業利益: 目標 130億円 順調 (119.13億円)
91.64%
ROE: 目標 8.0%以上 順調 (7.5%)
93.75%
総還元性向: 目標 50%程度 順調
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期1,210億円1,135億円-6.2%
2024期1,110億円1,154億円+4.0%
2025期1,280億円1,194億円-6.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期110億円110億円+0.1%
2024期110億円1,164億円+5.8%
2025期120億円1,191億円-0.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「RN130第3次」では、最終年度の2026期に売上高1,300億円、営業利益130億円を目標に掲げています。進捗を見ると、2025期実績で売上高が1,193.8億円(進捗率91.8%)、営業利益が119.1億円(進捗率91.6%)と順調に進んでいます。特に、ROE 8.0%以上や総還元性向50%程度といった株主還元への意識の高さが特徴です。過去の業績予想精度は、売上高で多少のブレはあるものの、利益面ではほぼ計画通りに着地させる安定感があり、経営の信頼性は高いと言えます。

最新ニュース

ポジティブ
京成グループは、ニッケが推進する循環プロジェクト「WAONAS」に参加
2/2 · PR TIMES
中立
ニッケ、2025年11月期純利益は90億9000万円で着地
1/15 · 日本経済新聞
ポジティブ
ニッケが大幅続伸、前期上振れ着地と今期連続最高益を好感
12/20 · 会社四季報オンライン
ポジティブ
ニッケ、鉄道車両・発電所用制御装置メーカーのカコテクノスを子会社化
10/9 · M&Aニュース
中立
ニッケ、2025年11月期第1四半期純利益は16億4500万円
4/11 · 株式新聞

どんな話題が多い?

業績・決算40%
M&A・事業拡大30%
サステナビリティ20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ややか好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
日本経済新聞, 会社四季報, 株探, PR TIMES, 神戸新聞
業界内ランキング
上位 15%
繊維製品業 50社中 7位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年10月子会社化

鉄道・電力制御装置のカコテクノスを買収し鉄道分野へ初参入を果たしました。

2026年1月決算発表

2025年11月期は純利益90.90億円を達成し安定した収益基盤を証明しました。

2026年2月プロジェクト開始

循環プロジェクト「WAONAS」に京成グループが参画し事業領域の拡大が評価されています。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率57.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
181億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,376億円
会社の純資産

自己資本比率は約69%と非常に高い水準を維持しており、財務体質は極めて健全です。実質無借金経営を継続しており、潤沢な現預金と資産を背景に、M&Aを通じた成長戦略や株主還元を柔軟に実施できる体制が整っています。資産規模も5年間で着実に拡大しており、堅実かつ効率的な経営基盤が構築されています。 【1Q 2026/11期】総資産1993億円、純資産1376億円、自己資本比率57.2%、有利子負債181億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+121億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-92.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-50.7億円
借入・返済など
Free CF
+28.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/11期95.1億円65.9億円33.6億円29.2億円
2017/11期92.1億円67.0億円7.4億円25.1億円
2018/11期58.1億円29.3億円14.8億円28.8億円
2019/11期137億円31.4億円29.2億円106億円
2020/11期113億円62.3億円3.6億円50.9億円
2021/11期124億円20.9億円14.8億円103億円
2022/11期94.5億円68.8億円95.0億円25.7億円
2023/11期90.0億円9.9億円97.7億円99.8億円
2024/11期102億円78.6億円42.1億円23.0億円
2025/11期121億円92.5億円50.7億円28.9億円

事業活動から得られる営業キャッシュフローは毎年100億円前後の規模で安定しており、強固な収益力を示しています。積極的な投資キャッシュフローのマイナスは、M&Aや設備投資による成長のための支出であり、将来の収益基盤を構築するための前向きな資金配分です。借入金に頼らず自己資金で成長投資と株主還元を両立させている点が大きな特徴です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
47
方針: 配当性向30-35%目標
1株配当配当性向
2016/11期2232.4%
2017/11期2230.8%
2018/11期2230.4%
2019/11期2629.0%
2020/11期2727.4%
2021/11期2824.3%
2022/11期3029.8%
2023/11期3330.4%
2024/11期4030.7%
2025/11期4735.5%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月5月

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、長期的な増配基調を継続していることが大きな特徴です。配当性向は30%から35%を目途とした水準でコントロールされており、業績の成長に合わせて株主への利益配分を着実に引き上げています。自己資本の厚みを活かした株主還元は今後も持続可能であり、投資家にとっての魅力となっています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残53,300株
売り残82,500株
信用倍率0.65倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年11月期 第2四半期決算発表2026年7月中旬
2026年11月期 第3四半期決算発表2026年10月中旬
2026年11月期 本決算発表2027年1月上旬

信用倍率は1倍を下回る0.65倍で、売り残が買い残を上回る状況です。これは、将来の株価下落を見込む空売りが多い一方、買い戻しによる株価上昇圧力(踏み上げ)の可能性も示唆します。PERは12.9倍、PBRは0.93倍と、業界平均と比較して割安な水準にあります。特にPBRが1倍を割れている点は、資産価値に対して株価が過小評価されている可能性を示唆しています。配当利回りは業界平均をやや上回っており、バリュー株としての魅力も持ち合わせています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/11期76.5億円26.5億円34.6%
2017/11期90.9億円38.2億円42.0%
2018/11期91.3億円38.5億円42.2%
2019/11期112億円46.5億円41.6%
2020/11期127億円55.3億円43.7%
2021/11期97.8億円14.8億円15.1%
2022/11期117億円44.3億円37.8%
2023/11期116億円39.9億円34.3%
2024/11期121億円31.3億円25.9%
2025/11期130億円38.8億円29.9%

実効税率は年度により変動がありますが、これは税効果会計の影響や特定の課税所得調整による一時的な要因が主なものです。概ね法定実効税率に近い水準で推移しており、適正な納税が行われています。業績の安定に伴い、税引前利益は130億円規模で安定推移しており、将来にわたっても継続的かつ安定した納税が期待されます。

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業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 47円
安全性
安定
自己資本比率 57.2%
稼ぐ力
普通
ROE 1.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「120年超の老舗繊維メーカーが、不動産とM&Aを両輪に成長する複合企業体」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU