ネクステージ
NEXTAGE Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月27日
お客様との生涯取引を目指す、高成長・高収益な中古車販売のリーディングカンパニー
2030年までに売上高1兆円を達成し、誰もが安心してクルマの売買を行える、業界のリーディングカンパニーとなること。
この会社ってなに?
あなたが新しいクルマを探したり、今の愛車を売りたいと考えたりするとき、ネクステージは大きな選択肢の一つになります。街でよく見かける大型の中古車展示場が同社の店舗です。特に「SUV LAND」のような車種専門の大型店を展開しており、あなたの欲しいクルマが見つかりやすいのが特徴です。クルマを買った後も、車検や修理、保険まで一貫してサポートしてくれるため、カーライフの「かかりつけ医」のような存在を目指しています。普段目にするオートバックスとも在庫連携を始めており、あなたが目にする中古車の裏側で、ネクステージが関わっているかもしれません。
中古車販売大手のネクステージは、FY2025に売上高6,520.7億円(前期比18.0%増)、営業利益195.9億円(同51.4%増)と大幅な回復を見込む成長企業です。FY2024は業界全体の混乱もあり一時的に減益となりましたが、全国への店舗網拡大と販売後の車検・整備といったストック型収益の強化で顧客の生涯価値向上を図っています。競合の不祥事による追い風を受ける一方、自社のコンプライアンス体制の強化も課題となっており、2030年の売上高1兆円という壮大な目標達成に向けた経営手腕が注目されます。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 11月
- 本社
- 愛知県名古屋市中区新栄1-1-1 明治安田生命名古屋ビル14F
- 公式
- www.nextage.jp
社長プロフィール

私たちは『みんなに愛されるクルマ屋さん』という企業理念のもと、お客様に最高のカーライフを提供することを目指しています。2030年の売上高1兆円というビジョン達成に向け、中古車業界の健全化をリードし、お客様からの信頼を第一に事業を推進してまいります。
この会社のストーリー
愛知県で株式会社ネクステージを設立。中古車販売事業を開始し、地域に根差した経営をスタートさせる。
創業15年で株式上場を果たす。これにより社会的信用を高め、全国展開への基盤を築く。
マザーズ上場からわずか1年4ヶ月で東証一部へ。企業としての信頼性と成長性を市場に示し、さらなる飛躍を遂げる。
オンラインストア「Amazon.co.jp」で中古車の販売を開始。新たな販売チャネルを開拓し、顧客層を拡大する挑戦を行う。
コロナ禍においても堅調な業績を維持し、2020年11月期の純利益が過去最高を更新。強固な事業基盤を証明した。
中古車業界全体で不適切事案が問題となる中、同社も保険契約に関する行政処分を受ける。信頼回復に向けた内部統制の強化が急務となる。
オートバックスカーズとの在庫連携システムを導入。業界の健全化と顧客の信頼回復に向けた具体的なアクションを推進する。
中期経営計画で掲げた「売上高1兆円、営業利益900億円」の達成を目指す。業界のリーディングカンパニーとして、新たなステージへ挑む。
注目ポイント
創業から着実に成長を続け、上場後も売上高を急拡大。競合他社の約2倍という高い営業利益率を誇り、高収益なビジネスモデルを確立しています。
中古車の販売だけでなく、買取、車検、整備、保険までワンストップで提供。顧客と長期的な関係を築くことで、安定した収益基盤を構築しています。
車種別専門店や輸入車ディーラーなど多様な店舗形態で全国展開を加速。業績拡大に伴い、配当も連続して増配しており、株主への還元にも積極的です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0.8円 | 4.7% |
| FY2017/3 | 6円 | 15.7% |
| FY2018/3 | 4円 | 9.5% |
| FY2019/3 | 6円 | 10.3% |
| FY2020/3 | 7円 | 11.0% |
| FY2021/3 | 15円 | 11.8% |
| FY2022/3 | 24円 | 13.6% |
| FY2023/3 | 32円 | 22.1% |
| FY2024/3 | 33円 | 33.0% |
| FY2025/3 | 45円 | 27.8% |
現在、株主優待制度は実施していません。
同社は成長投資を最優先しつつ、株主への利益還元も重要視しています。配当金は業績の成長に合わせて年々増配を継続しており、株主還元への姿勢を強めています。今後は配当性向の向上を通じ、着実な還元を目指す方針です。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ネクステージは中古車販売の全国展開を積極的に進め、売上高はFY2021/3の約2,913億円からFY2025/3には約6,521億円まで急成長しました。一時は市場環境の厳しさから営業利益が一時的に減少する場面もありましたが、直近では価格転嫁の進展により収益が再び回復基調にあります。今後はさらなる店舗網の拡大と販売効率の向上により、FY2026/3には過去最高となる営業利益240億円を目指しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 24.5% | 5.7% | 2.5% |
| FY2017/3 | 15.0% | 6.4% | 2.9% |
| FY2018/3 | 16.2% | 4.6% | 2.7% |
| FY2019/3 | 15.3% | 4.9% | 2.8% |
| FY2020/3 | 15.8% | 4.8% | 2.8% |
| FY2021/3 | 23.2% | 8.7% | 4.7% |
| FY2022/3 | 24.7% | 8.6% | 4.7% |
| FY2023/3 | 17.4% | 6.5% | 3.5% |
| FY2024/3 | 11.0% | 3.6% | 2.3% |
| FY2025/3 | 16.2% | 5.6% | 3.0% |
同社は効率的な店舗運営により高い収益性を維持してきましたが、FY2024/3には積極的な出店コストや市場環境の変化が重なり、営業利益率は2.3%まで低下しました。しかし、徹底した在庫回転と販売台数の積み上げにより、直近のFY2025/3には営業利益率3.0%へ改善傾向にあります。ROE(自己資本利益率)は16.2%と依然として高い水準を維持しており、株主資本を活用した効率的な経営を行っています。
財務は安全?
総資産は積極的な店舗出店に伴う在庫および固定資産の増加により、FY2021/3からFY2025/3にかけて約2倍以上の約2,268億円まで拡大しました。自己資本比率は30%台前半から中盤で安定的に推移しており、健全な財務基盤を維持しています。なお、有利子負債については、潤沢な手元資金や営業キャッシュフローを優先的に活用しているため、実質的にゼロの無借金経営を継続しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | -9,000万円 | -21.4億円 | 26.4億円 | -22.3億円 |
| FY2017/3 | -2.7億円 | -34.8億円 | 81.9億円 | -37.4億円 |
| FY2018/3 | -20.8億円 | -74.2億円 | 194億円 | -95.0億円 |
| FY2019/3 | -92.1億円 | -108億円 | 146億円 | -200億円 |
| FY2020/3 | 193億円 | -85.3億円 | 56.7億円 | 107億円 |
| FY2021/3 | 32.1億円 | -82.6億円 | 3.2億円 | -50.4億円 |
| FY2022/3 | -179億円 | -138億円 | 288億円 | -317億円 |
| FY2023/3 | 337億円 | -237億円 | -2.3億円 | 100億円 |
| FY2024/3 | 30.2億円 | -185億円 | 214億円 | -154億円 |
| FY2025/3 | 91.9億円 | -73.3億円 | -199億円 | 18.6億円 |
営業キャッシュフローは、中古車在庫の拡充や店舗網の急拡大を背景に大きく変動する傾向があります。特に積極的な店舗投資(投資キャッシュフロー)が継続しているため、フリーキャッシュフロー(FCF)は年によって赤字となることも少なくありません。ただし、本業の収益が拡大しており、手元資金の回収サイクルも確立されているため、将来的な成長投資と並行して安定した資金繰りを維持しています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 20.9億円 | 7.5億円 | 36.1% |
| FY2017/3 | 33.0億円 | 10.4億円 | 31.5% |
| FY2018/3 | 41.9億円 | 12.8億円 | 30.5% |
| FY2019/3 | 58.9億円 | 16.3億円 | 27.7% |
| FY2020/3 | 65.3億円 | 17.9億円 | 27.4% |
| FY2021/3 | 134億円 | 37.3億円 | 27.8% |
| FY2022/3 | 191億円 | 51.9億円 | 27.2% |
| FY2023/3 | 158億円 | 42.2億円 | 26.7% |
| FY2024/3 | 121億円 | 41.4億円 | 34.1% |
| FY2025/3 | 185億円 | 56.7億円 | 30.7% |
法人税等の支払額は、税引前利益の増減に合わせて変動しています。実効税率は概ね30%前後で推移していますが、年度ごとの会計上の調整や税務上の優遇措置などの影響で変動が見られます。将来の利益拡大を見据え、堅実な納税を行っています。
会社の公式開示情報
EDINET等の開示情報によれば、同社は中古車販売・買取・整備の垂直統合モデルを強みとしており、売上高は6,500億円規模に急成長しています。一方で、急速な店舗展開に伴う内部管理体制の強化や、保険販売に係るコンプライアンスリスクが継続的なモニタリング対象となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 6,840億円 | — | 6,521億円 | -4.7% |
| FY2024 | 5,450億円 | — | 5,528億円 | +1.4% |
| FY2023 | 5,000億円 | — | 4,635億円 | -7.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 240億円 | — | 196億円 | -18.3% |
| FY2024 | 200億円 | — | 129億円 | -35.3% |
| FY2023 | 250億円 | — | 161億円 | -35.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ネクステージは長期ビジョンとして2030年に売上高1兆円を掲げていますが、足元の業績は計画に対して慎重な進捗です。特に、中古車市場の相場変動や業界全体の不祥事の影響を受け、営業利益の計画未達が続いています。FY2024、FY2023と2期連続で期初予想を大幅に下回っており、外部環境の変化への対応力が問われています。今後は、収益性の高い整備事業の拡大や、在庫管理の効率化による利益率改善が計画達成の鍵となります。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は1倍を割り込み、売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、将来の株価下落を見込む投資家が多いことを示唆しています。これは、株価が安値から急回復したことによる利益確定売りや、業界の先行き不透明感を反映している可能性があります。PER・PBRともに業界平均と比較して割高な水準にあり、市場からの高い成長期待が株価に織り込まれていると考えられます。今後の決算で期待に見合う成長を示せるかが焦点となります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年元日に3店舗同時グランドオープンを達成し、サービス網を拡充。
オートバックスカーズとの在庫連携システムを本格導入し、販売効率を向上。
保険業法に基づく業務改善命令を受け、内部統制の抜本的な見直しを実施。
最新ニュース
ネクステージ まとめ
ひとめ診断
「荒れる中古車業界の優等生が、DXと生涯顧客化を武器に売上1兆円を目指す急成長企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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