3186プライム

ネクステージ

NEXTAGE Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE16.2%
BPS1012.2円
自己資本比率34.9%
FY2025/3 有報データ

お客様との生涯取引を目指す、高成長・高収益な中古車販売のリーディングカンパニー

2030年までに売上高1兆円を達成し、誰もが安心してクルマの売買を行える、業界のリーディングカンパニーとなること。

この会社ってなに?

あなたが新しいクルマを探したり、今の愛車を売りたいと考えたりするとき、ネクステージは大きな選択肢の一つになります。街でよく見かける大型の中古車展示場が同社の店舗です。特に「SUV LAND」のような車種専門の大型店を展開しており、あなたの欲しいクルマが見つかりやすいのが特徴です。クルマを買った後も、車検や修理、保険まで一貫してサポートしてくれるため、カーライフの「かかりつけ医」のような存在を目指しています。普段目にするオートバックスとも在庫連携を始めており、あなたが目にする中古車の裏側で、ネクステージが関わっているかもしれません。

中古車販売大手のネクステージは、FY2025に売上高6,520.7億円(前期比18.0%増)、営業利益195.9億円(同51.4%増)と大幅な回復を見込む成長企業です。FY2024は業界全体の混乱もあり一時的に減益となりましたが、全国への店舗網拡大と販売後の車検・整備といったストック型収益の強化で顧客の生涯価値向上を図っています。競合の不祥事による追い風を受ける一方、自社のコンプライアンス体制の強化も課題となっており、2030年の売上高1兆円という壮大な目標達成に向けた経営手腕が注目されます。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
11月
本社
愛知県名古屋市中区新栄1-1-1 明治安田生命名古屋ビル14F
公式
www.nextage.jp

社長プロフィール

浜脇 浩次
浜脇 浩次
代表取締役社長執行役員
挑戦者
私たちは『みんなに愛されるクルマ屋さん』という企業理念のもと、お客様に最高のカーライフを提供することを目指しています。2030年の売上高1兆円というビジョン達成に向け、中古車業界の健全化をリードし、お客様からの信頼を第一に事業を推進してまいります。

この会社のストーリー

1998
創業

愛知県で株式会社ネクステージを設立。中古車販売事業を開始し、地域に根差した経営をスタートさせる。

2013
東京証券取引所マザーズへ上場

創業15年で株式上場を果たす。これにより社会的信用を高め、全国展開への基盤を築く。

2014
東京証券取引所第一部へ市場変更

マザーズ上場からわずか1年4ヶ月で東証一部へ。企業としての信頼性と成長性を市場に示し、さらなる飛躍を遂げる。

2016
Amazonとの提携開始

オンラインストア「Amazon.co.jp」で中古車の販売を開始。新たな販売チャネルを開拓し、顧客層を拡大する挑戦を行う。

2020
過去最高の純利益を更新

コロナ禍においても堅調な業績を維持し、2020年11月期の純利益が過去最高を更新。強固な事業基盤を証明した。

2023
業界全体の課題に直面

中古車業界全体で不適切事案が問題となる中、同社も保険契約に関する行政処分を受ける。信頼回復に向けた内部統制の強化が急務となる。

2025
事業連携と信頼回復への取り組み

オートバックスカーズとの在庫連携システムを導入。業界の健全化と顧客の信頼回復に向けた具体的なアクションを推進する。

2030
売上高1兆円への挑戦

中期経営計画で掲げた「売上高1兆円、営業利益900億円」の達成を目指す。業界のリーディングカンパニーとして、新たなステージへ挑む。

注目ポイント

驚異的な成長スピードと高い収益性

創業から着実に成長を続け、上場後も売上高を急拡大。競合他社の約2倍という高い営業利益率を誇り、高収益なビジネスモデルを確立しています。

生涯取引を促す独自のビジネスモデル

中古車の販売だけでなく、買取、車検、整備、保険までワンストップで提供。顧客と長期的な関係を築くことで、安定した収益基盤を構築しています。

積極的な事業拡大と株主還元

車種別専門店や輸入車ディーラーなど多様な店舗形態で全国展開を加速。業績拡大に伴い、配当も連続して増配しており、株主への還元にも積極的です。

サービスの実績は?

177,742
年間小売販売台数
2024年11月期実績
+14.7% YoY
249店舗
総店舗数
2024年11月末時点
+20店舗 YoY
134,802
年間買取台数
2024年11月期実績
+1.7% YoY
109,212
年間車検台数
2024年11月期実績
+16.8% YoY
73.2%
小売台数に占める自社買取車の比率
2024年11月期実績

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
普通
自己資本比率 34.9%
稼ぐ力
高い
ROE 16.2%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
45
方針: 配当性向目標
1株配当配当性向
FY2016/30.84.7%
FY2017/3615.7%
FY2018/349.5%
FY2019/3610.3%
FY2020/3711.0%
FY2021/31511.8%
FY2022/32413.6%
FY2023/33222.1%
FY2024/33333.0%
FY2025/34527.8%
7期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

同社は成長投資を最優先しつつ、株主への利益還元も重要視しています。配当金は業績の成長に合わせて年々増配を継続しており、株主還元への姿勢を強めています。今後は配当性向の向上を通じ、着実な還元を目指す方針です。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
16.2%
業界平均
4.9%
営業利益率下回る
この会社
3.0%
業界平均
5.9%
自己資本比率下回る
この会社
34.9%
業界平均
50.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/34,181億円
FY2023/34,635億円
FY2024/35,528億円
FY2025/36,521億円
営業利益
FY2022/3194億円
FY2023/3161億円
FY2024/3129億円
FY2025/3196億円

ネクステージは中古車販売の全国展開を積極的に進め、売上高はFY2021/3の約2,913億円からFY2025/3には約6,521億円まで急成長しました。一時は市場環境の厳しさから営業利益が一時的に減少する場面もありましたが、直近では価格転嫁の進展により収益が再び回復基調にあります。今後はさらなる店舗網の拡大と販売効率の向上により、FY2026/3には過去最高となる営業利益240億円を目指しています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
16.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
5.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
3.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/324.5%5.7%2.5%
FY2017/315.0%6.4%2.9%
FY2018/316.2%4.6%2.7%
FY2019/315.3%4.9%2.8%
FY2020/315.8%4.8%2.8%
FY2021/323.2%8.7%4.7%
FY2022/324.7%8.6%4.7%
FY2023/317.4%6.5%3.5%
FY2024/311.0%3.6%2.3%
FY2025/316.2%5.6%3.0%

同社は効率的な店舗運営により高い収益性を維持してきましたが、FY2024/3には積極的な出店コストや市場環境の変化が重なり、営業利益率は2.3%まで低下しました。しかし、徹底した在庫回転と販売台数の積み上げにより、直近のFY2025/3には営業利益率3.0%へ改善傾向にあります。ROE(自己資本利益率)は16.2%と依然として高い水準を維持しており、株主資本を活用した効率的な経営を行っています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率34.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
792億円

総資産は積極的な店舗出店に伴う在庫および固定資産の増加により、FY2021/3からFY2025/3にかけて約2倍以上の約2,268億円まで拡大しました。自己資本比率は30%台前半から中盤で安定的に推移しており、健全な財務基盤を維持しています。なお、有利子負債については、潤沢な手元資金や営業キャッシュフローを優先的に活用しているため、実質的にゼロの無借金経営を継続しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+91.9億円
営業CF
投資に使ったお金
-73.3億円
投資CF
借入・返済など
-199億円
財務CF
手元に残ったお金
+18.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/3-9,000万円-21.4億円26.4億円-22.3億円
FY2017/3-2.7億円-34.8億円81.9億円-37.4億円
FY2018/3-20.8億円-74.2億円194億円-95.0億円
FY2019/3-92.1億円-108億円146億円-200億円
FY2020/3193億円-85.3億円56.7億円107億円
FY2021/332.1億円-82.6億円3.2億円-50.4億円
FY2022/3-179億円-138億円288億円-317億円
FY2023/3337億円-237億円-2.3億円100億円
FY2024/330.2億円-185億円214億円-154億円
FY2025/391.9億円-73.3億円-199億円18.6億円

営業キャッシュフローは、中古車在庫の拡充や店舗網の急拡大を背景に大きく変動する傾向があります。特に積極的な店舗投資(投資キャッシュフロー)が継続しているため、フリーキャッシュフロー(FCF)は年によって赤字となることも少なくありません。ただし、本業の収益が拡大しており、手元資金の回収サイクルも確立されているため、将来的な成長投資と並行して安定した資金繰りを維持しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/320.9億円7.5億円36.1%
FY2017/333.0億円10.4億円31.5%
FY2018/341.9億円12.8億円30.5%
FY2019/358.9億円16.3億円27.7%
FY2020/365.3億円17.9億円27.4%
FY2021/3134億円37.3億円27.8%
FY2022/3191億円51.9億円27.2%
FY2023/3158億円42.2億円26.7%
FY2024/3121億円41.4億円34.1%
FY2025/3185億円56.7億円30.7%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に合わせて変動しています。実効税率は概ね30%前後で推移していますが、年度ごとの会計上の調整や税務上の優遇措置などの影響で変動が見られます。将来の利益拡大を見据え、堅実な納税を行っています。

会社の公式開示情報

EDINET等の開示情報によれば、同社は中古車販売・買取・整備の垂直統合モデルを強みとしており、売上高は6,500億円規模に急成長しています。一方で、急速な店舗展開に伴う内部管理体制の強化や、保険販売に係るコンプライアンスリスクが継続的なモニタリング対象となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上高は計画に近いが、利益面での未達が目立ち、業績予想の精度に課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年11月期 業績目標
FY2026
売上高: 目標 6,840億円 順調 (6,520.7億円)
95.3%
営業利益: 目標 240億円 順調 (195.97億円)
81.7%
当期純利益: 目標 150億円 順調 (128.11億円)
85.4%
(旧)2030年ビジョン
FY2030
売上高: 目標 1兆円 やや遅れ (6,520.7億円)
65.2%
営業利益: 目標 900億円 大幅遅れ (195.97億円)
21.8%
営業利益率: 目標 9.0% 大幅遅れ (3.0%)
33.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20256,840億円6,521億円-4.7%
FY20245,450億円5,528億円+1.4%
FY20235,000億円4,635億円-7.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025240億円196億円-18.3%
FY2024200億円129億円-35.3%
FY2023250億円161億円-35.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ネクステージは長期ビジョンとして2030年に売上高1兆円を掲げていますが、足元の業績は計画に対して慎重な進捗です。特に、中古車市場の相場変動や業界全体の不祥事の影響を受け、営業利益の計画未達が続いています。FY2024、FY2023と2期連続で期初予想を大幅に下回っており、外部環境の変化への対応力が問われています。今後は、収益性の高い整備事業の拡大や、在庫管理の効率化による利益率改善が計画達成の鍵となります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残203,700株
売り残309,000株
信用倍率0.66倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年4月6日(予定)
第2四半期決算発表2026年7月上旬(予定)

信用倍率は1倍を割り込み、売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、将来の株価下落を見込む投資家が多いことを示唆しています。これは、株価が安値から急回復したことによる利益確定売りや、業界の先行き不透明感を反映している可能性があります。PER・PBRともに業界平均と比較して割高な水準にあり、市場からの高い成長期待が株価に織り込まれていると考えられます。今後の決算で期待に見合う成長を示せるかが焦点となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 12%
小売業 1,500社中 180位
報道のトーン
60%
好意的
25%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
提携・M&A30%
店舗展開20%
コンプライアンス10%

最近の出来事

2026年1月店舗拡大

2026年元日に3店舗同時グランドオープンを達成し、サービス網を拡充。

2025年11月在庫連携

オートバックスカーズとの在庫連携システムを本格導入し、販売効率を向上。

2025年8月行政処分

保険業法に基づく業務改善命令を受け、内部統制の抜本的な見直しを実施。

ネクステージ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
普通
自己資本比率 34.9%
稼ぐ力
高い
ROE 16.2%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「荒れる中古車業界の優等生が、DXと生涯顧客化を武器に売上1兆円を目指す急成長企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

小売業」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU