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バロックジャパンリミテッド3548

BAROQUE JAPAN LIMITED

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 38円
安全性
普通
自己資本比率 40.6%
稼ぐ力
普通
ROE 2.7%
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたがショッピングモールやファッションビルを訪れたとき、「MOUSSY(マウジー)」や「SLY(スライ)」、「AZUL BY MOUSSY(アズールバイマウジー)」といったブランドの服やデニムを見かけたことはありませんか?実はこれらの人気ブランドを展開しているのが、バロックジャパンリミテッドです。あなたが普段手に取るおしゃれな洋服の多くは、この会社が企画から製造、販売までを一貫して手掛けています。公式通販サイト「SHEL'TTER WEBSTORE」で買い物をした経験があるなら、それも同社のサービスを利用したことになります。

「MOUSSY」「SLY」などのブランドで知られるアパレル企業。直近の2025期決算では、売上高581.8億円、営業利益8.12億円と減収減益となり、純損失25.75億円の赤字に転落しました。これは主に、不振だった中国事業の合弁会社株式譲渡に伴うもので、事業構造改革を進めています。2026期は営業利益22.27億円へのV字回復を計画しており、中国リスクの解消と国内EC事業の強化で収益性の改善が図れるかが焦点となります。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
東京都目黒区青葉台4丁目7-7 住友不動産青葉台ヒルズ

サービスの実績は?

38
1株当たり配当金
2025期実績
5期連続同額維持
4,000円分
年間株主優待クーポン額
100株保有の場合 (年2回)
配当と合わせた利回り10%超
1,321
連結従業員数
2025年5月時点
4,404万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績
5.02%
配当利回り
2026年3月26日時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
2.7%
株主資本の利回り
ROA
1.1%
総資産の活用度
Op. Margin
0.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2017/02期20.6%9.1%7.7%
2018/02期7.0%3.1%3.8%
2019/02期15.2%7.2%6.7%
2020/02期13.7%7.3%7.0%
2021/02期1.8%1.0%2.6%
2022/02期6.8%3.8%4.7%
2023/02期1.1%0.6%3.7%
2024/02期4.3%2.5%3.2%
2025/02期12.6%7.2%1.4%
2026/02期2.7%1.1%0.6%

売上高純利益率は以前までプラスを維持していましたが、2025/03期期には-13.7%まで低下し、収益性の著しい悪化が見られます。営業利益率も1%台まで落ち込んでおり、国内および海外店舗のオペレーション効率改善が不可欠です。今後は高収益なECチャネルの強化などを通じ、本来の稼ぐ力を取り戻せるかが焦点です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期506億円13.1億円3.8億円10.4円-23.2%
2022/02期591億円27.5億円14.7億円40.9円+16.9%
2023/02期588億円21.5億円2.4億円6.8円-0.5%
2024/02期603億円19.5億円9.4億円26.2円+2.5%
2025/02期582億円8.1億円25.8億円-71.6円-3.5%

当社の売上高は600億円前後で推移してきましたが、2025/03期期は中国事業の苦戦や市場環境の悪化により約25.8億円の最終赤字を計上しました。今後は合弁事業の再編を通じた構造改革を進め、2026/03期期には黒字転換を見込んでいます。早期の収益基盤の安定化に向けた戦略的な事業ポートフォリオの見直しが急務となっています。 【2026/02期実績】売上515億円(前期比-11.5%)、営業利益3.2億円、純利益3.7億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
2.7%
業界平均
3.6%
営業利益率下回る
この会社
0.6%
業界平均
3.0%
自己資本比率下回る
この会社
40.6%
業界平均
47.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

7,100万円
取締役3名の合計

事業リスクとして、ファッショントレンドの変化や中国事業の再編に伴う収益変動が大きく、海外事業のパートナーとの提携戦略が経営の最重要課題です。EDINET開示では、連結子会社6社を通じたグローバル展開のリスクと、それに対する機動的なコスト管理が詳細に記載されています。

会社の計画は順調?

D
総合評価
業績予想の未達が常態化しており、計画の信頼性に課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 通期業績予想
2026期
売上高: 目標 576.0億円 順調 (581.8億円)
100.9%
営業利益: 目標 22.27億円 大幅遅れ (8.12億円)
36.5%
純利益: 目標 13.38億円 大幅遅れ (-25.75億円)
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期633億円582億円-8.1%
2024期660億円603億円-8.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期24億円8億円-65.5%
2024期48億円20億円-59.0%
2023期32億円22億円-33.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画の数値目標を開示していませんが、毎期の通期業績予想が実質的な経営目標となります。しかし、過去数年にわたり期初に掲げた売上高・営業利益の予想を大幅に下回る結果が続いています。特に中国事業の不振や国内消費の変動が影響し、計画の前提が崩れるケースが多く見られます。2026期は中国事業の売却によりリスクが軽減されるため、計画達成の確度が上がるかが今後の評価ポイントになります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
中国事業再編30%
ブランド・サービス20%
株主還元・IR10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, みんかぶ, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 30%
小売業 1,200社中 360位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月業績修正

2026年2月期通期業績予想を修正し、中国事業の構造改革に伴う影響を反映。

2026年1月株式譲渡

中国合弁2社の株式をパートナーである百麗国際控股(Belle)へ譲渡しリスクを解消。

2026年3月サービス刷新

SHEL'TTER PASS等の会員ランクサービスを刷新し、顧客エンゲージメントを強化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
70.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
147億円
会社の純資産

自己資本比率は50%前後で安定推移してきましたが、2025/03期期の赤字計上により純資産が減少し、45.9%まで低下しました。有利子負債は2024/03期期以降に発生していますが、事業再編費用を賄うためのキャッシュポジションには注視が必要です。全体として、財務健全性は依然として維持されているものの、今後の赤字拡大を防ぐ資産管理が重要となります。 【2026/02期】総資産326億円、純資産147億円、自己資本比率40.6%、有利子負債70億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+22.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-18.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-14.4億円
借入・返済など
Free CF
+4.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2017/02期32.2億円14.4億円77.6億円17.8億円
2018/02期7.2億円6.9億円14.4億円3,200万円
2019/02期47.4億円9.9億円39.5億円37.4億円
2020/02期35.9億円10.8億円48.5億円25.1億円
2021/02期1.4億円9.2億円6.2億円7.8億円
2022/02期19.9億円8.2億円22.9億円11.7億円
2023/02期20.4億円12.7億円13.8億円7.7億円
2024/02期15.6億円28.7億円14.3億円13.1億円
2025/02期22.0億円18.0億円14.4億円4.0億円

営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、本業での現金創出力は備わっています。2024/03期期は積極的な投資活動によりFCFが一時的にマイナスとなったものの、2025/03期期は再びプラスに転じました。借入金の返済を含めた財務活動においても規律が保たれており、現状では事業継続のための資金繰りに大きな懸念は見当たりません。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
6,000万円
連結子会社数
6
設備投資額
17.7億円
平均勤続年数(従業員)
7
臨時従業員数
191

女性役員比率は11.1%と発展途上であり、ダイバーシティ推進が今後のガバナンス上の重要テーマです。監査報酬として6,000万円を投じ、6社の連結子会社を抱えるグループとして、透明性の高い監査体制と経営管理機能の強化に取り組んでいます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33.3%
浮動株66.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関7.1%
事業法人等26.2%
外国法人等23.9%
個人その他41.6%
証券会社1.2%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はMUTUAL CROWN LIMITED(常任代理人 大和証券)・オリックス・村井資本。

MUTUAL CROWN LIMITED(常任代理人 大和証券株式会社)(7,284,600株)20.11%
オリックス株式会社(6,815,600株)18.81%
村井資本株式会社(2,600,000株)7.17%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,973,500株)5.44%
村井 博之(1,048,100株)2.89%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(250,000株)0.69%
SMBC日興証券株式会社(221,000株)0.61%
金 慶光(194,200株)0.53%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(189,900株)0.52%
奈良 世輝(166,400株)0.45%

筆頭株主であるMUTUAL CROWN LIMITEDと第2位のオリックスで発行済株式の約4割を占めており、安定した株主基盤を有しています。創業家の村井博之氏も主要株主として名を連ねており、経営の安定と規律が確保されている一方で、浮動株比率には制約がある構造です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものです
2(1) 商品企画・商品開発に関するリスク当社グループが属するアパレル専門店業界は、国内外の競合企業との厳しい競争状態にあり、流行や嗜好の変化が速く商品のライフサイクルが短い傾向にあるため、当社が顧客の嗜好の変化に対応した商品を提供できない場合、また景気の急激な悪化により消費者の購買意欲が大きく減退した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります
3当社グループでは、このようなリスクに対し、EC会員データ分析及び現場従業員とお客様の日々のコミュニケーションを通じて、お客様のニーズを適切に捉え、速やかに商材に反映し、商品提供に努めて参ります
4(2) 商品調達に関するリスク当社グループの商品は、中国を中心としたアジア諸国の製造メーカー及び縫製工場等に生産委託しており、生産国の政治情勢・経済環境、急激な為替レートの変動、戦争やテロ、自然災害等が発生した場合、当社グループの調達に影響し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります
5対応策として、当社グループは複数国に生産拠点を分散することにより、世界情勢の変化に臨機応変に対応できる安定的な商品供給体制の構築に努めております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
360万円
従業員数
1,381
平均年齢
30.8歳
平均年収従業員数前年比
当期360万円1,381-

従業員の平均年収は360万円であり、アパレル小売業界の中でも若手中心の事業構造を反映した水準に留まっています。近年は収益性改善に向けた構造改革を進めており、今後の成長に伴う給与体系の向上や福利厚生の充実が期待される局面です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、分析対象期間(2021期〜2025期)を通じて一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、配当による利回りは比較的高水準であるものの、株価自体が長期的に低迷していることを示しています。特に上場後の業績の伸び悩みや、中国事業の不振が株価の重しとなり、市場全体の成長の恩恵を十分に享受できていない状況です。今後は事業再編の効果が株価に反映され、TOPIXを上回るリターンを創出できるかが課題となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
38
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2017/02期109.2%
2018/02期38110.1%
2019/02期3846.7%
2020/02期3848.0%
2021/02期32306.5%
2022/02期3893.0%
2023/02期38561.3%
2024/02期38144.8%
2025/02期38-
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月・8月

配当方針として安定的な利益還元を掲げており、業績の変動に関わらず一定の配当水準を維持する「安定配当」の姿勢が強いです。ただし、近年は利益が低下する中でも高水準の配当を継続しているため、配当性向が著しく高まる局面も見られます。今後の持続的な還元のためには、確実な業績改善による利益剰余金の積み増しが不可欠と言えるでしょう。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 108.3万円 になりました (8.3万円)
+8.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期57.3万円42.7万円-42.7%
2022期62.1万円37.9万円-37.9%
2023期97.8万円2.2万円-2.2%
2024期110.6万円10.6万円10.6%
2025期108.3万円8.3万円8.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残162,100株
売り残274,900株
信用倍率0.59倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年2月期 本決算発表2026-04-14
第24期 定時株主総会2026-05-27
2027年2月期 第1四半期決算発表2026-07-13

信用倍率は1倍を大きく下回る0.59倍で、売り残が買い残を上回る「売り長」の状態です。これは将来の株価下落を見込む投資家が多いことを示唆しており、株価の上値を抑える要因となり得ます。一方、業界平均と比較してPER・PBRは割高ですが、配当利回りは5%超と非常に高く、株価の下支え要因として意識されます。今後の決算で業績回復が確認されれば、買い戻しによる株価上昇も期待されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2017/02期53.9億円18.8億円34.9%
2018/02期25.6億円13.2億円51.6%
2019/02期45.4億円16.0億円35.2%
2020/02期45.9億円17.1億円37.4%
2021/02期11.9億円8.1億円68.4%
2022/02期28.5億円13.8億円48.3%
2023/02期12.1億円9.7億円79.9%
2024/02期20.2億円10.8億円53.3%
2025/02期-16.8億円0円-

過去数年の実効税率は、税引前利益に対する税負担が重く、法定実効税率を大きく上回る傾向が続いていました。これは繰延税金資産の取り崩しや、海外子会社との税務上の調整などが影響したと考えられます。2025/03期期は税引前損失の計上により法人税等の支払いは発生していません。2026/03期期は黒字回復を前提として、税負担が正常化する見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

バロックジャパンリミテッド まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 38円
安全性
普通
自己資本比率 40.6%
稼ぐ力
普通
ROE 2.7%
話題性
好評
ポジ 55%

「「MOUSSY」「SLY」で一世を風靡したアパレル企業が、中国事業の整理を断行し、国内ECとブランド再構築で反転攻勢を狙う」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU