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TOKAIホールディングス3167

TOKAI Holdings Corporation

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 34円
安全性
普通
自己資本比率 39.9%
稼ぐ力
普通
ROE 8.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがご自宅でプロパンガスでお料理をするとき、そのガスはTOKAIグループが供給しているかもしれません。また、インターネットを使う際に契約しているプロバイダーが「@T COM(アットティーコム)」であったり、ケーブルテレビを見ていたりするのも、この会社のサービスの一つです。最近よく見かけるウォーターサーバー「うるのん」も実はTOKAIグループが手掛けています。このように、私たちの生活に欠かせないエネルギー、通信、水を「まるごと」提供しているのがTOKAIホールディングスです。

静岡地盤の総合インフラ企業として、エネルギー、情報通信、アクア(宅配水)事業などを展開し、安定した収益基盤を築いています。2025期は売上高2434.8億円、営業利益168.41億円と堅調に推移し、増収増益を達成しました。顧客件数は300万件を超え、ストック型ビジネスを軸にM&Aも積極的に活用し、事業ポートフォリオを拡大しています。安定したキャッシュフローを背景にした継続的な増配と株主優待も投資家から評価されています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
静岡県静岡市葵区常磐町2-6-8

サービスの実績は?

348万件
顧客件数
2024年度計画
+4.8% YoY
34
1株当たり配当金
2025期実績
+1円 vs FY2024
48.2%
配当性向
2025期実績
5.2%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
8.6%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期11.6%4.9%-
2022/03期11.6%4.9%-
2023/03期8.0%3.4%-
2024/03期9.8%4.3%6.7%
2025/03期9.8%4.4%6.9%
3Q FY2026/38.8%(累計)3.5%(累計)7.0%

収益性については、2023/03期に営業利益率が6.5%まで低下したものの、2025/03期には6.9%へと回復傾向にあります。ROE(自己資本利益率)は9%台後半で安定的に推移しており、資本効率を意識した経営が一定の成果を上げています。エネルギー市況の影響を受けやすい業種特性はあるものの、付加価値の高いサービスへの転換により収益性の安定を図っています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,967億円88.2億円67.3円-
2022/03期2,107億円89.7億円68.5円+7.1%
2023/03期2,302億円64.7億円49.4円+9.3%
2024/03期2,315億円155億円84.8億円64.9円+0.6%
2025/03期2,435億円168億円92.2億円70.5円+5.2%

TOKAIホールディングスは、エネルギー事業や情報通信事業を中核に安定的な収益を積み上げており、直近2025/03期の売上高は2,435億円と堅調な成長を維持しています。2023/03期には一時的な利益減がありましたが、その後はコストコントロールや事業ポートフォリオの最適化により回復基調にあり、2026/03期予想では純利益100億円を見込むなど収益性は向上しています。総合生活インフラ企業として、多角的なサービス展開が売上拡大の原動力となっています。 【3Q 2026/03期実績】売上1774億円(通期予想比70%)、営業利益123億円(同70%)、純利益75億円(同75%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.8%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
7.0%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
39.9%
業界平均
46.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,400万円
取締役2名の合計

エネルギー事業、情報通信、CATV、建築設備不動産、アクア事業など、多角的な生活インフラサービスを総合的に提供していることが特徴です。事業リスクとしては、エネルギー市場の価格変動や競争激化、環境規制への対応などが挙げられ、これらが収益に影響を及ぼす可能性があります。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は堅実に達成するものの、売上高はやや未達傾向。安定的だがトップラインの成長力に課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2024年度 業績計画
2024期
売上高: 目標 2,500億円 順調 (2,434.8億円)
97.4%
営業利益: 目標 160億円 順調 (168.4億円)
105.3%
当期純利益: 目標 90億円 順調 (92.1億円)
102.4%
顧客件数: 目標 348万件 順調
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2,440億円2,435億円-0.2%
2024期2,400億円2,315億円-3.5%
2023期2,230億円2,302億円+3.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期160億円168億円+5.3%
2024期150億円155億円+3.4%
2023期145億円149億円+2.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は中期経営計画の形式ではなく、単年度での業績計画を開示しています。2024年度計画では、売上高2,500億円、営業利益160億円を目標としています。直近の2025期実績は売上高が計画に若干届かなかったものの、営業利益は168.4億円と目標を上回って着地しており、利益創出力の高さがうかがえます。過去の業績予想を見ても、売上高は期初予想を下回ることがある一方、営業利益は予想を上回って達成する傾向があり、堅実な経営姿勢が評価されます。

最新ニュース

ポジティブ
ウェルビーイングISOガイドライン認定を静岡県内企業として初めて取得
3/24 · 株探
ポジティブ
今期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
2/5 · 株探
ネガティブ
TOKAI、純利益30%減 4~9月期連結決算
1/28 · 日本経済新聞

どんな話題が多い?

業績・決算40%
M&A・事業拡大30%
株主還元20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 35%
卸売業 850社中 297位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月買収完了

フィリピンのTaft Hydroenergyを連結子会社化し、エネルギー事業の海外展開を加速。

2026年2月業績修正

今期経常利益を7%上方修正し、配当金の2円増額を発表した。

2025年8月自社株買い

自己株式の取得枠設定および消却を決議し、株主還元の姿勢を明確化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率39.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
545億円
借金(有利子負債)
Net Assets
999億円
会社の純資産

財務健全性は、自己資本比率が44.3%と強固な水準を維持しており、長期的な安定性が高い財務体質と言えます。2024/03期から有利子負債が計上されていますが、資産規模の拡大に伴うものであり、総資産に対する資産効率も改善傾向にあります。内部留保の積み増しにより1株当たり純資産(BPS)も増加しており、資本の質は着実に向上しています。 【3Q 2026/03期】総資産2172億円、純資産999億円、自己資本比率39.9%、有利子負債545億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+258億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-154億円
投資に使ったお金
Financing CF
-105億円
借入・返済など
Free CF
+104億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期322億円171億円141億円152億円
2022/03期208億円146億円69.0億円62.2億円
2023/03期212億円142億円74.6億円70.4億円
2024/03期301億円188億円96.7億円112億円
2025/03期258億円154億円105億円104億円

営業キャッシュフローは毎期200億円から300億円規模で安定して創出されており、強固な本業の稼ぐ力が示されています。投資活動ではインフラ整備や設備更新のために年間約150億円から180億円の支出を行っていますが、十分なフリーキャッシュフロー(FCF)を確保できている状態です。この潤沢な資金力を背景に、設備投資と株主還元をバランスよく両立させています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
1億7,900万円
連結子会社数
42
設備投資額
198.8億円
平均勤続年数(従業員)
14.7
臨時従業員数
898

女性役員比率は15.4%となっており、さらなる多様性の向上が求められる段階です。42社の連結子会社を擁する規模に見合う体制として、監査報酬に1億7,900万円を割いており、グループ全体で厳格な監査体制の構築に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48.9%
浮動株51.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関34.6%
事業法人等14.2%
官公庁0.1%
外国法人等12.5%
個人その他37.1%
証券会社1.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はあいおいニッセイ同和損害保険・鈴与商事・静岡銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(13,673,000株)10.41%
あいおいニッセイ同和損害保険 株式会社(7,559,000株)5.76%
鈴与商事株式会社(5,799,000株)4.42%
株式会社静岡銀行(4,065,000株)3.09%
東京海上日動火災保険株式会社(3,986,000株)3.04%
TOKAIグループ従業員持株会(3,907,000株)2.97%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(3,674,000株)2.8%
アストモスエネルギー株式会社(2,724,000株)2.07%
三井住友信託銀行株式会社(2,671,000株)2.03%
明治安田生命保険相互会社(2,599,000株)1.98%

同社は機関投資家や事業会社が上位を占めており、日本マスタートラスト信託銀行やあいおいニッセイ同和損害保険など、安定株主による構成が特徴的です。従業員持株会も一定の比率を保持しており、会社経営に対する従業員の関与度も一定程度維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1債権管理・与信リスク 与信管理について 当社グループは、債権管理規程等の社内ルールを策定し、取引先の与信管理・債権管理に係る体制整備・強化に努めておりますが、取引先の経営状況が悪化し、売掛金・貸付金等の回収が遅延したり、貸し倒れ等が発生すること等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
724万円
従業員数
4,952
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期724万円4,952-

従業員平均年収は724万円となっており、エネルギーや情報通信という安定性の高い事業基盤を背景に、業界水準と比較しても良好な給与水準を維持しています。福利厚生や各種サービスの提供など、生活インフラ企業としての手厚い待遇が反映されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。2025期の自社TSRが122.1%に対しTOPIXは213.4%と、市場全体の成長に比べて株価リターンが見劣りする状況が続いています。これは、同社のディフェンシブな事業特性から株価のボラティリティが低く、急成長市場で注目を集めるハイグロース株に比べて上昇率が緩やかになるためと考えられます。安定配当を重視する投資家には魅力的ですが、キャピタルゲインを狙う投資家にとっては物足りなさが残る結果となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
34
方針: 配当性向40%〜50%目標
1株配当配当性向
2016/03期1446.7%
2017/03期2843.4%
2018/03期2854.7%
2019/03期2847.2%
2020/03期2844.5%
2021/03期3044.6%
2022/03期3246.7%
2023/03期3264.8%
2024/03期3350.8%
2025/03期3448.2%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

株主還元については、配当性向を40%〜50%程度に維持しつつ、業績の成長に合わせた安定配当かつ増配を継続する方針を採っています。年2回の株主優待制度も魅力であり、長期保有を促すための施策が充実しています。財務健全性を損なわない範囲で、利益配分を積極的に行う経営姿勢が評価されています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 122.1万円 になりました (22.1万円)
+22.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期105.2万円5.2万円5.2%
2022期98.6万円1.4万円-1.4%
2023期103.2万円3.2万円3.2%
2024期119.0万円19.0万円19.0%
2025期122.1万円22.1万円22.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残503,600株
売り残16,770,000株
信用倍率0.03倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第3四半期決算発表2026年02月05日
2026年3月期 本決算発表2026年05月上旬(予定)

同社のPER(15.3倍)およびPBR(1.64倍)は、卸売業の業界平均(PER 13.5倍、PBR 1.1倍)と比較してやや割高な水準にあります。これは、同社の事業が単なる卸売業ではなく、安定性の高いストック型インフラサービスで構成されていることが市場から評価されているためと考えられます。信用倍率が0.03倍と極端に低く、売り残が積み上がっている点は特徴的で、将来の株価変動要因として注視が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期153億円65.0億円42.4%
2022/03期159億円69.4億円43.6%
2023/03期133億円68.2億円51.4%
2024/03期155億円70.5億円45.4%
2025/03期174億円81.5億円46.9%

実効税率は概ね40%台前半から半ばで推移しており、一般的な法人税負担の範囲内に収まっています。2023/03期に税率が50%を超えたのは、一時的な利益減に伴う税効果会計上の影響などが要因です。今後は安定した利益水準の確保により、法定実効税率に近い水準で推移することが予想されます。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

TOKAIホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 34円
安全性
普通
自己資本比率 39.9%
稼ぐ力
普通
ROE 8.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「静岡地盤のインフラ大手が、ガス・水・通信を束ねて生活圏をがっちり固める『サブスクの巨人』」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU