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バイタルケーエスケー・ホールディングス3151

VITAL KSK HOLDINGS,INC.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
注意
自己資本比率 24.9%
稼ぐ力
普通
ROE 7.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが病院で診察を受けて処方箋をもらい、薬局で薬を受け取る。あるいは、ドラッグストアで風邪薬や絆創膏を買う。こうした当たり前の日常の裏側で、全国の製薬会社から多種多様な医薬品を仕入れ、それぞれの病院や薬局に必要な量を正確に、そして迅速に届けているのがバイタルケーエスケー・ホールディングスです。いわば、医療を支える血液のような存在。同社がいなければ、必要な時に必要な薬が私たちの手元に届かないかもしれません。あなたの健康を守る、社会に不可欠な役割を担っている会社なのです。

医薬品卸で業界6位のバイタルケーエスケー・ホールディングスは、東北・北陸・近畿地盤の地域密着型企業です。2025期決算では売上高6,003.7億円(前期比2.2%増)、営業利益57.06億円(同2.7%増)と安定成長を維持しています。薬価改定の逆風下でも、M&Aによる事業領域拡大や物流受託、製薬事業への進出など、収益性改善に向けた多角化を加速させている点が注目されます。PBRは0.68倍と割安水準にあり、配当利回りも比較的高く、株主還元への意識も高まっています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都世田谷区弦巻一丁目1番12号

サービスの実績は?

6,003.7億円
連結売上高
2025期実績
+2.2% YoY
57.06億円
連結営業利益
2025期実績
+2.7% YoY
73.08億円
連結純利益
2025期実績
+25.1% YoY
45
1株当たり配当金
2025期実績
+7.1% YoY
30.2%
配当性向
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
0.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期1.1%0.4%-
2022/03期4.7%1.5%-
2023/03期4.8%1.6%-
2024/03期5.7%1.9%0.9%
2025/03期6.9%2.4%1.0%
3Q FY2026/37.0%(累計)1.8%(累計)0.7%

営業利益率は2021/03期のマイナスから改善を続け、直近では約1.0%の水準まで回復しています。ROE(自己資本利益率)は、経営効率の向上により2021/03期の1.1%から2025/03期には6.8%まで大きく伸長しました。今後も製薬事業への参入や物流効率化を通じ、資本効率を重視した収益性向上を目指す方針です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期5,385億円11.7億円21.3円-
2022/03期5,788億円47.7億円87.9円+7.5%
2023/03期5,813億円48.3億円92.7円+0.4%
2024/03期5,875億円55.6億円58.4億円115.0円+1.1%
2025/03期6,004億円57.1億円73.1億円149.0円+2.2%

当社の売上高は2021/03期以降、着実に増加傾向にあり、2025/3期には6,000億円の大台を突破しました。特に営業利益については、2021/03期の赤字から回復を遂げ、高付加価値な医薬品販売や物流受託事業の本格展開により、安定した利益成長フェーズへ移行しています。2026/3期予想においても売上高6,200億円を見込み、中期経営計画に沿った堅調な業績推移を維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上4646億円(通期予想比75%)、営業利益31億円(同61%)、純利益59億円(同82%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.0%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率下回る
この会社
0.7%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
24.9%
業界平均
46.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

100万円
取締役1名の合計

EDINET等の開示情報によれば、主力である医薬品卸売事業に加え、薬局事業などのヘルスケア関連サービスで構成されています。薬価改定による収益圧迫が主要な事業リスクとなっており、物流の効率化や未承認薬販売などの新領域による収益源の多角化が急務です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益面では計画を上回る着地が多く、収益性改善の意識は高いが、売上計画はやや未達。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2027
2026期〜2028期
売上高: 目標 6,600億円 順調 (6,003.7億円)
90.9%
コア営業利益率: 目標 1.15% 順調 (0.95%)
82.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期6,200億円6,004億円-3.2%
2024期5,760億円5,875億円+2.0%
2023期5,633億円5,798億円+2.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期51億円57億円+11.9%
2024期47億円56億円+18.2%
2023期23億円25億円+7.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の「中期経営計画2027」では、2028期に売上高6,600億円、コア営業利益率1.15%を目標に掲げています。これは主力の医薬品卸売事業の安定成長に加え、M&Aや新規事業による収益性の向上を目指すものです。過去の業績予想を見ると、利益面では期初予想を上回る傾向にあり、コスト管理や高付加価値サービスの提供が進んでいることが窺えます。一方で、売上高は予想を若干下回ることもあり、薬価改定など外部環境の影響を受けやすい事業構造が課題です。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
株主還元・優待25%
新規事業・DX15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
日経新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 301社中 45位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月決算発表

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比4.3%増の66.9億円を達成し、業績の堅調さが評価されました。

2025年4月中期経営計画

中期経営計画2027「Move on to the Next Stage」を策定し、売上高6,600億円を目指す成長戦略を公表しました。

2025年1月新サービス

子会社バイタルネットが顧客ポータルサイトを公開し、医療機関とのデジタル接点強化による業務効率化を推進しています。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率24.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
60.9億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,114億円
会社の純資産

自己資本比率は30%台前半から35.4%へと緩やかに上昇しており、財務基盤は安定して推移しています。2024/03期以降、有利子負債を計上していますが、強固な資産背景のもとで適切な資金運用を行っています。今後もバランスシートの健全性を維持しながら、成長投資と株主還元の両立を図る姿勢が示されています。 【3Q 2026/03期】総資産3444億円、純資産1114億円、自己資本比率24.9%、有利子負債61億円。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-80.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+35.2億円
投資に使ったお金
Financing CF
-65.4億円
借入・返済など
Free CF
-45.1億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期13.9億円5.5億円25.2億円8.4億円
2022/03期74.9億円20.1億円84.9億円54.7億円
2023/03期30.0億円10.4億円40.8億円40.4億円
2024/03期236億円18.2億円57.7億円217億円
2025/03期80.2億円35.2億円65.4億円45.1億円

営業キャッシュフローは医薬品卸という業態特性上、仕入・販売のサイクルにより変動が大きいものの、2024/03期には235億円と大幅なプラスを記録しました。設備投資等の投資CFは抑制されており、基本的には営業CFの範囲内で必要な支出を賄っています。財務CFは借入金返済等によりマイナス傾向ですが、安定したキャッシュ創出能力を背景に財務健全性を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
7,900万円
連結子会社数
15
設備投資額
39.9億円
平均勤続年数(従業員)
5.9
臨時従業員数
1698

ガバナンス体制においては女性役員比率が15.0%と、多様な視点を取り入れた経営体制の構築に向けた過渡期にあります。15社の連結子会社を擁するホールディングス体制の下、監査法人による適切な外部監査を実施し、透明性の高い経営監視機能の維持に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主38.2%
浮動株61.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.4%
事業法人等22.8%
外国法人等15.8%
個人その他44.7%
証券会社1.2%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はNIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC (常任代理人 香港上海銀行東京支店)。

合同会社MH(4,892,000株)10.11%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(3,875,000株)8.01%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(1,893,000株)3.91%
NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(1,500,000株)3.1%
鈴木 賢(1,376,000株)2.84%
ケーエスケー従業員持株会(1,281,000株)2.64%
㈲クエコ(1,187,000株)2.45%
鈴木 宏一郎(1,027,000株)2.12%
みずほ信託銀行㈱退職給付信託(1,014,000株)2.09%
バイタルネット従業員持株会(908,000株)1.87%

同社の株主構成は、筆頭株主の合同会社MHをはじめとする安定株主の比率が高く、長期的な経営の安定性を重視する構造が見て取れます。また、信託銀行などの機関投資家が上位を占める一方で、従業員持株会も重要な株主として存在しており、経営参加意識を醸成する環境が整っています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります
2(1)医療保険制度改革および薬価基準改定に関するリスク政府は、後期高齢者医療保険制度の改革、医師不足の解消、新型インフルエンザ等への対応およびがん・肝炎対策の拡充、地域包括ケアシステムの構築等、医療崩壊を食い止めるべく新たな医療保険制度体系の実現に取り組んでいます
3また、当社グループの主要な取扱商品である医療用医薬品は薬価基準に収載されております
4薬価基準は保険医療で使用できる医薬品の範囲と使用した医薬品の請求価格を厚生労働省が定めたもので、薬価基準は販売価格の上限として機能しております
5この薬価基準は実勢価格を反映させるために2年に一度4月に本改定が実施され、大半の品目の薬価基準が引き下げられます

社員の給料はどのくらい?

平均年収
612万円
従業員数
3,756
平均年齢
43.5歳
平均年収従業員数前年比
当期612万円3,756-

従業員の平均年収は612万円であり、医薬品卸売業という業界特性を考慮すると市場水準と比較して安定的かつ標準的な給与水準と言えます。近年は物流受託事業の拡大など多角的な事業展開を図っており、労働環境の整備や処遇改善が継続的な課題となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価の値上がりを合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。当社のTSRは、2021期から2025期までの5年間、一貫してTOPIX(東証株価指数)のリターンを下回って(アンダーパフォームして)います。これは、同期間にTOPIXが大幅に上昇した一方、当社の株価上昇が相対的に緩やかであったことが主な要因です。医薬品卸という安定的ながらも急成長が難しいディフェンシブな事業特性が背景にあると考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
45
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/03期2420.5%
2017/03期2023.6%
2018/03期2025.2%
2019/03期2224.4%
2020/03期2428.8%
2021/03期1256.4%
2022/03期2629.6%
2023/03期3942.1%
2024/03期4236.5%
2025/03期4530.2%
4期連続増配
株主優待
あり
QUOカード(100株以上で500円相当)
必要株数100株以上(約14万円)
金額相当約500円相当
権利確定月3月

当社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、配当性向30%以上を目安とした継続的かつ安定的な配当を基本方針としています。業績拡大に伴い、直近5年間で配当額を約3.8倍に増額させるなど、株主還元を積極的に強化しています。今後も収益成長と連動した着実な還元により、中長期的な投資価値の向上を目指します。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 129.6万円 になりました (29.6万円)
+29.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期73.0万円27.0万円-27.0%
2022期70.5万円29.5万円-29.5%
2023期88.5万円11.5万円-11.5%
2024期125.3万円25.3万円25.3%
2025期129.6万円29.6万円29.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残113,200株
売り残126,700株
信用倍率0.89倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月6日(予定)
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月14日(予定)

同社のPERは10.0倍、PBRは0.68倍と、業界平均と比較して割安な水準にあります。特にPBRが1倍を大きく下回っている点は、資産価値に対して株価が過小評価されている可能性を示唆します。信用倍率は0.89倍と売り残が買い残を上回っており、短期的な需給は引き締まっています。今後の決算発表で、中期経営計画の進捗が示されるかが株価のポイントとなりそうです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期6.9億円0円0.0%
2022/03期58.3億円10.6億円18.2%
2023/03期59.6億円11.3億円18.9%
2024/03期65.6億円7.1億円10.9%
2025/03期69.7億円0円0.0%

法人税等の支払額は年度により変動が見られます。過去の繰越欠損金の活用や税額控除の影響により、一部の年度で実効税率が低位に留まるケースがあります。税負担の変動は主に会計上の利益と税務上の所得の差によるものであり、適切な税務管理が行われています。

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もっと知る

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バイタルケーエスケー・ホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
注意
自己資本比率 24.9%
稼ぐ力
普通
ROE 7.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「地域密着の医薬品卸大手、M&Aと新規事業で「脱・薄利多売」の処方箋を描く」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU