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魚力7596

UORIKI CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 52円
安全性
安定
自己資本比率 69.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 20%

この会社ってなに?

あなたがデパートの地下食品街や駅ナカでお刺身やお寿司を買うとき、そのお店はもしかしたら魚力かもしれません。魚力は全国の有名百貨店などに「鮮魚専門店」を構え、私たちの食卓に新鮮でおいしい魚を届けている会社です。また、同社が運営するお寿司屋さんや居酒屋で食事をしたことがある方もいるでしょう。普段何気なく目にしているスーパーの鮮魚コーナーの裏側でも、魚力が卸した魚が並んでいることがあります。このように、日本の食卓に欠かせない「魚」を、様々な形で提供している身近な存在なのです。

鮮魚専門店を百貨店や駅ビルに展開する魚力は、M&Aを積極活用し事業規模を拡大しています。2025期の連結売上高は366.3億円、営業利益は14.93億円と増収増益を達成しました。しかし、魚価高騰や消費者の節約志向が響き、2026年3月期の業績予想は売上高443億円に対し営業利益18.2億円を見込むものの、従来計画から下方修正しており、利益率の改善が課題です。PBRは1.86倍と市場の期待は織り込まれつつあり、今後のM&A戦略と既存事業の収益性向上が株価の鍵を握ります。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
東京都立川市曙町二丁目8番3号

サービスの実績は?

123店舗
総店舗数
2024年3月末時点
+2.5% YoY
366.3億円
連結売上高
2025年3月期
+0.8% YoY
14.93億円
連結営業利益
2025年3月期
-5.6% YoY
52
1株当たり配当金
2025年3月期実績
維持
717
連結従業員数
2025年3月時点
FY2024比
5,108万円
従業員一人当たり売上高
2025年3月期
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/03期7.4%5.9%4.5%
2017/03期5.3%4.3%3.7%
2018/03期0.8%0.7%3.4%
2019/03期7.6%6.2%3.4%
2020/03期5.6%4.6%3.7%
2021/03期6.1%5.1%4.3%
2022/03期6.3%5.2%4.3%
2023/03期4.9%4.1%3.2%
2024/03期8.1%6.6%4.4%
2025/03期8.2%6.4%4.1%
3Q FY2026/36.7%(累計)4.8%(累計)3.2%

営業利益率は概ね3%から4%台で推移しており、鮮魚小売業界特有の薄利多売の構造を維持しながら効率化に努めています。ROEは直近で8.0%前後まで向上しており、資本を効率的に活用した経営が浸透しつつあります。今後も、高付加価値な商品展開と店舗運営の効率化を進めることで、安定した収益性を確保できる見通しです。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期321億円13.7億円9.2億円65.9円+4.4%
2022/03期341億円14.5億円10.1億円72.3円+6.4%
2023/03期337億円10.9億円8.0億円57.6円-1.1%
2024/03期363億円15.8億円13.6億円97.6円+7.7%
2025/03期366億円14.9億円14.3億円102.3円+0.8%

売上高は百貨店や駅ビル内の鮮魚専門店および飲食店事業が堅調に推移し、2026/03期期には過去最高の443億円規模への成長が見込まれています。2024/03期期以降は最上鮮魚の連結子会社化といったM&A戦略が寄与し、収益規模が一段と拡大しました。一方、魚価高騰などのコスト圧力により利益面では変動が見られるものの、外食および小売の両面での戦略的仕入れが底堅い業績を支えています。 【3Q 2026/03期実績】売上326億円(通期予想比74%)、営業利益10億円(同57%)、純利益11億円(同99%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.7%(累計)
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
3.2%
業界平均
2.9%
自己資本比率上回る
この会社
69.1%
業界平均
47.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

11,592万円
取締役3名の合計

事業リスクとして、魚価の高騰や為替変動による仕入コストへの影響が挙げられます。EDINET開示データからは、小売、飲食、卸売の3本柱による収益構造が確認でき、特に最上鮮魚の連結子会社化など、M&Aを通じた販路拡大と供給網の確保が経営戦略の核心となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
計画達成に向けた道筋は示すも、業績予想のブレが大きく信頼性に課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
2024期〜2026期
売上高: 目標 443億円 順調 (366.3億円)
82.68%
営業利益: 目標 18.2億円 順調 (14.93億円)
82.03%
純利益: 目標 11.6億円 順調 (14.28億円)
123.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期376億円366億円-2.6%
2024期353億円363億円+2.9%
2023期352億円337億円-4.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期16億円15億円-8.4%
2024期12億円15億円16億円+30.0%
2023期15億円11億円-29.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年度から新たな中期経営計画を開始し、最終年度である2026年度に売上高443億円、営業利益18.2億円を目標に掲げています。初年度(2025期)の実績は売上高366.3億円、営業利益14.93億円となり、目標に対する進捗率は約82%です。しかし、直近では消費者の節約志向による卸売事業の不振などを理由に業績予想を下方修正しており、計画達成のハードルは上がっています。過去の業績予想も未達となるケースが散見され、計画の信頼性には注意が必要です。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
資本業務提携25%
サステナビリティ15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 -12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 38%
小売業 1,200社中 456位
報道のトーン
20%
好意的
40%
中立
40%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月新展開

タスマニア州政府および北三陸ファクトリーとの連携により、持続可能な水産品の普及に向けたイベントを開催。

2025年9月株主優待

記念株主優待として、従来の海産物に加えあじフライを提供するキャンペーンを実施し投資家から注目を集める。

2026年3月下方修正

消費者の節約志向による卸売事業の不振を受け、通期純利益見通しを9億5000万円へ下方修正。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率69.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
2,300万円
借金(有利子負債)
Net Assets
187億円
会社の純資産

自己資本比率は2025/03期期時点で76.3%と依然として極めて高い水準を維持しており、極めて強固な財務基盤を構築しています。有利子負債は長らくゼロの状態が続いており、無借金経営に近い健全性が同社の強みです。今後も豊富な現預金を活用し、成長のための戦略的な投資やM&Aを機動的に実施できる余裕があります。 【3Q 2026/03期】総資産253億円、純資産187億円、自己資本比率69.1%、有利子負債23百万円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+21.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+5.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-7.6億円
借入・返済など
Free CF
+27.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/03期7.6億円5.8億円11.6億円13.5億円
2017/03期10.9億円10.5億円8.6億円4,500万円
2018/03期6.5億円17.4億円5.5億円23.9億円
2019/03期9.9億円17.8億円4.8億円7.9億円
2020/03期8.4億円8.3億円2.0億円16.7億円
2021/03期9.2億円1.6億円5.1億円10.8億円
2022/03期17.6億円2.0億円6.7億円15.6億円
2023/03期11.0億円7.2億円7.5億円18.2億円
2024/03期19.3億円2.9億円6.7億円16.4億円
2025/03期21.7億円5.9億円7.6億円27.6億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは安定して20億円前後を創出しており、高いキャッシュ創出能力を維持しています。投資キャッシュフローについては、店舗改装やM&Aに伴う支出があるものの、資産売却や運用益が寄与する年度もあり、フリーキャッシュフローは安定的にプラスを確保しています。財務面でも配当の継続的な支払いや借入がない健全なキャッシュサイクルを維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
2,150万円
連結子会社数
3
平均勤続年数(従業員)
13
臨時従業員数
670

女性役員比率は9.1%(1名)と、今後のダイバーシティ推進が課題となります。監査体制については監査報酬2,150万円を支払うなど規定通り整備されていますが、連結子会社を抱える中堅企業として、持続的な成長に向けたガバナンスの質的向上と透明性の確保が求められます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50%
浮動株50%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関11.3%
事業法人等38.7%
外国法人等0.9%
個人その他46.1%
証券会社3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は山桂。

株式会社山桂(5,124,000株)36.73%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(663,000株)4.75%
株式会社三菱UFJ銀行(400,000株)2.86%
SMBC日興証券株式会社(319,000株)2.28%
魚力社員持株会(270,000株)1.94%
株式会社みずほ銀行(267,000株)1.91%
株式会社ヨンキュウ(250,000株)1.79%
三上 和美(227,000株)1.62%
東都水産株式会社(194,000株)1.39%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(112,000株)0.8%

筆頭株主である株式会社山桂が36.73%の株式を保有しており、創業家や特定の事業会社による支配力が非常に強い構成です。金融機関や取引先が上位を占めており、安定株主比率が高く、市場における浮動株の割合は相対的に低めであると推測されます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
640万円
従業員数
717
平均年齢
43歳
平均年収従業員数前年比
2025/03期640万円717-

従業員の平均年収は640万円となっており、水産卸・小売業界の平均と比較しても安定した水準を維持しています。近年は鮮魚専門店としてのブランド強化や、新規事業への積極的な人材投資が継続的な組織運営を支える要因となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当金を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。魚力は2022期、2023期とTOPIXを上回るリターンを記録していましたが、2024期以降はTOPIXの上昇率に及ばず、アンダーパフォームが続いています。これは、同社の株価が安定的に推移する一方で、市場全体の成長モメンタムには乗り切れていないことを示唆しています。安定配当は下支え要因ですが、株価の成長によるキャピタルゲインが市場平均に劣後している状況です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
52
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期4054.2%
2017/03期4074.1%
2018/03期36420.6%
2019/03期3646.0%
2020/03期3662.5%
2021/03期4872.8%
2022/03期4866.4%
2023/03期4883.4%
2024/03期5253.3%
2025/03期5250.8%
7期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として安定的な還元を重視しており、長期的な視点で継続的な増配や安定した配当の維持を目指しています。配当性向は50%前後を目安としつつ、業績の成長を反映した還元が行われています。株主優待と合わせたトータルリターンへの意識も高く、株主との長期的な関係構築を重要視しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 174.9万円 になりました (74.9万円)
+74.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期130.3万円30.3万円30.3%
2022期148.6万円48.6万円48.6%
2023期153.5万円53.5万円53.5%
2024期175.3万円75.3万円75.3%
2025期174.9万円74.9万円74.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残17,400株
売り残3,100株
信用倍率5.61倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 第3四半期決算発表2026年2月上旬
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬

信用倍率は5.61倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する投資家が多い一方、需給面では上値が重くなる可能性を示唆しています。PER・PBRともに業界平均を上回っており、市場からの成長期待が織り込まれている割高な水準とも評価できます。時価総額は341億円と、小売業の中では中堅規模に位置します。次の決算発表は2月上旬に予定されており、業績予想に対する進捗が注目されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/03期14.8億円4.4億円29.8%
2017/03期10.7億円3.2億円30.0%
2018/03期1.2億円200万円1.7%
2019/03期14.8億円4.0億円27.3%
2020/03期13.3億円5.3億円40.0%
2021/03期16.7億円7.5億円44.9%
2022/03期20.6億円10.5億円50.9%
2023/03期14.2億円6.2億円43.4%
2024/03期20.4億円6.8億円33.3%
2025/03期20.5億円6.2億円30.4%

法人税等の支払いは、経常利益の増減に合わせて適切に計上されています。2022/03期期までは実効税率が比較的高水準でしたが、直近では30%台前半で安定推移しています。これは、税務上の損金算入の調整や税額控除の活用が反映されたものと考えられます。

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もっと知る

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魚力 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 52円
安全性
安定
自己資本比率 69.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 20%

「デパ地下の鮮魚店が、M&Aと提携で川上から川下まで握る『魚の総合商社』へ脱皮中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU