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ワークマン7564

WORKMAN CO.,LTD.

スタンダードUpdated 2026/05/18
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 89円
安全性
安定
自己資本比率 82.8%
稼ぐ力
高い
ROE 14.3%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

キャンプや急な雨の日、釣りや散歩の防寒など「安くて機能的な服が欲しい」と思った時、ワークマンを思い浮かべる人が増えています。元々はプロの職人向け作業服専門店として1980年に1号店を開いた老舗ですが、いまや「WORKMAN Plus」「#ワークマン女子」「Workman Colors」と一般客向け業態を持ち、全国1,094店舗(FC1,006+直営88)を展開。手頃な価格の防水ジャケットや疲労軽減リカバリーウェアなど驚きの低価格×高機能を実現する裏側には、日立と共同開発したAI自動発注システム(約10万品目対応)と、PB商品比率71.9%という独自の仕組みがあります。ベイシアグループ(カインズ・ベイシアの兄弟会社)で、自己資本比率82.8%・実質無借金経営の盤石財務に支えられ、リカバリーウェアの大衆化や法人FC解禁などの新市場開拓で2030年に1,500店舗体制を目指します。

ワークマンは全国1,094店のフランチャイズ網(FC 1,006店・直営88店)を持つ作業服チェーン最大手で、「WORKMAN Plus」「#ワークマン女子」「Workman Colors」など一般客向け業態へ事業を拡大しています。2026/03期(非連結)はチェーン全店売上高2,092億円(+14.3%)・営業総収入1,608億円(+17.5%)・営業利益296億円(+21.7%)・経常利益305億円(+22.7%)・純利益206億円(+22.1%)と全項目で過去最高を更新。PB商品の構成比は71.9%(+3.4pt)まで上昇しました。「中期成長ビジョン2030」(2030年3月期:チェーン全店2,400億円・営業利益350億円・1,500店舗体制)の達成に向けて着実に前進し、2027/03期は営業利益321億円(+8.2%)・純利益223億円(+8.3%)と2期連続最高益更新を計画。自己資本比率82.8%・実質無借金経営の盤石な財務体質が高成長を支えます。

小売業スタンダード市場

注目ポイント

圧倒的な「高機能×低価格」の商品力

プロの職人が認める耐久性・機能性を備えながら、PB商品比率71.9%(+3.4pt)と独自開発による徹底した低価格を実現。リカバリーウェアの大衆化、夏物ファンウエア等で新市場を次々開拓しています。

4業態で広がる客層拡大戦略

「WORKMAN(255店)」「WORKMAN Plus(711店)」「#ワークマン女子(31店)」「Workman Colors(87店)」「WORKMAN Pro(10店)」の5業態1,094店舗体制。SCへの出店強化と法人FC解禁で2030年1,500店舗体制を目指します。

実質無借金+データ経営の高収益体制

自己資本比率82.8%・ネットキャッシュ約820億円の超優良財務に加え、日立と共同開発した約10万品目のAI自動発注システム、フランチャイズ加盟店オーナーの高い生産性が営業利益率18.4%の高収益を支えています。

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
群馬県伊勢崎市柴町1732
公式
www.workman.co.jp

サービスの実績は?

1,094店舗
国内総店舗数
2026/03期末・FC1,006+直営88
+43店舗(FY2025/3比)
71.9%
PB商品売上構成比
チェーン全店売上高比・2026/03期
+3.4pt(前年比)
1,500店舗
中計2030目標店舗数
中期成長ビジョン2030
拡大中
10万品目
AI自動発注対象商品数
日立との共同開発システム
DX推進
417
従業員数(単体)
2026/03期末・平均年齢37歳
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

フランチャイズ・ストア
1,848億円88.3%)
直営店
244億円11.7%)
フランチャイズ・ストア1,848億円
利益: 利益率:

加盟店A契約店舗(FC)1,006店舗(うち法人FC6店舗)。チェーン全店売上高構成比88.3%。2026/03期は前年同期比+11.4%。本社は加盟店への商品供給・ロイヤリティで収益を得る単一セグメント開示。

直営店244億円
利益: 利益率:

加盟店B契約・トレーニング・ストア・ショッピングセンター店舗等の88店舗。2026/03期は前年同期比+41.7%、チェーン全店売上高構成比11.7%。Workman Colorsを含むSC出店強化で急成長。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
14.3%
株主資本の利回り
ROA
11.9%
総資産の活用度
Op. Margin
18.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2017/03期13.3%10.4%18.3%
2018/03期13.9%11.0%18.9%
2019/03期15.5%12.5%20.2%
2020/03期18.5%14.8%20.8%
2021/03期20.3%16.2%22.6%
2022/03期18.9%15.4%23.1%
2023/03期15.3%12.8%18.8%
2024/03期13.3%11.3%17.4%
2025/03期13.0%10.9%17.8%
2026/03期14.3%11.9%18.4%
3Q FY2026/311.4%(累計)9.4%(累計)76.0%

営業利益率は18.4%と小売業の中でも屈指の高収益体質を維持しています。2021期〜2022/3にROE20%・営業利益率22〜23%のピークを記録後、円安・原材料高で2023期〜2025は一時低下しましたが、2026/03期はROE14.3%・営業利益率18.4%へ回復。PB商品比率71.9%とフランチャイズ加盟店からのロイヤリティ収入を組み合わせた在庫リスクの低い収益モデル、データ活用による徹底的な在庫管理が高い収益性を支えています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期1,163億円268億円183億円224.3円+9.9%
2023/03期1,283億円241億円167億円204.1円+10.3%
2024/03期1,327億円231億円160億円195.9円+3.4%
2025/03期1,369億円244億円169億円207.0円+3.2%
2026/03期1,609億円297億円206億円252.6円+17.5%

2017期〜2022期の5年間で売上高は約2倍(520億→1,162億円)・営業利益約2.8倍(95億→268億円)に急成長。2023期〜2025期は円安・原材料高で営業利益が一時停滞しましたが、2026/03期は営業総収入1,608億円(+17.5%)・営業利益296億円(+21.7%)と過去最高を更新し2期連続最高益軌道に復帰。PB商品構成比71.9%(+3.4pt)と独自商品の浸透が利益率を押し上げ、フランチャイズ売上1,848億円(+11.4%)・直営店243億円(+41.7%)の両輪で成長。2027/03期は営業総収入1,833億円(+14.0%)・営業利益321億円(+8.2%)を計画し、マス化製品政策の推進と独自の高機能・低価格戦略の深化を進めます。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
14.3%
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
18.4%
業界平均
2.6%
自己資本比率上回る
この会社
82.8%
業界平均
47.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1,300万円
1名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
フランチャイズ・ストア1,848億円
直営店244億円

EDINET開示情報によると、ワークマンはフランチャイズ・ストア(1,006店舗)と直営店(88店舗)の2形態で事業を展開する単一セグメント企業。2026/03期はチェーン全店売上高2,092億円のうちFC構成比88.3%(前年同期比+11.4%)・直営11.7%(+41.7%)と直営の高成長が際立ちます。役員報酬は1億円超役員1名分の1,300万円のみ開示(他は非開示)と上場企業として極めて低水準で、創業家の株式保有を通じた株主との利害一致が図られています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
2026/03期は計画を大幅に上振れ着地し2期連続最高益軌道へ。中計2030の進捗も順調。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2025年5月発表の「中期成長ビジョン2030」は最終年度(2030/03期)まで残り4年。2026/03期時点で営業利益296億円は中計目標350億円の85%まで達しており、想定を上回る早期達成ペース。2027/03期も2期連続最高益(営業利益321億円・+8.2%)を計画。
中期成長ビジョン2030(最終年度目標)
2025期〜2030期(最終年度は2030/03期)
チェーン全店売上高: 目標 2,400億円 順調 (2,092億円(FY2026/3実績))
87%
営業利益: 目標 350億円 順調 (296億円(FY2026/3実績))
85%
国内店舗数: 目標 1,500店舗 順調 (1,094店舗(FY2026/3末))
73%
FY2027/3 業績予想
2026年4月〜2027年3月
チェーン全店売上高: 目標 2,379億円(前期比+13.7%) 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち
営業総収入: 目標 1,833億円(前期比+14.0%) 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち
営業利益: 目標 321億円(前期比+8.2%) 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち
純利益: 目標 223億円(前期比+8.3%) 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期1,300億円1,320億円1,327億円+2.0%
2025期1,386億円1,370億円1,369億円-1.2%
2026期1,472億円1,609億円+9.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期240億円230億円231億円-3.5%
2025期236億円240億円244億円+3.2%
2026期260億円297億円+14.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025年5月に発表した「中期成長ビジョン2030」は2030年3月期にチェーン全店売上高2,400億円・営業利益350億円・国内1,500店舗体制を目標とする5年計画。2026/03期はチェーン全店2,092億円・営業利益296億円と当初計画(営業利益260億円)比+14%上振れ着地。中計の最終年度目標に対する進捗は営業利益で85%、店舗数で73%(1,094/1,500)と4年残しで想定を大幅に上回るペースです。2027/03期も2期連続最高益(営業利益321億円・+8.2%)を計画し、リカバリーウェアの大衆化・夏物商品強化・法人FC加速で2030年1,500店舗体制達成を目指します。

どんな話題が多い?

業績・決算35%
新製品・新業態25%
経営戦略・組織20%
株価・市況12%
サステナビリティ8%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
145
前月比 +12.5%
メディア数
52
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン, 日経ビジネス
業界内ランキング
上位 12%
小売業 1,200社中 144位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1980年
群馬県伊勢崎市で創業

「職人の店 ワークマン」として群馬県伊勢崎市で1号店を開業。働くプロの職人向け作業服・作業用品専門店として、フランチャイズ展開による全国チェーン化の歩みが始まった。

1982年
株式会社ワークマン設立

1982年8月19日に株式会社ワークマンを設立し、土屋嘉雄氏が代表取締役社長に就任。ベイシアグループの中核企業として作業服専門チェーンの基盤を築き始めた。

1997年
JASDAQ上場

1997年9月に日本証券業協会(現・東証スタンダード)に株式を店頭登録(上場)。フランチャイズ展開を加速し、全国的なチェーンへと成長を加速させた。

2018年
「WORKMAN Plus」誕生で大化け株に

プロ向けで培った高機能と低価格を一般客に展開する新業態「WORKMAN Plus」の出店を開始。アウトドア・キャンプ・スポーツ需要を取り込み大ヒット、株価は10,000円超まで急騰し「作業服業界のユニクロ」と称された。

2019年
小濱英之氏が社長就任

2019年4月1日に小濱英之氏が代表取締役社長に就任。栗山清治氏(2009-2019年)から経営のバトンを受け継ぎ、創業家・土屋哲雄専務(東北大学特任教授)とともにデータ経営を推進。

2020年
「#ワークマン女子」の展開

2020年10月に女性客をメインターゲットとした「#ワークマン女子」の1号店をオープン。機能性とデザイン性を両立し、新たな顧客層を大きく開拓した。

2021年
日立とAI自動発注システム導入

日立製作所と共同で約10万品目の発注業務を自動化する新システムを稼働開始。フランチャイズ加盟店オーナーの負担を軽減し、データ経営の競争優位を強化した。

2023年
「Workman Colors」展開開始

デザイン性をさらに強化した新業態「Workman Colors」を展開開始。ショッピングセンター出店に適したアパレル業態として、2026/03期末で87店舗まで拡大。

2025年
中期成長ビジョン2030発表&法人FC解禁

2025年5月に「中期成長ビジョン2030」を発表(2030年3月期にチェーン全店売上高2,400億円・営業利益350億円・1,500店舗体制)。同年7月に「法人フランチャイズ制度」を導入し家業モデルから転換、G-7HD等の法人FCを解禁。

2026年〜
2期連続最高益更新軌道へ

2026/03期は営業利益296億円(+21.7%)・純利益206億円(+22.1%)で過去最高益を更新、PB比率71.9%・配当73円→89円に+16円増配。2027/03期も営業利益321億円(+8.2%)と2期連続最高益を計画。「マス化製品政策」で2030年1,500店舗体制達成を目指す。

出来事の年表

2026年5月最高益更新

2026/03期本決算を発表。営業利益296億円(+21.7%)・経常利益305億円(+22.7%)・純利益206億円(+22.1%)で過去最高益を更新。チェーン全店売上高2,092億円(+14.3%)、PB比率71.9%(+3.4pt)。年間配当も73円→89円に+16円増配。2027/03期も2期連続最高益(営業利益321億円・+8.2%)を計画。

2025年7月FC制度改革

「法人フランチャイズ制度」を導入し家業モデルから転換。G-7ホールディングス等の法人FCを解禁、ショッピングセンター出店を強化。2026/03期で法人FC6店舗を含むFC加盟店は1,006店舗(+32店)に拡大。

2025年5月中計発表

「中期成長ビジョン2030」を発表。2030年3月期にチェーン全店売上高2,400億円・営業利益350億円・国内1,500店舗体制を目指す。「すべての人に機能性ウエアを」がブランドビジョン。

2024年9月新製品

リカバリーウェアの大衆化を推進、疲労軽減という新たな市場ニーズを開拓。プロから一般顧客層まで幅広く浸透し、ヒット商品に成長。

2023年10月新業態

デザイン性をさらに強化した新業態「Workman Colors」を展開開始。アパレル市場での存在感を高め、2026/03期末で87店舗に拡大。

社長プロフィール

小濱 英之
代表取締役社長
マス化戦略の実行者
「中期成長ビジョン2030」で掲げた『すべての人に機能性ウエアを』の実現に向けて、新たな価値創造と顧客基盤の強化を進めています。「マス化製品政策」で主力製品の量産体制を強化し、価格競争力と収益性の向上を追求するとともに、独自の高機能・低価格戦略を深化させ、製品開発から物流・販促・売場までを一貫して連携。市場創造を伴う圧倒的な優位性を構築し、2030年のチェーン全店売上高2,400億円・1,500店舗体制達成を目指してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率82.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
13.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,535億円
会社の純資産

財務体質は自己資本比率82.8%・純資産1,534億円と極めて盤石。2026/03期に新たに有利子負債13.5億円が計上されていますが、これは資産除去債務等の会計処理を含む実質無借金水準(J-Quants/EDINETでは長らく有利子負債0と認識)で、現金及び預金837億円との対比でネットキャッシュ約820億円の純現金保有企業です。利益の積み上げで純資産は10年で約3倍(538億→1,534億円)、BPSも1,317円→1,880円へ43%成長。成長投資余力は極めて高い水準にあります。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+188億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-134億円
投資に使ったお金
Financing CF
-60.7億円
借入・返済など
Free CF
+54.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2017/03期69.9億円▲111億円▲19.7億円▲41.4億円
2018/03期98.6億円▲44.7億円▲22.6億円53.9億円
2019/03期96.6億円▲56.4億円▲24.7億円40.2億円
2020/03期66.9億円44.2億円▲30.9億円111億円
2021/03期213億円▲45.4億円▲42.1億円168億円
2022/03期185億円▲96.3億円▲53.5億円88.2億円
2023/03期88.1億円2.3億円▲56.9億円90.4億円
2024/03期152億円▲90.0億円▲56.8億円62.3億円
2025/03期248億円▲299億円▲56.7億円▲51.4億円
2026/03期188億円▲134億円▲60.7億円54.3億円

2026/03期の営業CFは188億円(前期247億円から減少)。これは棚卸資産が58億円増加し(FC加盟店向け仕入の前倒し)、法人税等の支払額85.9億円が増えた影響です。投資CFは▲134億円で主に有形固定資産取得78.7億円・有価証券取得72.9億円。財務CFは▲60.7億円で配当金支払い59.6億円が中心。キャッシュ・フロー対有利子負債比率0.1年(ほぼ即時返済可能)、インタレスト・カバレッジ・レシオ551倍と財務健全性は超優良水準を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 1名(12.5% 男性 7
13%
88%
設備投資額
70.8億円
平均勤続年数(従業員)
11.5
臨時従業員数
95

取締役8名中女性1名(女性役員比率12.5%)で、多様性の確保が今後の課題です。設備投資は70.8億円と積極的な水準で、物流センター建設やシステム投資に充てられています。従業員417名・臨時従業員95名の少数精鋭体制で、データ活用によるFC経営の効率化を推進しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主67%
浮動株33%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関6.7%
事業法人等44.5%
外国法人等5.4%
個人その他43.1%
証券会社0.3%

ベイシアグループ関連の事業法人・創業家(土屋家)で過半を占める典型的なオーナー経営型構成です。筆頭株主のベイシア興業(28.23%)・カインズ(9.67%)・カインズ興産(4.26%)はグループ法人で長期保有、土屋裕雅・嘉雄氏や創業家関係者(吉田佳世・大嶽惠氏)の個人保有も実質安定株主となります。

株式会社ベイシア興業(23,040,000株)28.23%
土屋 裕雅(11,500,000株)14.09%
株式会社カインズ(7,894,000株)9.67%
吉田 佳世(5,930,000株)7.27%
大嶽 惠(5,930,000株)7.27%
株式会社カインズ興産(3,476,000株)4.26%
土屋 嘉雄(2,948,000株)3.61%
みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託(1,600,000株)1.96%
第一生命保険株式会社(960,000株)1.18%
株式会社群馬銀行(918,000株)1.12%

株主構成はベイシアグループ事業法人と創業家(土屋家)が上位を占める典型的なオーナー企業です。筆頭株主のベイシア興業(28.23%)はベイシアグループの中核企業、第2位の土屋裕雅氏(14.09%)はベイシア・カインズ等のグループ各社代表を務める創業家、第3位カインズ(9.67%)はホームセンター大手の兄弟会社です。第4・5位の吉田佳世氏・大嶽惠氏(各7.27%)、第6位カインズ興産(4.26%)、第7位土屋嘉雄氏(3.61%・創業者)など上位7名で計74.4%を保有。グループ法人+創業家関係者を合わせた安定株主は約67%水準で、長期視点の経営戦略が実行しやすい構造です(最新有価証券報告書時点)。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1商品仕入体制リスク:商品の多くを中国・ASEAN諸国で製造しており、中国依存度が高い。地政学リスクや関税変動が仕入コストを押し上げる可能性(仕入ルート分散化を推進中)
2為替変動リスク:海外からの商品仕入の比率が高く、円安局面では仕入原価が上昇し利益率を圧迫。為替予約でヘッジしているが完全には吸収できない
3フランチャイズ加盟店オーナー確保リスク:1,006店舗のFC網に依存。少子高齢化に伴う家業継承難・加盟希望者減少が出店ペースを鈍化させる可能性(法人FC制度で対応中)
4気候・天候リスク:夏物(ファンウエア等)・冬物の季節商品が売上に大きく寄与。暖冬・冷夏・梅雨長期化など異常気象が需要を直撃する
5競合激化リスク:ユニクロ等の大手SPAやしまむら、ホームセンター、機能性ウェアブランドとの価格・機能競争が激化
6消費者嗜好変化リスク:ファッション性と機能性のバランス見極めを誤ると在庫リスクが顕在化。EC・SNSマーケティング対応の継続が必須

社員の給料はどのくらい?

平均年収
771万円
従業員数
417
平均年齢
37歳
平均年収従業員数前年比
当期771万円417-

従業員の平均年収は771万円と小売業界では屈指の高水準です。従業員数417名・平均年齢37歳・平均勤続年数11.5年という少数精鋭体制で、社員一人当たり営業利益は約5,800万円に達します。データ活用による高効率経営と圧倒的な生産性が、社員への高い還元を可能にしています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

直近5年累積TSR(株主総利回り)は2022期の「WORKMAN Plus」ブーム反動で一時下落したものの、2026期は+45%超とTOPIXを大幅にアウトパフォーム。2026年5月の本決算で2期連続最高益更新が確認され、リカバリーウェアの大衆化・法人FC解禁・「中期成長ビジョン2030」の発表が株価を押し上げました。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
89
方針: 配当性向35%目途・業績連動
1株配当配当性向
2017/03期26.530.3%
2018/03期2930.2%
2019/03期7360.7%
2020/03期5030.5%
2021/03期6430.7%
2022/03期6830.3%
2023/03期6833.3%
2024/03期6834.7%
2025/03期7335.3%
2026/03期8935.2%
2027/03期(予想)8932.5%
2期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度なし(2026年5月時点)

配当方針は「持続的な成長に向けた内部留保を確保しつつ、配当性向35%を目途に業績に基づいた利益配分」。2025/03期に73円→2026/03期に89円へ+16円の大幅増配を発表し、2027/03期も89円を据え置く予想(増益分は内部留保へ)。2022/03期〜2024/03期まで68円が3期続いた後、2025/03期に73円、2026/03期に89円と直近2期連続増配。配当性向は35%目途で安定的に推移しています。株主優待制度はありません。

もし5年前に投資していたら?

+
2022期初めに100万円を投資した場合
100万円が 145.2万円 になりました (45.2万円)
+45.2%
年度末時点評価額損益TSR
2022期134.6万円34.6万円34.6%
2023期86.6万円▲13.4万円-13.4%
2024期97.6万円▲2.4万円-2.4%
2025期72.4万円▲27.6万円-27.6%
2026期145.2万円45.2万円45.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残204,300株
売り残131,900株
信用倍率1.55倍
2026年5月1日時点
今後の予定
2026/03期 本決算(発表済)2026年5月11日
2026/03期 決算説明会2026年5月13日
2027/03期 第1四半期決算2026年8月中旬

PER26.4倍・PBR3.81倍と小売業の業界平均を大幅に上回るプレミアム評価を維持。これは営業利益率18%超・自己資本比率82.8%・実質無借金経営の超優良財務に加え、PB比率71.9%とリカバリーウェア等の新市場開拓への期待を市場が評価しているためです。信用倍率1.55倍とやや買い長で、2026/03期最高益更新を受けた個人投資家の強気姿勢が反映されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2017/03期107億円35.9億円33.5%
2018/03期119億円40.1億円33.8%
2019/03期148億円49.5億円33.5%
2020/03期207億円73.0億円35.3%
2021/03期254億円83.7億円32.9%
2022/03期274億円90.9億円33.2%
2023/03期247億円80.1億円32.5%
2024/03期237億円76.8億円32.5%
2025/03期249億円80.1億円32.2%
2026/03期306億円99.5億円32.5%

実効税率は32〜33%台で極めて安定的に推移。2026/03期は税引前利益305.7億円に対し99.5億円を納税し、過去10年間で累計約700億円超を国に納めています。2027/03期予想は30.5%とやや低下するものの、特殊要因はなく標準的な法人実効税率水準です。

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ワークマン まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 89円
安全性
安定
自己資本比率 82.8%
稼ぐ力
高い
ROE 14.3%
話題性
好評
ポジ 65%

「2期連続最高益更新、客層拡大とPB比率71.9%で“高機能×低価格”モデル深化」

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最終更新: 2026/06/14 / データ提供: OSHIKABU