あい ホールディングス3076
Ai Holdings Corporation
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
普段、街を歩いているときに見かける防犯カメラ、その多くにこの会社の技術が使われているかもしれません。また、病院の受付で診察券を発行する機械や、お店のポイントカードを作るカードプリンターも、実はあいホールディングスのグループ会社が手掛けています。さらに、ハンドメイドやDIYで人気のカッティングマシン「シルエットカメオ」もこの会社の製品です。このように、私たちの安全や便利な暮らしの裏側で、あいホールディングスの多様な技術が活躍しているのです。
M&Aを成長戦略の核に据える技術系コングロマリット。2025期は売上高662.0億円、営業利益88.89億円を達成し、積極的な事業買収が規模拡大に寄与しています。特に岩崎通信機やナカヨの連結化が大きく、2026期には売上高900.0億円、営業利益107.0億円という大幅な成長を見込んでいます。配当性向50%以上を目安とする株主還元方針も明確で、5期連続の増配を実施しており、投資家からの注目度も高まっています。
会社概要
- 業種
- 卸売業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号 MSH日本橋箱崎ビル 9階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/06期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 16.9% | 11.7% | 16.7% |
| 2017/06期 | 16.3% | 11.5% | 17.0% |
| 2018/06期 | 14.8% | 10.7% | 16.5% |
| 2019/06期 | 11.9% | 9.0% | 16.5% |
| 2020/06期 | 9.6% | 7.6% | 17.6% |
| 2021/06期 | 11.4% | 9.2% | 20.4% |
| 2022/06期 | 13.4% | 10.9% | 20.9% |
| 2023/06期 | 12.8% | 10.6% | 20.3% |
| 2024/06期 | 21.2% | 18.0% | 19.8% |
| 2025/06期 | 22.1% | 18.1% | 13.4% |
| 2Q 2026/06期 | 5.8%(累計) | 4.4%(累計) | 11.4% |
収益性は非常に高く、長年にわたり20%前後の高い営業利益率を維持してきましたが、直近ではM&Aによる一時的なコスト増や事業ポートフォリオの変化から13.4%へと落ち着いています。ROE(自己資本利益率)は2024/03期以降19%台の高水準で推移しており、資本効率を重視した経営が定着しています。今後もM&A先の収益改善とシナジー創出による利益率の回復が焦点となります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 462億円 | 94.5億円 | 58.6億円 | 123.8円 | +7.0% |
| 2022/06期 | 471億円 | 98.5億円 | 77.4億円 | 163.4円 | +1.8% |
| 2023/06期 | 464億円 | 94.3億円 | 82.4億円 | 174.1円 | -1.4% |
| 2024/06期 | 498億円 | 98.5億円 | 157億円 | 331.1円 | +7.4% |
| 2025/06期 | 662億円 | 88.9億円 | 213億円 | 407.1円 | +32.9% |
当社の業績は、積極的なM&Aによる事業拡大が奏功し、売上高が2021/03期の約462億円から2025/03期には約662億円まで順調に成長しています。特に直近では、ナカヨの連結子会社化や岩崎通信機との提携など、通信・セキュリティ分野での技術力強化が寄与しました。2026年3月期はさらなる飛躍を見込み、売上高900億円規模を目指すなど強固な成長トレンドを維持しています。 【2Q 2026/06期実績】売上408億円(通期予想比45%)、営業利益46億円(同43%)、純利益62億円(同60%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
卸売業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報では、セキュリティ・情報機器・事務機器などのセグメントが収益の柱となっており、積極的なM&A戦略による事業拡大とグループ再編が主要なリスクおよび成長要因として記載されています。特に岩崎通信機やナカヨなどの子会社化により、グループ全体のシナジー効果の創出に注力している点が特徴です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 680億円 | — | 662億円 | -2.6% |
| 2024期 | 530億円 | — | 498億円 | -6.0% |
| 2023期 | 480億円 | — | 464億円 | -3.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 105億円 | — | 88.9億円 | -15.3% |
| 2024期 | 107億円 | — | 98.5億円 | -7.9% |
| 2023期 | 103億円 | — | 94.3億円 | -8.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は定量的な中期経営計画を策定しておらず、年間の業績予想を目標としています。M&Aを積極的に行うため、売上高は拡大傾向にありますが、過去3期連続で期初予想を下回って着地しており、ガイダンスの精度には課題が見られます。一方で、2026期に向けては岩崎通信機やナカヨといった大型買収の効果が本格的に寄与し、売上高900億円、営業利益107億円という過去最高の業績を目指す強気の計画を掲げています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
ミーク株式会社との資本提携により、IoTデバイス事業の技術力と市場シェアの拡大を推進。
株式会社Spakonaとの資本業務提携を発表し、監視カメラ等の防犯・セキュリティ事業を強化。
2026年6月期第2四半期において連結経常利益が前年同期比44.9%増となるなど、M&A子会社の黒字化が大きく寄与。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも2Q 2026/06期末時点
当社は実質無借金経営を継続しており、自己資本比率が80%前後の極めて高い財務健全性を保っています。総資産はM&Aの加速により2021/03期の約666億円から2025/03期には約1,409億円へと拡大し、投資余力は潤沢です。強固なバランスシートを背景に、成長投資と株主還元を両立させる盤石な体制を構築しています。 【2Q 2026/06期】総資産1425億円、純資産1136億円、自己資本比率76.2%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 40.8億円 | ▲12.9億円 | ▲23.2億円 | 27.8億円 |
| 2017/06期 | 65.0億円 | ▲19.4億円 | ▲20.4億円 | 45.6億円 |
| 2018/06期 | 68.5億円 | ▲25.3億円 | ▲23.0億円 | 43.1億円 |
| 2019/06期 | 72.1億円 | ▲31.4億円 | ▲25.8億円 | 40.8億円 |
| 2020/06期 | 55.8億円 | 9.6億円 | ▲23.2億円 | 65.4億円 |
| 2021/06期 | 93.7億円 | ▲6.6億円 | ▲24.6億円 | 87.2億円 |
| 2022/06期 | 81.0億円 | ▲22.1億円 | ▲28.5億円 | 58.9億円 |
| 2023/06期 | 45.4億円 | ▲13.1億円 | ▲31.8億円 | 32.3億円 |
| 2024/06期 | 84.3億円 | ▲64.3億円 | ▲46.8億円 | 20.0億円 |
| 2025/06期 | 76.5億円 | 70.8億円 | ▲53.8億円 | 147億円 |
営業活動によるキャッシュフローは、本業の堅調な収益を背景に常にプラスを維持しており、潤沢なキャッシュ創出能力を有しています。投資CFの変動はM&Aに伴う支出によるものですが、2025/03期には資産売却等により一時的なキャッシュインが発生しました。強固なFCF(フリー・キャッシュ・フロー)は、配当の原資や将来の成長投資へ柔軟に配分されています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/06期 | 30円 | 24.7% |
| 2017/06期 | 36円 | 28.4% |
| 2018/06期 | 38円 | 29.4% |
| 2019/06期 | 40円 | 35.2% |
| 2020/06期 | 45円 | 46.1% |
| 2021/06期 | 45円 | 36.3% |
| 2022/06期 | 60円 | 36.7% |
| 2023/06期 | 80円 | 46.0% |
| 2024/06期 | 90円 | 27.2% |
| 2025/06期 | 100円 | 24.6% |
現在、株主優待制度は実施していません。
配当方針として配当性向50%以上を基準とした利益還元を掲げており、安定かつ積極的な還元を推進しています。業績の拡大とともに増配を続けており、過去5年間で配当額を2倍以上に引き上げるなど高い還元意欲を示しています。今後も強固な財務体質を活かし、持続的な配当成長を目指す方針です。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均並みですが、PBRはやや割高、一方で配当利回りは業界平均を大きく上回っており、株主還元への積極性が評価されています。信用倍率は5.30倍と標準的な水準で、将来の株価上昇を期待した買いが多い状況です。今後の決算でM&Aによる業績拡大が確認されれば、株価のさらなる上昇も期待されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 83.6億円 | 26.0億円 | 31.1% |
| 2017/06期 | 89.0億円 | 29.1億円 | 32.6% |
| 2018/06期 | 92.9億円 | 31.7億円 | 34.1% |
| 2019/06期 | 86.4億円 | 32.5億円 | 37.7% |
| 2020/06期 | 79.3億円 | 33.1億円 | 41.8% |
| 2021/06期 | 98.8億円 | 40.2億円 | 40.7% |
| 2022/06期 | 108億円 | 31.1億円 | 28.7% |
| 2023/06期 | 105億円 | 22.8億円 | 21.6% |
| 2024/06期 | 199億円 | 41.8億円 | 21.0% |
| 2025/06期 | 90.1億円 | 0円 | 0.0% |
法人税等の支払額は、税引前利益の変動や税効果会計の適用により毎期変動しています。2025/03期は特定の税務処理や税引前利益の構成要素により納税額が大幅に抑制されました。今後は業績拡大に伴い、標準的な法人税率に回帰する見込みですが、引き続き税務コストの適正化に取り組んでいます。
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「M&Aを重ねて防犯カメラから半導体まで手掛ける、ニッチ市場の集合体」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。