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サンワテクノス8137

SUN-WA TECHNOS CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 120円
安全性
普通
自己資本比率 44.1%
稼ぐ力
普通
ROE 4.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや乗っている自動車、家にある家電製品。これらが作られる工場の裏側で、サンワテクノスは活躍しています。製品を組み立てるロボットの『腕』や、それを制御する『頭脳』となる電子部品やモーターなどを、世界中のメーカーから仕入れて工場に届けているのです。いわば、日本のものづくりを根底から支える『縁の下の力持ち』のような存在。あなたが手にする製品がスムーズに生産される背景には、同社のような技術商社の働きがあります。

電子部品やFA機器を扱う独立系技術商社。2023期に売上高1810.1億円、営業利益76.30億円と過去最高を記録後、市況悪化で2025期は売上高1395.8億円、営業利益35.07億円まで一時的に落ち込みました。しかし株主還元には積極的で、2025期の1株当たり配当は120円と連続増配を維持。長期ビジョンとして2030年度に営業利益100億円を掲げており、ロボットSIerのエムテック子会社化など、M&Aをてこにした成長戦略が今後の回復と拡大の鍵を握ります。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都中央区京橋3丁目1-1

サービスの実績は?

120
1株当たり配当金
2025期実績
+26.3% YoY
74.4%
配当性向
2025期実績
+45.5pt YoY
33%
海外売上高比率
2025期実績
安定的
71%
電子部門 売上構成比
2025期実績
主力事業
20%
電機部門 売上構成比
2025期実績
安定
8%
機械部門 売上構成比
2025期実績
成長期待
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.1%2.3%-
2022/03期9.8%4.2%-
2023/03期13.3%5.5%-
2024/03期10.8%4.9%3.7%
2025/03期5.0%2.5%2.5%
3Q FY2026/34.9%(累計)2.2%(累計)2.2%

収益性指標については、2023/03期の営業利益率4.2%、ROE 12.3%がピークとなっており、商社ビジネス特有の市場環境による波が確認されます。2025/03期には営業利益率が2.5%、ROEが5.0%まで低下しており、高付加価値なソリューション提供への転換を通じた収益性改善が喫緊の課題です。効率的な経営資源の配分が、今後の利益率回復の鍵を握ります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,348億円17.9億円113.2円-
2022/03期1,544億円35.8億円228.3円+14.6%
2023/03期1,810億円54.9億円355.1円+17.2%
2024/03期1,661億円62.1億円50.1億円329.9円-8.2%
2025/03期1,396億円35.1億円24.4億円161.2円-16.0%

サンワテクノスの業績は、半導体市場の変動や設備投資需要の影響を強く受けており、2023/03期には営業利益が約76億円まで拡大する好調な推移を見せました。しかし、直近の2025/03期には市場の調整局面に直面し、営業利益は約35億円へと大幅に減益しています。足元では事業ポートフォリオの再編やエムテックの子会社化を通じて、新たな成長フェーズへの転換を図っています。 【3Q 2026/03期実績】売上1050億円(通期予想比68%)、営業利益23億円(同67%)、純利益21億円(同79%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.9%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率下回る
この会社
2.2%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
44.1%
業界平均
46.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億5,000万円
取締役5名の合計

電機・電子・機械の3部門を展開する技術商社として、FA(ファクトリーオートメーション)関連の需要が業績を大きく左右します。海外展開の拡大とエムテック等の子会社化による技術領域の深耕を進めていますが、半導体市況や為替変動が主要な事業リスクとして開示されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
市況悪化で減収だが利益は予想超え。長期目標への道筋はM&Aが鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

長期ビジョン(中間目標)
〜2030期
連結営業利益: 目標 100億円 大幅遅れ (35.07億円)
35%
FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 1550億円 順調 (1395.8億円)
90.1%
営業利益: 目標 35億円 順調 (35.07億円)
100.2%
純利益: 目標 26.1億円 順調 (24.43億円)
93.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,551億円1,396億円-9.9%
2024期1,758億円1,661億円-5.5%
2023期1,647億円1,810億円+9.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期31億円35億円+13.9%
2024期55億円62億円+12.8%
2023期50億円76億円+52.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は2030年度に連結営業利益100億円を達成するという長期ビジョンを掲げています。直近の2025期実績(35.07億円)に対する進捗率は35%です。業績予想の精度を見ると、市況変動の影響で売上高は期初予想を下回る傾向にありますが、利益面では予想を上回るケースが多く、コスト管理能力の高さがうかがえます。今後は、ロボットSIerのエムテック子会社化など、M&Aを通じた事業領域の拡大が目標達成の重要なドライバーとなりそうです。

最新ニュース

中立
2026年3月期第2四半期連結業績予想と実績との差異に関するお知らせ
10/30 · 株予報Pro

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・資本提携30%
株主還元20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
35
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, Diamond Online ほか
業界内ランキング
上位 30%
卸売業 850社中 255位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年7月子会社化

ロボットSIerの株式会社エムテックを株式交付により子会社化し、制御技術の強化と成長戦略を加速。

2025年10月技術提携

DX関連ベンチャー企業等との資本業務提携を発表し、新規ソリューション開発に向けた技術連携を開始。

2026年1月業績修正

第3四半期決算にて通期経常利益を上方修正し、市場予想を上回る増益基調を鮮明にした。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
78.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
508億円
会社の純資産

財務健全性は安定しており、2025/03期時点で自己資本比率は52.8%という高い水準を維持しています。2024/03期に計上された有利子負債は約257億円ありましたが、足元では約163億円まで着実に圧縮されており、財務基盤の強化が進んでいます。強固な純資産を背景に、将来の事業投資や株主還元へ充当可能な余力を保持しています。 【3Q 2026/03期】総資産969億円、純資産508億円、自己資本比率44.1%、有利子負債78億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+91.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-3.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-52.2億円
借入・返済など
Free CF
+87.1億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期15.9億円1.4億円3.1億円14.5億円
2022/03期7.9億円2.4億円5.8億円10.4億円
2023/03期5.5億円7.3億円9.1億円12.8億円
2024/03期42.3億円8.8億円6.1億円51.1億円
2025/03期91.0億円3.9億円52.2億円87.1億円

キャッシュフローの推移を見ると、2025/03期には営業CFが約91億円と大幅なプラスを記録し、本業での強力な稼ぎ出しが顕著です。投資CFは戦略的な子会社化等でマイナスとなる一方、フリーキャッシュフローは高い水準を維持できています。潤沢な手元資金を活用し、積極的な配当支払いおよび財務の健全性向上を両立させています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 2名(16.7% 男性 10
17%
83%
監査報酬
2,900万円
連結子会社数
16
平均勤続年数(従業員)
13.3

女性役員比率は17.0%であり、東証プライム上場企業としてダイバーシティ推進を図っています。監査役会設置会社として監査報酬2,900万円を投じ監視機能を維持しており、連結子会社16社を擁するグループ経営の健全化に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主43.7%
浮動株56.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.7%
事業法人等27%
外国法人等5.8%
個人その他47.9%
証券会社2.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は光通信・安川電機・第一生命保険。

光通信株式会社(1,168,000株)7.69%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,071,000株)7.05%
株式会社安川電機(797,000株)5.25%
第一生命保険株式会社(729,000株)4.8%
株式会社オリジン(498,000株)3.28%
加賀電子株式会社(446,000株)2.93%
山田 益二郎(397,000株)2.61%
株式会社三菱UFJ銀行(395,000株)2.6%
サンワテクノス社員持株会(313,000株)2.06%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(244,000株)1.61%

主要株主に光通信や安川電機、第一生命保険といった事業会社や金融機関が名を連ねており、長期的な安定株主の存在が特徴です。一方で創業家関係者や社員持株会も一定の割合を保有しており、経営への関与と安定したガバナンスが両立されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 (1)当社のリスクマネジメント体制 当社では、リスク管理を経営の重要課題の一つとして捉え強化に取り組んでおり、サステナビリティ委員会にてシナリオ分析を行い、リスクを定性・定量の両面で総合的に評価し、優先順位の高いリスクを選定しております
2重要リスクについては、取締役会に報告し重要リスクの状況や見直しを審議し、全社的なリスク管理体制の構築、維持、向上を図っております
3(2)事業等のリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
4なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
5①経済動向・市場環境 当社グループは、半導体及び液晶製造装置等に使用されるサーボモータ、リニアモータなどのメカトロ製品を販売する電機部門、自動車関連・デジタル家電・パソコン・携帯情報端末等の分野に使用される電子部品を販売する電子部門、半導体関連製造設備・液晶検査装置・クリーンロボット及び産業用ロボットを販売する機械部門から成る独立系技術商社であります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
676万円
従業員数
1,085
平均年齢
39.3歳
平均年収従業員数前年比
当期676万円1,085-

従業員平均年収は676万円となっており、技術商社という専門性の高さを考慮すると卸売業の平均水準に対して堅実な待遇と言えます。近年の業績連動報酬や中計に基づくインセンティブ導入により、成果に応じた還元を強化する動きが見られます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。サンワテクノスは2022期から2025期まで4期連続でTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。特に2024期には自社TSRが324.7%に達し、TOPIX(216.8%)を100ポイント以上上回りました。これは、好調な業績を背景とした株価の大幅な上昇と、積極的な増配による株主還元強化が両輪となって実現したものです。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
120
方針: DOE4.0%基準
1株配当配当性向
2016/03期2823.8%
2017/03期2824.6%
2018/03期3013.5%
2019/03期3420.7%
2020/03期3440.4%
2021/03期3430.0%
2022/03期3716.2%
2023/03期9025.3%
2024/03期9528.8%
2025/03期12074.5%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

同社はDOE(株主資本配当率)4.0%以上を目標とする方針を掲げており、安定的かつ継続的な株主還元を重視しています。直近では業績変動にかかわらず、高い配当水準を維持することで投資家からの評価を高めています。株主優待と合わせた総還元利回りの高さも特徴であり、長期的な視点でのインカムゲイン確保に適した還元姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 306.7万円 になりました (206.7万円)
+206.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期136.8万円36.8万円36.8%
2022期174.1万円74.1万円74.1%
2023期258.2万円158.2万円158.2%
2024期324.7万円224.7万円224.7%
2025期306.7万円206.7万円206.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残539,400株
売り残53,900株
信用倍率10.0倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬
株主優待権利確定日2026年9月末日

同社の株価指標は、卸売業の平均と比較してやや割高な水準(PER 19.0倍 vs 業界平均15.0倍)ですが、これは成長期待の表れと見ることができます。一方で、信用買い残が売り残を10.0倍上回っており、短期的な需給の緩みを警戒する声もあります。特筆すべきは3.68%という高い配当利回りで、業界平均を大きく上回る魅力的な水準です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期25.7億円7.8億円30.4%
2022/03期52.0億円16.2億円31.1%
2023/03期76.8億円21.8億円28.4%
2024/03期66.3億円16.2億円24.5%
2025/03期38.1億円13.7億円36.0%

法人税等の支払いは、概ね標準的な税率水準で推移しており、会計上の利益水準に応じて適正に負担されています。2025/03期は一時的な税負担率の上昇が見られましたが、基本的には25-30%程度の範囲内に収まっています。将来の業績予想に基づき、税引前利益に対して適正な租税公課が計上される見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

サンワテクノス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 120円
安全性
普通
自己資本比率 44.1%
稼ぐ力
普通
ROE 4.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「半導体からロボットまで、工場の『頭脳と手足』を繋ぐ独立系技術商社が、M&Aで成長を加速」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU