3046プライム

ジンズホールディングス

JINS HOLDINGS Inc.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE26.2%
BPS1359.9円
自己資本比率54.9%
FY2025/3 有報データ

メガネの常識を変え、人々の人生を豊かにするアイウエアカンパニー

「Magnify Life」をビジョンとして掲げ、アイウエアを通して人々の人生をより豊かに、素晴らしいものにすることを目指しています。

この会社ってなに?

普段、駅の近くやショッピングモールで「JINS」という看板を見かけたことはありませんか?あなたがメガネを新調しようと思った時、お店に入ってから最短30分で新しいメガネが手に入る、あのスピーディーなサービスを提供しているのがこの会社です。ブルーライトをカットする「JINS SCREEN」のように、私たちのデジタルライフに寄り添う新しい機能を持ったメガネを次々と生み出してきました。オシャレで手頃なだけでなく、私たちの生活をより快適にするための「目の健康」を考えた製品が、あなたの日常のすぐそばにあります。

ジンズホールディングスは、手頃な価格帯のSPAモデルでメガネ市場に革命を起こした企業です。FY2025は売上高972.1億円(前期比17.1%増)、営業利益120.93億円(同54.3%増)と大幅な増収増益を見込むV字回復を遂げています。国内事業の安定成長に加え、特にアジアを中心とした海外事業の拡大が成長を牽引しています。今後はバーチャル試着などのDX投資と、グローバルでのブランド認知度向上が株価の鍵を握るでしょう。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
8月
本社
東京都千代田区神田錦町3丁目1安田シーケンスタワー
公式
jinsholdings.com

社長プロフィール

田中 仁
田中 仁
代表取締役CEO
ビジョナリー
私たちは「Magnify Life」というビジョンのもと、単に「よく見える」だけでなく、人々の人生そのものを豊かに、素晴らしいものにすることを目指しています。アイウエアの既成概念を打ち破る挑戦を続け、世界中の人々の「見る」を革新するグローバルリーディングカンパニーとなることを目指します。

この会社のストーリー

1988
創業の原点

田中仁氏が有限会社ジェイアイエヌを設立。当初は服飾雑貨の製造・販売を手掛けていた。

2001
アイウエア事業への転換

韓国での安価なメガネ店に衝撃を受け、アイウエアブランド「JINS」の1号店を福岡にオープン。SPAモデルを導入し、業界に価格革命をもたらした。

2006
大証ヘラクレスへ上場

事業の成長を背景に、大阪証券取引所ヘラクレス(現・東証グロース)に上場。社会的な信用を獲得し、さらなる成長への基盤を築いた。

2009
軽量メガネ「Airframe」発売

「軽量メガネ」という新市場を創出した「Airframe」シリーズを発売。機能性とデザイン性で大ヒットし、ブランドイメージを確立した。

2011
ブルーライトカットメガネ発売

視力矯正だけでなく「眼を守る」という新たな価値を提案した「JINS PC(現 JINS SCREEN)」を発売。社会現象となるほどの大ヒットを記録した。

2022
OWNDAYSを買収し、世界展開を加速

シンガポール発のアイウエアブランド「OWNDAYS」を買収。両社の強みを活かし、グローバル市場での競争力を一気に高めた。

2023
売上高1000億円を目指す

中期経営計画で売上高1000億円超えを目標に掲げる。国内事業の強化と海外展開の加速により、持続的な成長を目指す。

注目ポイント

常識を覆す商品開発力

軽量メガネ「Airframe」やブルーライトカットメガネなど、視力矯正器具だったメガネに「機能性」という新たな価値を付加。常に市場の常識を打ち破る革新的な商品を開発し続けています。

M&Aによるグローバル展開

2022年にOWNDAYSを買収し、海外店舗網を大幅に拡大。アジアを中心に世界市場への展開を加速させており、今後のグローバルでの成長に大きな期待が持てます。

魅力的な株主優待

100株以上の保有で、全国のJINS店舗やオンラインストアで使える9,000円分の優待券がもらえます。個人投資家にとって嬉しい特典も魅力の一つです。

サービスの実績は?

972.1億円
連結売上高
FY2025実績
+17.1% YoY
120.93億円
連結営業利益
FY2025実績
+54.3% YoY
109
1株当たり配当金
FY2025実績
+78.7% YoY
9,000円相当
株主優待価値
100株保有時
20.6%
売上高CAGR
FY2021-FY2026(予)

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 109円
安全性
安定
自己資本比率 54.9%
稼ぐ力
高い
ROE 26.2%
話題性
好評
ポジティブ 70%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
109
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2016/32530.3%
FY2017/33631.2%
FY2018/34837.2%
FY2019/35031.0%
FY2020/32535.0%
FY2021/34531.9%
FY2022/31752.8%
FY2023/33850.3%
FY2024/36130.5%
FY2025/310930.5%
3期連続増配
株主優待
あり
JINSで使える優待買物割引券(9,000円相当)
必要株数100株以上(約52万円)
金額相当約9,000円相当
権利確定月8月

同社は成長投資と株主還元のバランスを重視しており、配当性向30%をひとつの目安としています。近年は業績の著しい拡大に伴い、配当金を積極的に増額する姿勢を鮮明にしています。株主優待と合わせた総還元利回りの高さは、中長期的な投資家にとって非常に魅力的な水準となっています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
26.2%
業界平均
4.9%
営業利益率上回る
この会社
12.4%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
54.9%
業界平均
50.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3669億円
FY2023/3733億円
FY2024/3830億円
FY2025/3972億円
営業利益
FY2022/333.1億円
FY2023/348.5億円
FY2024/378.4億円
FY2025/3121億円

売上高は国内外の店舗展開の加速により拡大基調にあり、FY2025/3には売上高が約972億円に到達するなど高い成長力を示しています。営業利益も効率的な店舗運営と海外事業の貢献により飛躍的に伸びており、FY2026/3には1,000億円の大台突破を見込むなど2期連続での最高益更新が視野に入っています。構造的な需要増とグローバル市場での浸透が、長期的な業績拡大を強く牽引していると言えます。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
26.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
14.4%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
12.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/313.0%7.5%8.0%
FY2017/315.8%9.1%10.7%
FY2018/315.7%9.8%11.1%
FY2019/317.3%10.6%12.1%
FY2020/39.5%3.2%9.3%
FY2021/316.3%6.2%7.9%
FY2022/33.7%1.4%5.0%
FY2023/38.1%3.9%6.6%
FY2024/318.3%8.6%9.4%
FY2025/326.2%14.4%12.4%

収益性は近年劇的に改善しており、特にFY2025/3の営業利益率は12.4%と高い水準を達成しています。ROE(自己資本利益率)も26.2%まで上昇し、資本を効率的に活用して利益を生み出す体質へと大きく変貌しました。これは単なる規模の拡大だけでなく、高付加価値製品の販売やオペレーションの抜本的な効率化が功を奏した結果であると考えられます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率54.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
317億円

自己資本比率は54.9%と高い健全性を維持しており、財務基盤は強固です。特筆すべきは実質無借金経営を継続している点であり、潤沢な内部留保を背景に将来の成長投資へ柔軟に資金を振り向けられる体制を整えています。このバランスシートの安定性は、激しい競争環境に置かれる小売業界において競合に対する大きな経営的優位性となっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+105億円
営業CF
投資に使ったお金
-78.6億円
投資CF
借入・返済など
-94.3億円
財務CF
手元に残ったお金
+26.7億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/324.5億円-26.3億円-1.2億円-1.8億円
FY2017/363.4億円-24.1億円-15.5億円39.3億円
FY2018/347.4億円-30.6億円-30.0億円16.8億円
FY2019/368.8億円-28.4億円-17.2億円40.4億円
FY2020/377.5億円-38.8億円124億円38.7億円
FY2021/350.6億円-31.8億円-37.6億円18.8億円
FY2022/343.9億円-38.5億円-27.7億円5.4億円
FY2023/360.5億円-38.5億円-115億円22.1億円
FY2024/3110億円-23.9億円-23.4億円86.0億円
FY2025/3105億円-78.6億円-94.3億円26.7億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、年間100億円を超える水準で安定的な創出を続けています。投資活動については、国内外での積極的な店舗出店や旗艦店開発のために資金を投じており、成長のための前向きな支出が継続しています。財務面では配当の増額や自己資本の拡充を優先しつつも、潤沢なフリーキャッシュフローを維持することで盤石な投資余力を確保しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/336.0億円16.2億円45.1%
FY2017/352.3億円24.6億円47.1%
FY2018/356.3億円25.3億円45.0%
FY2019/370.2億円31.5億円44.8%
FY2020/358.3億円41.4億円71.0%
FY2021/350.2億円17.3億円34.4%
FY2022/337.9億円30.4億円80.2%
FY2023/337.4億円19.8億円52.9%
FY2024/377.3億円30.6億円39.6%
FY2025/3121億円37.9億円31.3%

法人税等の支払額は、税引前利益の拡大に伴い増加傾向にあります。過去の決算期において実効税率が大きく変動しているのは、一時的な税務処理や評価損の影響が背景にあります。直近のFY2025/3以降は、業績の安定成長とともに税負担率も法定実効税率に近い30%台前半へと収束しています。

会社の公式開示情報

国内アイウエア事業を主軸に、台湾・中国・北米など海外事業の拡大を加速させている点が最大の特徴です。急激な為替変動や原材料費の高騰がリスク要因となる一方、バーチャル試着技術などDX投資を通じた高付加価値化で利益率の維持を図る戦略が示されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
過去の業績予想は未達が目立ったが、直近では回復傾向。計画達成力は改善中。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 連結業績予想
FY2026
売上高: 目標 1,116.5億円 順調 (972.1億円)
87%
営業利益: 目標 130.0億円 順調 (120.93億円)
93%
当期純利益: 目標 88.2億円 順調 (83.3億円)
94.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2022707億円669億円-5.4%
FY2023781億円733億円-6.2%
FY2024807億円830億円+2.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202263億円33億円-47.4%
FY202370億円48億円-30.8%
FY202455億円78億円+42.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標として追跡します。FY2022、FY2023は為替変動や海外事業の苦戦により、期初予想を大幅に下回る結果となりました。しかし、FY2024以降は構造改革が奏功し、予想を上回る着地を見せています。特にFY2026に向けては売上1,100億円超、営業利益130億円という高い目標を掲げており、海外事業の成長と収益性改善が達成の鍵となります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残400,600株
売り残13,100株
信用倍率30.58倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年8月期 第2四半期決算発表2026-04-10
2026年8月期 第3四半期決算発表2026-07-11(予想)
2026年8月期 本決算発表2026-10-10(予想)

信用倍率は30.58倍と非常に高く、信用買い残が積み上がっている状態です。これは将来の売り圧力となる可能性があり、株価の上値を重くする一因になり得ます。業界平均と比較すると、PERは割安ですがPBRは割高圏にあり、市場が同社の資産価値よりも将来の利益成長を評価していることが伺えます。次回の決算発表で力強い成長を示せるかが注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス
業界内ランキング
上位 15%
小売業 327社中 48位
報道のトーン
70%
好意的
20%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算40%
海外展開30%
店舗開発20%
その他10%

最近の出来事

2025年8月最高益更新

FY2025において売上高972.1億円、営業利益120.93億円を達成し、過去最高水準の成長を維持。

2025年10月ベトナム進出

海外戦略の一環としてホーチミンに3店舗を同時出店し、アジア圏でのシェア拡大を加速。

2026年4月旗艦店開設

世界最大規模となる「JINS新宿店」をオープンし、グローバルブランドとしての地位を強化。

最新ニュース

ポジティブ
世界最大全3階の旗艦店「JINS新宿店」2026年4月23日(木)オープン
3/24 · 日本経済新聞
ポジティブ
26年8月期第1四半期連結経常利益は前年同期比4.8%増の20.9億円
1/9 · 株探
ポジティブ
ベトナム最大都市ホーチミンに本格進出11月に3店舗続々オープン
10/31 · PR TIMES
ポジティブ
今期経常は7%増で2期連続最高益、前期配当を16円増額・今期は6円増配へ
10/11 · 株探
ポジティブ
日本発の品質とデザインで”見える”を変えていくモンゴル初上陸
8/18 · PR TIMES

ジンズホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 109円
安全性
安定
自己資本比率 54.9%
稼ぐ力
高い
ROE 26.2%
話題性
好評
ポジティブ 70%

「『メガネ界のユニクロ』が国内の成熟をバネに、DXと海外展開で再び世界を見据える挑戦者」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

小売業」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU