2935プライム

ピックルスホールディングス

PICKLES HOLDINGS CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE3.5%
BPS1482.4円
自己資本比率60.3%
FY2025/3 有報データ

「ご飯がススム」でおなじみ!漬物業界No.1から総合食品メーカーへ

漬物の製造で培った技術と知見を活かし、野菜を中心とした多彩な食品を提供する総合食品メーカーとして、人々の健康と豊かな食文化の未来を創造します。

この会社ってなに?

あなたがスーパーの漬物売り場で目にする、あの赤いパッケージの「ご飯がススム」キムチ。実は、それを作っているのがピックルスホールディングスです。このキムチは、日本の食卓に欠かせないご飯のお供として、多くの家庭で親しまれています。キムチだけでなく、浅漬けや惣菜など、あなたが普段何気なく手に取っている商品の多くを手がけています。つまり、同社はあなたの毎日の「おいしい」を舞台裏で支える、とても身近な存在なのです。

ピックルスホールディングスは、大ヒット商品「ご飯がススム」シリーズを核とする漬物業界のトップ企業です。FY2025は売上高415.2億円、営業利益12.79億円と減収減益で着地しましたが、続くFY2026予想では売上高410.0億円と微減ながら、営業利益は15.00億円への回復を見込んでいます。原材料高騰の影響を受けつつも、フードレーベルHDの子会社化などM&Aを通じて事業領域を拡大し、収益構造の多角化を進めています。PBRは0.81倍と1倍を割り込んでおり、市場からの再評価が待たれる状況です。

食料品プライム市場

会社概要

業種
食料品
決算期
2月
本社
埼玉県所沢市東住吉7番8号
公式
www.pickles-hd.co.jp

社長プロフィール

影山 直司
影山 直司
代表取締役社長
挑戦者
私たちは「野菜の元気をお届けします。」という想いを胸に、安全でおいしい製品づくりに努めています。「ご飯がススム」シリーズを筆頭に、漬物の枠を超えた総合食品メーカーとして、お客様の豊かな食生活に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1977
創業、漬物事業の開始

埼玉県で東海漬物株式会社の販売会社として設立。ここから日本の食卓を彩る漬物の歴史が始まる。

2001
ジャスダック市場へ上場

株式会社ピックルスコーポレーションとしてジャスダック市場に上場。企業としての信頼性と成長基盤を固める。

2009
大ヒット商品「ご飯がススムキムチ」発売

甘味と旨味を特徴とする「ご飯がススムキムチ」を発売。子どもから大人まで楽しめる味で、キムチ市場に革命を起こす大ヒット商品となる。

2018
フードレーベルホールディングスを子会社化

惣菜やタレを製造するフードレーベルHDを子会社化。漬物事業に加え、総合的な食品事業への展開を加速させる。

2019
東証一部へ市場変更

事業の成長と安定性が評価され、東京証券取引所市場第一部(現:プライム市場)へ市場変更を果たす。

2022
ピックルスホールディングス体制へ移行

持株会社体制へ移行し、「株式会社ピックルスホールディングス」として東証プライム市場に上場。グループ全体の経営戦略を強化する。

2024
株主優待制度を拡充

株主への感謝と当社グループへの理解を深めてもらうため、優待内容にQUOカードを追加するなど株主優待制度を拡充。

2026
総合食品メーカーとしての未来へ

中期経営計画に基づき、既存事業の強化とM&Aを両輪に成長を加速。漬物業界のリーディングカンパニーから、さらなる飛躍を目指す。

注目ポイント

圧倒的ブランド力「ご飯がススム」

主力商品「ご飯がススムキムチ」は市場で絶大な人気を誇り、安定した収益基盤を構築。漬物業界シェアNo.1を誇る、まさに食卓のヒーローです。

漬物から総合食品メーカーへの成長戦略

漬物事業で培ったノウハウを活かし、M&Aを通じて惣菜や調味料分野へも進出。食の領域を広げ、持続的な成長を目指しています。

魅力的な株主還元(優待+配当)

自社グループ商品詰め合わせや商品券がもらえる株主優待が人気。安定した配当と合わせ、投資家への還元意識が高い点も推しポイントです。

サービスの実績は?

13.0%
漬物業界市場シェア
2026年1月時点
業界1位
415.2億円
年間売上高
FY2025実績
-3.5% YoY
12.79億円
年間営業利益
FY2025実績
-23.3% YoY
26
1株当たり配当金
FY2025実績
+2円 YoY
33.7%
配当性向
FY2025実績
安定配当方針

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 26円
安全性
安定
自己資本比率 60.3%
稼ぐ力
普通
ROE 3.5%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
26
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2023/32224.8%
FY2024/32425.5%
FY2025/32633.7%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

当社は成長に向けた投資を優先しつつも、株主への利益還元として安定的な配当の継続を重視する方針をとっています。配当性向は20%台後半から30%台前半で推移しており、業績の成長に応じた増配姿勢が確認できます。今後も事業成長と調和を図りながら、株主優待と配当の両面から還元を継続する見通しです。

同業比較(収益性)

食料品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.5%
業界平均
7.7%
営業利益率下回る
この会社
2.4%
業界平均
7.2%
自己資本比率上回る
この会社
60.3%
業界平均
45.5%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2023/3411億円
FY2024/3430億円
FY2025/3415億円
営業利益
FY2023/37.7億円
FY2024/314.2億円
FY2025/39.9億円

当社の売上高は400億円台で安定して推移しており、主力製品である「ご飯がススム」シリーズが消費者に強く支持されています。FY2024/3には営業利益が約16.7億円と高い収益性を記録しましたが、その後は原材料費の高騰などにより利益面で一時的な調整局面を迎えています。FY2026/3予想では、効率化の推進により営業利益を約15億円まで回復させる計画です。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2023/33.4%4.3%1.9%
FY2024/35.8%4.2%3.3%
FY2025/33.5%3.2%2.4%

収益性指標は、営業利益率が3%台で推移しており、食品業界特有の薄利多売の構造を示しています。ROE(自己資本利益率)は5%から6%台で安定していますが、更なる株主価値向上のためには、利益率の改善が今後の主要な経営課題です。市場環境の変化に左右されやすい側面はあるものの、安定した顧客基盤が収益の土台となっています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
118億円
会社の純資産
189億円

自己資本比率は61.0%と高く、強固な財務基盤を維持しています。FY2025/3には有利子負債が約118億円まで増加していますが、これは積極的な設備投資や事業拡大に伴う資金調達によるものです。総資産も300億円規模まで成長しており、安定した財務体質を背景に事業運営がなされています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+8.3億円
営業CF
投資に使ったお金
-46.9億円
投資CF
借入・返済など
+10.8億円
財務CF
手元に残ったお金
-38.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2023/316.6億円-8.8億円-8.8億円7.8億円
FY2024/327.2億円-9.5億円4,500万円17.7億円
FY2025/38.3億円-46.9億円10.8億円-38.6億円

営業キャッシュフローは、コアビジネスの利益創出により堅調に推移しています。FY2025/3には積極的な設備投資により投資CFが約47億円の支出となりましたが、これは中長期的な生産体制強化を目的としたものです。将来の成長に向けた先行投資が、今後のフリーキャッシュフロー創出の原動力となることが期待されます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1固定資産の減損について 当社グループは、多くの固定資産を保有しております
2新規事業について 当社グループは、成長戦略のひとつとして、既存事業以外の分野における新規事業を検討・実施しており、これにより企業価値の向上と成長の加速を目指しております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2023/316.5億円5.1億円31.0%
FY2024/317.7億円6.0億円33.7%
FY2025/313.4億円3.9億円28.8%

法人税等の支払額は、税引前利益の変動に概ね比例して推移しています。実効税率は概ね30%から34%の範囲で安定しており、適正な納税が行われています。今後も業績の回復とともに、安定した税負担が見込まれる状況です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主43.8%
浮動株56.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.6%
事業法人等26.2%
外国法人等8%
個人その他46.1%
証券会社2.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は東海漬物。

東海漬物株式会社(1,953,000株)15.71%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,126,000株)9.06%
荻野 芳隆(483,000株)3.89%
株式会社埼玉りそな銀行(366,000株)2.94%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(341,000株)2.75%
ピックルスホールディングス取引先持株会(330,000株)2.66%
株式会社セブン-イレブン・ジャパン(280,000株)2.25%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(274,000株)2.21%
野村信託銀行株式会社(投信口)(249,000株)2.01%
STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(238,000株)1.91%

株主構成は筆頭株主である東海漬物株式会社(15.71%)をはじめとする安定株主が多くを占めています。また、日本マスタートラスト信託銀行等の信託口や海外機関投資家、取引先持株会が名を連ねており、市場での流通性が適度に保たれた安定的な資本体制といえます。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,400万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、同社は漬物や惣菜の製造販売を主力とし、連結子会社14社体制で事業を展開しています。主な事業リスクとして原材料価格やエネルギーコストの上昇が挙げられており、これらへの価格転嫁やコスト削減努力が収益性を左右する重要な要因となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
2,500万円
連結子会社数
14
設備投資額
47.0億円
臨時従業員数
1175

女性役員比率は10.0%と、さらなる多様性の確保が今後の成長に向けた課題です。監査報酬として2,500万円を拠出し、任意の指名・報酬委員会を設置するなど、経営の透明性を高めるためのガバナンス体制が整えられています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
FY2025は原材料高騰の影響で計画未達。業績予想の精度に課題を残す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧中期経営計画(目標)
FY2025
売上高: 目標 435億円 未達 (415.2億円)
95.4%
営業利益: 目標 17億円 未達 (12.79億円)
75.2%
1株当たり利益(EPS): 目標 96.5円 未達 (77.1円)
79.9%
中期経営目標
FY2025目標
売上高: 目標 435億円 順調 (415.2億円)
95.4%
営業利益: 目標 17億円 順調 (12.79億円)
75.2%
純利益: 目標 12億円 順調 (9.58億円)
79.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025435億円415億円-4.6%
FY2024422億円430億円+2.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202517億円13億円-24.8%
FY202416億円17億円+3.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社が掲げる中期目標(売上高435億円、営業利益17億円)に対し、直近FY2025実績は売上高415.2億円(進捗率95.4%)、営業利益12.79億円(進捗率75.2%)と、特に利益面で未達となりました。これは原材料価格の高騰などが響いた形です。過去の業績予想を見ると、FY2025は期初予想に対して大幅な未達となる一方、FY2024は予想を上回って着地しており、外部環境の変化に対する業績の振れが大きい傾向が見られます。目標達成には、コスト管理とM&A効果の早期発現が鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2025における当社のTSRは86.5%となり、同期間のTOPIX(141.2%)を大幅に下回る(アンダーパフォーム)結果となりました。これは、FY2025の減益決算を受けて株価が伸び悩んだことが主な要因です。株価は底値から回復傾向にあるものの、市場全体のパフォーマンスには追いついておらず、株主価値向上のためには持続的な業績成長が不可欠であることを示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2024初めに100万円投資した場合-13.5%
100万円 →86.5万円
-13.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2024103.2万円+3.2万円3.2%
FY202586.5万円-13.5万円-13.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残70,200株
売り残4,500株
信用倍率15.60倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年2月期 第1四半期決算発表2025年7月上旬(予定)
定時株主総会2026年5月下旬(予定)

食料品業界の平均PER(19.5倍)やPBR(1.3倍)と比較すると、当社の株価はPBR0.81倍と割安な水準にあります。時価総額154億円は業界内では比較的小規模ですが、配当利回りは業界平均を上回っています。信用倍率は15.60倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する投資家が多い一方で、需給面での重さも懸念されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やわらかく好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.4%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 30%
食料品業界 122社中 35位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
株主還元30%
ESG・品質管理20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月大量保有報告

三井住友DSアセットマネジメントが株式保有比率5%超の大量保有報告書を提出し、機関投資家の関心が高まる。

2026年2月優待拡充

2026年2月権利分よりQUOカードの追加を含む株主優待制度の拡充を正式に決定。

2026年1月株主イベント

同社として初の株主様向けイベントを実施し、直接的なエンゲージメントを強化。

最新ニュース

中立
食料品業界における業績見通しと中期経営計画の進捗
12/19 · SMBC日興証券

ピックルスホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 26円
安全性
安定
自己資本比率 60.3%
稼ぐ力
普通
ROE 3.5%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「『ご飯がススム』キムチで漬物市場を制覇し、総合食品メーカーへの脱皮を図る食卓の黒子」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU