ファーマフーズ2929
Pharma Foods International Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
テレビCMやインターネット広告で「ニューモ♪」というフレーズを耳にしたことはありませんか?あの育毛剤を開発・販売しているのがファーマフーズです。もしあなたが髪の悩みについて考えたことがあるなら、同社の製品を目にしている可能性が高いでしょう。また、それだけではありません。あなたが普段コンビニやスーパーで手にする「GABA配合」のチョコレートやサプリメント、その機能性素材を開発しているのも同社かもしれません。私たちの健康で快適な生活を、身近な製品の裏側から支えている会社です。
ファーマフーズは、主力商品である育毛剤「ニューモ」の通信販売事業で急成長を遂げた企業です。2025年7月期は売上高652.6億円、営業利益23.67億円を記録しましたが、広告宣伝費の増大が利益を圧迫する局面もありました。直近の2026年7月期第2四半期は赤字となったものの、通期では営業利益20億円を見込むなど、顧客獲得効率の改善が進んでいます。今後は伊藤忠商事との提携強化などを通じ、海外展開や創薬事業など新たな収益源の確立が課題となっています。
会社概要
- 業種
- 食料品
- 決算期
- 7月
- 本社
- 京都府京都市西京区御陵大原1-49
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 0.7% | 0.6% | 1.3% |
| 2017/07期 | 2.8% | 2.0% | 1.9% |
| 2018/07期 | 8.3% | 5.1% | 3.7% |
| 2019/07期 | 12.1% | 6.6% | 5.5% |
| 2020/07期 | 15.0% | 7.3% | 4.8% |
| 2021/07期 | 57.4% | 24.7% | 12.1% |
| 2022/07期 | 4.8% | 1.4% | 1.8% |
| 2023/07期 | 36.9% | 9.1% | 5.3% |
| 2024/07期 | 30.2% | 8.8% | 8.2% |
| 2025/07期 | 3.2% | 1.1% | 3.6% |
| 2Q FY2026/7 | -(累計) | -(累計) | 7.3% |
過去には売上高営業利益率が12%を超える高収益を誇りましたが、積極的な広告宣伝費の投下により近年は変動が激しい傾向にあります。特に2022/03期の営業利益率1.8%への低下は、大規模な顧客獲得投資の影響を反映しています。現在は利益率改善に向け、効率的なマーケティングへの転換を進めている段階です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/07期 | 468億円 | 56.7億円 | 38.4億円 | 132.2円 | +204.5% |
| 2022/07期 | 602億円 | 10.8億円 | 3.7億円 | -12.9円 | +28.7% |
| 2023/07期 | 686億円 | 36.1億円 | 30.8億円 | 106.7円 | +13.9% |
| 2024/07期 | 621億円 | 51.1億円 | 32.0億円 | 112.7円 | -9.4% |
| 2025/07期 | 653億円 | 23.7億円 | 3.7億円 | 12.8円 | +5.0% |
主力の通販事業において、ニューモ育毛剤などの販売動向が業績を大きく左右する構造です。2022/03期には販促投資先行により一時的な赤字転落を経験しましたが、以降は機能性素材事業の寄与もあり収益の回復が続いています。2026/03期に向けては成長投資を継続しつつ、売上高680億円規模の安定成長を目指す見通しです。 【2Q 2026/07期実績】売上324億円(通期予想比48%)、営業利益△24億円(同-157%)、純利益0百万円(同0%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
食料品の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
バイオテクノロジーを駆使した機能性素材開発と通信販売事業、さらに創薬事業の3本柱で構成されています。主力商品「ニューモ」の販売動向が全社業績に直結する収益構造であり、成長投資と広告宣伝費の管理が経営上の主要なリスクおよび機会要因として開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | 15億円 | 20億円 | — | +33.3% |
| 2025期 | 20億円 | — | 24億円 | +18.4% |
| 2024期 | 33億円 | — | 51億円 | +53.2% |
| 2023期 | 12億円 | — | 36億円 | +203.1% |
| 2022期 | 58億円 | — | 11億円 | -81.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は2026年7月期の通期業績予想を期中に修正しました。売上高は微減の670億円とした一方、営業利益は15億円から20億円へ33.3%の大幅な上方修正を行っています。これは主力の「ニューモ」事業において、広告宣伝費の効率化が進んだことが主因です。過去には2022期に期初予想を大幅に下回るなど不安定さも見られましたが、ここ数年は保守的な予想から上振れ着地する傾向にあります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
伊藤忠商事との資本業務提携を締結し、販路拡大に向けた連携を発表しました。
AI創薬に係る共同研究で重要なマイルストーンを達成し、創薬事業の進捗をアピールしました。
主力「ニューモ」の堅調を受け、2026年7月期の営業利益予想を15億円から20億円へ上方修正しました。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
総資産規模は300億円台前半で推移しており、純資産の積み上げに伴い自己資本比率は2022/03期の22.7%から2025/03期には35.4%へと着実に改善しています。実質的な有利子負債はなく、財務基盤の健全性は一定水準を維持しています。内部留保の蓄積が進むことで、将来的な事業投資への耐性も高まっています。 【2Q 2026/07期】総資産323億円、純資産98億円、自己資本比率29.0%、有利子負債149億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 3,500万円 | 4,600万円 | 6.8億円 | 8,100万円 |
| 2017/07期 | 2.3億円 | 3.8億円 | 9.0億円 | 1.5億円 |
| 2018/07期 | 4.2億円 | 1.7億円 | 1.8億円 | 2.4億円 |
| 2019/07期 | 9,000万円 | 3.0億円 | 15.9億円 | 2.1億円 |
| 2020/07期 | 5.5億円 | 8.6億円 | 3.8億円 | 14.1億円 |
| 2021/07期 | 59.4億円 | 4.4億円 | 10.3億円 | 55.0億円 |
| 2022/07期 | 60.6億円 | 25.4億円 | 76.8億円 | 86.0億円 |
| 2023/07期 | 61.3億円 | 10.1億円 | 23.4億円 | 51.1億円 |
| 2024/07期 | 54.9億円 | 13.9億円 | 48.4億円 | 41.0億円 |
| 2025/07期 | 10.9億円 | 9.5億円 | 44.7億円 | 20.4億円 |
営業キャッシュフローは、積極的な広告投資のタイミングにより大きく振れる傾向があります。2022/03期や2025/03期のマイナスは、将来の収益確保に向けた集中的な顧客獲得コストの増大が主な要因です。財務活動によるキャッシュフローは、資金調達から配当や自己株取得による還元フェーズへ移行しつつあります。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/07期 | 8.5円 | 35.7% |
| 2021/07期 | 25円 | 18.9% |
| 2022/07期 | 20円 | - |
| 2023/07期 | 22円 | 20.6% |
| 2024/07期 | 25円 | 22.2% |
| 2025/07期 | 25円 | 194.9% |
| 必要株数 | 100株以上(約6万円) |
| 金額相当 | 約3,000円相当 |
| 権利確定月 | 7月 |
配当方針として、業績の成長に合わせて安定的な還元を目指す姿勢を示しています。配当性向を意識しつつも、成長投資を優先する段階では配当額を維持・調整する柔軟な対応が特徴です。現在は株主還元を重要な経営課題と位置づけ、現在の配当利回りは3.5%を超える水準で推移しています。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均よりやや割安、PBRはやや割高な水準です。配当利回りが3.56%と業界平均を大きく上回っており、株価の下支え要因となり得ます。信用取引では買い残が売り残を上回る状況が続いており、将来の株価上昇を期待する投資家が多い一方、需給面での重さも懸念されます。次の決算発表は6月上旬に予定されており、業績進捗が注目されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 2,400万円 | 0円 | 0.0% |
| 2017/07期 | 1.4億円 | 4,200万円 | 29.4% |
| 2018/07期 | 3.6億円 | 4,600万円 | 12.8% |
| 2019/07期 | 6.4億円 | 1.4億円 | 21.5% |
| 2020/07期 | 7.9億円 | 9,800万円 | 12.4% |
| 2021/07期 | 57.7億円 | 19.3億円 | 33.4% |
| 2022/07期 | 12.6億円 | 16.4億円 | 129.6% |
| 2023/07期 | 35.4億円 | 4.6億円 | 13.0% |
| 2024/07期 | 52.5億円 | 20.4億円 | 38.9% |
| 2025/07期 | 25.5億円 | 21.9億円 | 85.6% |
実効税率は年度によって大幅に変動しており、これは税引前利益の変動幅に対し、固定的な税務調整項目や繰延税金資産の影響が大きいためです。特に利益が圧縮された年度においては、税負担率が見かけ上高くなる傾向があります。業績が安定する過程で、実効税率は標準的な税率水準に収束していく見込みです。
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ファーマフーズ まとめ
「京大発バイオベンチャーが育毛剤『ニューモ』でD2Cの雄となり、次なる成長の柱を模索中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。