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日清オイリオグループ2602

The Nisshin OilliO Group,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 180円
安全性
普通
自己資本比率 40.0%
稼ぐ力
高い
ROE 13.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたがご家庭で天ぷらや炒め物をする時、黄色いラベルの『日清サラダ油』を使ったことはありませんか?実はこの会社が100年以上も前に日本で初めて製造・販売したものです。スーパーの棚でよく見かける「コレステロール0」が特徴の『日清ヘルシーリセッタ』や、オリーブオイルの『BOSCO』ブランドも日清オイリオの製品です。さらに、あなたが普段利用するレストランの揚げ物や、コンビニのお弁当、ポテトチップスなどの加工食品にも、同社の業務用油脂が縁の下の力持ちとして広く使われています。私たちの食生活を文字通り"油"で支えている、とても身近な企業なのです。

国内食用油市場でトップシェアを誇る食品メーカー。2025期(2025年3月期)は売上高5,308.8億円、営業利益192.78億円を記録。長らく続いた原料価格高騰に対し、複数回にわたる価格改定を実施したことで採算が大幅に改善し、前期(2024期)には過去最高の営業利益208.40億円を達成しました。今後は競合J-オイルミルズとの生産協業による効率化や、高付加価値製品の拡販を通じて、さらなる収益基盤の強化を目指しています。

食料品プライム市場

会社概要

業種
食料品
決算期
3月
本社
東京都中央区新川1丁目23番1号

サービスの実績は?

180
1株当たり配当金
2025期実績
+5.9% YoY
3.4%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
-7.5%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
1.63億円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
592万円
従業員一人当たり営業利益
2025期実績ベース
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.0%3.2%-
2022/03期5.4%2.7%-
2023/03期6.6%3.1%-
2024/03期8.3%3.9%4.1%
2025/03期6.6%3.3%3.6%
3Q FY2026/313.0%(累計)5.4%(累計)3.2%

当社の収益性は、高付加価値製品の販売促進や生産効率の向上により、営業利益率が3%から4%台で安定的に推移しています。自己資本利益率(ROE)も直近で7.9%に達するなど、効率的な経営体制を維持しています。原材料価格の変動を適切に価格転嫁することで、市場環境の変化に左右されにくい安定した収益性を確保している点が強みです。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期3,363億円92.4億円278.3円-
2022/03期4,328億円86.0億円265.2円+28.7%
2023/03期5,566億円162億円112億円344.3円+28.6%
2024/03期5,135億円208億円151億円467.4円-7.7%
2025/03期5,309億円193億円129億円396.4円+3.4%

売上高は原材料価格の高騰を背景とした製品価格改定により拡大傾向にあり、2023/03期には売上高5,566億円を記録しました。直近では原材料市況の変動や市場競争の影響を受けつつも、営業利益は安定して200億円前後を維持しており、強固な収益基盤を確立しています。2026/03期の純利益については、事業所跡地の売却に伴う特別利益の計上により、大幅な増益を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上4170億円(通期予想比76%)、営業利益135億円(同64%)、純利益226億円(同82%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

食料品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.0%(累計)
業界平均
6.6%
営業利益率下回る
この会社
3.2%
業界平均
5.4%
自己資本比率下回る
この会社
40.0%
業界平均
53.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億7,600万円
取締役7名の合計

食用油の国内最大手として、油脂事業を軸に加工油脂やファインケミカルなど多角的に展開しています。国際的な大豆・菜種相場の変動や、為替の影響を直接受けることが主要な事業リスクとして挙げられています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
旧中計は主要目標を前倒しで大幅達成。業績予想も上振れ傾向が強く、計画達成力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「Value Up+」(旧)
2021期~2024期
売上高: 目標 4,000億円 前倒し達成 (5,135億円)
128.4%
営業利益: 目標 170億円 前倒し達成 (208億円)
122.6%
ROE: 目標 8% 未達 (7.5%)
93.75%
FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 5,500億円 順調 (5,309億円)
96.5%
営業利益: 目標 210億円 順調 (193億円)
91.8%
純利益: 目標 275億円 やや遅れ (128億円)
46.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期115億円117億円+1.5%
2023期130億円162億円+24.5%
2024期160億円208億円+30.3%
2025期210億円193億円-8.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

前中期経営計画「Value Up+」(2021期~24)では、最終年度の売上高4,000億円、営業利益170億円の目標に対し、2023期時点で前倒し達成、最終的には売上5,135億円、営業利益208億円と大幅に超過しました。これは原料高騰下での的確な価格改定が奏功した結果です。業績予想も過去3期連続で期初予想を大幅に上回って着地しており、経営陣の計画遂行能力は高く評価できます。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
株式分割・優待25%
M&A・提携15%
サステナビリティ・DX15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
食料品業界 300社中 42位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月統合報告書

統合報告書2025を公開し、中長期的な価値創造戦略をステークホルダーへ提示。

2026年2月決算減益

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比24.3%減の123億円となったことを発表。

2026年3月株式分割

3月31日を基準日として1株を3株に分割する方針を公表し、投資魅力の向上を図る。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1,170億円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,173億円
会社の純資産

財務健全性については、有利子負債が2024/03期から計上されましたが、それに見合う資産規模の拡大も進んでおり、自己資本比率は48.2%と極めて健全な水準を維持しています。純資産は過去5年間で約1,981億円まで着実に積み上がっており、盤石な財務体質が構築されています。無借金経営からの脱却後も強固な資本構成を維持しており、今後の成長投資に向けた十分な余力があります。 【3Q 2026/03期】総資産4447億円、純資産2173億円、自己資本比率40.0%、有利子負債1170億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+212億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-95.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-139億円
借入・返済など
Free CF
+116億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期63.4億円146億円58.1億円82.9億円
2022/03期266億円93.3億円345億円360億円
2023/03期4.0億円61.4億円63.4億円57.5億円
2024/03期367億円161億円146億円206億円
2025/03期212億円95.9億円139億円116億円

営業キャッシュフローは変動があるものの、2024/03期には367億円を創出するなど、基幹事業である油脂製品の堅調な収益獲得能力を示しています。投資キャッシュフローは、将来の成長を見据えた設備投資や機能統合のための支出が継続的に発生しています。営業キャッシュフローの範囲内で投資と株主還元を行う循環が形成されており、キャッシュ・ポジションは安定的です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 3名(23.1% 男性 10
23%
77%
監査報酬
8,100万円
連結子会社数
20
設備投資額
149.3億円
平均勤続年数(従業員)
17.8
臨時従業員数
408

女性役員比率が23.0%に達しており、多様な視点を取り入れた経営体制を推進しています。監査報酬として8,100万円を充てるなど、ガバナンスと監視機能の強化に注力しており、透明性の高い経営を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主49.5%
浮動株50.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.1%
事業法人等22.4%
外国法人等17.1%
個人その他31.1%
証券会社2.3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は丸紅。

丸紅株式会社(5,200,000株)15.96%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,689,000株)14.4%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,769,000株)8.5%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(624,000株)1.92%
キッコーマン株式会社(470,000株)1.44%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(413,000株)1.27%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(353,000株)1.09%
損害保険ジャパン株式会社(353,000株)1.08%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(352,000株)1.08%
日本生命保険相互会社(319,000株)0.98%

丸紅株式会社が筆頭株主として15.96%を保有し、次いで信託銀行等の機関投資家が上位を占める安定的な株主構成です。キッコーマンも出資しており、強固な事業基盤を背景に大口株主の影響力が一定程度維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1当社グループにおける重要リスクについて以下は、リスクマップの中から、リスクマネジメント委員会で選定した当社グループの重要リスクを示しています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
861万円
従業員数
3,254
平均年齢
41.8歳
平均年収従業員数前年比
当期861万円3,254-

従業員平均年収は861万円と、食料品業界の中でも高水準を維持しています。長年の技術蓄積と市場シェアを背景にした安定した収益基盤が、社員への高い還元に繋がっていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間の実績を見ると、日清オイリオグループのTSRは一貫して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」の状態でした。これは、原料価格の変動に業績が左右されやすく、株価が長期にわたり低迷していたことが主な要因です。しかし、近年の価格改定による収益性改善と株価上昇により、TOPIXとの差は縮小傾向にあります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
180
方針: 配当性向35%目標
1株配当配当性向
2016/03期1031.4%
2017/03期1021.9%
2019/03期8030.2%
2020/03期8032.7%
2021/03期8028.7%
2022/03期9033.9%
2023/03期12034.9%
2024/03期17036.4%
2025/03期18045.4%
8期連続増配
株主優待
あり
自社製品詰合せ
必要株数100株以上(約50万円)
金額相当約1,500円相当
権利確定月3月

当社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、連結配当性向35%以上を目安とした安定的かつ継続的な増配を実施しています。近年の業績拡大に伴い配当金も順調に引き上げられており、株主還元に対する意欲は非常に高いです。持続的な成長と株主価値の向上を両立させる配当方針を掲げており、投資家にとって魅力的な還元水準を提供しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 149.6万円 になりました (49.6万円)
+49.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期91.6万円8.4万円-8.4%
2022期82.7万円17.3万円-17.3%
2023期97.0万円3.0万円-3.0%
2024期153.7万円53.7万円53.7%
2025期149.6万円49.6万円49.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残32,500株
売り残61,200株
信用倍率0.53倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

信用倍率は0.53倍と売り残が買い残を上回っており、株価下落を見込む空売りが多い状況です。これは将来の買い戻し圧力(踏み上げ)につながる可能性も示唆します。業界平均と比較すると、PER・PBRは著しく割安な水準にあり、一方で配当利回りは平均を大きく上回っています。株価の割安感と高い株主還元が両立している点が特徴です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期138億円45.9億円33.2%
2022/03期126億円40.5億円32.0%
2023/03期162億円50.9億円31.3%
2024/03期200億円48.9億円24.4%
2025/03期181億円52.4億円29.0%

法人税等の支払いは税引前利益に連動して推移しており、概ね30%前後の税負担率となっています。2024/03期に実効税率が低下したのは、一時的な税務上の調整や繰延税金資産の影響によるものです。今後の予想値については、純利益の急増を伴うため一時的な計算上の歪みが生じています。

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もっと知る

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日清オイリオグループ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 180円
安全性
普通
自己資本比率 40.0%
稼ぐ力
高い
ROE 13.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「『一家に一本』のサラダ油で国内首位、原料高を価格転嫁で乗りこなし高収益化を目指すディフェンシブ銘柄」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU