ハニーズホールディングス
HONEYS HOLDINGS CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月27日
高品質なオシャレを低価格で。顧客満足度No.1の実力派アパレル
AIなどの最新技術を活用し商品企画を強化することで、多様化する顧客ニーズに応え続け、すべての女性の毎日をファッションを通じて豊かにすることを目指します。
この会社ってなに?
あなたが週末にショッピングモールや駅ビルを歩いていると、「Honeys」というお店の看板を目にしたことはありませんか?流行りのトップスやワンピースが手頃な価格で並んでいる、あのお店を運営しているのがハニーズホールディングスです。10代の学生さんから、お母さん世代まで、幅広い女性が「ちょっと新しい服が欲しいな」と思ったときに立ち寄れる場所を提供しています。あなたが普段手に取る洋服の裏側で、同社はトレンドを分析し、最適な価格で商品を全国のお店やオンラインストアに届けているのです。
婦人服カジュアル専門店「ハニーズ」を全国展開し、FY2025は売上高577.0億円、営業利益59.06億円を見込む。前期比で減益となる見通しだが、2028年5月期を最終年度とする新中期経営計画では売上高630億円、営業利益70億円の目標を掲げている。AIを活用した商品企画やEC事業の拡大を成長ドライバーと位置付けており、今後の収益性改善が注目される。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 5月
- 本社
- 福島県いわき市鹿島町走熊字七本松27番地の1
- 公式
- www.honeys.co.jp
社長プロフィール
当社は「高感度・高品質・リーズナブルプライス」を追求し、お客様に支持される商品を提供し続けてまいりました。今後はAI技術の活用など新たな挑戦を通じて、更なる成長を目指し、お客様の生活を豊かに彩る企業であり続けます。
この会社のストーリー
福島県いわき市にて、婦人服・子供服の小売店として「有限会社エジリ」を設立。これがハニーズの原点となる。
商号を「株式会社ハニーズ」に変更し、株式会社へ改組。本格的なチェーン展開への礎を築く。
全都道府県への出店を達成し、全国的なブランドとしての地位を確立。多くの女性に支持される存在へと成長した。
ジャスダック市場から東証一部へ市場変更。企業の信頼性とブランド価値をさらに高める大きな一歩となった。
初の海外店舗を中国・上海にオープン。グローバル市場への挑戦を開始し、新たな成長ステージへと向かう。
「株式会社ハニーズホールディングス」へ商号を変更し、持株会社体制に移行。より効率的で戦略的なグループ経営を目指す。
顧客層の拡大を目指し、大人向けの新ブランドを立ち上げ。ECサイトでの販売から開始し、リアル店舗もオープンさせた。
2028年5月期を最終年度とする中期経営計画を発表。売上高630億円、営業利益70億円を目標に、AI活用などでさらなる成長を目指す。
注目ポイント
日本最大級の顧客満足度調査「JCSI」の衣料品店業種において、7年連続で顧客満足度第1位を獲得。品質と価格の両面で高い支持を得ています。
実質無借金経営で自己資本比率も高く、安定した財務体質が魅力です。配当利回りに加え、店舗で使える買物割引券の株主優待も提供しています。
ECサイトの強化や販売員のインフルエンサー化、AIを活用した商品企画など、デジタル戦略を加速。時代の変化に対応し、持続的な成長を目指しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 20円 | - |
| FY2017/3 | 20円 | 135.0% |
| FY2018/3 | 20円 | 285.7% |
| FY2019/3 | 30円 | 26.3% |
| FY2020/3 | 40円 | 44.3% |
| FY2021/3 | 30円 | 34.8% |
| FY2022/3 | 35円 | 30.0% |
| FY2023/3 | 50円 | 26.1% |
| FY2024/3 | 55円 | 31.4% |
| FY2025/3 | 55円 | 41.1% |
| 権利確定月 | 5月 |
配当方針として、業績に応じた安定的な利益配分と株主への還元強化を掲げており、配当性向を重視した経営を行っています。近年は55円への増配を維持するなど株主還元に積極的であり、現在の配当利回りは約3.8%と高水準を維持しています。株主優待と合わせたトータルリターンが魅力であり、長期保有を促す株主還元政策が同社の特徴です。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の売上高はFY2023/3にかけてコロナ禍からの回復で大きく伸長しましたが、直近では物価高による消費者の節約志向の影響を受け577億円前後での推移となっています。営業利益についても、原材料価格や人件費の高騰により2023年3月期の77億円をピークに減少傾向にあります。今後はEC事業の拡大や新ブランド戦略により、売上高600億円水準への再成長を目指す方針です。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | -1.0% | -0.8% | 4.8% |
| FY2017/3 | 1.3% | 1.1% | 4.3% |
| FY2018/3 | 0.6% | 0.5% | 5.0% |
| FY2019/3 | 9.7% | 8.1% | 9.1% |
| FY2020/3 | 7.4% | 6.4% | 5.7% |
| FY2021/3 | 6.7% | 5.6% | 8.3% |
| FY2022/3 | 8.6% | 7.0% | 10.5% |
| FY2023/3 | 13.1% | 10.6% | 14.0% |
| FY2024/3 | 10.9% | 9.2% | 12.3% |
| FY2025/3 | 8.3% | 7.0% | 10.2% |
売上高純利益率は、低価格衣料を武器に一定水準を維持してきましたが、直近ではインフレに伴う仕入れコスト増や販促費の増加によりROE(自己資本利益率)が8.3%まで低下しています。かつて14.0%に達した営業利益率も、現在はコスト構造の悪化により10.2%へ押し下げられています。収益性の再浮上には、効率的な在庫管理と高付加価値商品の販売比率向上が鍵となります。
財務は安全?
当社は潤沢な現預金を有し、長年にわたり有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しており、極めて強固な財務体質を誇ります。自己資本比率は84%台と小売業界の中でも非常に高い水準を維持しており、不況耐性の強さと財務的な余裕が特徴です。この安定した財務基盤があるからこそ、厳しい環境下でも新規出店や株主還元を継続できる力となっています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 39.1億円 | -16.7億円 | -4.5億円 | 22.4億円 |
| FY2017/3 | 18.8億円 | -15.6億円 | -4.0億円 | 3.2億円 |
| FY2018/3 | 22.7億円 | -14.4億円 | -8.9億円 | 8.3億円 |
| FY2019/3 | 51.2億円 | -11.1億円 | -8.1億円 | 40.1億円 |
| FY2020/3 | 1.9億円 | -16.6億円 | -11.2億円 | -14.7億円 |
| FY2021/3 | 77.1億円 | -18.8億円 | -9.8億円 | 58.3億円 |
| FY2022/3 | 22.1億円 | -24.7億円 | -8.4億円 | -2.6億円 |
| FY2023/3 | 68.0億円 | -17.8億円 | -11.2億円 | 50.2億円 |
| FY2024/3 | 21.3億円 | -42.0億円 | -15.3億円 | -20.7億円 |
| FY2025/3 | 49.2億円 | -22.6億円 | -15.3億円 | 26.5億円 |
営業キャッシュフローは店舗展開と販売動向に連動し、安定してプラスを維持していますが、投資活動によるキャッシュアウトは店舗改装やシステム投資等により年間20億円規模で継続的に発生しています。財務キャッシュフローは配当支払等の株主還元により着実にマイナスとなっており、フリーキャッシュフローの創出力と還元のバランスが取れた健全なキャッシュ管理を行っています。今後も無借金経営を維持しつつ、手元資金を成長投資と配当に充当する方針です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 11.5億円 | 14.7億円 | 127.6% |
| FY2017/3 | 18.9億円 | 14.8億円 | 78.2% |
| FY2018/3 | 28.5億円 | 26.5億円 | 93.2% |
| FY2019/3 | 46.6億円 | 14.8億円 | 31.8% |
| FY2020/3 | 25.0億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 39.7億円 | 15.7億円 | 39.5% |
| FY2022/3 | 50.6億円 | 18.0億円 | 35.6% |
| FY2023/3 | 80.2億円 | 26.9億円 | 33.5% |
| FY2024/3 | 72.8億円 | 24.1億円 | 33.0% |
| FY2025/3 | 59.9億円 | 22.6億円 | 37.7% |
法人税等の支払いは、連結ベースでの税引前利益に対して概ね法定実効税率に近い33%から37%の範囲内で推移しています。業績が好調な局面では利益額の増加に伴い納税額も増える傾向にあり、2023年3月期には約27億円の法人税等を計上しました。税効果会計の影響等により年度ごとの税率に微差が生じることはありますが、概して安定的な納税実績を維持しています。
会社の公式開示情報
EDINET等の開示資料によると、婦人服専門店「ハニーズ」を中心とする衣料品事業が単一セグメントを構成しています。価格競争力の高いビジネスモデルを強みとしつつ、原材料価格の高騰や為替変動、さらには天候不順による消費者の購買行動への影響が、同社の継続的なリスク要因として開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 590億円 | 577億円 | — | -2.2% |
| FY2024 | 570億円 | — | 566億円 | -0.7% |
| FY2023 | 505億円 | — | 549億円 | +8.7% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 62億円 | 59億円 | — | -4.8% |
| FY2024 | 73億円 | — | 70億円 | -4.5% |
| FY2023 | 55億円 | — | 77億円 | +39.5% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2028年5月期を最終年度とする新中期経営計画では、売上高630億円、営業利益70億円という目標を掲げています。これは、FY2025の会社予想(売上高577.0億円、営業利益59.06億円)から着実な成長を目指すものです。一方で、直近2期(FY2024、FY2025)の業績予想は期初計画に対してやや下振れており、計画達成の蓋然性については慎重に見る必要があります。FY2023には予想を大幅に上回る好決算を出した実績もあり、AI活用やEC強化といった成長戦略が計画通りに進捗するかが鍵となります。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは10.2倍と、小売業の平均である22.0倍と比較して大幅に割安な水準にあります。これは市場が同社の将来の成長性に対してやや慎重な見方をしていることを示唆しています。信用倍率は1.93倍と拮抗しており、短期的な需給は安定しています。今後の決算発表で示される業績回復の進捗が、株価評価を見直すきっかけになる可能性があります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年5月期決算にて売上高577.01億円を達成し、堅調な業績を維持しました。
大人向け新ブランド『GLACIER lusso』の店舗展開を開始し、顧客層の拡大を図っています。
JCSI調査の衣料品店業種で7年連続の第1位を獲得し、ブランド価値を証明しました。
最新ニュース
ハニーズホールディングス まとめ
ひとめ診断
「ショッピングセンターの『ハニーズ』が、実はデータとECを駆使する堅実アパレル企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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