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アルビス

ALBIS Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE5.0%
BPS349.2円
自己資本比率61.1%
FY2025/3 有報データ

北陸の食を支え、未来へ挑む地域密着型スーパー

北陸地域で最もお客様に信頼されるスーパーマーケットとなり、食を通じて地域社会の発展に貢献する。

この会社ってなに?

あなたが富山県、石川県、福井県で「今日の夕飯どうしようかな?」とスーパーに立ち寄るとき、そこが「アルビス」かもしれません。アルビスは、北陸地方の人々の食卓を支える、地域に根ざしたスーパーマーケットです。新鮮な地元の食材が手に入るのはもちろん、最近では一部の店舗で「無印良品」の日用品や食品も買えるようになりました。あなたが普段利用するお店の裏側で、より便利で魅力的な買い物体験を提供するために、ネットスーパーのような新しい挑戦を続けている会社です。

北陸3県を地盤とする食品スーパー大手。FY2025は売上高981.9億円、営業利益20.63億円と堅調な業績を維持しています。三菱商事を筆頭株主に持つ安定した経営基盤が強みですが、利益率はやや横ばい傾向にあります。近年はネットスーパー『Stailer』の導入や一部店舗での無印良品の商品取り扱いを開始するなど、デジタル化と品揃え拡充で新たな顧客層の獲得と収益性向上を目指しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
射水市流通センター水戸田3-4
公式
www.albis.co.jp

社長プロフィール

池田 和男
池田 和男
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは「おいしいものを、お値打ちに」提供することでお客様の豊かで健康的な食生活に貢献することを目指しています。変化する社会環境に対応し、デジタル技術の活用やサステナビリティへの取り組みを強化することで、持続的な成長と企業価値の向上を実現します。

この会社のストーリー

1968
チューリップチェーン株式会社として創業

富山県でボランタリー・チェーンとして事業を開始。後のアルビスの原点となる。

1992
アルビス株式会社へ商号変更、事業拡大

商号をアルビス株式会社に変更し、新たなスタートを切る。北陸エリアでの店舗網拡大を本格化させた。

1995
日本証券業協会に株式を店頭登録

株式を店頭登録し、企業としての信頼性と資金調達力を高め、さらなる成長への基盤を築いた。

2015
東京証券取引所市場第一部に上場

東証一部への上場を果たし、全国的な知名度と信用を獲得。企業として大きな節目を迎えた。

2018
中京圏への進出

北陸3県に加え、岐阜県・愛知県の中京圏へも商圏を拡大。新たな市場への挑戦を開始した。

2023
無印良品との提携、ネットスーパー開始

無印良品の商品供給を開始し、顧客への提供価値を向上。また、ネットスーパー「Stailer」を導入し、DXを推進した。

2024
第四次中期経営計画を策定

持続的な成長を目指し、新たな中期経営計画を発表。収益力強化と企業価値向上に向けた戦略を打ち出した。

注目ポイント

北陸No.1の地域密着力

富山・石川・福井の北陸3県を中心に店舗を展開。地元の食文化やニーズを深く理解し、新鮮な地場産品を提供することで地域住民から厚い信頼を得ています。

魅力的な株主優待

100株以上の保有で、店舗で使える商品券または北陸地方の名産品が年2回もらえます。1年以上の継続保有で優待額が増える点も嬉しいポイントです。

DXと提携による成長戦略

ネットスーパー導入や「無印良品」との提携など、新たな顧客体験の創出に積極的です。デジタル化と協業を通じて、次世代のスーパーマーケットを目指します。

サービスの実績は?

63店舗
店舗数
2023年9月時点
+0% YoY
981.9億円
売上高
FY2025実績
+0.4% YoY
991
従業員数(連結)
2025年3月時点
-3.7% YoY
5店舗
無印良品取扱店舗数
2023年9月時点
新規導入
9,908万円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績
+4.3% YoY

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 70円
安全性
安定
自己資本比率 61.1%
稼ぐ力
普通
ROE 5.0%
話題性
普通
ポジティブ 30%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
70
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2021/37041.0%
FY2022/37029.1%
FY2023/37036.4%
FY2024/37039.2%
FY2025/37037.3%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針として安定配当の維持を掲げており、長年1株当たり年間70円の配当を継続しています。業績の変動に関わらず安定した利益還元を行っており、投資家にとって予測可能性の高い銘柄です。今後は配当性向の推移を見守りつつ、長期保有特典を含む優待と合わせたトータルリターンが魅力となります。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.0%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
2.1%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
61.1%
業界平均
49.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3921億円
FY2023/3946億円
FY2024/3978億円
FY2025/3982億円
営業利益
FY2022/324.5億円
FY2023/319.4億円
FY2024/321.4億円
FY2025/320.6億円

アルビスの業績は、北陸地方を中心とした安定した店舗展開により、売上高が約980億円前後で推移する底堅い売上基盤を維持しています。営業利益は店舗運営の効率化に取り組む一方で、原材料価格の高騰や人件費の上昇により、20億円台前半での横ばい傾向が続いています。今期は売上高で1,000億円の大台突破を目指すなど、効率的な経営体制の強化を推進しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/35.3%3.1%1.9%
FY2022/37.1%4.3%2.7%
FY2023/35.5%3.5%2.0%
FY2024/34.9%3.1%2.2%
FY2025/35.0%3.1%2.1%

同社の収益性は、スーパーマーケット業界特有の薄利多売構造を反映し、営業利益率は2%前後で安定的に推移しています。ROE(自己資本利益率)は5%前後を維持しており、資本効率を重視した経営を行っていますが、より高い収益性を確保するためには販管費の抑制やプライベートブランド等の付加価値向上が今後の課題となります。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率61.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
210億円
会社の純資産
323億円

貸借対照表を見ると、長らく有利子負債ゼロの無借金経営を維持してきましたが、直近では設備投資等の影響により有利子負債が210億円規模まで増加しています。それでも自己資本比率は60%超をキープしており、強固な財務体質は依然として維持されています。強固な資産背景を活かし、店舗の改装やDX投資を積極的に行うことで、競争力の維持を図っています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+30.6億円
営業CF
投資に使ったお金
-49.1億円
投資CF
借入・返済など
+24.8億円
財務CF
手元に残ったお金
-18.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/356.1億円-19.4億円-24.0億円36.6億円
FY2022/342.1億円-21.5億円-10.6億円20.6億円
FY2023/340.3億円-15.9億円-32.2億円24.4億円
FY2024/344.7億円-22.1億円-27.2億円22.6億円
FY2025/330.6億円-49.1億円24.8億円-18.5億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは安定して30億円から56億円を確保し、堅実な事業運営がうかがえます。一方で投資活動については、店舗の改装や新規設備投資により資金が流出しており、2025年3月期には投資が先行したことでフリーキャッシュフローがマイナスに転じました。今後はこれらの投資効果による売上・利益のさらなる拡大が期待されます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の判断に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
3(1) 店舗運営に関するリスク ① 食品の安全性について当社グループは、主として食料品を取り扱っており、安全・安心な商品の調達・製造・販売に努めておりますが、食中毒や社会全般の食の安全に対し信頼感を損ねるような問題等が発生した場合、店舗売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります
4当社グループでは、「より新鮮でより美味しく安全な商品をお値打ち価格でお届けします」という経営理念のもと、食品安全方針を定め、商品調達時の品質確認、店舗での衛生管理の徹底、製造子会社におけるISO規格に基づいた食品安全管理体制の運用等、グループ全体で安全・衛生管理レベルの向上に取り組んでおります
5万一、食中毒が発生した場合には、お客さまの健康を最優先に配慮しつつ保健所と連携し、当該原因調査と再発防止策の策定を速やかに行い、各報告及び従業員への教育を再徹底いたします

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/328.7億円13.8億円48.0%
FY2022/330.5億円9.4億円30.9%
FY2023/324.6億円7.7億円31.4%
FY2024/326.7億円11.3億円42.2%
FY2025/326.1億円9.8億円37.7%

法人税等の支払いは、連結納税制度や税制上の繰延税金資産の調整により、各期で実効税率に変動が見られます。概ね法定税率に近い水準で推移していますが、業績変動に応じて適切に納税を行っています。今後の予想実効税率は約27.8%を見込んでおり、安定的な税コスト管理を行っています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
518万円
従業員数
991
平均年齢
40.9歳
平均年収従業員数前年比
当期518万円991-

従業員平均年収は518万円となっており、地域密着型の食品スーパーマーケットとしては標準的な水準です。北陸地方の雇用環境や小売業界の平均的な賃金体系を反映しており、業績の推移に応じた安定的な処遇が維持されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主47.2%
浮動株52.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.3%
事業法人等32%
外国法人等3.3%
個人その他47.7%
証券会社1.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は三菱商事・アルビス共栄会持株会。

三菱商事株式会社(1,388,000株)16.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(681,000株)7.95%
アルビス共栄会持株会(403,000株)4.7%
株式会社北陸銀行(250,000株)2.91%
カナカン株式会社(215,000株)2.51%
アルビス社員持株会(182,000株)2.13%
株式会社日本アクセス(144,000株)1.68%
株式会社富山第一銀行(142,000株)1.66%
三菱食品株式会社(140,000株)1.63%
株式会社富山銀行(100,000株)1.17%
株式会社北日本新聞社(100,000株)1.17%

三菱商事が16.19%を保有する筆頭株主であり、強固な資本提携関係にあります。その他、北陸銀行や富山第一銀行などの地域金融機関、および社員持株会や共栄会持株会が安定株主として名を連ねており、経営の安定性が高い構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

3,013万円
取締役4名の合計

北陸3県を中心にスーパーを展開する同社は、三菱商事との連携による商品供給網の強化が事業リスクを低減させる強みとなっています。一方で、原材料価格の上昇や人手不足に伴う人件費の増加が利益面での主要な経営リスクとして開示されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 1名(12.5% 男性 7
13%
88%
監査報酬
3,000万円
連結子会社数
2
設備投資額
30.9億円
平均勤続年数(従業員)
10.7
臨時従業員数
2215

女性役員比率は12.5%で、今後さらなる多様性の確保が求められます。監査報酬3,000万円を投じる強固な監査体制を構築しており、連結子会社2社を統括する管理体制の下でガバナンスの向上に取り組んでいます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は計画通り進捗するも、利益面での未達や下方修正が散見され、収益性向上が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第四次中期経営計画
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 1,020.8億円 順調 (981.9億円)
96.19%
営業利益: 目標 22.58億円 順調 (20.63億円)
91.36%
経常利益: 目標 28.13億円 順調 (21.73億円)
77.25%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025994億円982億円-1.2%
FY2024975億円978億円+0.3%
FY2023948億円946億円-0.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202522億円21億円-6.5%
FY202416億円21億円+37.8%
FY202326億円19億円-25.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の第四次中期経営計画では、売上高1,020億円、営業利益22.5億円を目標としています。FY2025実績は売上高981.9億円(進捗率96.2%)と順調ですが、営業利益は20.6億円(進捗率91.4%)とややビハインドしています。過去の業績予想を見ると、利益予想が期初計画から大きく変動する傾向があり、特にFY2023は営業利益が25%の大幅未達となりました。コストコントロールと収益性改善が計画達成の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、分析対象期間(FY2021〜FY2025)において、一貫してTOPIXのパフォーマンスを下回っています(アンダーパフォーム)。これは、安定配当を継続しているものの、株価が長期的に横ばいから軟調に推移し、キャピタルゲインが限定的であったことが主な要因です。PBRが1倍を大きく下回るなど市場評価が低い状態が続いており、今後の成長戦略によって株価を再評価させ、TSRを向上させることが経営の重要課題と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+51.7%
100万円 →151.7万円
51.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021122.6万円+22.6万円22.6%
FY2022115.0万円+15.0万円15.0%
FY2023130.8万円+30.8万円30.8%
FY2024146.2万円+46.2万円46.2%
FY2025151.7万円+51.7万円51.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残5,500株
売り残17,900株
信用倍率0.31倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年10月下旬

業界平均と比較してPER・PBRともに大幅に割安な水準にあります。特にPBRは1倍を大きく下回っており、資産価値に対して株価が低く評価されている状態です。一方、配当利回りは業界平均を上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとっては魅力的です。信用倍率は0.31倍と売り残が多く、将来の株価下落を見込む投資家が多いものの、株価上昇時には買い戻しによる踏み上げも期待されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 +5.2%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 北國新聞 ほか
業界内ランキング
上位 35%
小売業 520社中 182位
報道のトーン
30%
好意的
45%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務40%
店舗・サービス拡充30%
IR・ガバナンス20%
その他10%

最近の出来事

2025年4月中計策定

第四次中期経営計画を策定し、収益基盤の強化に向けた新たなロードマップを公表しました。

2025年9月無印良品導入

富山県・福井県の5店舗にて無印良品の商品取り扱いを開始し、品揃えの強化を図りました。

2026年1月業績減益

第3四半期累計決算にて、経常利益が前年同期比11.7%減の18.18億円となり、収益の伸び悩みが顕在化しました。

アルビス まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 70円
安全性
安定
自己資本比率 61.1%
稼ぐ力
普通
ROE 5.0%
話題性
普通
ポジティブ 30%

「北陸の食卓を支える地域密着スーパーが、無印良品やネットスーパー導入で新たな顧客層を開拓する挑戦者」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU