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高島屋8233

Takashimaya Company,Limited

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20.8円
安全性
注意
自己資本比率 29.4%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたがデパートで大切な人への贈り物を探したり、特別な日のためにデパ地下でお惣菜を選んだりするとき、そこは高島屋かもしれません。全国の主要都市に店舗を構え、上質な商品やサービスを提供しています。また、お中元やお歳暮をオンラインで注文した経験はありませんか?高島屋はオンラインストアにも力を入れています。さらに、同社の株を100株以上保有すると、店舗での買い物が10%割引になる株主優待カードがもらえるため、普段から利用する方には身近な投資先と言えるでしょう。

高島屋はコロナ禍からのV字回復を遂げ、インバウンド需要の回復を追い風に業績を伸ばしています。2025年2月期には売上高4,984.9億円、営業利益575.03億円を達成し、増収増益基調が続いています。今後は、従来の百貨店事業に加え、成長ドライバーとして金融事業や不動産事業の強化を鮮明にしており、特にアクティビスト(物言う株主)の提案を受け保有不動産の売却方針を打ち出すなど、資本効率の改善に向けた動きが加速しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号

サービスの実績は?

4,984.9億円
売上高
2025年2月期
+6.9% YoY
575.03億円
営業利益
2025年2月期
+25.2% YoY
395.25億円
純利益
2025年2月期
+25.0% YoY
37
1株当たり配当金
2024年2月期実績
+11円 YoY
18.5%
配当性向
2024年2月期実績
-7.4pt YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-
株主資本の利回り
ROA
-
総資産の活用度
Op. Margin
10.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期5.8%2.4%3.5%
2017/02期5.0%2.1%3.7%
2018/02期5.4%2.3%3.7%
2019/02期3.6%1.6%2.9%
2020/02期3.5%1.4%2.8%
2021/02期7.8%2.9%2.0%
2022/02期1.3%0.5%0.5%
2023/02期6.5%2.4%7.3%
2024/02期6.9%2.6%9.9%
2025/02期8.1%3.1%11.5%
2026/02期--10.9%

収益性は、2021/03期のマイナス局面を経て営業利益率が大幅に改善し、直近では11.5%に達するなど強固な収益基盤を構築しています。ROE(自己資本利益率)も約7.9%まで向上しており、資本効率を重視した経営への転換が進んでいます。百貨店特有の固定費負担を、デジタルトランスフォーメーションやグループ間連携による売上高の底上げで吸収できている点が成長の背景です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期6,809億円135億円340億円-114.8円-25.9%
2022/02期7,611億円41.1億円53.6億円18.1円+11.8%
2023/02期4,434億円325億円278億円95.6円-41.7%
2024/02期4,661億円459億円316億円112.9円+5.1%
2025/02期4,985億円575億円395億円126.3円+6.9%

高島屋の業績は、コロナ禍における営業損失の計上から劇的に回復し、直近ではインバウンド需要の取り込みと構造改革の成果により大幅な増益を達成しました。2025/03期には売上高約4,985億円、営業利益約575億円まで拡大し、経営効率の向上が顕著です。今後は百貨店事業の安定化に加え、金融や不動産開発などグループ事業の成長がさらなる業績拡大の鍵となります。 【2026/02期実績】売上4924億円(前期比-1.2%)、営業利益535億円、純利益0百万円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: -業界平均: 3.5%
営業利益率上回る
この会社
10.9%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
29.4%
業界平均
47.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

5億100万円
取締役8名の合計

EDINET開示情報によると、百貨店事業を中心に不動産や金融事業へ多角化を進めており、近年では金融サービスへの投資強化が目立ちます。一方で、保有不動産の売却や構造改革に伴う特別損失の計上が業績変動リスクとして意識されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は順調だが、売上予想はやや未達傾向。不動産戦略が計画達成の鍵を握る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 (2024〜2026年度)
2024期-2026期
営業利益: 目標 600億円 順調 (575.03億円)
95.8%
当期純利益: 目標 400億円 順調 (395.25億円)
98.8%
ROE: 目標 7.0%以上 順調 (7.7%)
110%
配当性向: 目標 30% やや遅れ (18.5%)
61.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期5,212億円4,985億円-4.4%
2024期4,750億円4,661億円-1.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期580億円575億円-0.9%
2024期350億円459億円+31.2%
2023期175億円325億円+85.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、2026年度(2027年2月期)に営業利益600億円、ROE7%以上を目標に掲げています。インバウンド需要の回復を追い風に、2025年2月期実績で営業利益575億円と、目標達成に向けて順調に進捗しています。一方で、近年の業績予想は売上高が期初予想に届かないケースも見られ、トップラインの成長が今後の課題と言えるでしょう。アクティビストの提案を機に打ち出した不動産ポートフォリオの見直しが、資本効率の改善と目標達成を後押しするか注目されます。

どんな話題が多い?

決算・業績修正40%
金融事業・DX30%
不動産戦略20%
店舗・催事情報10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
86
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン ほか
業界内ランキング
上位 12%
小売業 1,200社中 144位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月赤字転落

2026年2月期の最終損益を105億円の赤字と下方修正し、市場に衝撃を与えた。

2026年3月金融強化

住信SBIネット銀行との連携強化およびクレイリッシュ買収を通じ、金融事業の収益基盤を拡充した。

2026年4月資産入替

資本効率改善を狙い、非中核不動産の売却を含むポートフォリオ入れ替えを推進している。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率29.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
3,640億円
借金(有利子負債)
Net Assets
4,777億円
会社の純資産

財務健全性は、総資産が約1兆2,960億円と拡大を続ける一方で、自己資本比率を約36.5%の安定水準で維持しています。有利子負債は約5,288億円まで増加していますが、これはグループ事業の成長投資や不動産開発に充てられたものであり、積極的な投資フェーズにあることを示唆しています。今後、効率的な資産売却やポートフォリオの入れ替えにより、さらなる財務の質の向上が期待されます。 【2026/02期】総資産1.3兆円、純資産4777億円、自己資本比率29.4%、有利子負債1300億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+725億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-397億円
投資に使ったお金
Financing CF
-418億円
借入・返済など
Free CF
+328億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期256億円161億円192億円95.6億円
2017/02期423億円91.2億円42.3億円331億円
2018/02期369億円623億円142億円254億円
2019/02期679億円858億円172億円179億円
2020/02期406億円234億円235億円172億円
2021/02期437億円270億円23.0億円167億円
2022/02期210億円371億円47.6億円161億円
2023/02期365億円107億円324億円258億円
2024/02期595億円385億円206億円210億円
2025/02期725億円397億円418億円328億円

営業キャッシュフローは百貨店事業の好調により右肩上がりの力強い創出を実現しており、2025/03期には約725億円に達しました。潤沢な営業CFを背景に、成長のための投資活動を継続しつつ、借入金の返済などの財務活動にも資金を充てています。高いフリーキャッシュフロー創出能力は、株主還元と成長投資を両立させる同社の経営スタンスを支える基盤となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 16名)
女性 5名(31.3% 男性 11
31%
69%
監査報酬
1億9,700万円
連結子会社数
36
設備投資額
185.0億円
平均勤続年数(従業員)
25.5
臨時従業員数
7870

女性役員比率が31.3%と日本企業の中では高い水準であり、ダイバーシティ推進が図られています。監査報酬に約2億円を投じるなどガバナンス体制を重視し、連結子会社36社を擁する大規模な事業運営における健全性の確保に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主36.5%
浮動株63.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.6%
事業法人等8.8%
外国法人等14.3%
個人その他45.6%
証券会社3.7%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(49,207,000株)16.22%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)(16,611,000株)5.48%
日本生命保険相互会社          (常任代理人 マスタートラスト信託銀行株式会社)(9,923,000株)3.27%
髙島屋共栄会(6,574,000株)2.17%
相鉄ホールディングス株式会社(4,805,000株)1.58%
SMBC日興証券(4,751,000株)1.57%
STATE STREET BANK WEST CLIENT -  TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,636,000株)1.2%
株式会社クレディセゾン(3,308,000株)1.09%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,251,000株)1.07%
髙島屋社員持株会(2,855,000株)0.94%

株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行および日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が高い安定的な構成です。髙島屋共栄会や社員持株会も存在し、従業員の参画意識を重視する老舗企業らしい株主基盤となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 社長を委員長とする「髙島屋グループリスクマネジメント委員会」は、当社グループの横断的なリスク管理体制の構築に努めるとともに、経営環境の変化に伴う新たなリスクに適切に対応できるよう、常に管理体制を見直し、強化しております
2また、リスクが事業に与える影響度や発生頻度・可能性を検証し、リスクマップを作成、重要なリスクの選定と対策の策定を実施しております
3加えて、サステナビリティを巡る課題への対応が、リスクの減少、ひいては収益機会の拡大や企業価値向上に繋がるという認識のもと、「髙島屋グループCSR委員会」においてグループESG経営に積極的に取り組んでおります
4有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります
5なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社が判断したものであり、以下の記載は、当社の事業等のリスクをすべて網羅することを意図したものではないことにご留意ください

社員の給料はどのくらい?

平均年収
778万円
従業員数
6,574
平均年齢
49.4歳
平均年収従業員数前年比
当期778万円6,574-

従業員の平均年収は778万円と業界内でも比較的高水準であり、25.5年という高い平均勤続年数が示す通り、福利厚生や長期的な雇用環境が整っていることが背景にあると推測されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2023期以降、市場平均であるTOPIXを大きくアウトパフォーム(上回るパフォーマンス)しています。これは、コロナ禍からの急速な業績回復とインバウンド需要の復活を背景とした株価上昇が主な要因です。特に2024期には自社TSRが234.4%に達し、TOPIXの195.2%を大きく上回りました。増配傾向も株主還元への評価を高め、TSRを押し上げる一因となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
20.8
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/02期1217.7%
2017/02期1220.1%
2018/02期1217.7%
2020/02期2425.7%
2021/02期24-
2022/02期2474.7%
2023/02期2615.3%
2024/02期20.818.4%
株主優待
あり
権利確定月2月・8月

配当方針として持続的な増配と株主還元を重視しており、利益成長に応じた配当性向の引き上げを目指しています。現在は配当性向の目標を段階的に引き上げるとともに、自己株式の取得など資本効率を意識した還元策を強化中です。優待制度との組み合わせにより、長期的な投資魅力の向上に取り組む姿勢が明確です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 260.0万円 になりました (160.0万円)
+160.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期109.6万円9.6万円9.6%
2022期116.1万円16.1万円16.1%
2023期195.2万円95.2万円95.2%
2024期234.4万円134.4万円134.4%
2025期260.0万円160.0万円160.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,723,200株
売り残1,557,300株
信用倍率1.10倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬
定時株主総会2026年5月下旬
2026年2月期 本決算発表2026年4月14日

PERは14.4倍と、競合の百貨店や小売業平均と比較して割安な水準にあります。PBRは1.22倍で解散価値を若干上回る程度であり、保有不動産の価値などが市場から十分に評価されていない可能性を示唆しています。信用倍率は1.10倍と拮抗しており、買い方と売り方の需給が均衡している状態です。今後は不動産ポートフォリオの見直しなど、資本効率改善策が市場に評価されるかが株価の鍵となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期378億円140億円36.9%
2017/02期372億円163億円43.9%
2018/02期386億円149億円38.7%
2019/02期312億円148億円47.4%
2020/02期232億円71.7億円30.9%
2021/02期-136億円0円-
2022/02期69.0億円15.4億円22.4%
2023/02期345億円66.8億円19.4%
2024/02期492億円176億円35.7%
2025/02期604億円209億円34.6%

法人税等の支払額は、業績の回復に伴い順調に増加傾向にあります。2021/03期の赤字期には税負担が発生しませんでしたが、直近の黒字転換以降は実効税率が標準的な水準で推移しており、営業利益の成長がそのまま納税額の増加に繋がっています。今後も安定した収益確保により、適切な納税を通じた社会貢献が継続される見通しです。

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もっと知る

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高島屋 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20.8円
安全性
注意
自己資本比率 29.4%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
普通
ポジ 45%

「創業190年超の老舗百貨店が、金融と不動産をテコに『モノを売るだけ』からの脱却を図る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU