ハローズ2742
HALOWS CO.,LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
広島や岡山、兵庫といった瀬戸内エリアにお住まいなら、「ハローズ」の看板を見かけたことがあるかもしれません。仕事で帰りが遅くなった夜や、早朝のお出かけ前など、「いつでも開いていて助かる」と感じたことはありませんか?ハローズは、私たちの生活に合わせて24時間営業している食品スーパーです。あなたが普段、便利に利用しているそのお店の裏側では、すべての店舗で同じ商品棚の配置にするなど、徹底的に効率を追求することで、手頃な価格と便利さを両立させているのです。その仕組みが、地域の人々の暮らしを支えています。
広島・岡山地盤の食品スーパー。24時間営業と徹底した店舗標準化を武器に、瀬戸内エリアで高収益経営を続ける。2025期実績で売上高2,107.5億円(前期比+7.8%)、営業利益122.7億円(同+12.9%)と13期連続で過去最高益を更新し、安定成長が際立つ。長期ビジョン「西日本5000億円構想」を掲げ、ドミナント戦略による出店拡大を継続。前期配当60円と連続増配も実施しており、成長と株主還元の両立を目指す優良企業である。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 2月
- 本社
- 広島県福山市南蔵王町6丁目26番7号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 13.6% | 5.1% | 3.9% |
| 2017/02期 | 12.8% | 5.4% | 4.0% |
| 2018/02期 | 12.4% | 5.8% | 4.0% |
| 2019/02期 | 10.4% | 5.1% | 3.9% |
| 2020/02期 | 10.7% | 5.0% | 3.9% |
| 2021/02期 | 13.9% | 6.5% | 5.0% |
| 2022/02期 | 12.7% | 6.7% | 5.3% |
| 2023/02期 | 11.9% | 6.7% | 5.2% |
| 2024/02期 | 14.6% | 8.4% | 5.6% |
| 2025/02期 | 13.4% | 8.2% | 5.8% |
| 2026/02期 | - | - | 5.7% |
同社は高いオペレーション能力と自動発注システム等の活用により、食品スーパー業界の中でも安定して高い収益性を誇っています。営業利益率は5%台前半から後半で推移しており、2025/03期には5.8%に達するなど改善傾向にあります。また、ROE(自己資本利益率)は12%から13%前後という効率的な資本運用を実現しており、投資家からの期待に応える高い収益パフォーマンスを維持しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/02期 | 1,519億円 | 76.0億円 | 55.0億円 | 276.8円 | +12.8% |
| 2022/02期 | 1,634億円 | 86.9億円 | 59.3億円 | 277.8円 | +7.5% |
| 2023/02期 | 1,741億円 | 90.5億円 | 62.0億円 | 290.3円 | +6.6% |
| 2024/02期 | 1,954億円 | 109億円 | 85.9億円 | 402.1円 | +12.3% |
| 2025/02期 | 2,108億円 | 123億円 | 89.1億円 | 416.9円 | +7.8% |
ハローズは、瀬戸内沿岸部を中心とした24時間営業の食品スーパーを展開する強固な収益基盤を背景に、2021/03期から2025/03期にかけて安定した成長を続けています。積極的な新規出店と店舗の標準化により、売上高は2021/03期の約1,519億円から2025/03期には約2,108億円まで着実に拡大しました。純利益においても成長投資と効率的な店舗運営が寄与し、2025/03期には約89億円を計上するなど、増収増益のトレンドを維持しています。 【2026/02期実績】売上2194億円(前期比7.1%)、営業利益125億円、純利益0百万円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、同社は中四国・近畿を地盤に24時間営業スーパーを展開しており、「西日本5000億円構想」という明確な成長戦略を掲げています。事業リスクとしては、原材料価格の高騰や深刻な人手不足、および激化する小売業界内での価格競争などが挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 2,018億円 | — | 2,108億円 | +4.5% |
| 2024期 | 1,830億円 | — | 1,954億円 | +6.8% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 110億円 | — | 123億円 | +12.0% |
| 2024期 | 92億円 | — | 109億円 | +18.5% |
| 2023期 | 87億円 | — | 91億円 | +4.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は250店舗・営業収益5,000億円を目指す長期ビジョン「西日本5000億円構想」を掲げています。直近2025期の売上高2,107.5億円は目標に対し進捗率42.2%と順調に進んでいます。また、毎期の業績予想については、期初の保守的な予想を期中に上振れさせる傾向があり、特に2024期、2025期は営業利益で10%以上の上振れ着地を果たしており、経営の安定感と実行力の高さが伺えます。これは物価高を背景とした消費者の節約志向を追い風に、客数・客単価が想定以上に伸びたことが要因です。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
アミューズメント施設運営子会社の全株式を株式会社GENDAに譲渡し、小売事業への集中を加速。
2025期において13期連続の最高益を達成し、配当増額を発表。
呉広モールへのしまむらグループ出店など、複合商業施設としての利便性向上を推進。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務基盤は非常に強固で、2025/03期時点での自己資本比率は62.2%という高い健全性を保っています。長年無借金経営を続けてきましたが、近年は成長加速のための投資資金として負債を活用し始めており、それでも総資産1,129億円に対し純資産704億円というバランスの良い構成です。豊富な内部留保と強固な財務体質を背景に、今後もさらなる店舗網拡大に向けた成長投資が可能な余力を有しています。 【2026/02期】総資産1360億円、純資産777億円、自己資本比率57.0%、有利子負債65億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 12.6億円 | 55.2億円 | 7.5億円 | 42.6億円 |
| 2017/02期 | 61.8億円 | 64.4億円 | 6.3億円 | 2.6億円 |
| 2018/02期 | 71.9億円 | 55.2億円 | 17.9億円 | 16.7億円 |
| 2019/02期 | 71.3億円 | 46.5億円 | 14.7億円 | 24.8億円 |
| 2020/02期 | 151億円 | 81.3億円 | 10.4億円 | 70.0億円 |
| 2021/02期 | 116億円 | 75.6億円 | 46.8億円 | 40.3億円 |
| 2022/02期 | 32.8億円 | 78.2億円 | 40.5億円 | 45.4億円 |
| 2023/02期 | 106億円 | 115億円 | 40.8億円 | 9.0億円 |
| 2024/02期 | 132億円 | 72.5億円 | 56.0億円 | 59.0億円 |
| 2025/02期 | 159億円 | 138億円 | 52.5億円 | 21.4億円 |
営業活動によるキャッシュフローは、高い営業利益を反映して年間100億円から150億円規模の潤沢なキャッシュを生み出し続けています。これを原資に新規出店や既存店改装といった投資活動を行っていますが、2025/03期には約138億円の投資支出をカバーしつつフリーキャッシュフローをプラスで維持しました。強固な営業キャッシュフロー創出能力が、成長投資と株主還元の両立を支える源泉となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が20.0%と、小売業界の中では一定の多様性を確保しています。指名報酬委員会を社外取締役主体で構成するなど、監査体制の強化と経営の透明性向上に積極的に取り組んでおり、強固なガバナンス体制が構築されています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 499万円 | 1,388人 | - |
従業員の平均年収は499万円と、地域密着型のスーパーマーケットとしては標準的な水準にあります。24時間営業の徹底による高い生産性と店舗の標準化が、同業他社と比較しても安定した業績を維持する源泉となっており、それが継続的な従業員への報酬に反映されています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、配当を含めてもTOPIXのパフォーマンスを一貫して下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、同社が安定的な業績成長を遂げているにもかかわらず、市場全体の成長率に株価上昇が追いついていないことを示唆しています。PERが業界平均より大幅に低いことからも、同社の成長性が株価に十分に織り込まれていない可能性があり、今後の市場評価の変化が期待されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/02期 | 20円 | 13.7% |
| 2017/02期 | 20円 | 13.5% |
| 2018/02期 | 24円 | 13.9% |
| 2019/02期 | 26円 | 16.3% |
| 2020/02期 | 28円 | 15.6% |
| 2021/02期 | 34円 | 12.3% |
| 2022/02期 | 38円 | 13.7% |
| 2023/02期 | 42円 | 14.5% |
| 2024/02期 | 46円 | 11.4% |
| 2025/02期 | 60円 | 14.4% |
| 権利確定月 | 2月 |
ハローズは、利益成長に応じた持続的な増配を重視する姿勢を鮮明にしています。配当性向は低水準を維持しつつも、過去5年間で配当額を約1.8倍に増額させるなど、株主への利益還元を積極的に進めています。成長投資と還元策のバランスを両立させながら、今後も中長期的な配当水準の引き上げが期待されます。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 114.6万円 | 14.6万円 | 14.6% |
| 2022期 | 120.7万円 | 20.7万円 | 20.7% |
| 2023期 | 135.2万円 | 35.2万円 | 35.2% |
| 2024期 | 193.0万円 | 93.0万円 | 93.0% |
| 2025期 | 169.0万円 | 69.0万円 | 69.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは10.8倍と、小売業の業界平均(約25.6倍)と比較して大幅に割安な水準にあります。PBRも1.32倍と業界平均を下回っており、株価には割安感が見られます。信用取引では買い残が売り残を大きく上回る「48.00倍」となっており、将来の株価上昇を期待する買いが多い一方、需給面での重さも意識されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 40.9億円 | 14.5億円 | 35.5% |
| 2017/02期 | 45.2億円 | 16.1億円 | 35.6% |
| 2018/02期 | 49.0億円 | 15.0億円 | 30.6% |
| 2019/02期 | 49.4億円 | 17.8億円 | 36.0% |
| 2020/02期 | 53.1億円 | 17.7億円 | 33.3% |
| 2021/02期 | 75.8億円 | 20.8億円 | 27.5% |
| 2022/02期 | 87.1億円 | 27.8億円 | 31.9% |
| 2023/02期 | 91.4億円 | 29.4億円 | 32.2% |
| 2024/02期 | 109億円 | 23.1億円 | 21.2% |
| 2025/02期 | 123億円 | 33.9億円 | 27.5% |
法人税等の支払いは、概ね法定実効税率に近い水準で推移しており、業績の拡大に伴い納税額も安定的に増加しています。2024/03期には税効果会計等の影響により一時的な変動が見られましたが、基本的には連結税引前利益に対して適正な納税が行われています。安定した利益成長により、今後も年間約30億円から40億円規模の法人税負担が継続する見通しです。
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「瀬戸内経済圏の胃袋を24時間掴み続ける、高収益・標準化経営の”地方スーパーの巨人”」
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