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日伝9902

NICHIDEN Corporation

プライムUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 75円
安全性
安定
自己資本比率 63.6%
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや自動車、家電製品。それらが作られる工場の機械が正確に、そして休みなく動き続けるためには、モーターや歯車、センサーといった無数の専門的な部品が不可欠です。日伝は、そうした「工場の心臓部」とも言える重要な部品を、日本中のメーカーに届けている専門商社です。普段は目にすることのない場所で、私たちの便利な生活を支えるモノづくりを根底から支えている会社なのです。

産業用部品・機器の専門商社。2025期は売上高1,347.7億円(前期比6.2%増)、営業利益68.2億円(同17.5%増)と増収増益を達成しました。現在は第4次中期経営計画「New Dedication2026」を推進中で、既存事業の深化に加え、製造業向けプラットフォーム企業「アペルザ」の子会社化などDX投資を積極化し、新たな収益源の創出を目指しています。安定した財務基盤と株主還元姿勢も特徴です。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市中央区上本町西1-2-16

サービスの実績は?

1,347.7億円
連結売上高
2025期実績
+6.2% YoY
68.2億円
連結営業利益
2025期実績
+17.5% YoY
1,340億円
翌期売上高予想
2024期発表の会社予想
-0.6% YoY
61億円
翌期営業利益予想
2024期発表の会社予想
-10.6% YoY
75
1株当たり配当金
2025期実績
+15.4% YoY
45.6%
配当性向
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
4.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.5%2.5%-
2022/03期5.2%3.7%-
2023/03期5.9%4.1%-
2024/03期5.4%3.7%4.6%
2025/03期5.6%3.9%5.1%
3Q FY2026/34.3%(累計)2.8%(累計)4.3%

収益性は、売上高営業利益率が5%前後で安定しており、効率的な商社運営による着実な利益確保が強みとなっています。自己資本利益率(ROE)も5%台を維持しており、資本を効率的に活用した経営を行っています。卸売業という業態特有の薄利多売の構造ながら、緻密な在庫管理と提案営業により、安定した利益率を維持している点が特徴です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,028億円28.4億円90.5円-
2022/03期1,240億円42.5億円135.2円+20.6%
2023/03期1,316億円49.7億円158.2円+6.2%
2024/03期1,269億円58.1億円46.7億円151.8円-3.6%
2025/03期1,348億円68.2億円48.9億円164.3円+6.2%

日伝の業績は、メカニカルパーツの専門商社として安定した売上高を維持しており、2025年3月期には売上高が約1,348億円、営業利益が約68億円と好調に推移しました。過去5年間を通じても堅調に成長を続けており、製造業の生産現場における高い課題解決能力が収益を下支えしています。2026年3月期も微増益を見込むなど、持続的な成長に向けた経営体制を構築しています。 【3Q 2026/03期実績】売上1028億円(通期予想比73%)、営業利益45億円(同67%)、純利益34億円(同70%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.3%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
4.3%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
63.6%
業界平均
45.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億1,900万円
取締役5名の合計

事業リスクとして、製造業の景況感に左右されるメカニカルパーツ市場の変動や、原材料価格の動向に伴う調達コストの推移を挙げています。子会社を活用したDX推進やサービス多角化により、これらの外部リスクへの耐性を高める戦略を採っています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
旧中計は大幅達成、現中計も利益は順調だが、売上とROE目標にはやや距離がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第4次中期経営計画『New Dedication2026』
2024期~2026期
連結売上高: 目標 1,500億円 順調 (1,347.7億円)
89.8%
連結営業利益: 目標 66億円 前倒し達成 (68.24億円)
103.4%
ROE: 目標 8.0% 順調 (5.8%)
72.5%
(旧)第3次中期経営計画『New Dedication2023』
2021期~2023期
連結売上高: 目標 1,150億円 達成 (1,316.1億円)
114.4%
連結営業利益: 目標 44億円 達成 (62.87億円)
142.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,340億円1,348億円+0.6%
2024期1,320億円1,269億円-3.9%
2023期1,270億円1,316億円+3.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期61億円68億円+11.9%
2024期56億円58億円+3.7%
2023期45億円63億円+40.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧中期経営計画は売上・利益ともに目標を大幅に上回って達成し、高い計画実行力を示しました。現行の第4次中計では、2026期の営業利益目標66億円を2025期時点で前倒し達成しており、収益性は計画以上に進捗しています。一方で、売上高目標1,500億円やROE目標8.0%の達成には、DX投資の効果発現や更なる事業拡大が鍵となります。業績予想は保守的な傾向が見られ、ポジティブなサプライズも期待できるかもしれません。

最新ニュース

ポジティブ
日伝がプラスに転じる、25年3月期配当予想を増額修正
2/21 · 株探
ポジティブ
4/1 · オートメーション新聞
中立
日伝、今期最終は微増益へ
5/8 · 株探

どんな話題が多い?

決算・業績40%
資本業務提携30%
配当・株主優待20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日本経済新聞, オートメーション新聞 ほか
業界内ランキング
上位 32%
卸売業 299社中 96位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2024年3月資本提携

ものづくり産業向けプラットフォームを運営するアペルザとの資本業務提携を発表し、DX推進を強化。

2024年4月子会社化

アペルザを子会社化し、メカニカルパーツ専門商社としてのコト売り戦略の加速とデジタル領域の強化を実現。

2025年2月配当増額

株主還元の一環として、25年3月期の配当予想の増額修正を実施し、投資家からの注目を集めた。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率63.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
893億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は70%前後と強固な安定性を誇ります。有利子負債はゼロの実質無借金経営を継続しており、外部環境の変化に対しても高い耐性を持っています。手元流動性も十分に確保されており、将来の事業投資や株主還元に対する余裕が十分にあります。 【3Q 2026/03期】総資産1273億円、純資産893億円、自己資本比率63.6%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+44.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+32.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-63.2億円
借入・返済など
Free CF
+77.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期36.1億円65.8億円19.0億円29.7億円
2022/03期30.7億円37.7億円17.1億円7.0億円
2023/03期21.2億円4,600万円24.9億円21.6億円
2024/03期50.2億円24.3億円48.9億円25.9億円
2025/03期44.7億円32.7億円63.2億円77.4億円

営業キャッシュフローは本業の商社事業から安定的に創出されており、強固な稼ぐ力を示しています。2025年3月期には投資キャッシュフローがプラスに転じており、これは資産売却や事業効率化による効率的なキャッシュ運用が成功した結果です。財務キャッシュフローは継続的な配当支払いや自己株式取得に充てられており、株主への利益還元が積極的に行われています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
3,200万円
連結子会社数
4
設備投資額
25.7億円
平均勤続年数(従業員)
13.6
臨時従業員数
107

女性役員比率は11.1%となっており、さらなる多様性の推進が求められる段階です。監査等委員会設置会社としての監視体制を整えており、強固なグループ経営を通じて中長期的な成長を目指しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主44.9%
浮動株55.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.2%
事業法人等29.7%
外国法人等4.8%
個人その他49.5%
証券会社0.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は日伝仕入先持株会・利双企画・百十四銀行。

日伝共栄会(3,695,000株)12.51%
日伝仕入先持株会(2,392,000株)8.1%
株式会社利双企画(1,700,000株)5.75%
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(1,146,000株)3.88%
株式会社百十四銀行(982,000株)3.32%
日伝従業員持株会(904,000株)3.06%
西木 利彦(819,000株)2.77%
西木 進(792,000株)2.68%
株式会社ニシキ興産(747,000株)2.53%
株式会社みずほ銀行(700,000株)2.37%

大株主には日伝共栄会や仕入先持株会といった取引先との連携を示す団体が上位を占めており、安定した関係性を背景とした盤石な経営基盤が特徴です。一方で創業家関連の法人や個人も一定の比率を保有しており、経営方針の継続性が高い企業といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1信用リスクについて 当社グループの販売先は、小口分散化されております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
634万円
従業員数
999
平均年齢
38.4歳
平均年収従業員数前年比
当期634万円999-

平均年収は634万円であり、卸売業界の水準と比較しても安定しています。長年培われた専門商社としての安定した収益モデルを背景に、従業員への着実な還元が継続されていることが見て取れます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、同社の安定的な業績成長や増配にもかかわらず、卸売業という業態が市場から大きな成長期待を集めにくいことや、株価がPBR1倍割れの状況が続いていることが要因と考えられます。株価を意識した経営が今後の課題であり、進行中のDX戦略が市場の評価を覆すきっかけになるか注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
75
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期6528.7%
2017/03期37.229.7%
2018/03期4028.8%
2019/03期4531.1%
2020/03期4540.8%
2021/03期4044.2%
2022/03期6548.1%
2023/03期6541.1%
2024/03期6542.8%
2025/03期7545.6%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針は安定配当を基本としつつ、業績に応じた利益還元を重視しています。2025年3月期は創業90周年記念配当を含め増配を実施するなど、株主還元に対する積極的な姿勢を明確に打ち出しています。今後も配当性向を一定程度考慮した安定的かつ成長性のある還元策が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 150.7万円 になりました (50.7万円)
+50.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期104.9万円4.9万円4.9%
2022期106.4万円6.4万円6.4%
2023期97.6万円2.4万円-2.4%
2024期136.0万円36.0万円36.0%
2025期150.7万円50.7万円50.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残66,100株
売り残22,300株
信用倍率2.96倍
2026年3月20日時点時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬
第76回定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PERは14.6倍と業界平均の12.6倍をやや上回りますが、PBRは0.83倍と解散価値(1倍)を下回っており、資産価値の面からは割安と判断される水準です。信用倍率は2.96倍と標準的な水準で、特定の需給の偏りは見られません。株主優待(QUOカードや讃岐うどん等)も実施しており、個人投資家からの関心も安定しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期41.8億円13.3億円32.0%
2022/03期60.8億円18.4億円30.2%
2023/03期67.6億円17.9億円26.5%
2024/03期64.3億円17.6億円27.3%
2025/03期72.0億円23.1億円32.1%

法人税等の支払いは税引前利益の変動に概ね連動しており、実効税率は日本の法定実効税率に準じた水準で推移しています。過去には利益の増減に伴い税額が調整されていますが、税務上の大きな特例等は見られず適正に納税されています。将来予想においても、営業利益の予測に基づき標準的な税額を見込んでいます。

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日伝 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 75円
安全性
安定
自己資本比率 63.6%
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「工場の『縁の下の力持ち』が、DXでサプライチェーン全体の司令塔を目指す老舗専門商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU