2702スタンダード

日本マクドナルドホールディングス

McDonald's Holdings Company(Japan),Ltd.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE13.3%
BPS1903.2円
自己資本比率76.3%
FY2025/3 有報データ

食のインフラとして、進化し続ける国民的ブランド

いつでもどこでも、おいしさと心地よい時間を提供し、お客様にとって最も信頼されるレストランリーダーとなることを目指しています。

この会社ってなに?

あなたがドライブの途中で手軽にランチを済ませたいとき、お子様がハッピーセットのおもちゃに夢中になるとき、スマホアプリでクーポンを使ってお得にコーヒーを飲むとき。そのすべてに日本マクドナルドが登場します。普段何気なく利用しているマクドナルドですが、その裏側ではデリバリーサービスの拡充や、アプリを通じたスマートな注文体験の提供など、あなたの生活をより便利で楽しくするための挑戦が続けられています。あなたが支払った数百円が、1兆円を超える巨大企業の成長を支えているのです。

日本マクドナルドホールディングスは、圧倒的なブランド力を背景に安定成長を続ける外食産業のリーダーです。FY2025には売上高4,166.0億円、営業利益532.57億円を達成し、過去最高益を更新する勢いを見せています。FY2026の会社予想も売上高4,055.0億円、営業利益545.00億円と強気で、デリバリーやドライブスルー、アプリを活用したデジタル戦略が成長を牽引しています。継続的な価格改定を行いながらも客数を維持しており、高い収益性を確保している点が投資家からの評価を集めています。

小売業スタンダード市場

会社概要

業種
小売業
決算期
12月
本社
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
公式
www.mcd-holdings.co.jp

社長プロフィール

日色 保
日色 保
代表取締役社長兼CEO
堅実派
私たちのパーパスは『おいしさとFeel-Goodなモーメントを、いつでもどこでもすべての人に。』提供することです。お客様の期待を超える最高の店舗体験を追求し、変化するニーズに応え続けることで、持続可能な社会の実現にも貢献してまいります。

この会社のストーリー

1971
日本マクドナルド創業、銀座に1号店オープン

藤田田が日本マクドナルドを設立。銀座三越内に日本第1号店をオープンし、日本の外食産業に新たな歴史を刻んだ。

2001
JASDAQ市場へ上場

日本マクドナルドホールディングス株式会社が設立され、JASDAQ市場に上場。さらなる事業拡大と経営の透明性向上を目指す新たなステージへ進んだ。

2014
品質問題による客離れと業績悪化

取引先の中国企業における期限切れ鶏肉使用問題が発覚。顧客の信頼が大きく揺らぎ、既存店売上高が大幅に減少し、創業以来の危機に直面した。

2015
V字回復に向けた改革の開始

サラ・カサノバCEOのもとで事業再生計画を開始。「お客様にフォーカス」を掲げ、店舗改装やメニュー刷新、コミュニケーション改革を断行し、信頼回復に取り組んだ。

2019
デリバリー、モバイルオーダー本格化

デジタル化を加速させ、マックデリバリーやモバイルオーダーサービスを本格展開。顧客の利便性を大幅に向上させ、新たな成長ドライバーを確立した。

2023
過去最高の全店売上高を達成

継続的な改革と顧客ニーズを捉えた施策が実を結び、全店売上高が過去最高を更新。37四半期連続で既存店売上高がプラス成長を記録し、圧倒的なブランド力を証明した。

2025
新中期経営計画スタート

2025年からの新中期経営計画を発表。「メニュー・バリュー」「店舗ポートフォリオ・デジタル」を注力領域とし、持続的な成長に向けた新たな挑戦を開始する。

注目ポイント

圧倒的なブランド力と安定成長

37四半期(9年以上)連続で既存店売上高がプラス成長を記録。圧倒的なブランド力と巧みなマーケティングで、変化する市場環境の中でも安定した成長を続けています。

個人投資家に大人気の株主優待

バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券がセットになった食事券がもらえる株主優待は絶大な人気を誇ります。マクドナルドファンなら見逃せない魅力的な制度です。

デジタル戦略による利便性向上

モバイルオーダーやデリバリーサービス、公式アプリのクーポンなど、デジタル技術を駆使した顧客体験の向上に注力。時代のニーズに合わせた進化を続けています。

サービスの実績は?

8,291億円
全店売上高
2024年12月期実績
+8.3% YoY
4,166億円
連結売上高
FY2025実績
+2.7% YoY
532.57億円
連結営業利益
FY2025実績
+10.9% YoY
37四半期
既存店売上高プラス成長継続期間
2024年12月期時点
継続中
56
1株当たり配当金
FY2025実績
+14.3% YoY
2,980店舗
国内店舗数
2023年12月末時点
純増傾向

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 56円
安全性
安定
自己資本比率 76.3%
稼ぐ力
高い
ROE 13.3%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
56
方針: 安定配当と成長に応じた配当増配を基本方針としています。
1株配当配当性向
FY2016/33074.3%
FY2017/33016.6%
FY2018/33018.2%
FY2019/33326.0%
FY2020/33623.7%
FY2021/33921.7%
FY2022/33926.0%
FY2023/34222.2%
FY2024/34920.4%
FY2025/35622.0%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月6月・12月

株主還元については、配当と株主優待を組み合わせた総合的な利益還元を重視しています。配当金は継続的に増配基調にあり、利益成長を背景に株主への配分を拡大させる姿勢が見て取れます。今後も持続的な収益成長に基づき、安定的かつバランスの取れた還元を継続する方針です。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.3%
業界平均
4.1%
営業利益率上回る
この会社
11.8%
業界平均
2.9%
自己資本比率上回る
この会社
76.3%
業界平均
48.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/33,177億円
FY2023/33,523億円
FY2024/33,820億円
FY2025/34,055億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3409億円
FY2025/3480億円

日本マクドナルドホールディングスの業績は、全店売上高の拡大と既存店売上高の堅調な推移を背景に右肩上がりで成長しています。直近のFY2025/3には売上高が約4,166億円、純利益が約339億円に達し、強固なブランド力を基盤に安定した増収増益基調を維持しました。今後は市場競争の激化を見込み、FY2026/3は微減収となる予想ですが、利益水準は高止まりを見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
9.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
11.8%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/312.1%8.7%-
FY2022/313.0%9.2%-
FY2023/39.9%7.2%-
FY2024/311.6%8.1%10.7%
FY2025/313.3%9.5%11.8%

収益性は非常に高く、売上高営業利益率は概ね10%〜13%の範囲で推移しており、効率的な店舗運営とコスト管理が功を奏しています。ROE(自己資本利益率)も安定して10%以上を確保しており、投下資本に対して高いリターンを生み出す優れた経営効率を実現しています。徹底したDX投資やメニューの最適化により、外食産業の中でも際立った収益力を維持しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率76.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
2,530億円

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は70%台後半で安定推移しており、実質的に有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しています。潤沢な手元資金と低い負債依存度により、金利上昇や景気変動に対する高い耐性を備えています。強固なBPS(1株当たり純資産)の拡大は、長期的な企業価値の向上を明確に裏付けています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+527億円
営業CF
投資に使ったお金
-448億円
投資CF
借入・返済など
-58.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+79.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3279億円-441億円-47.1億円-162億円
FY2022/3389億円-208億円-55.7億円181億円
FY2023/3238億円-322億円-54.6億円-84.5億円
FY2024/3485億円-142億円-54.2億円343億円
FY2025/3527億円-448億円-58.4億円79.3億円

営業キャッシュフローは堅調に推移しており、本業による稼ぐ力の強さが浮き彫りとなっています。投資キャッシュフローは店舗改装やデジタル施策への積極的な資本投下により一定の支出を伴っていますが、稼いだキャッシュの範囲内で成長投資を継続できています。財務キャッシュフローは配当支払いを中心とした支出で占められており、健全なキャッシュ循環が維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替変動リスクについて (リスクの概要) 日本マクドナルド株式会社が提供する商品の原材料及び貯蔵品は海外からの輸入があるため、その価格は為替変動の影響を受けており、為替の変動が当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3314億円112億円35.8%
FY2022/3336億円96.7億円28.8%
FY2023/3328億円129億円39.2%
FY2024/3407億円156億円38.2%
FY2025/3474億円154億円32.6%

法人税等の支払額は、税引前利益の成長に伴い年々増加する傾向にあります。実効税率は概ね30%台前半から40%弱で推移しており、日本の標準的な税負担率と概ね整合的です。大きな異常値は見られず、業績に連動した適切な納税が行われています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主2.9%
浮動株97.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関2.1%
事業法人等0.8%
外国法人等47.1%
個人その他48%
証券会社2%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。

MCDONALD’S RESTAURANTS OF CANADA LIMITED (常任代理人 スキャデン・アープス法律事務所)(33,575,000株)25.25%
MCD APMEA SINGAPORE INVESTMENTS PTE.LTD. (常任代理人 スキャデン・アープス法律事務所)(13,385,000株)10.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,714,100株)1.29%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,477,500株)1.11%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(1,312,600株)0.99%
SMBC日興証券株式会社(1,047,600株)0.79%
楽天証券株式会社(937,800株)0.71%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(738,400株)0.56%
日本マクドナルドグループ持株会(671,000株)0.5%
BNYMSANV RE ARBEJDSMARKEDETS TILLAEGSPENSION (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(507,400株)0.38%

米国のマクドナルド・コーポレーション関連会社が発行済株式の約35%以上を直接・間接的に保有しており、極めて強固な親会社支配体制が敷かれています。浮動株比率は限定的であり、長期的かつ安定的な株主構成が特徴ですが、一方で市場流動性や個人投資家の影響力は一定の範囲内に留まっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億1,100万円
取締役3名の合計

国内の直営およびフランチャイズ店舗運営を主軸としており、原材料費の高騰や為替変動を主要な事業リスクとして認識しています。中期経営計画に基づき、デジタル化投資や店舗改装を推進することで、市場競争力の維持と収益機会の拡大を両立させる戦略をとっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 6名(46.2% 男性 7
46%
54%
監査報酬
1億4,600万円
連結子会社数
1
設備投資額
449.5億円
臨時従業員数
13665

女性役員比率が46.2%と非常に高く、多様性を重視した先進的なガバナンス体制を構築しています。監査体制の強化に加え、グローバル基準に適合した経営監視機能が整備されており、透明性の高い企業統治を通じて持続的な成長を実現しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
旧中計は主要目標を前倒しで達成。業績予想も保守的で、実績は上振れ傾向にあり、計画達成能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2025〜FY2027
全店売上高成長率: 目標 年平均4〜6%成長 順調 (4.15% (FY2025実績ベース))
83%
営業利益: 目標 545億円以上 順調 (532.57億円 (FY2025実績))
97.7%
店舗ポートフォリオ: 目標 3年間で100店舗以上の純増 大幅遅れ (約33店舗/年ペース)
33.3%
旧中期経営計画
FY2022〜FY2024
全店売上高: 目標 8,000億円 前倒し達成 (8,291億円)
103.6%
営業利益: 目標 450億円 前倒し達成 (480.21億円)
106.7%
店舗ポートフォリオ: 目標 3年間で100店舗以上の純増 達成 (100店舗以上純増)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20254,125億円4,125億円4,166億円+1.0%
FY20244,060億円4,055億円-0.1%
FY20233,740億円3,820億円+2.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025495億円495億円533億円+7.6%
FY2024455億円480億円+5.5%
FY2023350億円409億円+16.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧中期経営計画(FY2022-2024)では全店売上高・営業利益目標を前倒しで達成するなど、極めて高い計画実行力を示しました。新中期経営計画(FY2025-2027)では、これまでの成長を継続させつつ、店舗ポートフォリオの最適化やデジタル戦略をさらに加速させる方針です。業績予想は期初時点で保守的に出す傾向があり、期中に上方修正されることも少なくないため、会社計画を上回る実績を期待する投資家も多いです。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、分析対象期間(FY2021-FY2025)において継続してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、株価が安定的に推移している一方で、TOPIXが金融緩和や景気回復期待を背景に大幅な上昇を見せた時期と重なるためです。マクドナルド株は急成長を狙うというより、安定配当や株主優待を享受しながら長期保有するディフェンシブな特性が強く、相場全体が活況の際には相対的にパフォーマンスが劣後する傾向があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+22.0%
100万円 →122.0万円
22.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202196.1万円-3.9万円-3.9%
FY202298.6万円-1.4万円-1.4%
FY202397.5万円-2.5万円-2.5%
FY2024119.6万円+19.6万円19.6%
FY2025122.0万円+22.0万円22.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残96,400株
売り残202,400株
信用倍率0.48倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月上旬(予定)
定時株主総会2026年3月25日
株主優待権利確定日2026年6月30日

時価総額1.1兆円は小売業の中でもトップクラスの規模を誇ります。PER・PBRは業界平均より割高ですが、これは圧倒的なブランド力と安定した成長性へのプレミアムが株価に織り込まれているためです。信用倍率は0.48倍と売り残が多く、株価の上昇局面では買い戻しによるさらなる株価上昇(踏み上げ)が期待される一方、下落圧力も警戒されます。株主優待の人気が高く、権利確定日に向けて株価が変動しやすい傾向があります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,200社中 180位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
店舗戦略・DX30%
株主優待・配当20%
その他10%

最近の出来事

2025年2月業績発表

2025年12月期の業績予想および中期経営計画を発表。売上高4166.0億円、営業利益532.57億円という高水準な成長基調を維持。

2024年8月上方修正

2025年12月期の連結業績予想を上方修正し、既存店売上高の堅調さとコスト管理の成功を市場に示した。

2024年3月中計開始

新たな3カ年の中期経営計画を策定。メニュー戦略とデジタル活用による顧客体験の向上を成長の柱に据えた。

最新ニュース

ポジティブ
2/12 · 日本マクドナルドホールディングス IR
ポジティブ
8/08 · 活況銘柄を徹底分析

日本マクドナルドホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 56円
安全性
安定
自己資本比率 76.3%
稼ぐ力
高い
ROE 13.3%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「国民的ファストフードの王者が、DXとデリバリーを武器に『いつでもどこでもマック』体験を深化させる外食界の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/09 / データ提供: OSHIKABU