夢みつけ隊
YUMEMITSUKETAI Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月30日
中高年の“夢”をカタチに、不動産・介護事業で未来を拓く成長企業
通信販売、不動産、介護の三事業を通じて、お客様一人ひとりの豊かなライフステージを総合的にサポートする企業となることを目指します。
この会社ってなに?
あなたが普段手に取ることは少ないかもしれませんが、お父さんやおじいさんが読んでいる趣味のカタログ雑誌の裏側で、夢みつけ隊が活躍しています。彼らは、ちょっと珍しい雑貨や便利なアイデアグッズなどを全国のシニア世代に届ける通信販売を手掛けてきました。最近では、そのノウハウを活かし、不動産の売買や賃貸、さらにはデイサービスといった介護事業も展開。あなたの身近な街の不動産取引や、地域のお年寄りが通う施設の運営にも関わっているかもしれない、意外と生活に根ざした会社です。
中高年男性向け通販を祖業とするが、近年は不動産事業が収益の柱となっている。直近の2025年3月期決算は売上高2.5億円、営業利益-0.13億円と赤字だったが、販売用不動産の売却が進んだことで2026年3月期は売上高2.8億円、営業利益0.10億円への黒字転換を予想。しかし、本業の通販事業の縮小と不安定な不動産市況に依存する収益構造が課題であり、時価総額18億円と市場評価は低い水準に留まっている。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都千代田区神田東松下町17
- 公式
- www.steilar.com
社長プロフィール
当社は『お客様に夢と喜びを提供する』という経営理念のもと、趣味性の高い商品を提供する通信販売事業を軸に成長してきました。現在は不動産事業や介護事業にも力を入れ、お客様の豊かな生活を多角的にサポートすることで、持続的な企業価値の向上を目指しています。
この会社のストーリー
カタログによる通信販売事業を目的として「株式会社ステイラー」を設立。ユニークな商品の提供を開始した。
事業の成長を受け、日本証券業協会に株式を店頭登録。企業としての信頼性と知名度を高めた。
主力のカタログ誌「夢みつけ隊」のブランド名を商号とし、事業内容をより明確に打ち出した。
経営環境の変化に対応するため、株主優待制度を廃止。利益還元は配当を基本とする方針へ転換した。
新たな事業の柱として、通所介護(デイサービス)事業を開始。シニア層へのアプローチを強化した。
不動産販売・賃貸事業を本格的に展開。通販事業、介護事業に次ぐ第3の収益源として成長を加速させる。
不動産事業が大きく貢献し、連結業績予想を大幅に上方修正。経常利益は前期比で大幅な増益を見込むなど、成長軌道に乗る。
注目ポイント
主力のカタログ通販に加え、不動産事業が業績を大きく牽引。販売用不動産の売却等が寄与し、経常利益の大幅な上方修正を発表するなど、高い成長性を見せています。
中高年向けの通販事業で培った顧客基盤を活かし、不動産事業やデイサービスなどの介護事業へ展開。社会のニーズに合わせた事業ポートフォリオを構築しています。
業績は好調ながら、PBRは1倍を割れる水準にあり、市場評価にはまだ伸びしろがあると考えられます。1年間の株価リターンは100%を超えるなど、投資家の注目が集まっています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2017/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2018/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2019/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2023/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2025/3 | 0円 | 0.0% |
2010年3月権利分をもって優待制度を廃止しており、現在は実施しておりません。
当社は長年にわたり無配を継続しており、現時点では明確な配当還元方針よりも成長投資や財務体質の維持を優先する経営姿勢を示しています。株主還元に関する具体的な数値目標は現時点で設定されていません。今後、事業の収益基盤が安定し、中長期的な株主還元策の導入が検討されることが待たれます。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の業績は、主力であるカタログ通販事業に加え、不動産事業や介護事業の変動により収益が大きく波打つ構造となっています。FY2024/3には不動産売却等の影響で純利益が約1.4億円まで拡大しましたが、翌期以降は再び売上減少の影響を受けています。今後は事業の多角化による安定的な収益基盤の確立が重要な課題です。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 6.5% | 5.8% | - |
| FY2022/3 | -1.9% | 2.4% | - |
| FY2023/3 | -7.1% | 0.7% | - |
| FY2024/3 | 7.0% | 4.2% | 11.8% |
| FY2025/3 | -1.2% | 2.7% | -5.2% |
収益性は事業環境の変化に左右されやすく、営業利益率がマイナスとなる期も見られるなど不安定な推移が続いています。FY2024/3には一時的な利益押し上げにより営業利益率が11.6%まで改善しましたが、全般的にROEは低水準で推移しています。持続的な成長には本業の収益力強化による利益率の恒常的な改善が不可欠です。
財務は安全?
自己資本比率は70%台と高く、財務面での安全性は非常に強固な状態を維持しています。近年は有利子負債を計上していますが、強固な純資産を背景に健全性は保たれています。蓄積された資産をいかに将来の成長投資へ効率的に配分できるかが、今後の企業価値向上の鍵となります。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 2,400万円 | -100万円 | -2,100万円 | 2,300万円 |
| FY2022/3 | -2,000万円 | -500万円 | 1.9億円 | -2,500万円 |
| FY2023/3 | -6,600万円 | -500万円 | -5,400万円 | -7,100万円 |
| FY2024/3 | 2.5億円 | 0円 | -2.6億円 | 2.5億円 |
| FY2025/3 | -5,900万円 | 0円 | 5,700万円 | -5,900万円 |
営業キャッシュフローは本業の損益状況を直接反映しており、不動産売却など資産処分が伴う年度に大きくプラスへ転じる特徴があります。投資CFは総じて低水準であり、新規事業への巨額な投資よりも資産管理が中心となっている様子が伺えます。財務CFは負債の返済や調達を繰り返しており、機動的な資金調整を行っている状況です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 1.8億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 8,600万円 | 500万円 | 5.8% |
| FY2023/3 | 2,700万円 | 500万円 | 18.5% |
| FY2024/3 | 1.6億円 | 1,800万円 | 11.4% |
| FY2025/3 | 9,200万円 | 200万円 | 2.2% |
実効税率が法定税率よりも著しく低くなっている背景には、過去の繰越欠損金の利用や税務上の調整などが影響していると考えられます。利益の振れ幅が大きいため、納税額も単年度ごとに大きく変動する傾向があります。安定的な利益を継続して計上できる体制が整えば、税負担も通常の水準へと収束していく見込みです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 386万円 | 10人 | - |
従業員の平均年収は386万円となっており、小売業界の平均と比較しても非常に低い水準です。これは少人数体制での事業運営に加え、業績に応じた厳格なコスト管理が徹底されていることが背景にあると推察されます。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はSBI証券。
筆頭株主である佐々木ベジ氏が52.72%の株式を保有しており、創業者の圧倒的な支配力が特徴です。上位株主には証券会社が含まれるものの、安定株主の割合が高く、市場に流通する浮動株は限定的であると考えられます。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業はカタログ通販を主軸に不動産・介護事業を展開する多角的な構成です。開示情報では成長分野への投資や不動産販売による収益改善がリスク要因とともに示されており、小規模企業ながら積極的な経営戦略をとっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が0.0%と、多様性の確保には課題が残る体制です。監査等委員設置会社として監査体制を構築していますが、連結子会社2社を擁する小規模な企業規模であり、経営の意思決定スピードを重視したシンプルなガバナンス構造となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 1億円 | 1億円 | — | +20.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | -0億円 | 0億円 | — | 黒字転換 |
| FY2025 | -0億円 | — | -0億円 | -18.2% |
| FY2024 | -1億円 | — | 1億円 | 大幅黒字化 |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 3億円 | — | 3億円 | -26.5% |
| FY2024 | 2億円 | — | 5億円 | +134.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は事業環境の変動が激しいことを理由に、中期経営計画を策定していません。代わりに単年度の業績予想を開示していますが、その精度は不安定です。FY2024は不動産売却が想定を大幅に上回り黒字化しましたが、FY2025は一転して未達に終わりました。計画性の高い経営が行われているとは言い難く、投資家は突発的な業績変動リスクを常に念頭に置く必要があります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXを大幅に下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、長期にわたる無配継続と、株価が市場全体の成長から取り残され低迷してきたことが主な要因です。特に、株式市場が活況を呈したFY2024やFY2025においてもTOPIXとの差は開いており、株主への還元姿勢や持続的な成長戦略の欠如が、資本市場での評価を低くしていることを示唆しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 142.2万円 | +42.2万円 | 42.2% |
| FY2022 | 133.3万円 | +33.3万円 | 33.3% |
| FY2023 | 122.2万円 | +22.2万円 | 22.2% |
| FY2024 | 127.8万円 | +27.8万円 | 27.8% |
| FY2025 | 112.2万円 | +12.2万円 | 12.2% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均を上回っており、現在の利益水準に対して株価は割高と評価されています。一方、PBRは0.73倍と1倍を割り込んでおり、資産価値の観点からは割安です。信用取引では売り残がなく、買い残のみが積み上がっているため、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面での重さも懸念されます。時価総額は18億円と極めて小さく、流動性リスクには注意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年3月期連結経常利益を1.74億円へ8.8%上方修正し、成長期待が高まりました。
第3四半期累計の経常利益が前年同期比64.4%増の1.2億円に拡大しました。
第45期定時株主総会を開催し、経営体制の安定と事業推進について報告されました。
最新ニュース
夢みつけ隊 まとめ
ひとめ診断
「シニア向け通販の老舗が不動産売買で業績を支え、介護事業に活路を見出す多角化企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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