夢みつけ隊2673
YUMEMITSUKETAI Co.,Ltd.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段手に取ることは少ないかもしれませんが、お父さんやおじいさんが読んでいる趣味のカタログ雑誌の裏側で、夢みつけ隊が活躍しています。彼らは、ちょっと珍しい雑貨や便利なアイデアグッズなどを全国のシニア世代に届ける通信販売を手掛けてきました。最近では、そのノウハウを活かし、不動産の売買や賃貸、さらにはデイサービスといった介護事業も展開。あなたの身近な街の不動産取引や、地域のお年寄りが通う施設の運営にも関わっているかもしれない、意外と生活に根ざした会社です。
中高年男性向け通販を祖業とするが、近年は不動産事業が収益の柱となっている。直近の2025年3月期決算は売上高2.5億円、営業利益-0.13億円と赤字だったが、販売用不動産の売却が進んだことで2026年3月期は売上高2.8億円、営業利益0.10億円への黒字転換を予想。しかし、本業の通販事業の縮小と不安定な不動産市況に依存する収益構造が課題であり、時価総額18億円と市場評価は低い水準に留まっている。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都千代田区神田東松下町17
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/3実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 8.8% | 5.7% | - |
| 2022/03期 | 3.7% | 2.4% | - |
| 2023/03期 | 1.0% | 0.7% | - |
| 2024/03期 | 6.1% | 4.3% | 11.8% |
| 2025/03期 | 3.7% | 2.7% | ▲5.2% |
収益性は事業環境の変化に左右されやすく、営業利益率がマイナスとなる期も見られるなど不安定な推移が続いています。2024/03期には一時的な利益押し上げにより営業利益率が11.6%まで改善しましたが、全般的にROEは低水準で推移しています。持続的な成長には本業の収益力強化による利益率の恒常的な改善が不可欠です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 6.7億円 | — | 1.9億円 | 18.5円 | — |
| 2022/03期 | 5.5億円 | — | 8,100万円 | 8.0円 | -17.3% |
| 2023/03期 | 2.6億円 | — | 2,200万円 | 2.2円 | -52.4% |
| 2024/03期 | 5.4億円 | 6,400万円 | 1.4億円 | 13.9円 | +105.7% |
| 2025/03期 | 2.5億円 | ▲1,300万円 | 9,000万円 | 8.9円 | -53.6% |
当社の業績は、主力であるカタログ通販事業に加え、不動産事業や介護事業の変動により収益が大きく波打つ構造となっています。2024/03期には不動産売却等の影響で純利益が約1.4億円まで拡大しましたが、翌期以降は再び売上減少の影響を受けています。今後は事業の多角化による安定的な収益基盤の確立が重要な課題です。 【当第3四半期連結累計期間(自 令和7年4月1日 至 令和7年12月31日)実績】売上2.4億円(通期予想比85%)、営業利益9百万円(同90%)、純利益1.2億円(同203%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業はカタログ通販を主軸に不動産・介護事業を展開する多角的な構成です。開示情報では成長分野への投資や不動産販売による収益改善がリスク要因とともに示されており、小規模企業ながら積極的な経営戦略をとっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | 1億円 | 1億円 | — | +20.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | -0億円 | 0億円 | — | 黒字転換 |
| 2025期 | -0億円 | — | -0億円 | -18.2% |
| 2024期 | -1億円 | — | 1億円 | 大幅黒字化 |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 3億円 | — | 3億円 | -26.5% |
| 2024期 | 2億円 | — | 5億円 | +134.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は事業環境の変動が激しいことを理由に、中期経営計画を策定していません。代わりに単年度の業績予想を開示していますが、その精度は不安定です。2024期は不動産売却が想定を大幅に上回り黒字化しましたが、2025期は一転して未達に終わりました。計画性の高い経営が行われているとは言い難く、投資家は突発的な業績変動リスクを常に念頭に置く必要があります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年3月期連結経常利益を1.74億円へ8.8%上方修正し、成長期待が高まりました。
第3四半期累計の経常利益が前年同期比64.4%増の1.2億円に拡大しました。
第45期定時株主総会を開催し、経営体制の安定と事業推進について報告されました。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2025/3末時点
自己資本比率は70%台と高く、財務面での安全性は非常に強固な状態を維持しています。近年は有利子負債を計上していますが、強固な純資産を背景に健全性は保たれています。蓄積された資産をいかに将来の成長投資へ効率的に配分できるかが、今後の企業価値向上の鍵となります。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 2,400万円 | ▲100万円 | ▲2,100万円 | 2,300万円 |
| 2022/03期 | ▲2,000万円 | ▲500万円 | 1.9億円 | ▲2,500万円 |
| 2023/03期 | ▲6,600万円 | ▲500万円 | ▲5,400万円 | ▲7,100万円 |
| 2024/03期 | 2.5億円 | 0円 | ▲2.6億円 | 2.5億円 |
| 2025/03期 | ▲5,900万円 | 0円 | 5,700万円 | ▲5,900万円 |
営業キャッシュフローは本業の損益状況を直接反映しており、不動産売却など資産処分が伴う年度に大きくプラスへ転じる特徴があります。投資CFは総じて低水準であり、新規事業への巨額な投資よりも資産管理が中心となっている様子が伺えます。財務CFは負債の返済や調達を繰り返しており、機動的な資金調整を行っている状況です。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が0.0%と、多様性の確保には課題が残る体制です。監査等委員設置会社として監査体制を構築していますが、連結子会社2社を擁する小規模な企業規模であり、経営の意思決定スピードを重視したシンプルなガバナンス構造となっています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 386万円 | 10人 | - |
従業員の平均年収は386万円となっており、小売業界の平均と比較しても非常に低い水準です。これは少人数体制での事業運営に加え、業績に応じた厳格なコスト管理が徹底されていることが背景にあると推察されます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXを大幅に下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、長期にわたる無配継続と、株価が市場全体の成長から取り残され低迷してきたことが主な要因です。特に、株式市場が活況を呈した2024期や2025期においてもTOPIXとの差は開いており、株主への還元姿勢や持続的な成長戦略の欠如が、資本市場での評価を低くしていることを示唆しています。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/03期 | 0円 | 0.0% |
2010年3月権利分をもって優待制度を廃止しており、現在は実施しておりません。
当社は長年にわたり無配を継続しており、現時点では明確な配当還元方針よりも成長投資や財務体質の維持を優先する経営姿勢を示しています。株主還元に関する具体的な数値目標は現時点で設定されていません。今後、事業の収益基盤が安定し、中長期的な株主還元策の導入が検討されることが待たれます。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 142.2万円 | 42.2万円 | 42.2% |
| 2022期 | 133.3万円 | 33.3万円 | 33.3% |
| 2023期 | 122.2万円 | 22.2万円 | 22.2% |
| 2024期 | 127.8万円 | 27.8万円 | 27.8% |
| 2025期 | 112.2万円 | 12.2万円 | 12.2% |
※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均を上回っており、現在の利益水準に対して株価は割高と評価されています。一方、PBRは0.73倍と1倍を割り込んでおり、資産価値の観点からは割安です。信用取引では売り残がなく、買い残のみが積み上がっているため、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面での重さも懸念されます。時価総額は18億円と極めて小さく、流動性リスクには注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 1.8億円 | 0円 | 0.0% |
| 2022/03期 | 8,600万円 | 500万円 | 5.8% |
| 2023/03期 | 2,700万円 | 500万円 | 18.5% |
| 2024/03期 | 1.6億円 | 1,800万円 | 11.4% |
| 2025/03期 | 9,200万円 | 200万円 | 2.2% |
実効税率が法定税率よりも著しく低くなっている背景には、過去の繰越欠損金の利用や税務上の調整などが影響していると考えられます。利益の振れ幅が大きいため、納税額も単年度ごとに大きく変動する傾向があります。安定的な利益を継続して計上できる体制が整えば、税負担も通常の水準へと収束していく見込みです。
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夢みつけ隊 まとめ
「シニア向け通販の老舗が不動産売買で業績を支え、介護事業に活路を見出す多角化企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。