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カネ美食品2669

Kanemi Co.,Ltd.

スタンダードUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 76.9%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
普通
ポジ 35%

この会社ってなに?

あなたがコンビニで手軽にお弁当やおにぎりを買うとき、その商品を製造しているのがカネ美食品かもしれません。また、普段利用するスーパーの食品売り場で美味しそうなサラダやお寿司が並んでいるのを見かけませんか?実は「kanemi」や「eashion」といった惣菜専門店の多くはカネ美食品が運営しています。最近では、ドン・キホーテで見かけるユニークなお惣菜も、親会社との連携によってカネ美食品が開発・提供している可能性があります。あなたの食生活の身近なところで、カネ美食品は美味しさと便利さを支えているのです。

コンビニ向け弁当・惣菜の製造販売(外販事業)と、スーパー内でのテナント出店(テナント事業)を両輪で展開する中食大手。2025年2月期は売上高904.8億円、営業利益30.77億円を達成しました。2026年2月期は売上高874.0億円、営業利益30.80億円を見込み、売上減ながらも利益水準の維持を目指しています。成長の鍵は、親会社PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)とのシナジー創出にあり、ドン・キホーテ等の店舗網への惣菜供給拡大で新たな収益機会を追求しています。

小売業スタンダード市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
愛知県名古屋市緑区徳重3丁目107番地

サービスの実績は?

904.8億円
連結売上高
2025年2月期
-3.1% (会社予想比)
262店舗
テナント事業 店舗数
2025年2月末時点
-8店舗 YoY
105.1%%
既存店売上高 前年同月比
2026年2月度実績
全店では105.0%
38
1株当たり配当金
2025年2月期実績
横ばい
201.3
1株当たり純利益(EPS)
2025年2月期実績
+13.1% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-
株主資本の利回り
ROA
-
総資産の活用度
Op. Margin
3.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/03期6.5%4.9%3.4%
2017/03期1.9%1.4%0.6%
2018/03期3.6%2.7%1.3%
2019/03期3.5%2.6%0.7%
2020/03期5.5%4.1%2.0%
2021/03期0.9%0.7%0.6%
2022/03期5.5%4.3%2.5%
2023/03期6.8%5.3%3.3%
2024/03期6.9%5.3%3.6%
2025/03期6.9%5.3%3.4%
2026/03期--3.2%

ROE(自己資本利益率)は2021/03期の0.9%から2023/03期以降は約6.7%水準で安定的な推移を見せています。営業利益率も2021/03期の0.6%から直近では3.4%台まで回復しており、収益構造の改善が進んでいます。今後は店舗の効率的運営を通じ、利益率のさらなる向上と資本効率の維持が課題となります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期755億円4.7億円2.0億円21.1円-10.8%
2022/03期776億円19.4億円13.2億円136.4円+2.8%
2023/03期811億円26.9億円17.2億円177.9円+4.4%
2024/03期871億円31.6億円18.5億円191.7円+7.5%
2025/03期905億円30.8億円19.5億円201.3円+3.9%

売上高は2021/03期の約755億円から2025/03期には約905億円へと順調に拡大しており、総合惣菜・寿司等の販売が堅調に推移しています。営業利益も売上拡大に伴い改善傾向にありましたが、2026/03期予想では原材料費等の高騰影響により減益を見込んでいます。中食市場における競争激化の中、PPIHグループとの連携強化を通じた効率化が今後の成長の鍵となります。 【2026/02期実績】売上867億円(前期比-4.2%)、営業利益28億円、純利益0百万円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: -業界平均: 3.5%
営業利益率上回る
この会社
3.2%
業界平均
3.0%
自己資本比率上回る
この会社
76.9%
業界平均
47.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,345万円
取締役11名の合計

主力事業である「テナント総菜販売」と「コンビニ向け米飯外販」が収益の二本柱です。原材料価格の高騰や人件費の上昇が主要な事業リスクとして開示されており、これらに対して外販先の拡大や業務効率化による利益率の確保を経営の重要課題として注力しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上予想は未達だが、利益は予想を上回る傾向。コスト管理能力の高さがうかがえる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 874億円 順調 (904.8億円 (FY2025実績))
103.5%
営業利益: 目標 30.8億円 順調 (30.77億円 (FY2025実績))
99.9%
経常利益: 目標 30.8億円 順調 (31.91億円 (FY2025実績))
103.6%
当期純利益: 目標 17.5億円 順調 (19.48億円 (FY2025実績))
111.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期934億円905億円-3.1%
2024期846億円871億円+3.0%
2023期806億円811億円+0.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期29億円31億円+5.7%
2024期28億円32億円+15.0%
2023期23億円27億円+19.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想がその役割を担っています。直近3年間を見ると、売上高は期初予想比で微増または未達となる一方、営業利益は2桁%を超える大幅な上方乖離を達成する期もあり、堅実な利益創出力を示しています。 2026期予想では減収増益を見込んでおり、親会社PPIHとの連携強化による高付加価値商品の投入や生産効率化が利益確保の鍵となりそうです。

最新ニュース

中立
10/10 · Yahoo!ファイナンス
中立
2025年7月度の月次売上高発表
8/6 · 日本経済新聞

どんな話題が多い?

決算・IR45%
店舗・新業態30%
提携・PPIH関連15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
142
前月比 +5.2%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 流通ニュース
業界内ランキング
上位 35%
小売業 1,300社中 455位
報道のトーン
35%
好意的
55%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月新業態展開

PPIH新業態「ロビン・フッド」への惣菜供給を開始し、差別化戦略を強化。

2026年1月組織改革

経営体制の刷新と組織変更を行い、持続的な成長体制を構築。

2025年10月決算発表

2026年2月期第2四半期決算にて、計画通りの安定した収益力を確認。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率76.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
299億円
会社の純資産

自己資本比率は約77%という高い水準を維持しており、財務体質は極めて強固です。有利子負債については開示資料に基づき実質ゼロの実質無借金経営を継続しており、高い安全性を誇ります。潤沢な純資産を背景に、安定した事業基盤を維持しながら将来の成長投資に向けた余力を持っています。 【2026/02期】総資産384億円、純資産299億円、自己資本比率76.9%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+29.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-20.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-3.7億円
借入・返済など
Free CF
+8.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/03期37.6億円14.6億円6.5億円22.9億円
2017/03期2.5億円45.5億円7.5億円43.0億円
2018/03期30.4億円1.9億円6.0億円32.3億円
2019/03期46.4億円4.0億円5.9億円42.4億円
2020/03期21.7億円4,900万円10.9億円22.2億円
2021/03期9.8億円7.8億円3.4億円2.0億円
2022/03期31.9億円5.9億円1.5億円26.0億円
2023/03期25.8億円5.0億円2.3億円20.8億円
2024/03期31.5億円12.6億円4.0億円18.9億円
2025/03期29.2億円20.7億円3.7億円8.6億円

営業キャッシュフローは堅調な事業運営により年間約30億円規模を安定的に創出しており、潤沢な資金力を示しています。積極的な設備投資を継続しつつもフリーキャッシュフローは黒字を維持しており、高い資金創出力を背景に配当や経営再投資を行っています。財務健全性を維持しながら、成長に向けた投資余力を十分に確保できていると言えます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
設備投資額
23.1億円
平均勤続年数(従業員)
16
臨時従業員数
3906

女性役員比率は約8.3%であり、今後の多様性確保に向けた登用が課題です。PPIHグループ傘下として強固なガバナンス体制を構築しており、東証スタンダード市場上場企業として適時開示やコンプライアンス遵守を徹底し、経営の透明性向上に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主62.4%
浮動株37.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関0.9%
事業法人等61.5%
外国法人等2%
個人その他33.3%
証券会社2.2%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス・日本アクセス・ファミリーマート。

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(3,817,000株)39.44%
株式会社日本アクセス(730,000株)7.54%
株式会社ファミリーマート(411,000株)4.25%
カネ美食品共栄会(303,000株)3.14%
株式会社昭和(271,000株)2.8%
株式会社トーカン(208,000株)2.15%
テーブルマーク株式会社(207,000株)2.14%
シティグループ証券株式会社(204,000株)2.1%
三輪 幸太郎(139,000株)1.44%
MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)(102,000株)1.05%

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が約39%の株式を保有する筆頭株主であり、実質的な親会社として強固な支配力を有しています。加えて日本アクセスやファミリーマートなど大手流通関連企業が上位株主名を連ねており、安定した販路とサプライチェーンを背景にした事業運営が特徴的です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1自然災害について 当社は、テナント事業において中京エリアを中心に290店舗、外販事業において東海、関東、関西等に13工場を展開しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
559万円
従業員数
1,153
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期559万円1,153-

従業員平均年収は559万円と、小売・中食業界の水準と比較して安定した賃金水準を維持しています。中食需要の拡大を背景とした業績の堅調さが給与の下支えとなっており、長期間の勤続が可能な福利厚生と安定的な事業基盤が従業員の働きやすさに寄与しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

開示されたTSR(株主総利回り)データによると、カネ美食品の株価パフォーマンスは過去5年間にわたりTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。これは、同社の事業が景気変動の影響を受けにくいディフェンシブな特性を持つ一方で、市場全体が成長株を物色する局面では相対的に見劣りするためと考えられます。安定配当は実施しているものの、株価の上昇が限定的であったことが、TOPIXとの差につながった主な要因です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
38
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期6032.7%
2017/03期60-
2018/03期60-
2019/03期60-
2020/03期6549.1%
2021/03期733.2%
2022/03期1712.5%
2023/03期3620.2%
2024/03期3819.8%
2025/03期3818.9%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

配当方針として安定配当を基本としつつ、業績に応じた利益還元を重視しています。近年は純利益の増加に伴い配当額を増額させており、配当性向20%前後を目安とした持続的な利益還元を推進しています。財務の健全性を維持しながら、中長期的な株主価値の向上に取り組む姿勢が鮮明です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 117.4万円 になりました (17.4万円)
+17.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期102.5万円2.5万円2.5%
2022期96.7万円3.3万円-3.3%
2023期99.4万円0.6万円-0.6%
2024期119.0万円19.0万円19.0%
2025期117.4万円17.4万円17.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残10,500株
売り残10,700株
信用倍率0.98倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年2月期 本決算発表2026年4月9日(予定)
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬(予定)

同社のPER(19.1倍)およびPBR(1.15倍)は、小売業の業界平均と比較してやや割安な水準にあります。これは、急成長というよりは安定成長型のビジネスモデルが反映されていると考えられます。信用倍率は1倍を切り売り買いが拮抗しており、需給面では過熱感はありません。 今後の決算発表で、親会社PPIHとのシナジー効果が具体的な数値として示されるかどうかが、市場の評価を変えるポイントとなりそうです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/03期31.8億円13.6億円42.9%
2017/03期5.8億円11.0億円188.3%
2018/03期-10.6億円0円-
2019/03期6.8億円15.2億円224.0%
2020/03期17.9億円5.1億円28.6%
2021/03期5.2億円3.2億円61.1%
2022/03期20.7億円7.5億円36.2%
2023/03期27.4億円10.2億円37.3%
2024/03期32.1億円13.6億円42.3%
2025/03期31.1億円11.6億円37.3%

法人税等の支払いは税引前利益の変動に連動しており、概ね実効税率30-40%台で推移しています。2021/03期は利益水準が低かったため一時的に税率が高くなっていますが、その後は標準的な範囲に収束しました。今後の業績見通しにおいても安定的な納税が見込まれています。

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もっと知る

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カネ美食品 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 76.9%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
普通
ポジ 35%

「ファミマのお弁当からドンキの惣菜まで、巨大リテールチェーンの『胃袋』をがっちり掴む中食の製造・販売インフラ企業」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU