ユニカフェ2597
UNICAFE INC.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがコンビニで淹れたてのコーヒーを買うとき、その豆はユニカフェが焙煎したものかもしれません。同社は、私たちが普段目にする缶コーヒーやカフェで提供されるコーヒーの原料となる「焙煎豆」を製造するプロ集団です。そのコーヒーは、様々なブランドの製品として私たちの日常に溶け込んでいます。また、家庭やオフィスで一杯ずつ手軽に本格コーヒーが楽しめるカプセル式マシン「KEURIG(キューリグ)」の専用カプセルも提供しており、あなたのコーヒーブレイクを陰で支えています。
UCCグループの中核を担うコーヒー焙煎加工メーカー。2025期決算では売上高160.6億円(前期比24.1%増)、営業利益7.10億円(同31.9%増)と大幅な増収増益を達成し、収益性が大きく改善しました。親会社UCCとの連携による生産・物流体制の効率化が奏功しており、原料価格の変動に対応しつつ安定的な利益創出を目指しています。株価は回復基調にあるものの、過去の高値圏からは依然として距離があり、今後の成長戦略が市場評価の鍵となります。
会社概要
- 業種
- 食料品
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都港区赤坂八丁目5番26号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 4.8% | 2.0% | - |
| 2022/12期 | ▲3.2% | ▲1.3% | - |
| 2023/12期 | 7.4% | 3.2% | - |
| 2024/12期 | 7.2% | 3.3% | 4.2% |
| 2025/12期 | 9.9% | 4.5% | 4.4% |
| 2025/12期 | 9.9% | 4.5% | 4.4% |
収益性については、営業利益率が2022/03期のマイナスから改善し、最新期では4.4%まで向上するなど回復基調を維持しています。ROE(自己資本利益率)も9.5%まで上昇しており、効率的な資産運用が行われていることを示しています。今後も高付加価値商品への注力により、さらなる利益率の向上と資本効率の改善が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 152億円 | — | 2.9億円 | 22.1円 | — |
| 2022/12期 | 107億円 | — | ▲1.9億円 | -14.3円 | -29.6% |
| 2023/12期 | 124億円 | — | 4.4億円 | 33.1円 | +15.3% |
| 2024/12期 | 129億円 | 5.4億円 | 4.6億円 | 34.2円 | +4.7% |
| 2025/12期 | 161億円 | 7.1億円 | 6.7億円 | 50.4円 | +24.1% |
当社の売上高は、レギュラーコーヒーおよび加工品の製造販売事業が堅調に推移し、2025/03期には過去最高水準の約161億円まで拡大しました。2022/03期には一時的な営業赤字を計上しましたが、以降は生産体制の効率化や需要の回復により利益体質へ転換しました。2026/03期予想では若干の減益を見込んでいますが、コーヒービジネスにおける安定的な収益基盤は着実に強固なものとなっています。 【2025/12期実績】売上161億円(前期比24.1%)、営業利益7.1億円、純利益6.7億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
食料品の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
レギュラーコーヒーの焙煎・加工を専門とする企業であり、UCCグループの製造拠点としての一翼を担うことが最大の特長です。コーヒー豆の国際市況変動や為替リスクを主要な事業リスクとして開示しており、安定供給体制の維持が業績に直結する構造です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 155億円 | — | 161億円 | +3.6% |
| 2024期 | 140億円 | — | 129億円 | -7.6% |
| 2023期 | 120億円 | — | 124億円 | +3.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 7億円 | — | 7億円 | +9.2% |
| 2024期 | 5億円 | — | 5億円 | +17.0% |
| 2023期 | 4億円 | — | 4億円 | +6.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
新中期経営計画「2027」では、最終年度2028期に売上高180億円、営業利益9.0億円を目標に掲げています。直近2025期の実績は売上高160.6億円、営業利益7.1億円であり、売上高の進捗率は約89%と順調ですが、利益面では約79%とややビハインドしています。過去の中計は未達で終了しており、計画達成力には課題も残りますが、直近の業績予想は上振れで着地することが多く、経営改善が進んでいる様子がうかがえます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2025年12月期連結決算にて売上高160.6億円、営業利益7.10億円を達成し、大幅な増収増益を実現。
コーヒー2050年問題を見据えた持続可能な調達を目指す中期経営計画2027を策定。
カプセル式コーヒーシステムKEURIG専用カプセルのラインナップを拡充し、オフィス需要等を取り込む。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は極めて良好であり、自己資本比率は45.8%という強固な水準を維持しています。一時的に有利子負債が増加しましたが、財務キャッシュフローの安定的なコントロールにより健全な資本構成を保っています。BPS(1株当たり純資産)も右肩上がりで推移しており、株主資本の積み上げと安定成長の両立が図られています。 【2025/12期】総資産155億円、純資産71億円、自己資本比率45.7%、有利子負債11億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 4.7億円 | 6.0億円 | ▲4.9億円 | 10.6億円 |
| 2022/12期 | 4.4億円 | ▲5.4億円 | ▲8.3億円 | ▲1.1億円 |
| 2023/12期 | 14.1億円 | ▲4.3億円 | ▲8.3億円 | 9.8億円 |
| 2024/12期 | 7.4億円 | ▲3.5億円 | ▲8.3億円 | 3.9億円 |
| 2025/12期 | 14.3億円 | ▲3.2億円 | ▲8.0億円 | 11.1億円 |
営業キャッシュフローは本業の好調により最大で約14.3億円を創出し、極めて安定した資金生成能力を証明しています。投資活動には継続的に数億円規模を充てており、生産設備や物流の強化を推進しています。財務キャッシュフローは負債の返済等によりマイナスで推移しており、堅実な経営姿勢を反映しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%にとどまっていますが、親会社からの出向や連携を含む経営体制の透明化と効率的な監査体制の構築を進めています。連結子会社を抱える中堅規模の企業として、適正な企業統治とコーポレート・ガバナンス・コードの遵守を推進しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 468万円 | 199人 | - |
従業員平均年収は468万円となっており、製造業としては標準的な水準です。原材料価格の高騰や経営環境の変化がある中で、持続的な成長に向けた利益確保と従業員への還元バランスを維持しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXを大幅に下回るアンダーパフォームが続いています。これは、2022期の赤字転落など業績が不安定だった時期の株価低迷が主な要因です。しかし、2025期には自社TSRが100.8%とプラスに転じており、業績回復に伴う株価上昇と配当により、株主還元への意識改善が見られます。今後、安定した業績成長を通じてTOPIXを上回るTSRを実現できるかが課題です。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 8円 | 46.9% |
| 2017/12期 | 8円 | 31.4% |
| 2018/12期 | 8円 | 20.2% |
| 2019/12期 | 8円 | - |
| 2025/12期 | 10円 | 19.8% |
| 必要株数 | 100株以上(約11万円) |
| 金額相当 | 2,000円相当〜 |
| 権利確定月 | 12月 |
配当方針として、安定的な配当の継続を重視しつつ、業績に応じた利益還元を積極的に進める姿勢を維持しています。現在の配当性向は20%弱と余力があり、将来的には株主還元の拡充も期待される水準です。長期的な成長投資と両立させながら、継続的な配当を行うことを基本としています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 94.9万円 | ▲5.1万円 | -5.1% |
| 2022期 | 86.7万円 | ▲13.3万円 | -13.3% |
| 2023期 | 87.8万円 | ▲12.2万円 | -12.2% |
| 2024期 | 87.3万円 | ▲12.7万円 | -12.7% |
| 2025期 | 100.8万円 | 0.8万円 | 0.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRともに食料品セクターの平均を上回っており、市場からの成長期待が比較的高いことを示しています。一方、時価総額は業界内で小規模なポジションです。信用取引では売り残がなく、買い残のみが積み上がっている状況で、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買い意欲がうかがえます。今後の決算発表で市場の期待に応えられるかが焦点となります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 2,400万円 | 0円 | 0.0% |
| 2022/12期 | -8,400万円 | 0円 | - |
| 2023/12期 | 3.8億円 | 0円 | 0.0% |
| 2024/12期 | 5.4億円 | 7,900万円 | 14.7% |
| 2025/12期 | 7.1億円 | 3,900万円 | 5.5% |
過去には繰越欠損金の活用等により法人税負担が軽微な期間がありましたが、利益の拡大に伴い納税額は適正化しています。2026/03期の予想では、標準的な実効税率である20.0%程度を反映した予算を組んでいます。安定した黒字確保により、今後は税引前利益に応じた着実な納税が見込まれます。
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「『UCC』ブランドの屋台骨を支える、コーヒー焙煎のプロフェッショナル集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。