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(株)コモ2224

COMO CO.,LTD.

スタンダードUpdated 2026/03/25
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓(原材料費高騰によりFY2023以降の営業利益が大幅に縮小しているが、FY2026/3は倍増の回復見通し)
配当
少なめ
1株 7円
安全性
安定
自己資本比率 76.3%(FY2024/3に有利子負債35億円が発生したが自己資本比率は43%台を維持)
稼ぐ力
普通
ROE 2.4%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

スーパーや生協のパンコーナーで見かける、賞味期限が長めのクロワッサンやデニッシュ。それがコモのロングライフパンです。オフィスビルや工場の自動販売機でもおなじみで、防災備蓄食としても注目されています。イタリアのクリスマス菓子「パネトーネ」の伝統製法を日本の食卓に届けるユニークな会社です。

コモは1984年創業、イタリアの伝統的な天然酵母「パネトーネ種」を使用したロングライフパン(賞味期間35〜90日)を製造・販売する独自のパンメーカーです。生協・自動販売機が主要販路で全体の約6割を占め、通販事業の拡大にも注力しています。2025年3月期は売上高71億円、営業利益6,600万円と原材料高の影響で利益面は厳しい状況が続いていますが、2026/03期は営業利益1.6億円への回復を見込んでいます。PER 129.1倍・PBR 6.33倍と株価指標は割高水準にあり、株主優待の自社製品パン詰合せが個人投資家に人気の銘柄です。

食料品スタンダード市場

会社概要

業種
食料品
決算期
3月
本社
愛知県小牧市大字村中字下之坪505番地の1

サービスの実績は?

7
1株当たり配当金
2025期実績
据え置き
-2.7%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
18.6
平均勤続年数
2025年3月時点
187
従業員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

パン事業(単一セグメント)
71.1億円100.0%)
パン事業(単一セグメント)71.1億円
利益: 6,600万円利益率: 0.9%

天然酵母パネトーネ種を使用したロングライフパンの製造・販売。賞味期間35〜90日のクロワッサン、デニッシュ等を生協・自販機・通販で展開。売上構成比100%の単一セグメント企業。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
2.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期15.1%6.0%-
2022/03期7.4%3.0%-
2023/03期1.6%0.7%-
2024/03期2.1%0.8%1.1%
2025/03期2.1%0.9%0.9%
3Q FY2026/32.4%(累計)1.9%(累計)2.4%

営業利益率は2021/03期の6.5%から2025/03期には0.9%まで大幅に低下しており、原材料高の影響が顕著です。ROEも2021/03期の15.1%から2.1%に低下し、収益性の回復が最重要課題となっています。中期経営計画ではROE 10%以上を目標に掲げており、価格改定とコスト構造の見直しによる利益率改善が鍵となります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期65.1億円4.3億円2.8億円80.7円-
2022/03期65.1億円2.1億円1.4億円40.6円-0.0%
2023/03期70.4億円4,700万円3,100万円8.8円+8.1%
2024/03期73.1億円8,200万円4,200万円12.1円+3.8%
2025/03期71.1億円6,600万円4,300万円12.3円-2.7%

コモの業績は、2021/03期の営業利益4.25億円をピークに、原材料費や物流コストの上昇により利益面が大幅に圧迫されています。売上高は2023期〜2024にかけて増収を達成しましたが、コスト増を吸収しきれず営業利益は低迷が続いています。2026/03期は価格改定の浸透と原材料費の安定化により営業利益1.6億円への回復を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上55億円(通期予想比77%)、営業利益1.3億円(同83%)、純利益95百万円(同95%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

食料品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
2.4%(累計)
業界平均
6.7%
営業利益率下回る
この会社
2.4%
業界平均
5.4%
自己資本比率上回る
この会社
76.3%
業界平均
53.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4,663万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
パン事業(単一セグメント)71.1億円6,600万円0.9%

パン事業の単一セグメント企業であり、イタリアの天然酵母パネトーネ種を使用したロングライフパンに特化しています。販路は生協と自動販売機で約6割を占め、近年は通販チャネルの拡大に注力しています。営業利益率0.9%と収益性は低水準ですが、価格改定の浸透により2026/03期は利益率の改善が見込まれています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
ROE 10%目標に対し実績2.1%と大きな乖離あり。原材料高の外部環境が影響しているものの、利益率の改善ペースは緩やか。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2025期〜2027期
ROE: 目標 10.0%以上 大幅遅れ (2.1% (FY2025))
21%
営業利益率: 目標 改善 大幅遅れ (0.9% (FY2025))
15%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期72億円71億円-1.2%
2024期69億円73億円+5.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

中期経営計画ではROE 10%以上を最終目標に掲げていますが、2025/03期実績のROEは2.1%と目標との乖離が大きい状況です。原材料費の上昇という外部環境要因はあるものの、価格転嫁のスピードと販路拡大が目標達成の鍵を握ります。2026/03期の営業利益倍増計画の達成が中計進捗の試金石となります。

どんな話題が多い?

業績・決算35%
株主優待・配当30%
製品・ブランド20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
25
前月比 +3.5%
メディア数
12
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 60%
食料品 75社中 45位
報道のトーン
45%
好意的
45%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月3Q決算発表

2026年3月期 第3四半期決算を発表。3Q累計経常利益は34%増と2期連続の増益を達成。

2026年2月合併公告

子会社との合併公告を掲載。経営統合に向けた手続きを開始。

2026年1月FDA提携

FDAとネーミングライツ契約を締結し、「コモパンドリーム5号機」の運航を開始。ブランド認知の向上を図る。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率76.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
15.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
21.4億円
会社の純資産

2024/03期に有利子負債が35億円に急増しており、設備投資等に伴う借入と見られます。2025/03期には総資産がやや縮小し自己資本比率は43.2%に改善しました。BPSは586.9円に対し株価3,715円とPBR 6.33倍は純資産対比で大幅なプレミアムがついている状態です。 【3Q 2026/03期】総資産53億円、純資産21億円、自己資本比率76.3%、有利子負債16億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+3,000万円
本業で稼いだお金
Investing CF
-3.1億円
投資に使ったお金
Financing CF
-1.1億円
借入・返済など
Free CF
-2.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期6.1億円5.2億円1.1億円9,300万円
2022/03期4.1億円4.0億円1.1億円1,100万円
2023/03期4.3億円2.4億円1.7億円1.9億円
2024/03期7.2億円3.1億円100万円4.1億円
2025/03期3,000万円3.1億円1.1億円2.8億円

2025/03期の営業キャッシュフローはわずか3,000万円と大幅に減少しました。利益水準の低下と運転資金の変動が主因です。一方、投資キャッシュフローは毎年2〜5億円の設備投資を継続しており、製造設備の拡充と衛生環境の改善に充てられています。FCFはマイナスに転じており、業績回復が急務です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 0名(0.0% 男性 9
100%
監査報酬
1,800万円
連結子会社数
1
設備投資額
2.7億円
平均勤続年数(従業員)
18.6
臨時従業員数
105

取締役・監査役9名は全員男性であり、女性役員はゼロです。ダイバーシティの観点から改善の余地があります。連結子会社は1社と小規模なグループ構成で、平均勤続年数18.6年と従業員の定着率が高いことが特徴です。設備投資は年間約2.7億円で、製造設備の拡充と衛生環境の改善に充てられています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主26.7%
浮動株73.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関4.3%
事業法人等12.5%
外国法人等0.2%
個人その他83%
証券会社0.1%

経営者・創業家が10%を保有するオーナー経営企業です。 外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 主な安定株主はコモ社員持株会氏・舟橋氏・舟橋氏。

舟橋 一輝(157,000株)4.52%
舟橋 康太(157,000株)4.52%
株式会社富士エコー(150,000株)4.32%
株式会社十六銀行(149,000株)4.3%
日清製粉株式会社(51,000株)1.47%
フジパングループ本社株式会社(50,000株)1.44%
富士ビル株式会社(48,000株)1.39%
安田とし子(45,000株)1.31%
コモ社員持株会(31,000株)0.91%
株式会社ベーカリーシステム研究所(31,000株)0.91%

筆頭株主は舟橋一輝・舟橋康太の2名で各4.52%を保有しており、創業家関係者と見られます。取引先企業である富士エコー(4.32%)、十六銀行(4.30%)、日清製粉(1.47%)、フジパングループ本社(1.44%)が上位に名を連ねています。個人投資家の保有比率が83%と圧倒的に高く、株主優待の人気が個人保有を支えている構造です。コモ社員持株会も0.91%を保有しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原材料(小麦粉・油脂・砂糖等)の価格変動リスク
2物流コスト上昇によるコスト増加リスク
3食品安全に関する事故・異物混入リスク
4消費者嗜好の変化による需要変動リスク
5人手不足・人件費上昇リスク
6自然災害等による生産拠点の操業停止リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
544万円
従業員数
187
平均年齢
42.2歳
平均年収従業員数前年比
当期544万円187-

従業員の平均年収は544万円で、食品業界の中では標準的な水準です。従業員数は187名と小規模ながら、平均勤続年数18.6年と長期勤続者が多く、職場の安定性と専門性の蓄積がうかがえます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

コモのTSRは5年間で131.8%と緩やかな上昇にとどまり、TOPIX(213.4%)を大幅に下回るパフォーマンスとなっています。利益成長の停滞が株価の伸びを抑制しており、2026/03期以降の業績回復がTSR改善の前提条件です。中期経営計画で掲げるROE 10%が達成されれば、株価の再評価余地が生まれます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
7
方針: 安定配当を基本方針とし、業績に応じた利益還元
1株配当配当性向
2016/03期724.5%
2017/03期711.2%
2018/03期718.7%
2019/03期715.8%
2020/03期79.1%
2021/03期1012.4%
2022/03期717.2%
2023/03期779.5%
2024/03期757.9%
2025/03期757.0%
3期連続増配
株主優待
あり
自社製品(パン)詰合せ(3,000円相当〜)
必要株数100株以上(約37万円)
金額相当3,000円〜18,000円相当
権利確定月3月

配当は2022/03期以降1株7円で据え置きとなっており、配当利回りは0.19%と極めて低水準です。ただし、株主優待として自社製品のパン詰合せがもらえることが個人投資家に人気で、100株保有で3,000円相当のパンが届くため、優待込みの実質利回りは約1%に改善されます。1,000株以上では年間18,000円相当と大幅にグレードアップします。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 131.8万円 になりました (31.8万円)
+31.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期109.7万円9.7万円9.7%
2022期111.3万円11.3万円11.3%
2023期114.4万円14.4万円14.4%
2024期123.1万円23.1万円23.1%
2025期131.8万円31.8万円31.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残3,700株
売り残0株
信用倍率-
3/21時点
今後の予定
2026年3月期 決算発表2026年5月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

コモの株価指標は、PER 129.1倍・PBR 6.33倍と食料品業界平均を大幅に上回る割高水準にあります。これは利益水準が低迷しているためPERが嵩上げされている面と、株主優待人気による個人投資家の需要が株価を押し上げている面の両方が影響しています。配当利回り0.19%は業界平均の2.0%を大きく下回ります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期4.3億円1.5億円34.3%
2022/03期2.2億円7,800万円35.6%
2023/03期5,100万円2,000万円39.2%
2024/03期8,900万円4,700万円52.8%
2025/03期7,200万円2,900万円40.3%

税引前利益は2021/03期の4.26億円から2025/03期には7,100万円へ大幅に縮小しています。実効税率は2024/03期に52.8%と高水準でしたが、これは利益水準が小さいため固定的な税額の影響が相対的に大きくなったためです。2026/03期は利益回復に伴い37.5%程度に正常化する見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

(株)コモ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓(原材料費高騰によりFY2023以降の営業利益が大幅に縮小しているが、FY2026/3は倍増の回復見通し)
配当
少なめ
1株 7円
安全性
安定
自己資本比率 76.3%(FY2024/3に有利子負債35億円が発生したが自己資本比率は43%台を維持)
稼ぐ力
普通
ROE 2.4%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「イタリア生まれの天然酵母パネトーネ種で、日本のロングライフパン市場を開拓するスタンダード企業」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU