2130プライム

(株)メンバーズ

Members Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月25日

ROE6.0%
BPS461.3円
自己資本比率53.7%
FY2025/3 有報データ

デジタルクリエイターの力で、日本企業のDXを加速する。人の力×テクノロジーで社会を変える

日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする

この会社ってなに?

大手企業のWebサイトやアプリの裏側で、デザイン・開発・マーケティングを担うプロ集団です。例えば、あなたが普段使っている大企業のECサイトやスマホアプリのUI改善、SNS運用、デジタル広告の運用などにメンバーズのクリエイターが関わっています。最近はAI・データ活用やサステナビリティ領域のDX支援にも力を入れています。

メンバーズは1995年設立のデジタルビジネス支援企業です。専門スキルを持つデジタルクリエイター(DC)がチームを組み、大手企業のDX推進を常駐型で支援するビジネスモデルが特徴。FY2025/3は売上収益223億円(前年比+9.1%)を達成し過去最高売上を更新、営業利益も4.9億円と黒字回復しました。FY2026/3は売上収益244億円・営業利益14億円を見込み、収益性の本格回復が期待されています。創業者の剣持忠氏が22.6%を保有する筆頭株主兼会長で、安定した経営基盤を持ちます。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 37階
公式
www.members.co.jp

社長プロフィール

剣持 忠
代表取締役 兼 会長執行役員
ビジョナリー経営者
私たちメンバーズは、デジタルクリエイターの力で日本企業のDXを推進し、社会課題の解決に貢献してまいります。ミッションである『MEMBERSHIP』の精神のもと、お客様と社員の成長を両立させ、持続可能な社会の実現を目指します。

この会社のストーリー

1995
メンバーズ設立

剣持忠氏がダイレクトマーケティング支援会社として設立。インターネット黎明期にデジタル領域へ進出。

2006
名証セントレックスに上場

株式上場を果たし、デジタルマーケティング支援の本格拡大に着手。事業基盤を確立した。

2017
東証一部上場

東証一部(現プライム)への市場変更を実現。大手企業向けDX支援を本格化。

2022
過去最高益を達成

FY2022/3に営業利益18.8億円と過去最高益を記録。デジタルクリエイター型ビジネスモデルが開花した。

2024
先行投資で一時減益

積極的な人材採用とDX新領域への投資により営業利益が0.4億円に急減。将来の成長に向けた踊り場。

2026
収益回復と新たな成長へ

FY2026/3は営業利益14億円を見込み本格回復へ。AI・サステナビリティ領域の強化で次の成長ステージへ。

注目ポイント

デジタルクリエイター約3,000名の専門集団

約3,000名のデジタル人材を擁し、大手企業のDX推進を常駐型で支援。人材の質と量が最大の競争優位性です。平均年齢30歳の若い組織が活力を生みます。

5期連続増配と無借金経営

業績悪化時にも減配せず5期連続増配を実施。配当利回り約3%と高水準。有利子負債ゼロの無借金経営で財務安全性も高い銘柄です。

利益回復期の成長株

FY2024/3の減益から回復フェーズに入り、FY2026/3は営業利益14億円(約3倍)を見込みます。中期目標の営業利益率10%達成に向け、株価の再評価余地があります。

サービスの実績は?

33
1株当たり配当金
FY2026予想
+3.1% YoY
+9.1%
売上収益成長率
FY2025実績 (YoY)
2,967
連結従業員数
2025年3月時点
30
平均年齢
2025年3月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑(FY2024/3は先行投資による一時的な減益。FY2025/3に黒字回復し、FY2026/3は本格的な利益回復を見込む)
配当
少なめ
1株 31円
安全性
安定
自己資本比率 53.7%(有利子負債ゼロの無借金経営。自己資本比率は約50%と健全)
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%
話題性
好評
ポジティブ 50%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
31
方針: 配当金による利益還元を基本方針とし、安定的な配当を目指す
1株配当配当性向
FY2016/35.524.6%
FY2017/37.521.8%
FY2018/39.526.4%
FY2019/311.523.5%
FY2020/31420.8%
FY2021/317.525.1%
FY2022/32523.2%
FY2023/33039.3%
FY2024/331319.3%
8期連続増配
株主優待
なし

当社では現在、株主優待制度は実施しておりません。配当金による利益還元を基本方針としています。

5期連続増配を実施しており、FY2021/3の17.5円からFY2026/3(予想)の33円へと約1.9倍に増加しています。FY2024/3は利益急減にもかかわらず増配を維持(配当性向319%)し、減配しない姿勢を鮮明にしました。利益回復とともにFY2026/3の配当性向は45.3%と適正水準に戻る見通しです。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.0%
業界平均
12.4%
営業利益率下回る
この会社
2.6%
業界平均
11.9%
自己資本比率上回る
この会社
53.7%
業界平均
51.4%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3149億円
FY2023/3177億円
FY2024/3205億円
FY2025/3223億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/37,300万円
FY2025/35.9億円

売上収益はFY2021/3の121億円からFY2025/3の223億円まで5年間で約1.8倍に成長しました。一方、FY2024/3は積極的な人材採用・投資により営業利益が0.4億円まで大幅減益。FY2025/3には4.9億円へ回復し、FY2026/3には営業利益14億円と収益性の本格回復を見込んでいます。売上成長と利益回復の両立が今後の焦点です。

事業ごとの売上・利益

デジタルビジネス運用支援
176億円78.9%)
プロダクト・SaaS
28億円12.6%)
その他(新規事業等)
19億円8.5%)
デジタルビジネス運用支援176億円
利益: 6.1億円利益率: 3.5%

大手企業のWebサイト・アプリ・SNS等のデジタルマーケティング運用を、専門チーム(DGT:デジタルガバメントチーム)が常駐型で支援。売上構成比79%を占める主力事業。

プロダクト・SaaS28億円
利益: 1.2億円利益率: 4.3%

自社プロダクトやSaaS型サービスの開発・提供。ポップインサイト(UXリサーチ)やデータ分析ツール等を展開。売上構成比13%。

その他(新規事業等)19億円
利益: -2.4億円利益率: -12.6%

サステナビリティ支援やAI活用支援など新規領域。先行投資段階で赤字だが、将来の成長ドライバーとして育成中。売上構成比8%。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/320.5%10.4%-
FY2022/326.7%14.5%-
FY2023/316.5%9.7%-
FY2024/32.1%0.9%0.4%
FY2025/36.0%3.9%2.6%

FY2022/3にはROE 23.8%・営業利益率12.6%と高収益体質でしたが、FY2024/3は積極的な人材投資により営業利益率0.2%まで低下しました。FY2025/3は2.2%へ改善し始めており、FY2026/3には営業利益率5.7%(予想ベース)まで回復する見通しです。中期目標のFY2027/3に営業利益率10%回復を掲げています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率53.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
59.2億円

無借金経営を継続しており、有利子負債ゼロの健全な財務体質です。自己資本比率はFY2022/3の56.7%からFY2025/3には49.3%へ低下していますが、これは人材への先行投資や配当支払いによるものです。総資産は約118億円と着実に成長しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+12.1億円
営業CF
投資に使ったお金
-5,000万円
投資CF
借入・返済など
-9.2億円
財務CF
手元に残ったお金
+11.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/30円0円0円0円
FY2022/30円0円0円0円
FY2023/30円0円0円0円
FY2024/35.8億円-1.0億円-11.9億円4.8億円
FY2025/312.1億円-5,000万円-9.2億円11.6億円

営業キャッシュフローはFY2024/3に5.8億円まで減少しましたが、FY2025/3には12.1億円へ回復しました。人材ビジネスのため設備投資が少なく、投資CFはFY2023/3のアジケ買収等を除き小規模です。フリーキャッシュフローは安定的にプラスを維持しており、無借金経営と合わせて財務安全性は高いと言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1デジタルクリエイター(DC)の採用・定着リスク(人材獲得競争の激化)
2大手顧客への依存リスク(特定顧客の契約終了による影響)
3技術変化への対応リスク(AI・自動化による既存サービスの陳腐化)
4景気変動リスク(企業のDX投資予算削減の可能性)
5M&A・子会社化に伴う統合リスク(のれんの減損リスク)
6情報セキュリティリスク(顧客データの漏洩等)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/313.0億円4.7億円36.0%
FY2022/318.6億円4.8億円25.8%
FY2023/313.3億円3.0億円22.6%
FY2024/36,400万円0円0.0%
FY2025/36.0億円1.8億円29.6%

FY2024/3は利益急減により税額がほぼゼロでしたが、FY2025/3に回復し始めています。FY2026/3は税引前利益14億円・税額4.7億円を予想。実効税率は通常時25〜30%程度で推移しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
491万円
従業員数
2,967
平均年齢
30歳
平均年収従業員数前年比
当期491万円2,967-

平均年収は491万円、平均年齢30歳と非常に若い組織です。IT・デジタル領域の専門人材を大量採用する成長企業であり、若手中心の人員構成を反映しています。平均勤続年数4.1年と流動性は高めですが、デジタルクリエイターとして市場価値の高いスキルが身につく点が人材確保の強みです。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主60.6%
浮動株39.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.4%
事業法人等7.8%
外国法人等3.8%
個人その他62.1%
証券会社1.8%

経営者・創業家が28.4%を保有するオーナー経営企業です。 金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 主な安定株主は剣持氏・メンバーズ従業員持株会・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム。

剣持 忠(2,881,226株)22.57%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,068,500株)16.2%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,068,800株)8.37%
メンバーズ従業員持株会(739,902株)5.8%
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(386,800株)3.03%
光通信株式会社(287,200株)2.25%
髙野 明彦(274,727株)2.15%
株式会社晴(250,000株)1.96%
露木 琢磨(152,400株)1.19%
市川 文雄(120,200株)0.94%

創業者・剣持忠氏が22.6%を保有する筆頭株主で、オーナー経営の色彩が強い企業です。信託銀行2社で24.6%を占め機関投資家の関心も高い一方、従業員持株会が5.8%と社員の経営参画意識の高さがうかがえます。DAC(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム)や光通信なども株主に名を連ねています。

会社の公式開示情報

役員報酬

4,080万円
取締役2名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
デジタルビジネス運用支援176億円6.1億円3.5%
プロダクト・SaaS28億円1.2億円4.3%
その他(新規事業等)19億円-2.4億円-12.6%

デジタルビジネス運用支援が売上の79%を占める主力事業で、大手企業向けの常駐型DX支援が収益の柱です。プロダクト・SaaS事業(13%)は利益率4.3%と安定的に貢献しています。新規事業は赤字ですが、サステナビリティやAI領域への先行投資として将来の成長に期待がかかります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 2名(28.6% 男性 5
29%
71%
監査報酬
3,400万円
設備投資額
1.8億円
平均勤続年数(従業員)
4.1
臨時従業員数
25

取締役7名中、女性が2名(28.6%)を占め、社外取締役比率71%と高いガバナンス水準を確保しています。デジタルクリエイター中心のアセットライト型ビジネスのため設備投資は1.8億円と少額です。平均勤続年数4.1年は業界特性を反映しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
FY2024/3の大幅減益は当初計画との乖離が大きかった。FY2025/3は売上目標をやや下回るも黒字回復を果たし、FY2026/3の利益回復が中計達成の鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期業績目標(FY2027/3)
FY2025〜FY2027
営業利益率: 目標 10% 大幅遅れ (2.2% (FY2025))
22%
売上収益: 目標 270億円以上 順調 (223億円 (FY2025))
82.7%
付加価値売上高: 目標 260億円以上 順調 (213億円 (FY2025))
81.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上収益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025232億円223億円-3.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202415億円0億円-97.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

メンバーズはFY2027/3に営業利益率10%への回復を中期目標に掲げています。FY2025/3実績は営業利益率2.2%と目標との乖離が大きいものの、FY2026/3には5.7%(予想)まで改善する見通しです。FY2024/3の計画大幅未達からの信頼回復が進捗中で、3Q累計の好業績が達成可能性を高めています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

メンバーズのTSRは5年間で93.4%と、TOPIXの213.4%を大きく下回るパフォーマンスとなっています。FY2022にはTSR 240.2%とTOPIXを大幅に上回りましたが、FY2024/3の業績悪化で株価が急落。利益回復が本格化すれば、TSRの改善余地は大きいと言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合-6.6%
100万円 →93.4万円
-6.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021185.8万円+85.8万円85.8%
FY2022240.2万円+140.2万円140.2%
FY2023102.5万円+2.5万円2.5%
FY202474.2万円-25.8万円-25.8%
FY202593.4万円-6.6万円-6.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残376,800株
売り残7,400株
信用倍率50.92倍
3/13時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PER 15.2倍はサービス業セクター平均(22.5倍)を下回り、利益回復期待を織り込みつつも割安感があります。配当利回り2.98%はセクター平均を大きく上回ります。信用買い残が37.7万株と多く、信用倍率50.9倍と買い方優位な状況です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +8.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 45%
サービス業 180社中 80位
報道のトーン
50%
好意的
40%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算40%
DX・デジタル人材25%
M&A・子会社化20%
その他15%

最近の出来事

2026年2月3Q決算好調

第3四半期累計の最終損益が5.3億円の黒字に浮上。通期計画の進捗率57%と順調に回復。

2025年12月アジケ買収

金融機関向けUX・UIデザインコンサルのアジケを子会社化。金融DX領域の強化を図る。

2025年5月通期決算

FY2025/3は過去最高売上223億円を達成。営業利益4.9億円と黒字回復を果たした。

(株)メンバーズ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑(FY2024/3は先行投資による一時的な減益。FY2025/3に黒字回復し、FY2026/3は本格的な利益回復を見込む)
配当
少なめ
1株 31円
安全性
安定
自己資本比率 53.7%(有利子負債ゼロの無借金経営。自己資本比率は約50%と健全)
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%
話題性
好評
ポジティブ 50%

「デジタルクリエイターの力で、企業のDXを内側から支えるプライム上場企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU