インフォマート2492
Infomart Corporation
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがレストランで食事をするとき、その食材がスムーズに届けられる裏側でインフォマートのシステムが活躍しているかもしれません。同社は、飲食店が食材を注文したり、スーパーがメーカーに発注したりする作業をデジタル化する『BtoBプラットフォーム』を提供しています。紙の請求書やFAXでのやり取りをなくし、スマホやPCで簡単に取引を完結させることで、多くの企業の業務を効率化しています。あなたが普段利用するお店の円滑な運営を、目に見えないところで支えている会社です。
2025年12月期決算で売上高188.2億円、営業利益28.63億円を達成し、成長軌道にあります。特に翌期は営業利益50.00億円と大幅な伸長を予想しており、利益拡大フェーズへの移行が鮮明です。主力である請求書電子化サービスが好調なことに加え、第一生命HDとの資本業務提携による顧客基盤拡大も期待されます。積極的なM&Aや提携を通じて、提供価値の向上と事業領域の拡大を加速させています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 4.7% | 3.9% | - |
| 2022/12期 | 2.5% | 2.1% | - |
| 2023/12期 | 2.7% | 2.2% | - |
| 2024/12期 | 6.0% | 4.6% | 7.7% |
| 2025/12期 | 16.5% | 11.6% | 15.2% |
| 2025/12期 | 16.5% | 11.6% | 15.2% |
収益性は2022/03期を底に、営業利益率が2025/03期時点で15.2%まで急速に回復・改善しました。売上総利益率の高いクラウド事業の特性に加え、データセンター費用の抑制などコスト構造の最適化が寄与しています。ROEも15.8%まで高まっており、資本効率を重視した経営へ転換していることが示唆されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 98.4億円 | — | 5.4億円 | 2.4円 | - |
| 2022/12期 | 110億円 | — | 2.9億円 | 1.3円 | +11.9% |
| 2023/12期 | 134億円 | — | 3.0億円 | 1.3円 | +21.4% |
| 2024/12期 | 156億円 | 12.0億円 | 6.5億円 | 2.9円 | +17.0% |
| 2025/12期 | 188億円 | 28.6億円 | 19.2億円 | 8.5円 | +20.4% |
インフォマートは、BtoBプラットフォームの提供により売上高が堅調に拡大しており、2025/03期には約188億円に達しました。前期比で大幅な増益を達成しており、主力である受発注システムや請求書プラットフォームの導入社数増加が収益を牽引しています。2026/03期予想では売上高約213億円、営業利益50億円を見込むなど、成長軌道が鮮明となっています。 【2025/12期実績】売上188億円(前期比20.4%)、営業利益29億円、純利益19億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
主力事業である「BtoBプラットフォーム」は請求書や受発注のクラウドサービスとして120万社以上の利用実績を誇ります。事業リスクとしては、競合他社の参入や市場競争の激化、および技術革新に伴うシステム刷新コストの増大が継続的に開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 110億円 | — | 110億円 | +0.1% |
| 2023期 | 129億円 | — | 134億円 | +3.3% |
| 2024期 | 161億円 | — | 156億円 | -2.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 1億円 | — | 5億円 | +426.0% |
| 2023期 | 3億円 | — | 8億円 | +176.7% |
| 2024期 | 10億円 | — | 12億円 | +20.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標として追跡します。2022期、2023期ともに営業利益予想を大幅に上回って着地しており、保守的な予想を大きく超える実績を出す傾向にあります。売上高はほぼ計画通りに進捗する一方で、利益面での上振れが目立ちます。2026期も売上高213.5億円、営業利益50.00億円という過去最高の業績予想を掲げており、利益拡大フェーズへの移行が達成できるかが最大の焦点です。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
第一生命ホールディングスより174億円の出資を受け、資本業務提携を締結。
株式会社invoxと業務提携し、AIを活用した次世代請求書サービスの開発を開始。
通期連結業績予想を修正し、営業利益28.63億円を見込むなど大幅な増益を報告。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
同社は無借金経営を継続してきましたが、2024/03期以降は成長投資等の資金需要に伴い有利子負債を導入し、2025/03期時点では約55億円の有利子負債を計上しています。自己資本比率は66.8%と依然として高水準を維持しており、財務健全性は良好です。資産の多くを流動資産が占めるクラウド企業らしい構成となっています。 【2025/12期】総資産182億円、純資産122億円、自己資本比率66.8%、有利子負債23億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 16.8億円 | 18.0億円 | 5.3億円 | 1.3億円 |
| 2022/12期 | 9.9億円 | 9.8億円 | 3.0億円 | 400万円 |
| 2023/12期 | 18.3億円 | 17.9億円 | 12.1億円 | 3,200万円 |
| 2024/12期 | 20.7億円 | 29.1億円 | 2.1億円 | 8.4億円 |
| 2025/12期 | 46.7億円 | 31.0億円 | 2.8億円 | 15.7億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、2025/03期には約47億円を創出しました。システム開発等の投資キャッシュフローが継続的に発生しているものの、直近では営業CFの大幅な伸びによりフリーキャッシュフローが約16億円の黒字へ転換しました。事業成長に伴うキャッシュ創出能力が着実に向上しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は8.3%と依然として低い水準にあり、今後多様性の向上が課題です。監査体制については年間4,200万円の監査報酬を投じており、企業規模に応じた適正かつ厳格な監査環境を確保しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 668万円 | 856人 | - |
従業員の平均年収は668万円で、ソフトウェア・サービス業界としては堅実な給与水準を維持しています。デジタル化の進展に伴う人材獲得競争が激化する中、専門的なスキルを持つエンジニアやセールス職の確保に向けた報酬設計がなされています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、2021年をピークとした株価の大幅な調整が主な要因です。高い成長期待から株価が先行して上昇したものの、その後の金利上昇局面などでグロース株全体が売られた影響を大きく受けました。ただし、直近の業績回復と株価の反発により、今後はTOPIXを上回るパフォーマンスへの転換が期待されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 5.9円 | 127.0% |
| 2017/12期 | 6.54円 | 206.3% |
| 2018/12期 | 7.34円 | 54.0% |
| 2019/12期 | 7.41円 | 100.0% |
| 2020/12期 | 3.71円 | 83.6% |
| 2021/12期 | 1.43円 | 60.6% |
| 2022/12期 | 0.72円 | 57.6% |
| 2023/12期 | 0.97円 | 74.0% |
| 2024/12期 | 1.74円 | 60.0% |
| 2025/12期 | 5.44円 | 64.1% |
現在、株主優待制度は実施していません。
同社は利益成長に合わせた株主還元を重視しており、単独配当性向50%を目標とした積極的な配当政策を採用しています。業績拡大に伴い、直近では1株あたり配当金が5.44円まで増加するなど増配基調にあります。今後も収益性の向上と並行して、株主への還元強化を図る方針です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 195.3万円 | 95.3万円 | 95.3% |
| 2022期 | 136.5万円 | 36.5万円 | 36.5% |
| 2023期 | 150.7万円 | 50.7万円 | 50.7% |
| 2024期 | 131.8万円 | 31.8万円 | 31.8% |
| 2025期 | 144.1万円 | 44.1万円 | 44.1% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRともにサービス業界平均を上回っており、市場からの成長期待が高いことがうかがえます。時価総額も1,000億円を超え、業界内で一定のプレゼンスを確立しています。信用倍率は2.47倍と均衡しており、短期的な需給の偏りは限定的です。今後の決算で高い成長期待に応え続けられるかが、株価を維持・上昇させる上での鍵となります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 10.2億円 | 4.8億円 | 47.3% |
| 2022/12期 | 4.7億円 | 1.8億円 | 38.5% |
| 2023/12期 | 6.3億円 | 3.3億円 | 52.8% |
| 2024/12期 | 11.9億円 | 5.3億円 | 44.8% |
| 2025/12期 | 28.4億円 | 9.1億円 | 32.2% |
実効税率は年度によって変動がありますが、直近では利益水準の向上に伴い、おおむね法定実効税率に近い水準で推移しています。2023/03期などは特殊要因等により一時的に税負担率が上昇したものの、業績の安定化とともに納税額も増加傾向にあります。将来的な利益成長が見込まれる中で、適切な税務管理が継続される見通しです。
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インフォマート まとめ
「『食』のDXから始まり、今や日本中の請求書インフラを目指すBtoBプラットフォーマー」
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