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WDBホールディングス2475

WDB HOLDINGS CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 62.5円
安全性
安定
自己資本比率 76.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 20%

この会社ってなに?

あなたが普段使う薬や、口にする食品。これらが安全で効果があるか、発売前に多くの研究開発が行われています。その研究室では、専門知識を持つ「白衣の研究者」たちが働いていますよね。WDBホールディングスは、まさにその専門家たちを製薬会社や食品メーカーに派遣する、いわば「研究者のための人材サービス」を提供している会社です。新しい薬の開発がスムーズに進むのも、同社のような企業が裏側で支えているからかもしれません。

理学系研究職の人材派遣で国内トップシェアを誇る企業。2024期は売上高511.4億円(前期比7.4%増)、営業利益50.68億円(同8.0%減)で着地しました。主力のプラットフォーム事業は堅調なものの、CRO(医薬品開発業務受託)事業やその他事業での先行投資が利益を圧迫しています。2025期は売上横ばいの511.4億円、営業利益はさらに減益の42.30億円を見込んでおり、投資フェーズが続く見通しです。一方で配当性向40%を掲げるなど株主還元姿勢を強化しており、将来の収益化が株価の鍵となります。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
兵庫県神戸市中央区江戸町101番地

サービスの実績は?

7.4%
売上高成長率 (YoY)
2024期実績
+3.7pt vs FY2023
-8.0%
営業利益成長率 (YoY)
2024期実績
-22.5pt vs FY2023
62.5
1株当たり配当金
2024期実績
+21.4% YoY
40.2%
配当性向
2024期実績
+11.6pt vs FY2023
15.1%
配当金5年間成長率 (年率)
Investing.com調べ
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2020/03期15.3%11.1%-
2021/03期17.3%12.9%-
2022/03期13.1%10.1%-
2023/03期11.9%9.3%11.1%
2024/03期9.5%7.5%9.9%
3Q FY2026/37.1%(累計)5.4%(累計)9.3%

当社の収益性は、高付加価値な理学系専門人材の派遣ビジネスにより長年高い水準を維持してきました。しかし、営業利益率は2022/03期の13.5%から2024/03期には9.9%まで低下しており、労働集約型ビジネスにおける採用・教育コストの上昇が利益率を圧迫しています。ROEは直近で9.2%まで低下しましたが、安定した事業基盤を背景に依然として堅実な収益力を有しています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2020/03期441億円34.0億円171.8円-
2021/03期469億円41.7億円211.3円+6.2%
2022/03期476億円35.4億円179.8円+1.5%
2023/03期493億円54.7億円35.5億円180.7円+3.6%
2024/03期511億円50.7億円30.5億円155.4円+3.7%

WDBホールディングスは、理学系研究職への特化を強みとする人材派遣業を中核に据え、売上高は511億円規模まで順調に拡大してきました。しかし、近年は人材獲得競争の激化や人件費の高騰により利益面での重石となっており、営業利益は減少傾向にあります。2025年3月期も先行投資や採用コストの増加を見込み、減益基調を予測する慎重な業績計画となっています。 【3Q 2026/03期実績】売上381億円(通期予想比75%)、営業利益36億円(同84%)、純利益23億円(同94%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.1%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率下回る
この会社
9.3%
業界平均
9.6%
自己資本比率上回る
この会社
76.6%
業界平均
53.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億3,334万円
取締役3名の合計

理学系研究職の人材派遣を中心にCRO(医薬品開発受託)等の事業を展開しており、ニッチトップ戦略による安定的な収益基盤が特徴です。一方で、労働法規の改正や派遣需要の変動が直接的な事業リスクとして開示されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上・利益目標は高いが、先行投資で利益が伸び悩み計画は実質リセット。予想精度も不安定。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧)中長期経営計画(第一回)
2023期~2027期
売上高: 目標 1,000億円 未達 (493.0億円)
49.3%
経常利益: 目標 100億円 未達 (56.4億円)
56.4%
中長期経営計画(2025年3月期~2029年3月期)
2025期-2029期
売上高: 目標 1,000億円 やや遅れ (511.4億円)
51.1%
経常利益: 目標 100億円 やや遅れ (52.8億円)
52.8%
ROE: 目標 15% やや遅れ (9.2%)
61.3%
(旧)中長期経営計画(2023年3月期~2027年3月期)
2023期-2027期
売上高: 目標 1,000億円 未達 (511.4億円)
51.1%
経常利益: 目標 100億円 未達 (52.8億円)
52.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025予想(予想)48億円42億円-10.9%
FY2024実績55億円51億円51億円-8.2%
FY2023実績51億円55億円+8.4%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024実績510億円511億円511億円+0.3%
FY2023実績473億円476億円+0.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2022年に公表した中長期計画は、2024年に新たな計画として実質的に仕切り直されました。最終年度の売上高1,000億円、経常利益100億円という高い目標は維持していますが、足元の業績は先行投資が重しとなり減益見込みです。特に営業利益予想は下方修正が続いており、計画達成には既存事業の収益性改善と、M&Aを含む新規事業の早期収益化が急務となります。ROE15%の目標に対しても、現状(9.2%)は大きな乖離があり、道のりは険しいと言えます。

最新ニュース

中立
5/14 · WDBホールディングス公式サイト
中立
26年3月期第1四半期連結決算を発表、経常損益は23.59億円
8/8 · 株予報Pro

どんな話題が多い?

決算・業績50%
株主還元25%
組織再編15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 +5.2%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 42%
サービス業 2400社中 1008位
報道のトーン
20%
好意的
60%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月株主還元

設立40周年を記念し、QUOカード配布による特別優待を実施し、配当利回りの向上を図りました。

2026年2月業績発表

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比10.5%減となる36.7億円を発表し、株価の重石となりました。

2025年11月事業再編

中長期経営戦略の一環としてグループ内の組織再編を進め、収益効率の最大化に向けた体制変更を実施しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率76.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
337億円
会社の純資産

財務健全性は極めて良好で、有利子負債ゼロの無借金経営を継続しており、自己資本比率は76.4%と高い安全性を誇ります。手元流動性を確保しつつ、積極的なM&Aや成長投資を推進できる強固な財務体質です。潤沢なネットキャッシュを背景に、さらなる事業拡大や株主還元を両立できる環境が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産416億円、純資産337億円、自己資本比率76.6%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+43.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-33.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-14.2億円
借入・返済など
Free CF
+10.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2020/03期42.0億円1.2億円9.0億円40.8億円
2021/03期40.3億円61.0億円8.7億円20.8億円
2022/03期35.5億円3.4億円13.1億円32.1億円
2023/03期44.9億円7.1億円12.4億円37.8億円
2024/03期43.7億円33.3億円14.2億円10.3億円

安定した営業キャッシュフローを創出しており、本業による稼ぐ力は健在です。2022/03期や2024/03期に見られる投資キャッシュフローのマイナス拡大は、成長投資やM&Aを積極的に実施したことによる結果であり、将来の収益源確保に向けた前向きな支出といえます。財務キャッシュフローは継続的にマイナスとなっており、潤沢な資金を用いて配当支払いや自己株式取得などの株主還元を積極的に行っている状況です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 1名(12.5% 男性 7
13%
88%
監査報酬
5,851万円
連結子会社数
15
設備投資額
35.5億円
平均勤続年数(従業員)
15.54
臨時従業員数
635

女性役員比率は12.5%であり、多様性の確保に向けた取り組みが進行中です。監査等委員会設置会社を採用することで監督機能の強化を図っており、連結子会社15社を統括するホールディングス体制として効率的なグループガバナンスの維持に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主66.8%
浮動株33.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.4%
事業法人等51.4%
外国法人等14.9%
個人その他17.6%
証券会社0.7%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は中野商店・BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 三菱UFJ銀行)・光通信。

中野商店株式会社(9,659,600株)49.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,311,900株)6.68%
特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行(675,100株)3.44%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(631,202株)3.21%
光通信株式会社(627,600株)3.2%
中野 敏光(600,000株)3.06%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(551,098株)2.81%
大塚 美樹(480,000株)2.44%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(400,000株)2.04%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(386,600株)1.97%

筆頭株主である中野商店株式会社が49.19%を保有しており、中野敏光氏ら創業家および関連会社による支配力が極めて強固な経営体制です。安定株主比率が高く、市場に流通する浮動株は比較的限定的であると推測されます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1技術革新に伴う省人化・無人化について AIやロボットをはじめとした技術革新に伴い、顧客の省人化・無人化が進むことで、人材サービスの需要が大きく減少した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
708万円
従業員数
5,452
平均年齢
43.09歳
平均年収従業員数前年比
当期708万円5,452-

従業員平均年収は708万円であり、人材派遣業界の中では比較的高水準に位置します。専門性の高い理学系研究職の人材を扱う特性上、質の高いスキルの維持と離職防止を目的とした給与設定が行われていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫して市場平均であるTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。特にTOPIXが大きく上昇した2023期、2024期においても、同社の株価は伸び悩み、差が拡大しました。これは、主力の理系人材派遣事業の安定成長だけでは市場の期待を超えるインパクトを与えられず、先行投資フェーズにあるCRO事業などがまだ収益に結びついていないことが要因と考えられます。株主還元は強化しているものの、株価自体の成長がTSRを押し下げる結果となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
62.5
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期1012.1%
2017/03期1110.6%
2018/03期1710.1%
2019/03期22.515.3%
2020/03期27.517.5%
2021/03期37.521.8%
2022/03期49.523.4%
2023/03期51.528.7%
2024/03期62.540.2%
8期連続増配
株主優待
あり
QUOカード(1,000円相当)
必要株数100株以上(約15万円)
金額相当約1,000円相当
権利確定月3月

同社は企業価値向上を通じた持続的な増配を方針として掲げており、配当性向の目標を従来の30%から40%へ引き上げるなど、株主への還元強化を鮮明にしています。安定した無借金経営を基盤に、長期的な利益成長と配当の安定的な増加を両立させるスタンスをとっています。今後も成長投資とのバランスを考慮しながら、魅力的な利回り水準を維持することを目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2020期初めに100万円を投資した場合
100万円が 100.7万円 になりました (0.7万円)
+0.7%
年度末時点評価額損益TSR
2020期124.9万円24.9万円24.9%
2021期133.0万円33.0万円33.0%
2022期100.8万円0.8万円0.8%
2023期119.9万円19.9万円19.9%
2024期100.7万円0.7万円0.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残50,800株
売り残189,100株
信用倍率0.27倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

業界平均と比較すると、PER・PBRは割安な水準にあり、一方で配当利回りは4.05%と高い魅力があります。これは、市場が同社の成長性に対して慎重な見方をしている一方、株主還元姿勢を評価していることを示唆します。信用倍率は0.27倍と売り残が多く、株価下落を見込む投資家が多い状況ですが、将来的に買い戻しによる株価上昇圧力となる可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2020/03期52.4億円18.4億円35.1%
2021/03期63.9億円22.2億円34.8%
2022/03期56.1億円20.7億円36.9%
2023/03期55.1億円19.6億円35.6%
2024/03期51.0億円20.4億円40.1%

実効税率は概ね35%から43%の間で推移しており、日本の標準的な法人税率に準じた水準です。利益の変動に伴い納税額も変化していますが、特別な税務上の特例や大きな変動要因は見受けられません。今後の予想値においても安定的な税負担を見込んでおり、適正かつ継続的な納税を行っています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

WDBホールディングス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 62.5円
安全性
安定
自己資本比率 76.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 20%

「『白衣の人材派遣』で国内トップ、創薬支援とM&Aで成長エンジンを多角化」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU