2489スタンダード

アドウェイズ

Adways Inc.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE0.2%
BPS345.2円
自己資本比率56.2%
FY2025/3 有報データ

アフィリエイト広告のパイオニアが挑む、『人儲け』を実現する次世代マーケティング企業

全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」という感動を届け、すべての人の可能性をひろげることで、社会の発展に貢献する。

この会社ってなに?

あなたが好きなブロガーの記事や比較サイトで紹介されている商品を見て、「便利そうだから買ってみよう」とリンクをクリックしたことはありませんか?実はその広告リンクの裏側で、アドウェイズのような会社が「どのサイトで紹介されれば商品が売れるか」を考え、広告主とサイト運営者をつないでいます。また、スマートフォンのアプリで遊んでいる時に表示される動画広告なども、同社が手掛けるサービスの一部です。普段何気なく目にしているインターネット広告の多くは、アドウェイズのような企業によって、あなたに最適なタイミングで届けられているのです。

アドウェイズはアフィリエイト広告を主力とするネット広告代理店。FY2025は売上高122.2億円、営業利益2.97億円と、前期の最終赤字から黒字転換を果たしました。FY2026は売上高114.0億円と減収を見込むものの、営業利益は6.00億円への大幅増益を計画しており、収益性改善が課題となっています。近年は中国事業を売却する一方、広告自動配信ツール「UNICORN」の育成に注力し、事業ポートフォリオの再構築を進めています。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
12月
本社
東京都新宿区西新宿五丁目1番1号 住友不動産新宿ファーストタワー5階
公式
www.adways.net

社長プロフィール

山田 翔
山田 翔
代表取締役社長
挑戦者
当社は「人儲け」という経営理念のもと、関わるすべての人の可能性をひろげることを目指しています。スローガンである「なにこれ すげー こんなのはじめて」を全世界に届け、常に新しい価値を創造し続けることで、社会に貢献していきます。

この会社のストーリー

2001
株式会社アドウェイズ設立

岡村陽久氏が大阪で創業。アフィリエイト(成果報酬型)広告事業を開始し、インターネット広告業界に参入した。

2006
東証マザーズ上場、史上最年少での上場社長へ

創業からわずか5年で東証マザーズへ上場。当時、創業者である岡村氏は史上最年少(26歳)の上場企業社長として注目を集めた。

2012
アジア展開を加速

台湾とタイのインターネット広告会社を買収。中国での事業基盤に加え、東南アジアでのサービス展開を本格化させた。

2018
全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」提供開始

広告の費用対効果を全自動で最適化するプラットフォーム「UNICORN」をリリース。テクノロジーカンパニーとしての進化を加速させる。

2020
東証一部へ市場変更

事業の成長と安定性が評価され、東証マザーズから市場第一部へと市場変更を果たし、企業としての信頼性をさらに高めた。

2022
東証プライム市場(後にスタンダード市場)へ移行

東京証券取引所の市場再編に伴い、プライム市場へ移行。その後、上場維持基準への適合計画を経てスタンダード市場へ移行し、持続的成長を目指す。

2023
山田翔氏、新社長就任と中期経営計画策定

創業者の岡村氏から山田翔氏へ社長交代。新たな経営体制のもと、2025年12月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、再成長への舵を切った。

2025
中期経営計画の最終年度へ

営業利益の大幅な増加を目標に掲げ、広告事業の強化と新規事業の育成に注力。目標達成に向けた事業変革と成長戦略を推進している。

注目ポイント

アフィリエイト広告の国内大手

PC・スマートフォン向けアフィリエイト広告の分野で国内大手の地位を確立。長年の実績とノウハウを活かし、安定した事業基盤を築いています。

独自開発の広告配信ツール「UNICORN」

全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」を自社開発し、広告効果の最大化を実現。テクノロジーを駆使して広告業界のDXを推進しています。

増配傾向と株主還元への意識

近年の業績回復に伴い、増配を発表。ユニークな株主優待制度も新設するなど、株主への利益還元に積極的に取り組む姿勢を見せています。

サービスの実績は?

6.42
1株当たり配当金
FY2025実績
+114% YoY
-3.6%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
78.9%
営業利益成長率
FY2025実績 (YoY)
20百万円
翌期営業利益予想
FY2026/12期計画
-93.3% YoY
11,700百万円
翌期売上高予想
FY2026/12期計画
-4.3% YoY

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 6.42円
安全性
安定
自己資本比率 56.2%
稼ぐ力
普通
ROE 0.2%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
6.42
方針: 配当性向目標
1株配当配当性向
FY2016/32.3567.0%
FY2017/32.350.3%
FY2018/32.35903.8%
FY2019/33.4418.0%
FY2020/32.560.1%
FY2021/35.1719.5%
FY2022/314.122.2%
FY2023/35.7723.0%
FY2024/330.3%
FY2025/36.4299.2%
1期連続増配
株主優待
あり
権利確定月12月

配当方針については、業績に応じた利益還元を基本としつつ、安定的な配当の維持を重視しています。FY2024/3は業績悪化により減配しましたが、FY2025/3には業績回復を背景に増配に転じました。今後は収益拡大とあわせた株主還元力の強化が期待されています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
0.2%
業界平均
12.5%
営業利益率下回る
この会社
2.4%
業界平均
11.9%
自己資本比率上回る
この会社
56.2%
業界平均
51.4%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3134億円
FY2023/3135億円
FY2024/3127億円
FY2025/3122億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/31.7億円
FY2025/33.0億円

アドウェイズの業績は、主力のアフィリエイト広告事業が競争激化の影響を受け、売上高は120億円前後で横ばいから微減傾向が続いています。FY2024/3には一時的な収益悪化で最終赤字を計上しましたが、その後はコスト見直し等により収益性の改善を図っています。FY2026/3予想では売上高は114億円を見込むものの、効率化の推進により営業利益の回復基調を維持する計画です。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
0.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
1.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/36.8%4.1%-
FY2022/311.5%9.1%-
FY2023/37.6%3.8%-
FY2024/3-8.4%-2.1%1.3%
FY2025/30.2%1.1%2.4%

収益性は、全盛期の営業利益率10%超から一時的に低下し、FY2024/3には1.3%まで低迷しました。その後は事業ポートフォリオの再編やコスト効率の改善により、FY2025/3には営業利益率が2.4%へと緩やかな回復を見せています。ROEについても一時の低迷を経て、黒字転換に伴い収益性改善に向けた再浮上のフェーズにあります。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率56.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
140億円

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は60%超を維持し、実質無借金経営を継続しています。総資産規模は200億円台前半で安定しており、現預金を中心とした手厚い流動資産を有しています。堅実な財務基盤を背景に、将来の成長投資に向けた余力を十分に確保している状態です。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-8,000万円
営業CF
投資に使ったお金
+1.6億円
投資CF
借入・返済など
-1.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+8,300万円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/39.2億円-2.2億円26.7億円7.1億円
FY2022/33.9億円19.6億円-19.1億円23.4億円
FY2023/35.9億円-9,500万円-28.6億円5.0億円
FY2024/31.9億円1.6億円-2.4億円3.4億円
FY2025/3-8,000万円1.6億円-1.4億円8,300万円

営業キャッシュフローは主力の広告事業の業績変動に左右されており、FY2025/3には一時的なマイナスを計上しました。投資活動においては資産売却等によるプラス貢献がある一方、財務活動では積極的な配当や自己株式の取得などがキャッシュアウトの要因となっています。全体としてフリーキャッシュフローを安定的に創出する体制の再構築が今後の課題です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事業環境の変化へ対応するための投資について 当社グループでは、顧客のニーズに対応したシステムの作り込みや、当社グループで利用する業務管理用のシステムの開発投資を行っております
2役員一覧」に記載のとおりであります
3知的財産権について 当社グループが日常的な事業活動を行う過程において使用しているソフトウエア及びシステムは、第三者の知的財産を侵害するものではないものと認識しておりますが、不測の事態あるいは何らかの不備により、当社グループが所有する又は使用許諾を得ているもの以外の知的財産権を侵害してしまう可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/317.0億円6.7億円39.5%
FY2022/315.1億円0円0.0%
FY2023/313.1億円3.5億円26.4%
FY2024/35.0億円9.8億円193.8%
FY2025/36.1億円3.5億円58.3%

法人税等の支払額は、税引前利益の変動や過年度の繰延税金資産の取り崩しなどにより年ごとに大きく乖離しています。FY2024/3のように利益が大幅に減少した際にも税負担が重くなる会計上の処理が発生し、実効税率が急上昇する傾向が見られました。今後は業績の安定に伴い、より平均的な税負担水準への収束が予想されます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
638万円
従業員数
941
平均年齢
34歳
平均年収従業員数前年比
当期638万円941-

従業員平均年収は638万円であり、インターネット広告業界の水準としては平均的ですが、成果報酬型の事業モデルを主軸としているため、個人の貢献度や部門の業績に応じた評価制度が整備されている点が特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主31.1%
浮動株68.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関5.8%
事業法人等25.3%
外国法人等1.9%
個人その他64.6%
証券会社2.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は伊藤忠商事・博報堂DYホールディングス・博報堂。

岡村 陽久(8,149,300株)20.85%
伊藤忠商事株式会社(4,000,600株)10.24%
株式会社博報堂DYホールディングス(3,639,100株)9.31%
株式会社博報堂(2,837,800株)7.26%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,057,900株)5.27%
山田 翔(2,045,800株)5.24%
西岡 明彦(396,000株)1.01%
松尾 志郎(386,900株)0.99%
楽天証券株式会社共有口(235,200株)0.6%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(158,000株)0.4%

創業者の岡村陽久氏が20.85%を保有する筆頭株主であり、強固なオーナー経営体制を維持しています。次いで伊藤忠商事や博報堂DYホールディングスなど、大手事業会社が上位株主に名を連ねており、業務提携を通じた安定的な経営基盤の構築が図られています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,649万円
取締役5名の合計

アフィリエイト広告を中心とした広告事業と海外展開を主軸としており、広告市況の変動が直接的に業績に反映されやすい特性があります。Google広告等のプラットフォーム依存リスクを低減するため、自社広告配信ツール「UNICORN」の育成や事業多角化によるリスク分散を推進しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.3% 男性 8
27%
73%
監査報酬
5,500万円
連結子会社数
34
設備投資額
5.0億円
平均勤続年数(従業員)
6
臨時従業員数
119

社外取締役を50%登用するほか、女性役員比率も27.0%と高い水準を維持しており、多様な視点を取り入れたガバナンス体制が特徴です。連結子会社34社を抱える企業グループとして、監査体制の強化と経営の透明性向上に取り組んでいます。

会社の計画は順調?

C
総合評価
業績予想のブレが大きく、中期計画も下方修正。計画達成力には課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(見直し後)
FY2023~FY2027
売上高: 目標 20,000百万円 やや遅れ (12,220百万円)
61.1%
営業利益: 目標 2,000百万円 大幅遅れ (297百万円)
14.85%
(旧)中期経営計画
FY2023~FY2025
売上高: 目標 16,000百万円 未達 (12,680百万円)
79.25%
営業利益: 目標 1,000百万円 未達 (166百万円)
16.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20253億円3億円+20.5%
FY20248億円2億円-78.4%
FY202318億円9億円-47.4%
FY202211億円17億円+51.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

アドウェイズは当初、FY2025を最終年度とする中期経営計画を策定していましたが、業績不振により目標を大幅に未達となる見込みから、計画を見直しFY2027まで期間を延長しました。新たな計画では、FY2027に売上高200億円、営業利益20億円を目指します。しかし、過去の業績予想の精度は不安定であり、特にFY2024の営業利益は期初予想を78%も下回るなど、計画の信頼性を見極める必要があります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、FY2023まではTOPIXを上回るパフォーマンスを見せていましたが、FY2024以降はTOPIXを大幅に下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、FY2024以降の業績悪化とそれに伴う株価の低迷が主な要因です。特にFY2024の最終赤字転落と配当減額が、投資家心理を冷やし、TSRを悪化させたとみられます。今後のTSR改善には、中期経営計画の達成による業績回復と株主還元の強化が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+36.4%
100万円 →136.4万円
36.4万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021373.6万円+273.6万円273.6%
FY2022234.5万円+134.5万円134.5%
FY2023239.3万円+139.3万円139.3%
FY2024147.3万円+47.3万円47.3%
FY2025136.4万円+36.4万円36.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残764,200株
売り残173,000株
信用倍率4.42倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月中旬
第2四半期決算発表2026年8月中旬

業界平均と比較すると、PERとPBRは割安な水準にあります。特にPBRは0.77倍と1倍を大きく割り込んでおり、市場からの評価が低いことを示唆しています。一方で配当利回りは業界平均を上回っており、株価の下支え要因となる可能性があります。信用倍率は4.42倍と買い残が多く、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面では上値が重くなる可能性も考えられます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 38%
サービス業 2,300社中 874位
報道のトーン
60%
好意的
25%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
戦略提携・M&A30%
サービス開発15%
株主還元10%

最近の出来事

2025年10月提携・新設

ポケットカードと共同で株式会社シナクルを設立し、金融特化型広告ソリューションへの注力を鮮明化。

2026年2月好決算

2025年12月期決算にて営業利益2.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益2.52億円を達成し黒字化を実現。

2026年3月認定取得

国内上位3%の優良代理店としてGoogle Premier Partnerに認定され、デジタルマーケティング支援の専門性が評価。

最新ニュース

ポジティブ
アドウェイズ、2026年度のGoogle Premier Partnerに認定
3/18 · 日本経済新聞
ポジティブ
アドウェイズとポケットカードが共同で株式会社シナクルを設立
10/15 · 日本経済新聞
ネガティブ
アドウェイズ、今期経常を52%下方修正
10/31 · 株探
ポジティブ
アドウェイズ、前期配当を0.07円増額・今期は0.15円増配へ
1/26 · 株探

アドウェイズ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 6.42円
安全性
安定
自己資本比率 56.2%
稼ぐ力
普通
ROE 0.2%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「アフィリエイト広告の老舗が、中国事業売却でスリム化し、広告自動配信ツールに再起を賭ける」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

サービス業」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU