アドウェイズ2489
Adways Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが好きなブロガーの記事や比較サイトで紹介されている商品を見て、「便利そうだから買ってみよう」とリンクをクリックしたことはありませんか?実はその広告リンクの裏側で、アドウェイズのような会社が「どのサイトで紹介されれば商品が売れるか」を考え、広告主とサイト運営者をつないでいます。また、スマートフォンのアプリで遊んでいる時に表示される動画広告なども、同社が手掛けるサービスの一部です。普段何気なく目にしているインターネット広告の多くは、アドウェイズのような企業によって、あなたに最適なタイミングで届けられているのです。
アドウェイズはアフィリエイト広告を主力とするネット広告代理店。2025期は売上高122.2億円、営業利益2.97億円と、前期の最終赤字から黒字転換を果たしました。2026期は売上高114.0億円と減収を見込むものの、営業利益は6.00億円への大幅増益を計画しており、収益性改善が課題となっています。近年は中国事業を売却する一方、広告自動配信ツール「UNICORN」の育成に注力し、事業ポートフォリオの再構築を進めています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都新宿区西新宿五丁目1番1号 住友不動産新宿ファーストタワー5階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 6.9% | 4.1% | - |
| 2022/12期 | 16.2% | 9.6% | - |
| 2023/12期 | 6.2% | 3.6% | - |
| 2024/12期 | 3.3% | 2.0% | 1.3% |
| 2025/12期 | 1.8% | 1.1% | 2.4% |
| 2025/12期 | 1.8% | 1.1% | 2.4% |
収益性は、全盛期の営業利益率10%超から一時的に低下し、2024/03期には1.3%まで低迷しました。その後は事業ポートフォリオの再編やコスト効率の改善により、2025/03期には営業利益率が2.4%へと緩やかな回復を見せています。ROEについても一時の低迷を経て、黒字転換に伴い収益性改善に向けた再浮上のフェーズにあります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 97.0億円 | — | 10.3億円 | 26.5円 | - |
| 2022/12期 | 134億円 | — | 25.4億円 | 63.5円 | +38.3% |
| 2023/12期 | 135億円 | — | 9.7億円 | 25.1円 | +0.8% |
| 2024/12期 | 127億円 | 1.7億円 | 4.7億円 | -12.1円 | -6.2% |
| 2025/12期 | 122億円 | 3.0億円 | 2.5億円 | 6.5円 | -3.7% |
アドウェイズの業績は、主力のアフィリエイト広告事業が競争激化の影響を受け、売上高は120億円前後で横ばいから微減傾向が続いています。2024/03期には一時的な収益悪化で最終赤字を計上しましたが、その後はコスト見直し等により収益性の改善を図っています。2026/03期予想では売上高は114億円を見込むものの、効率化の推進により営業利益の回復基調を維持する計画です。 【2025/12期実績】売上122億円(前期比-3.7%)、営業利益3.0億円、純利益2.5億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
アフィリエイト広告を中心とした広告事業と海外展開を主軸としており、広告市況の変動が直接的に業績に反映されやすい特性があります。Google広告等のプラットフォーム依存リスクを低減するため、自社広告配信ツール「UNICORN」の育成や事業多角化によるリスク分散を推進しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 3億円 | — | 3億円 | +20.5% |
| 2024期 | 8億円 | — | 2億円 | -78.4% |
| 2023期 | 18億円 | — | 9億円 | -47.4% |
| 2022期 | 11億円 | — | 17億円 | +51.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
アドウェイズは当初、2025期を最終年度とする中期経営計画を策定していましたが、業績不振により目標を大幅に未達となる見込みから、計画を見直し2027期まで期間を延長しました。新たな計画では、2027期に売上高200億円、営業利益20億円を目指します。しかし、過去の業績予想の精度は不安定であり、特に2024期の営業利益は期初予想を78%も下回るなど、計画の信頼性を見極める必要があります。
最新ニュース
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メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
ポケットカードと共同で株式会社シナクルを設立し、金融特化型広告ソリューションへの注力を鮮明化。
2025年12月期決算にて営業利益2.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益2.52億円を達成し黒字化を実現。
国内上位3%の優良代理店としてGoogle Premier Partnerに認定され、デジタルマーケティング支援の専門性が評価。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は非常に高く、自己資本比率は60%超を維持し、実質無借金経営を継続しています。総資産規模は200億円台前半で安定しており、現預金を中心とした手厚い流動資産を有しています。堅実な財務基盤を背景に、将来の成長投資に向けた余力を十分に確保している状態です。 【2025/12期】総資産223億円、純資産140億円、自己資本比率56.2%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 9.2億円 | 2.2億円 | 26.7億円 | 7.1億円 |
| 2022/12期 | 3.9億円 | 19.6億円 | 19.1億円 | 23.4億円 |
| 2023/12期 | 5.9億円 | 9,500万円 | 28.6億円 | 5.0億円 |
| 2024/12期 | 1.9億円 | 1.6億円 | 2.4億円 | 3.4億円 |
| 2025/12期 | 8,000万円 | 1.6億円 | 1.4億円 | 8,300万円 |
営業キャッシュフローは主力の広告事業の業績変動に左右されており、2025/03期には一時的なマイナスを計上しました。投資活動においては資産売却等によるプラス貢献がある一方、財務活動では積極的な配当や自己株式の取得などがキャッシュアウトの要因となっています。全体としてフリーキャッシュフローを安定的に創出する体制の再構築が今後の課題です。
この会社のガバナンスは?
社外取締役を50%登用するほか、女性役員比率も27.0%と高い水準を維持しており、多様な視点を取り入れたガバナンス体制が特徴です。連結子会社34社を抱える企業グループとして、監査体制の強化と経営の透明性向上に取り組んでいます。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 638万円 | 941人 | - |
従業員平均年収は638万円であり、インターネット広告業界の水準としては平均的ですが、成果報酬型の事業モデルを主軸としているため、個人の貢献度や部門の業績に応じた評価制度が整備されている点が特徴です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、2023期まではTOPIXを上回るパフォーマンスを見せていましたが、2024期以降はTOPIXを大幅に下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、2024期以降の業績悪化とそれに伴う株価の低迷が主な要因です。特に2024期の最終赤字転落と配当減額が、投資家心理を冷やし、TSRを悪化させたとみられます。今後のTSR改善には、中期経営計画の達成による業績回復と株主還元の強化が不可欠です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 2.35円 | 67.0% |
| 2017/12期 | 2.35円 | - |
| 2018/12期 | 2.35円 | 903.8% |
| 2019/12期 | 3.44円 | 18.0% |
| 2020/12期 | 2.5円 | 60.1% |
| 2021/12期 | 5.17円 | 19.5% |
| 2022/12期 | 14.1円 | 22.2% |
| 2023/12期 | 5.77円 | 23.0% |
| 2024/12期 | 3円 | - |
| 2025/12期 | 6.42円 | 99.2% |
| 権利確定月 | 12月 |
配当方針については、業績に応じた利益還元を基本としつつ、安定的な配当の維持を重視しています。2024/03期は業績悪化により減配しましたが、2025/03期には業績回復を背景に増配に転じました。今後は収益拡大とあわせた株主還元力の強化が期待されています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 373.6万円 | 273.6万円 | 273.6% |
| 2022期 | 234.5万円 | 134.5万円 | 134.5% |
| 2023期 | 239.3万円 | 139.3万円 | 139.3% |
| 2024期 | 147.3万円 | 47.3万円 | 47.3% |
| 2025期 | 136.4万円 | 36.4万円 | 36.4% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較すると、PERとPBRは割安な水準にあります。特にPBRは0.77倍と1倍を大きく割り込んでおり、市場からの評価が低いことを示唆しています。一方で配当利回りは業界平均を上回っており、株価の下支え要因となる可能性があります。信用倍率は4.42倍と買い残が多く、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面では上値が重くなる可能性も考えられます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 17.0億円 | 6.7億円 | 39.5% |
| 2022/12期 | 15.1億円 | 0円 | 0.0% |
| 2023/12期 | 13.1億円 | 3.5億円 | 26.4% |
| 2024/12期 | 5.0億円 | 9.8億円 | 193.8% |
| 2025/12期 | 6.1億円 | 3.5億円 | 58.3% |
法人税等の支払額は、税引前利益の変動や過年度の繰延税金資産の取り崩しなどにより年ごとに大きく乖離しています。2024/03期のように利益が大幅に減少した際にも税負担が重くなる会計上の処理が発生し、実効税率が急上昇する傾向が見られました。今後は業績の安定に伴い、より平均的な税負担水準への収束が予想されます。
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アドウェイズ まとめ
「アフィリエイト広告の老舗が、中国事業売却でスリム化し、広告自動配信ツールに再起を賭ける」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。