2449スタンダード

(株)プラップジャパン

PRAP Japan,Inc.

最終更新日: 2026年3月20日

ROE2.9%(累計)
BPS1213.0円
自己資本比率71.7%
2Q FY2026/8 決算短信

戦略的コミュニケーションをリードする総合PR会社

日本・アジアにおいてPRを起点にデータを活用し、社会の課題を解決する存在となる

この会社ってなに?

あなたがテレビやウェブニュースで目にする新商品の話題や企業の取り組み、実はその多くがPR会社の仕掛けたものです。プラップジャパンは、企業が社会にメッセージを届けるための戦略を練り、メディアを通じて世の中に広める裏方のプロフェッショナルです。SNSでバズっている話題や、普段何気なく見ているトレンドの裏側で、同社のサービスがあなたの情報収集を形作っているかもしれません。

総合PR会社の老舗であるプラップジャパンは、従来の広報支援にとどまらず、PRオートメーションなどのデータ活用や積極的なM&A(ソーシャルワイヤーの子会社化等)で事業領域を拡大しています。FY2025は売上高73.9億円、営業利益7.18億円を記録し、次期は売上高81.0億円、営業利益8.12億円を見込んでいます。時価総額50億円ながら安定した収益基盤と約3.8%の配当利回りを有し、投資家目線でも底堅いバリュー銘柄としての側面を持っています。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
8月
本社
東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト8階
公式
www.prap.co.jp

社長プロフィール

鈴木 勇夫
鈴木 勇夫
代表取締役社長
戦略的イノベーター
日本およびアジアにおいて、PRを起点にデータを活用し、広報・マーケティング・経営領域の課題解決を目指しています。従来の価値観を尊重しつつ、変化を恐れず新たな価値を提供し続けます。

この会社のストーリー

1970
プラップジャパン創立

PRの専門会社として誕生し、企業のコミュニケーション支援をスタートさせました。

2005
JASDAQ上場を果たし飛躍

総合PR会社としての地位を確立し、2005年7月に新規上場を果たして事業基盤をさらに強固にしました。

2020
PRとテクノロジーの融合

「PRオートメーション」などのDXツールを活用し、IR・PR領域の総合的なデジタル支援を開始しました。

2023
積極的なM&Aによる事業拡大

ソーシャルワイヤーの連結子会社化やポインツシンガポールの子会社化を通じ、海外事業や新規領域への挑戦を加速させています。

2027
売上高100億円を目指す未来

中期経営計画にて、2027年8月期に売上高100億円、営業利益11億円を掲げ、次なる成長ステージへ突き進んでいます。

注目ポイント

業界トップクラスのPR専門集団

各業界・専門分野に精通した数多くのスペシャリストを擁し、企業の経営戦略や財務情報を正確に伝える戦略的コミュニケーションを提供しています。

テクノロジーとM&Aで成長を加速

PRとDXを掛け合わせた新サービスの開発や、20億円規模のM&A投資計画を掲げ、アジア市場も含めた事業基盤の拡大を積極的に進めています。

高水準で安定した配当利回り

予想配当利回りが3.7%〜3.9%程度と高く、事業成長とともに株主への安定的な利益還元を継続している点は投資家にとって大きな魅力です。

サービスの実績は?

20億円
M&A投資予定額
中計期間(〜FY2027)
10億円
新規事業開発投資額
中計期間(〜FY2027)
1
特定子会社化完了
ソーシャルワイヤー(2023年11月)

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 41円
安全性
安定
自己資本比率 71.7%
稼ぐ力
普通
ROE 2.9%(累計)
話題性
普通
ポジティブ 45%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
41
1株配当配当性向
FY2016/83334.8%
FY2017/83531.8%
FY2018/83727.5%
FY2019/83938.3%
FY2020/84091.8%
FY2021/840114.9%
FY2022/840101.9%
FY2023/84040.0%
FY2024/84077.8%
FY2025/84138.2%
9期連続増配
株主優待
なし

なし

同社は成長投資と株主還元のバランスを重視しており、安定的な配当の維持を基本方針としています。利益の成長に伴い配当性向は適正水準へ収束しつつあり、株主還元を重視する姿勢が明確です。約3.8%という高い配当利回りは、同社の安定した収益基盤と将来の配当成長への期待を反映しています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
2.9%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率下回る
この会社
7.3%
業界平均
9.6%
自己資本比率上回る
この会社
71.7%
業界平均
53.4%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/862.7億円
FY2023/866.3億円
FY2024/868.8億円
FY2025/873.9億円
営業利益
FY2022/84.4億円
FY2023/87.3億円
FY2024/85.7億円
FY2025/87.2億円

同社の売上高は2期連続で増収を達成しており、FY2025/3には約74億円に到達するなど成長基盤を拡大させています。営業利益も堅調に推移し、FY2026/3には約8億円を見込むなど収益の積み上げが進んでいます。積極的な事業展開により純利益も大幅に伸長しており、安定した業績成長モデルを確立しつつあります。 【2Q FY2026/8実績】売上36億円(通期予想比44%)、営業利益2.6億円(同32%)、純利益1.5億円(同30%)。

事業ごとの売上・利益

コミュニケーションサービス事業
47.0億円82.8%)
デジタルソリューション事業
7.83億円13.8%)
海外事業
1.91億円3.4%)
コミュニケーションサービス事業47.0億円
利益: 6.34億円利益率: 13.5%

国内PR・広報コンサルティングが中核。メディアリレーション・危機管理等を展開

デジタルソリューション事業7.83億円
利益: -0.4億円利益率: -5.1%

デジタルマーケティング・SNS運用支援。投資先行で赤字

海外事業1.91億円
利益: 1.01億円利益率: 52.9%

中国・東南アジアでのPR事業

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
2.9%(累計)
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
2.1%(累計)
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/811.2%8.2%12.1%
FY2017/812.3%9.1%12.4%
FY2018/813.7%10.1%13.3%
FY2019/89.6%7.4%11.3%
FY2020/84.0%3.3%5.1%
FY2021/83.2%2.5%3.8%
FY2022/83.4%2.6%7.0%
FY2023/88.5%6.6%11.0%
FY2024/84.2%3.3%8.3%
FY2025/88.6%6.8%9.7%
2Q FY2026/82.9%(累計)2.1%(累計)7.3%

収益性については、営業利益率がFY2024/3の8.3%からFY2025/3には9.7%へと改善しており、高効率な経営体制へのシフトが鮮明です。ROE(自己資本利益率)も8.5%へ大きく向上し、資本を効率的に活用した利益創出能力が高まっています。この収益性向上は、広報PR領域における付加価値の高いサービス提供への転換が寄与しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率71.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
56.6億円

財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロという盤石な無借金経営を維持しています。自己資本比率も76.5%と高い水準を保っており、外部環境の変化に強い強固な財務体質を有しています。潤沢な自己資本を背景に、将来的な成長投資や安定的な株主還元を実行できる余力を十分に備えています。 【2Q FY2026/8】総資産72億円、純資産57億円、自己資本比率71.7%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+6.0億円
営業CF
投資に使ったお金
-3.1億円
投資CF
借入・返済など
-3.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+2.8億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/84.3億円-2,500万円-1.5億円4.1億円
FY2017/84.4億円-400万円-2.4億円4.4億円
FY2018/84.8億円-4,200万円-2.3億円4.4億円
FY2019/86.9億円-1,000万円-2.5億円6.8億円
FY2020/83.2億円-2,300万円-1.3億円2.9億円
FY2021/82.2億円-6.9億円-3.1億円-4.7億円
FY2022/84.0億円1.2億円1.6億円5.2億円
FY2023/87.9億円3,600万円-1.9億円8.3億円
FY2024/84.9億円-3,700万円-2.1億円4.5億円
FY2025/86.0億円-3.1億円-3.7億円2.8億円

営業活動によるキャッシュフローはFY2025/3に約6億円となり、本業での稼ぐ力が一段と強まっています。投資キャッシュフローのマイナス拡大は、成長に向けた戦略的なM&Aや子会社化による投資支出が反映されたものです。財務活動によるキャッシュフローのマイナスは配当支払いや借入返済等によるものであり、強固な営業CFを原資とした規律ある資本配分が行われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1メディアへの誤情報提供による信頼関係の毀損
2クライアント機密情報・個人情報の漏洩リスク
3第三者の知的財産権侵害による訴訟リスク
4M&A・新規事業の計画乖離による業績悪化リスク
5景気後退に伴う企業のPR・広報予算の削減

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/86.5億円2.7億円41.7%
FY2017/88.1億円3.7億円45.8%
FY2018/89.2億円3.8億円41.3%
FY2019/87.0億円2.9億円41.8%
FY2020/82.6億円8,600万円33.1%
FY2021/83.4億円2.0億円58.3%
FY2022/84.4億円2.8億円64.4%
FY2023/87.5億円3.1億円41.6%
FY2024/85.8億円3.5億円60.8%
FY2025/87.3億円2.6億円35.0%

FY2024/3の実効税率が一時的に60%超と高水準でしたが、これは税務上の調整や繰延税金資産の影響による一時的な要因です。FY2025/3以降は35%前後の水準に落ち着いており、標準的な税負担範囲内に戻っています。今後は業績拡大に伴う税引前利益の向上により、適正な納税が行われる見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
662万円
従業員数
378
平均年齢
36.3歳
平均年収従業員数前年比
当期662万円378-

従業員平均年収は662万円であり、PR・広告業界の平均水準と比較して専門性の高さを反映した堅実な給与体系を維持しています。近年はPR事業の付加価値向上やDX推進に伴う人材確保のため、継続的な報酬水準の安定化が図られています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主58.2%
浮動株41.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関1%
事業法人等4.1%
外国法人等22.7%
個人その他70.6%
証券会社1.6%

経営者・創業家が約28%を保有するオーナー経営企業です。 安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 Cavendish Square(Omnicom系、21.08%)と創業家の矢島家(矢島婦美子19.94%+矢島さやか8.28%)が合わせて約49%を保有し、グローバルPRネットワークと独立経営のバランスが特徴です。

Cavendish Square Holding B.V.21.08%
矢島婦美子19.94%
野村しのぶ8.88%
矢島さやか8.28%
その他(個人・機関投資家)41.82%

世界最大のPR会社Omnicom Group傘下のFleishman-Hillard(Cavendish Square)が21%を保有。創業家(矢島家)も約28%を保有し、グローバルPRネットワークと独立経営のバランスが特徴。

会社の公式開示情報

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
コミュニケーションサービス事業47.0億円6.34億円13.5%
デジタルソリューション事業7.83億円-0.4億円-5.1%
海外事業1.91億円1.01億円52.9%

主な収益源は戦略的広報(PR)支援およびコンサルティング事業であり、外資系企業を中心とした顧客基盤が強みです。現在はM&Aや新規事業開発を軸とした成長戦略を推進しており、中長期的な収益拡大と市場シェアの確保が経営上の重要課題となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
主力のPR事業が堅調で、M&A効果も寄与し業績予想を上回る推移を見せる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 (2025年8月期〜2027年8月期)
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 100億円 順調 (73.9億円)
73.9%
営業利益: 目標 11億円 やや遅れ (7.18億円)
65.3%
ROE: 目標 8.0% 順調 (6.8%)
85%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202465億円69億円+5.8%
FY202574億円74億円+0.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20246億円6億円+4.0%
FY20256億円7億円+19.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

プラップジャパンは、2027年8月期に向けた中期経営計画で売上高100億円、営業利益11億円を掲げています。既存のPR事業の安定成長に加え、ソーシャルワイヤーの連結子会社化やシンガポール法人の子会社化など、積極的なM&Aがトップライン成長を牽引しています。FY2025の実績は営業利益で事前予想を大きく上回っており、計画達成に向けた進捗は順調に推移しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残231,700株
売り残0株
信用倍率買建のみ
直近データ時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年1月中旬
第2四半期決算発表2026年4月上旬

プラップジャパンは、PER9.4倍、PBR0.89倍と業界平均と比較して割安な水準に放置されています。一方で、配当利回りは約3.8%と高く、下値不安の少ないインカムゲイン狙いの投資家にとって魅力的な水準と言えます。信用買い残が23万株ほど存在するため、短期的な需給の重しになる可能性には留意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +5.2%
メディア数
28
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, MarkeZine, 日本M&Aセンター ほか
業界内ランキング
上位 38%
サービス業 450社中 171位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務30%
M&A・提携35%
経営戦略20%
採用・人事15%

最近の出来事

2024年10月中期経営計画

2027年8月期に売上高100億円を目指す新中期経営計画を策定し、成長基盤の構築を公表しました。

2025年7月資本業務提携

ソーシャルワイヤー社との資本業務提携により、広報支援体制の強化と事業シナジーの創出を図りました。

2025年8月業績発表

2025年8月期の売上高73.9億円、営業利益7.18億円の着実な業績達成を報告しました。

最新ニュース

ポジティブ
8/21 · プラップジャパン公式サイト
中立
6/04 · プラップジャパンIR

(株)プラップジャパン まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 41円
安全性
安定
自己資本比率 71.7%
稼ぐ力
普通
ROE 2.9%(累計)
話題性
普通
ポジティブ 45%

「PRの老舗が、データ活用とM&Aの力で次世代型コミュニケーション企業へ変革中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU