2488スタンダード

JTP

JTP CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE16.2%
BPS643.9円
自己資本比率61.8%
FY2025/3 有報データ

技術力で未来を創る、AI時代のイネイブラー(実現者)

テクノロジーの進化を誰もが享受できる社会を実現する。

この会社ってなに?

あなたが仕事で使うパソコンの調子が悪くなった時、会社のヘルプデスクに問い合わせることがありますよね。その裏側で技術的な問題を解決しているのがJTPのような会社です。また、海外製の有名なソフトウェアや家電製品を購入した際、日本語でスムーズにサポートを受けられるのも、同社がメーカーに代わって支援しているからかもしれません。最近では、ウェブサイトで質問に答えてくれるAIチャットボットなど、普段目にするサービスの裏側でJTPのAI技術「Third AI」が活躍しています。

独立系のIT支援企業で、5期連続の増収増益を達成。2025年3月期は売上高92.1億円、営業利益8.20億円と過去最高を更新し、連続増配も実施しています。特に自社開発のAIソリューション「Third AI」やクラウド支援事業が成長を牽引しており、旺盛なDX需要を背景に、2026年3月期も売上96.3億円、営業利益8.30億円と堅調な成長を見込んでいます。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル
公式
www.jtp.co.jp

社長プロフィール

森 豊
森 豊
代表取締役社長
テクノロジスト
私たちは、技術を通じてお客様のビジネスを可能にする『イネイブラー』となることを目指しています。特にAI分野では自社サービス『Third AI』を核に、お客様の課題解決と新たな価値創造を支援し、社会の発展に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1987
日本サード・パーティ株式会社設立

海外のITベンダーが日本市場へ進出する際の技術サポートを目的として、東京都品川区に会社を設立。グローバルな技術サービスの基盤を築く。

2006
ジャスダック証券取引所に上場

創業から約20年を経て、ジャスダック証券取引所(現・東証スタンダード市場)へ上場。企業の信頼性と成長性が市場に認められた。

2017
AIサービス「Third AI」提供開始

これまでの技術支援の知見を活かし、AIを用いた新サービス「Third AI」の提供を開始。AI時代への対応を本格化させ、新たな事業の柱を構築する。

2022
商号を「JTP株式会社」へ変更

創業35周年を機に、社名を「JTP株式会社」に変更。新たなブランドイメージのもと、さらなる事業拡大と企業価値向上を目指す。

2023
第2次中期経営計画を策定

2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。「イネイブラー」として社会の変革を支えることを宣言し、持続的な成長戦略を明確にする。

2025
コグニザントジャパンと業務提携

AIエージェント開発においてコグニザントジャパンと業務提携。AI活用によるDXの遅れや労働力不足といった社会課題の解決に向けて協業を開始する。

2026
生成AIソリューションを強化

「Third AI 生成AIソリューション」において、新モデルへの対応やミニアプリ追加を積極的に実施。企業の業務効率化を支援するサービスを拡充し続ける。

注目ポイント

独自AIサービス「Third AI」で急成長

AIインテグレーションサービス「Third AI」を軸に、生成AIソリューションを次々と展開。企業のDXを強力に支援し、新たな成長エンジンとなっています。

安定した財務と株主還元

着実な業績拡大を背景に、安定した配当を実施。自己株式取得にも取り組み、株主への還元意識が高い点も魅力です。

時代の変化に対応する柔軟な事業展開

海外ITベンダーの技術サポートから始まり、AIやクラウド、DX支援へと事業をピボット。時代のニーズを的確に捉え、変革を続けることで成長を遂げています。

サービスの実績は?

12.0%
売上高成長率 (YoY)
FY2025
+1.9pt
29.9%
営業利益成長率 (YoY)
FY2025
+2.0pt
8.9%
営業利益率
FY2025
+1.2pt
99.3
1株当たり純利益 (EPS)
FY2025
+15.9% YoY
41
1株当たり配当金
FY2025
5期連続増配
39.6%
配当性向
FY2025
-2.3pt

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 41円
安全性
安定
自己資本比率 61.8%
稼ぐ力
高い
ROE 16.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
41
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
FY2016/31595.8%
FY2017/3101612.9%
FY2018/32055.1%
FY2019/32065.8%
FY2020/32541.1%
FY2021/32143.0%
FY2022/32146.3%
FY2023/33155.1%
FY2024/33642.0%
FY2025/34141.3%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

JTPは、安定的な配当の継続と業績に応じた利益還元を重視する方針を掲げています。近年の業績向上を背景に配当額は継続的に引き上げられており、株主還元への積極的な姿勢がうかがえます。現在は配当性向40%前後を目安としつつ、持続的な成長のための投資とバランスの取れた還元を追求しています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
16.2%
業界平均
12.4%
営業利益率下回る
この会社
8.9%
業界平均
11.9%
自己資本比率上回る
この会社
61.8%
業界平均
51.4%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/370.4億円
FY2023/373.8億円
FY2024/381.2億円
FY2025/392.1億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/36.3億円
FY2025/38.2億円

JTPは、システム開発・運用支援や生成AIソリューションの提供を主力とし、過去5年間で売上高と利益の両面において着実な成長を実現しています。特に生成AI需要の拡大を背景に、FY2025/3期には売上高92億円、当期純利益約5.6億円を達成するなど収益水準が一段と高まりました。FY2026/3期も成長トレンドは継続する見通しであり、高付加価値なITサービスの提供により安定した業績拡大を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
16.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
9.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
8.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/311.5%6.2%-
FY2022/39.4%5.5%-
FY2023/310.7%6.6%-
FY2024/315.5%9.0%7.8%
FY2025/316.2%9.5%8.9%

収益性に関しては、売上構成の変化やDX関連案件の増加に伴い、営業利益率がFY2021/3期の5.6%からFY2025/3期には8.9%へと着実に向上しています。この結果、ROE(自己資本利益率)も15.4%まで高まっており、資本効率の改善が顕著です。経営効率化と高単価な技術サービスの拡充が、収益性の高い体質づくりに大きく貢献しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率61.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
36.5億円

財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロの無借金経営を継続しており、自己資本比率も60%台前半で安定推移しています。潤沢な手元資金を背景に、将来の成長投資や事業拡大への柔軟な対応が可能な強固な財務基盤を構築しています。資産の積み上げと純資産の増大がバランス良く進行しており、長期的な経営の安定感は高い水準にあります。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+7.8億円
営業CF
投資に使ったお金
-7,100万円
投資CF
借入・返済など
-2.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+7.0億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/32.0億円-7,500万円3.0億円1.3億円
FY2022/35.0億円-5,700万円-1.2億円4.5億円
FY2023/35.3億円-3,500万円-1.7億円4.9億円
FY2024/35.5億円-1.0億円-1.5億円4.4億円
FY2025/37.8億円-7,100万円-2.4億円7.0億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは、事業規模の拡大とともに年々増加しており、FY2025/3期には約7.8億円と堅調な創出能力を示しています。投資キャッシュフローはソフトウェア開発やシステム環境への投資が中心であり、抑制的かつ戦略的な支出を行っています。フリーキャッシュフローが安定してプラス圏で推移していることから、配当や自社株買いなどの株主還元を支える十分な資金的余力を有しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1コンプライアンスに関するリスク 当社の事業活動は、国内外の各種法規制の適用を受けております
2顧客からのコストダウン要求について 景況感や企業収益の悪化等によるお客様のIT投資抑制傾向は、コストへの要求やIT投資効果への評価の厳格化となって、当社の扱うシステムやサービスの販売価格低下圧力につながり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
3大規模災害等のリスク 地震等の大規模な自然災害の発生やテロ被害等に見舞われ、当社の設備・インフラへ甚大な損害や人的被害が生じた場合、当社の経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/33.8億円1.2億円30.3%
FY2022/34.7億円2.2億円46.3%
FY2023/34.8億円1.6億円33.8%
FY2024/36.7億円1.8億円27.5%
FY2025/38.3億円2.7億円32.1%

法人税等の支払額は税引前利益の増大に合わせて増加しており、概ね法定実効税率に近い水準で推移しています。FY2022/3期に税率が高く見えますが、これは税務上の調整項目による一時的な影響と考えられます。総じて税務コンプライアンスを遵守し、適正な納税が行われています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
607万円
従業員数
462
平均年齢
36.2歳
平均年収従業員数前年比
当期607万円462-

従業員平均年収は607万円と、IT・サービス業界の平均水準と比較して安定した水準を維持しています。人材育成コンサルティングを自社で展開する強みを活かし、専門性の高いエンジニアやコンサルタントの獲得・維持に努めている背景があります。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主16.5%
浮動株83.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関0.1%
事業法人等16.4%
外国法人等4.6%
個人その他73.7%
証券会社5.2%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は双日テックイノベーション・光通信・JTP従業員持株会。

森 豊(491,253株)8.65%
双日テックイノベーション株式会社(470,000株)8.27%
光通信株式会社(330,000株)5.81%
JTP従業員持株会(310,262株)5.46%
JPモルガン証券株式会社(108,100株)1.9%
外池 榮一郎(102,000株)1.79%
金山 洋志(100,000株)1.76%
槇田 重夫(98,000株)1.72%
佐伯 康雄(81,100株)1.42%
櫛部 興喜(78,100株)1.37%

上位株主に個人投資家や事業会社、従業員持株会が名を連ねており、特定の支配的親会社が存在しない独立性の高い構成です。光通信や双日テックイノベーションなどの事業会社が出資しており、資本業務提携を通じた事業拡大の可能性が示唆されます。

会社の公式開示情報

役員報酬

9,150万円
取締役4名の合計

主な事業としてIT活用支援やセキュリティ、AIソフト開発・保守を展開しており、生成AI分野への積極投資により業績が向上傾向にあります。事業リスクとしては、特定の海外ITベンダーへの依存度や、技術革新に伴う市場競争の激化が挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
設備投資額
8,377万円
平均勤続年数(従業員)
10.4
臨時従業員数
89

取締役の女性比率は12.5%であり、多様な視点の取り入れを模索する段階にあります。監査等委員会設置会社として経営の監督機能と業務執行の効率化を両立させており、時価総額約70〜80億円規模の企業として適切なガバナンス体制を構築しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を上回る着地が続いており、中計達成に向けた進捗は順調。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第2次中期経営計画
FY2024〜FY2027
売上高: 目標 110億円 順調 (92.1億円)
83.7%
営業利益: 目標 10億円 順調 (8.20億円)
82%
ROE: 目標 15%以上 順調 (16%)
106.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20257億円8億円+20.6%
FY20246億円6億円+14.7%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202587億円92億円+5.6%
FY202475億円81億円+8.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2027年3月期を最終年度とする第2次中期経営計画を推進中です。売上高110億円、営業利益10億円、ROE15%以上を目標に掲げています。直近のFY2025実績は売上高92.1億円、営業利益8.20億円と、目標に対して80%を超える高い進捗率を示しており、順調に推移しています。また、近年の業績予想は保守的な傾向があり、期中に上方修正されることが多く、会社側の慎重な見通しを上回る実績を出す実力があります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、ほぼ一貫してTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、好調な業績や増配にもかかわらず、市場全体の成長率に株価の上昇が追いついていないことを示唆します。特に2024年以降はTOPIXが大きく上昇したため、差が拡大しました。株価がPER・PBR面で割安に評価されていることが、TSRが市場平均に劣後する一因と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+80.9%
100万円 →180.9万円
80.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021113.6万円+13.6万円13.6%
FY202292.8万円-7.2万円-7.2%
FY2023141.3万円+41.3万円41.3%
FY2024153.6万円+53.6万円53.6%
FY2025180.9万円+80.9万円80.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残情報なし
売り残情報なし
信用倍率−倍
2026年3月27日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

同業種のサービス業平均と比較すると、PER・PBRともに割安な水準にあります。一方で配当利回りは3.62%と業界平均を大きく上回っており、株価の割安感と配当利回りの高さが魅力と評価できます。時価総額は68億円と小規模であるため、市場全体の動向によっては株価変動が大きくなる可能性があります。直近の信用倍率は不明ですが、今後の需給動向には注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
32
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 18%
サービス業 2,300社中 414位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

生成AIソリューション50%
決算・業績30%
企業統治・役員人事15%
その他5%

最近の出来事

2025年11月上期大幅増益

第2四半期累計の経常利益が前年同期比29.9%増の4.4億円となり、市場予想を上回る成長を見せた。

2026年2月3Q業績好調

2026年3月期第3四半期累計で経常利益が6.4億円に達し、ICT事業が収益を牽引した。

2026年3月経営体制変更

次期成長を見据え、代表取締役の交代を発表し、新たな経営体制へ移行。

JTP まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 41円
安全性
安定
自己資本比率 61.8%
稼ぐ力
高い
ROE 16.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「老舗ITサポート企業が、生成AIの波に乗りDXの『何でも屋』へと変貌中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU