(株)ルネサンス
RENAISSANCE,INCORPORATED
最終更新日: 2026年3月25日
フィットネスから介護まで。すべての世代の健康と生きがいを創造する、業界首位のヘルスケア企業
生きがい創造カンパニー ― 事業活動を通じてすべてのステークホルダーの生きがい創造に貢献する
この会社ってなに?
街中で見かける「スポーツクラブ ルネサンス」や旧「スポーツオアシス」のフィットネスジム・スイミングスクールがルネサンスの主力事業です。お子様のスイミング教室から大人のフィットネス、シニア向けリハビリまで幅広い世代の健康づくりを支援。近年は自治体と連携した介護予防プログラムや、がん患者向けの運動支援センターなど、社会課題の解決にも取り組んでいます。
ルネサンスは1982年設立のスポーツクラブ運営大手です。2024年にスポーツオアシスを買収・統合し、業界首位に躍り出ました。2025年3月期は売上高637億円(前年比+46.1%)と大幅増収を達成。フィットネスクラブ運営に加え、介護リハビリ施設や自治体向け健康事業など、全世代の健康課題にアプローチする総合ヘルスケア企業として成長を続けています。2024-2027中期経営計画では売上高750億円・営業利益55億円を目標に掲げています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア
- 公式
- www.s-renaissance.co.jp
社長プロフィール
生きがい創造カンパニーとして、スポーツと健康を通じてすべての人々の人生を豊かにする。ルネサンスは運動を通じた健康づくりのプロフェッショナルとして、フィットネスから介護予防まで、全世代の健康課題に向き合い続けます。
この会社のストーリー
東京都墨田区でスイミングスクールを開業。子供たちの水泳教育から事業がスタートした。
スイミングスクールを母体に法人化。フィットネスクラブ事業への展開を本格化させた。
東証に株式を上場(初値960円)。全国展開を加速し、総合スポーツクラブチェーンとしての地位を確立。
緊急事態宣言による施設休業で売上が大幅減少。87億円の最終赤字を計上するも、オンラインフィットネスの導入など新たな挑戦を開始。
東急グループ傘下のスポーツオアシスを買収・統合し、フィットネス業界で国内首位の座を獲得。約200施設体制に拡大。
東急スポーツシステムから8施設を承継し、東急沿線エリアへの展開を強化。介護リハビリ事業の買収も相次ぎ、総合ヘルスケア企業への進化が加速。
注目ポイント
スポーツオアシスの統合に加え、東急施設の承継や介護事業の買収を次々に実行。積極的なM&A戦略でフィットネス業界の国内トップ企業に成長しました。
子供のスイミング教室からシニアの介護予防まで、あらゆる世代の健康課題に対応。がん患者向け運動支援センターなど、社会課題にも取り組む先進的な企業です。
100株保有で年4枚の施設利用無料券がもらえます。約11万円の投資でフィットネスクラブを体験でき、4期連続増配と合わせて個人投資家に人気の銘柄です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 25円 | 24.3% |
| FY2017/3 | 28円 | 21.2% |
| FY2018/3 | 33円 | 22.8% |
| FY2019/3 | 35円 | 24.1% |
| FY2020/3 | 26円 | 30.7% |
| FY2021/3 | 2円 | 0.3% |
| FY2022/3 | 6円 | 22.1% |
| FY2023/3 | 8円 | 0.3% |
| FY2024/3 | 10円 | 30.8% |
| FY2025/3 | 12円 | 30.4% |
| 必要株数 | 100株以上(約11万円) |
| 金額相当 | 約3,000円〜15,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
コロナ禍で減配となったFY2021/3の1株2円から、4期連続で増配を実現し、FY2026/3は1株13円(予想)を計画しています。配当性向は約30%を目安としており、業績回復に伴う増配余地があります。加えて、株主優待としてスポーツクラブの施設利用無料券がもらえるため、個人投資家にとって実質利回りが高い銘柄です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
コロナ禍で大きな打撃を受けたFY2021/3から着実に回復し、FY2025/3にはスポーツオアシス統合効果で売上高637億円と前年比+46.1%の大幅増収を達成しました。営業利益も19.5億円と前年比+54.3%の伸びを記録。FY2026/3は売上高670億円・営業利益22億円を見込み、収益回復トレンドが継続しています。
事業ごとの売上・利益
総合スポーツクラブの運営が主力。スポーツオアシス統合により全国約200施設を展開。フィットネス・スイミング・テニスなど多彩なプログラムを提供。売上構成比約88%。
リハビリ特化型デイサービスや介護予防プログラムを展開。自治体との連携事業も拡大中。利益率が高く成長が期待される分野。
法人向け健康経営支援、自治体向け健康事業、がん患者向け運動支援センターなど。新規事業として成長の余地が大きい分野。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -67.8% | -20.9% | - |
| FY2022/3 | 4.3% | 1.3% | - |
| FY2023/3 | -11.3% | -2.7% | - |
| FY2024/3 | 5.3% | 1.2% | 2.9% |
| FY2025/3 | 3.4% | 1.4% | 3.1% |
コロナ禍のFY2021/3に営業利益率-15.2%まで悪化しましたが、FY2025/3には3.1%まで回復しています。中期経営計画では2027年度に営業利益率7.3%を目標としており、オアシス統合によるコスト削減と高付加価値サービスの拡充により、さらなる収益性改善が見込まれます。ROEも6.3%まで回復し、目標の12%に向けて改善が進んでいます。
財務は安全?
スポーツオアシス買収(FY2024/3)に伴い総資産が531億円→554億円に拡大し、有利子負債も282億円に増加しました。自己資本比率は21.8%とやや低い水準ですが、中期経営計画で25%への改善を目標としています。BPSは534.9円で着実に増加しており、財務体質の強化が進んでいます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -54.2億円 | -29.3億円 | 92.7億円 | -83.5億円 |
| FY2022/3 | 38.2億円 | -14.2億円 | -45.5億円 | 24.0億円 |
| FY2023/3 | 16.1億円 | -42.4億円 | 33.5億円 | -26.2億円 |
| FY2024/3 | 48.3億円 | -45.2億円 | 4.4億円 | 3.1億円 |
| FY2025/3 | 35.1億円 | -31.6億円 | 10.9億円 | 3.5億円 |
コロナ禍のFY2021/3に営業CFがマイナスとなりましたが、FY2022/3以降は安定的に営業CFを確保しています。FY2025/3は営業CF 35億円に対し、投資CF -31億円と施設投資を継続。FCFは3.5億円のプラスを維持しており、成長投資と財務安定性のバランスが取れた状態です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -49.0億円 | 0円 | - |
| FY2022/3 | 6.3億円 | 1.2億円 | 18.8% |
| FY2023/3 | 3.1億円 | 14.5億円 | 467.2% |
| FY2024/3 | 5.6億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2025/3 | 12.3億円 | 4.6億円 | 37.5% |
税引前利益はFY2025/3に12.2億円まで回復しました。FY2023/3の実効税率466.9%は繰延税金資産の取り崩しに伴う一時的な影響です。FY2024/3は繰越欠損金の活用により税負担がゼロとなりました。FY2025/3は37.4%と正常化しつつあります。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 555万円 | 1,958人 | - |
平均年収555万円、平均年齢37.9歳と、サービス業界の中では標準的な給与水準です。従業員数は1,958名で、スポーツオアシス統合に伴い人員規模が拡大しています。臨時従業員1,930名を含め、フィットネス施設の現場を支えるスタッフ体制を構築しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はルネサンス従業員持株会氏・DIC・SOMPOホールディングス。
筆頭株主はDIC株式会社(17.82%)で、事業法人を中心とした安定的な株主構成です。第2位のAAGS S3,L.P.はアクティビスト系ファンドで9.96%を保有しています。SOMPOホールディングス(7.64%)、住友生命(4.76%)など大手金融・保険グループも上位に名を連ねます。創業者の齋藤敏一氏(1.66%)や従業員持株会(2.21%)も安定株主として貢献しています。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| フィットネス事業 | 560億円 | 15.2億円 | 2.7% |
| 介護リハビリ事業 | 55億円 | 3.8億円 | 6.9% |
| その他事業 | 22億円 | 0.6億円 | 2.7% |
フィットネス事業が売上の約88%を占める中核事業で、スポーツオアシスとの統合効果が本格化しつつあります。介護リハビリ事業は利益率6.9%と高収益で、高齢化社会における成長ドライバーとして期待されています。法人向け健康経営支援や自治体連携事業など、ヘルスケア領域での多角化も進めています。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役13名中、女性が5名(38.5%)と高い女性比率を実現しています。健康産業を推進する企業として多様性を重視したガバナンス体制を構築。代表取締役社長にも女性(望月美佐緒氏)が就任しており、ダイバーシティ経営のモデル企業として注目されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 630億円 | — | 637億円 | +1.2% |
| FY2024 | 440億円 | — | 436億円 | -0.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ルネサンスは2024-2027中期経営計画でFY2027に売上高750億円・営業利益55億円を目標としています。FY2025実績は売上高637億円と目標の85%に達していますが、営業利益19.5億円は目標55億円の35%にとどまります。今後はオアシス統合のシナジー効果の本格化と、東急施設承継による規模拡大が利益率改善の鍵となります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
ルネサンスのTSRは5年間で107.8%と、TOPIX(213.4%)を大きく下回るパフォーマンスとなっています。コロナ禍からの業績回復が株価には十分に反映されていない状況です。ただし、中計目標の達成やM&A効果の本格化により、今後のリレーティングの余地は大きいと考えられます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 116.7万円 | +16.7万円 | 16.7% |
| FY2022 | 98.9万円 | -1.1万円 | -1.1% |
| FY2023 | 93.7万円 | -6.3万円 | -6.3% |
| FY2024 | 104.9万円 | +4.9万円 | 4.9% |
| FY2025 | 107.8万円 | +7.8万円 | 7.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER 25.7倍はサービス業界平均をやや上回る水準で、成長期待を織り込んだ株価形成となっています。PBR 2.11倍はフィットネス業界としては妥当な水準です。信用倍率0.37倍と売り残が多く、将来の買い戻し(踏み上げ)によるstock価格上昇の可能性があります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
東急スポーツシステムから8施設の運営を承継。7月1日付で東急沿線エリアへの展開を拡大。
通所介護事業の楓の風を100%子会社化。介護リハビリ事業の拡大を加速。
スポーツオアシスとの合併が完了。ブランド統合を段階的に進め、業界首位の座を確立。
最新ニュース
(株)ルネサンス まとめ
ひとめ診断
スポーツクラブ国内最大手。オアシス統合で業界首位へ躍進、全世代の健康を支える成長企業
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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