シダー
CEDAR.Co.,Ltd
最終更新日: 2026年3月30日
リハビリに強み!ご利用者の「自分らしさ」を支え、全国に展開する介護サービスのパイオニア
ご利用者一人ひとりの“自分らしさ”を大切にし、生きる喜びを分かち合える社会を創造します。
この会社ってなに?
あなたのおじいちゃんやおばあちゃんが、日帰りでリハビリやレクリエーションに参加する「デイサービス」や、専門スタッフのサポートを受けながら生活する「有料老人ホーム」を見かけたことはありませんか?シダーは、まさにそうした高齢者向けの介護サービスを全国で提供している会社です。特にリハビリテーションに力を入れており、利用者がいきいきとした毎日を送れるようサポートしています。普段、私たちが目にする介護施設の裏側で、シダーは日本の高齢社会を支える重要な役割を担っているのです。
リハビリに強みを持つ介護サービス企業。FY2025は売上高178.3億円、営業利益8.92億円と増収増益を達成し、過去の赤字から完全にV字回復を果たしました。財務基盤の安定化を受け、FY2025には1株あたり10円への大幅増配を決定し、株主還元姿勢を強化しています。2026年4月には愛知県の同業ダブルエイチオーを9.95億円で買収し、M&Aによる成長戦略を本格化させており、今後のエリア拡大と収益貢献が期待されます。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 福岡県北九州市小倉北区大畠一丁目7番19号
- 公式
- cedar-group.co.jp
社長プロフィール

「ご利用者一人ひとりの“自分らしさ”を大切にし、生きる喜びを分かち合える社会を創造します」という経営理念のもと、心から満足していただける介護サービスの提供に努めております。『Re-born(リボーン)~もう一度、生きるを輝かせる~』をブランドスローガンに、ご利用者本位の介護を追求し、業界のリーディングカンパニーを目指します。
この会社のストーリー
福岡県北九州市にて、福祉事業を目的とした法人を設立。地域に根差した介護サービスの第一歩を踏み出す。
介護保険制度の施行を機に株式会社シダーを設立。デイサービスセンターや訪問介護事業所を開設し、本格的に事業を拡大していく。
事業拡大と社会的信用の向上を目指し、名古屋証券取引所セントレックスと福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場。さらなる成長への基盤を築く。
全国展開を加速させるため、東京証券取引所マザーズへ上場を果たす。これにより、企業としての知名度と資金調達力をさらに高めた。
「もう一度、生きるを輝かせる」をテーマに、新たなブランドスローガン「Re-born」を制定。リハビリテーションを重視する独自のサービス方針を明確にした。
新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の危機に直面。感染対策を徹底しながら、社会インフラとして介護サービスの提供を継続し、社会的な使命を果たす。
愛知県で介護付き有料老人ホームなどを運営する株式会社ダブルエイチオーを子会社化。東海エリアへの本格進出を果たし、さらなる成長戦略を加速させる。
これまでの経験とM&Aによる事業拡大を力に、リハビリテーションを強みとした質の高い介護サービスを全国へ展開。ご利用者本位の介護を追求し続ける。
注目ポイント
「Re-born(リボーン)」をスローガンに、機能訓練やリハビリテーションを重視。利用者が自分らしい生活を取り戻すことをサポートする、質の高い介護サービスを提供しています。
地元福岡から全国へ事業を展開。近年ではM&Aも活用し、東海エリアへ進出するなど、成長戦略を加速させています。
株主への利益還元を重視しており、安定した配当を継続しています。2026年3月期には増配も発表しており、株主還元への積極的な姿勢がうかがえます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2017/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2018/3 | 4円 | 20.5% |
| FY2019/3 | 2円 | 139.9% |
| FY2020/3 | 4円 | 21.9% |
| FY2021/3 | 6円 | 17.8% |
| FY2022/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2023/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 4円 | 22.1% |
| FY2025/3 | 10円 | 25.2% |
現在、株主優待制度は実施していません。
配当方針については、業績連動を基本としつつ、安定的な利益還元を重視する姿勢へ転換しています。赤字期には無配としましたが、FY2025/3には1株あたり10円の配当を実施するなど、業績回復に合わせて積極的に復配・増配を行っています。今後は持続的な成長と配当性向のバランスを考慮した還元方針が期待されます。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
シダーの業績は、リハビリに強みを持つ介護事業の拡大により売上高が堅調に推移しています。FY2022/3からFY2023/3にかけては先行投資やコスト増により純損失を計上しましたが、FY2024/3以降はオペレーションの効率化により営業利益および純利益が回復基調にあります。FY2025/3には純利益が約4.4億円に達し、収益体質が着実に改善しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 24.3% | 2.0% | - |
| FY2022/3 | -19.4% | -1.6% | - |
| FY2023/3 | -19.1% | -1.4% | - |
| FY2024/3 | 2.6% | 1.0% | 4.4% |
| FY2025/3 | 24.3% | 2.2% | 5.0% |
収益性指標は事業環境の変化を反映し、一時的にマイナスとなる局面もありましたが、直近ではROE(自己資本利益率)が約29.7%まで急回復しています。これは、不採算部門の整理と主力の介護・施設サービスにおける稼働率向上が寄与した結果です。営業利益率も約5.0%まで戻り、高付加価値なリハビリ提供による収益力強化が図られています。
財務は安全?
財務健全性については、FY2024/3から有利子負債が約185億円規模で計上されており、負債比率の抑制と自己資本の蓄積が今後の経営課題となっています。純資産は過去の損失影響から回復しつつあり、FY2025/3時点では約15億円まで積み上がりました。資産効率を高めつつ、いかに自己資本比率を改善させるかが、中長期的な安定成長の鍵となります。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 11.4億円 | -20.6億円 | 8.8億円 | -9.3億円 |
| FY2022/3 | 5.1億円 | -14.7億円 | 9.3億円 | -9.6億円 |
| FY2023/3 | 8.0億円 | -3.6億円 | -2.1億円 | 4.4億円 |
| FY2024/3 | 14.7億円 | -4.5億円 | -4.2億円 | 10.3億円 |
| FY2025/3 | 7.8億円 | -1.4億円 | -7.9億円 | 6.3億円 |
営業活動によるキャッシュフローは、介護事業の安定的な運営により継続してプラスを維持し、本業での稼ぐ力を示しています。投資CFは施設開設などの戦略的投資を優先していましたが、近年は抑制傾向にあります。結果としてフリー・キャッシュ・フローは改善しており、借入金返済などの財務改善に充当できる余力が生まれています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 6.7億円 | 2.9億円 | 42.6% |
| FY2022/3 | -5,100万円 | 0円 | - |
| FY2023/3 | 2,400万円 | 3.0億円 | 1250.0% |
| FY2024/3 | 6.5億円 | 4.4億円 | 68.6% |
| FY2025/3 | 6.7億円 | 2.2億円 | 33.5% |
法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、FY2023/3のように利益水準が低い期には実効税率が異常値を示す傾向があります。これは繰延税金資産の取り崩しや税務上の調整などが影響しているためです。直近のFY2025/3では税引前利益約6.7億円に対し税負担が約2.2億円となり、適正な水準へ回帰しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 447万円 | 1,339人 | - |
従業員の平均年収は447万円であり、介護業界の中堅水準に位置しています。人手不足を背景とした介護職員への処遇改善や人件費の増加が、利益率を圧迫する要因の一つとなっています。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は大和ハウス工業・シダー取引先持株会。
大株主に創業者の山崎嘉忠氏(25.4%)が名を連ねており、経営に対する創業者の支配力が依然として強い構成です。また、大和ハウス工業(7.99%)などの事業法人や持株会が安定株主として存在し、長期的な関係性を維持しています。
会社の公式開示情報
役員報酬
主力のデイサービスや有料老人ホーム運営に加え、M&Aによる事業拡大を推進しています。事業上の主なリスクとして、介護報酬改定による収益変動や、慢性的な介護スタッフの人材確保の難しさが挙げられます。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は12.5%と向上余地がある段階です。経営の透明性を確保するため過半数が独立役員で構成される任意の指名・報酬委員会を設置し、ガバナンス体制の強化を図っています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 175億円 | 178億円 | 178億円 | +2.0% |
| FY2024 | 173億円 | — | 173億円 | -0.1% |
| FY2023 | 166億円 | — | 164億円 | -1.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 8億円 | 9億円 | 9億円 | +15.8% |
| FY2024 | 8億円 | — | 8億円 | +1.2% |
| FY2023 | 5億円 | — | 1億円 | -72.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は現在、正式な中期経営計画を策定していません。これは、介護保険制度改正など外部環境の不確実性が高いことを理由としています。そのため、投資家は単年度の業績予想を計画達成能力の判断材料とする必要があります。過去の業績予想を見ると、売上高は比較的堅調なものの、人件費の増加などの影響で利益予想が大幅に下振れする傾向がありました。ただし、直近のFY2025は予想を上回る着地を見せており、収益管理能力の改善が見られます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2021を除き、シダーのTSRはTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。これは、FY2022、FY2023の無配転落と、それに伴う株価の長期的な低迷が主な要因です。FY2025は大幅増配と株価回復でTSRが改善しましたが、依然として市場平均には及んでいません。今後、安定した業績成長と継続的な増配を通じて、TOPIXを上回るTSRを実現できるかが課題です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 198.2万円 | +98.2万円 | 98.2% |
| FY2022 | 109.6万円 | +9.6万円 | 9.6% |
| FY2023 | 106.0万円 | +6.0万円 | 6.0% |
| FY2024 | 155.7万円 | +55.7万円 | 55.7% |
| FY2025 | 153.3万円 | +53.3万円 | 53.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER、PBRともに業界平均を大きく下回っており、株価は割安水準にあると評価できます。一方、配当利回りは4.52%と業界平均を大幅に上回っており、高配当利回り銘柄としての魅力があります。時価総額は25億円と小規模であり、個人投資家の売買が株価に与える影響が比較的大きいと考えられます。信用買残は売り残を上回っており、将来の売り圧力には注意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
介護付有料老人ホーム運営の株式会社ダブルエイチオーを9億9500万円で買収し、事業拡大を加速。
最終利益予想の上方修正と配当予想の増額を発表し、市場の注目を集め株価が急伸。
人件費増加に伴う利益率の低下が響き、経常利益36%減益の決算を発表。
最新ニュース
シダー まとめ
ひとめ診断
「リハビリ特化の介護施設運営会社が、赤字脱却からのV字回復を経て、M&Aで再成長を目指す堅実なベテラン」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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