2435スタンダード

シダー

CEDAR.Co.,Ltd

最終更新日: 2026年3月30日

ROE24.3%
BPS132.3円
自己資本比率7.4%
FY2025/3 有報データ

リハビリに強み!ご利用者の「自分らしさ」を支え、全国に展開する介護サービスのパイオニア

ご利用者一人ひとりの“自分らしさ”を大切にし、生きる喜びを分かち合える社会を創造します。

この会社ってなに?

あなたのおじいちゃんやおばあちゃんが、日帰りでリハビリやレクリエーションに参加する「デイサービス」や、専門スタッフのサポートを受けながら生活する「有料老人ホーム」を見かけたことはありませんか?シダーは、まさにそうした高齢者向けの介護サービスを全国で提供している会社です。特にリハビリテーションに力を入れており、利用者がいきいきとした毎日を送れるようサポートしています。普段、私たちが目にする介護施設の裏側で、シダーは日本の高齢社会を支える重要な役割を担っているのです。

リハビリに強みを持つ介護サービス企業。FY2025は売上高178.3億円、営業利益8.92億円と増収増益を達成し、過去の赤字から完全にV字回復を果たしました。財務基盤の安定化を受け、FY2025には1株あたり10円への大幅増配を決定し、株主還元姿勢を強化しています。2026年4月には愛知県の同業ダブルエイチオーを9.95億円で買収し、M&Aによる成長戦略を本格化させており、今後のエリア拡大と収益貢献が期待されます。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
福岡県北九州市小倉北区大畠一丁目7番19号
公式
cedar-group.co.jp

社長プロフィール

座小田 孝安
座小田 孝安
代表取締役社長
堅実派
「ご利用者一人ひとりの“自分らしさ”を大切にし、生きる喜びを分かち合える社会を創造します」という経営理念のもと、心から満足していただける介護サービスの提供に努めております。『Re-born(リボーン)~もう一度、生きるを輝かせる~』をブランドスローガンに、ご利用者本位の介護を追求し、業界のリーディングカンパニーを目指します。

この会社のストーリー

1981
株式会社シダーの前身となる法人を設立

福岡県北九州市にて、福祉事業を目的とした法人を設立。地域に根差した介護サービスの第一歩を踏み出す。

2000
株式会社シダー設立、介護保険制度開始と共に事業本格化

介護保険制度の施行を機に株式会社シダーを設立。デイサービスセンターや訪問介護事業所を開設し、本格的に事業を拡大していく。

2004
名証セントレックス、福証Q-Boardへ上場

事業拡大と社会的信用の向上を目指し、名古屋証券取引所セントレックスと福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場。さらなる成長への基盤を築く。

2005
東京証券取引所マザーズへ上場

全国展開を加速させるため、東京証券取引所マザーズへ上場を果たす。これにより、企業としての知名度と資金調達力をさらに高めた。

2013
ブランドスローガン「Re-born」を制定

「もう一度、生きるを輝かせる」をテーマに、新たなブランドスローガン「Re-born」を制定。リハビリテーションを重視する独自のサービス方針を明確にした。

2020
コロナ禍での挑戦と事業継続

新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の危機に直面。感染対策を徹底しながら、社会インフラとして介護サービスの提供を継続し、社会的な使命を果たす。

2026
M&Aによる事業エリア拡大

愛知県で介護付き有料老人ホームなどを運営する株式会社ダブルエイチオーを子会社化。東海エリアへの本格進出を果たし、さらなる成長戦略を加速させる。

未来
高齢社会を支えるリーディングカンパニーへ

これまでの経験とM&Aによる事業拡大を力に、リハビリテーションを強みとした質の高い介護サービスを全国へ展開。ご利用者本位の介護を追求し続ける。

注目ポイント

リハビリに強みを持つ介護サービス

「Re-born(リボーン)」をスローガンに、機能訓練やリハビリテーションを重視。利用者が自分らしい生活を取り戻すことをサポートする、質の高い介護サービスを提供しています。

M&Aによる積極的な全国展開

地元福岡から全国へ事業を展開。近年ではM&Aも活用し、東海エリアへ進出するなど、成長戦略を加速させています。

安定した配当実績

株主への利益還元を重視しており、安定した配当を継続しています。2026年3月期には増配も発表しており、株主還元への積極的な姿勢がうかがえます。

サービスの実績は?

178.3億円
連結売上高
FY2025実績
+3.1% YoY
8.92億円
連結営業利益
FY2025実績
+16.3% YoY
4.44億円
連結当期純利益
FY2025実績
+118.7% YoY
10
1株当たり配当金
FY2025実績
+150% YoY
1
M&A実施件数
FY2026

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 10円
安全性
注意
自己資本比率 7.4%
稼ぐ力
高い
ROE 24.3%
話題性
普通
ポジティブ 45%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
10
方針: 配当性向25%目標
1株配当配当性向
FY2016/300.0%
FY2017/300.0%
FY2018/3420.5%
FY2019/32139.9%
FY2020/3421.9%
FY2021/3617.8%
FY2022/300.0%
FY2023/300.0%
FY2024/3422.1%
FY2025/31025.2%
1期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針については、業績連動を基本としつつ、安定的な利益還元を重視する姿勢へ転換しています。赤字期には無配としましたが、FY2025/3には1株あたり10円の配当を実施するなど、業績回復に合わせて積極的に復配・増配を行っています。今後は持続的な成長と配当性向のバランスを考慮した還元方針が期待されます。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
24.3%
業界平均
12.3%
営業利益率下回る
この会社
5.0%
業界平均
11.9%
自己資本比率下回る
この会社
7.4%
業界平均
51.6%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3157億円
FY2023/3164億円
FY2024/3173億円
FY2025/3178億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/37.7億円
FY2025/38.9億円

シダーの業績は、リハビリに強みを持つ介護事業の拡大により売上高が堅調に推移しています。FY2022/3からFY2023/3にかけては先行投資やコスト増により純損失を計上しましたが、FY2024/3以降はオペレーションの効率化により営業利益および純利益が回復基調にあります。FY2025/3には純利益が約4.4億円に達し、収益体質が着実に改善しています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
24.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
2.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/324.3%2.0%-
FY2022/3-19.4%-1.6%-
FY2023/3-19.1%-1.4%-
FY2024/32.6%1.0%4.4%
FY2025/324.3%2.2%5.0%

収益性指標は事業環境の変化を反映し、一時的にマイナスとなる局面もありましたが、直近ではROE(自己資本利益率)が約29.7%まで急回復しています。これは、不採算部門の整理と主力の介護・施設サービスにおける稼働率向上が寄与した結果です。営業利益率も約5.0%まで戻り、高付加価値なリハビリ提供による収益力強化が図られています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率7.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
185億円
会社の純資産
15.0億円

財務健全性については、FY2024/3から有利子負債が約185億円規模で計上されており、負債比率の抑制と自己資本の蓄積が今後の経営課題となっています。純資産は過去の損失影響から回復しつつあり、FY2025/3時点では約15億円まで積み上がりました。資産効率を高めつつ、いかに自己資本比率を改善させるかが、中長期的な安定成長の鍵となります。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+7.8億円
営業CF
投資に使ったお金
-1.4億円
投資CF
借入・返済など
-7.9億円
財務CF
手元に残ったお金
+6.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/311.4億円-20.6億円8.8億円-9.3億円
FY2022/35.1億円-14.7億円9.3億円-9.6億円
FY2023/38.0億円-3.6億円-2.1億円4.4億円
FY2024/314.7億円-4.5億円-4.2億円10.3億円
FY2025/37.8億円-1.4億円-7.9億円6.3億円

営業活動によるキャッシュフローは、介護事業の安定的な運営により継続してプラスを維持し、本業での稼ぐ力を示しています。投資CFは施設開設などの戦略的投資を優先していましたが、近年は抑制傾向にあります。結果としてフリー・キャッシュ・フローは改善しており、借入金返済などの財務改善に充当できる余力が生まれています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります
2なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります
31 デイサービス事業・施設サービス事業に伴うリスク (1)施設設置基準について 当社グループは、2025年3月末現在、デイサービスセンター29施設、有料老人ホーム44施設、グループホーム2施設を運営しております
4現在国の方でICTや介護ロボットを導入した場合の実証実験を行い3対1基準の見直しの検討が行われています
5グループホーム(認知症対応型共同生活介護施設)については、設備基準として1ユニット定員は5人以上9人以下とし、居室においては定員を1名、床面積7.43㎡以上とし、ほかに居間、食堂、台所、浴室など日常生活を営む上で必要な設備を設けること、人員基準として介護従事者、計画作成者に加えて施設ごとに認知症介護に関する専門知識を有する常勤で専任の管理者を置くことなどが定められております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/36.7億円2.9億円42.6%
FY2022/3-5,100万円0円-
FY2023/32,400万円3.0億円1250.0%
FY2024/36.5億円4.4億円68.6%
FY2025/36.7億円2.2億円33.5%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、FY2023/3のように利益水準が低い期には実効税率が異常値を示す傾向があります。これは繰延税金資産の取り崩しや税務上の調整などが影響しているためです。直近のFY2025/3では税引前利益約6.7億円に対し税負担が約2.2億円となり、適正な水準へ回帰しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
447万円
従業員数
1,339
平均年齢
45.4歳
平均年収従業員数前年比
当期447万円1,339-

従業員の平均年収は447万円であり、介護業界の中堅水準に位置しています。人手不足を背景とした介護職員への処遇改善や人件費の増加が、利益率を圧迫する要因の一つとなっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主22.6%
浮動株77.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関2.6%
事業法人等20%
外国法人等1.2%
個人その他73.2%
証券会社3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は大和ハウス工業・シダー取引先持株会。

山 崎 嘉 忠(2,915,000株)25.4%
大和ハウス工業株式会社(918,000株)7.99%
シダー取引先持株会(783,000株)6.82%
座小田 孝 安(574,000株)5%
有限会社タチバナ(346,000株)3.02%
上田八木短資株式会社(301,000株)2.62%
岡 田 耕 平(280,000株)2.43%
久 保 賢 司(265,000株)2.3%
富士産業株式会社(264,000株)2.3%
中 濱 眞 二(261,000株)2.27%

大株主に創業者の山崎嘉忠氏(25.4%)が名を連ねており、経営に対する創業者の支配力が依然として強い構成です。また、大和ハウス工業(7.99%)などの事業法人や持株会が安定株主として存在し、長期的な関係性を維持しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,200万円
取締役4名の合計

主力のデイサービスや有料老人ホーム運営に加え、M&Aによる事業拡大を推進しています。事業上の主なリスクとして、介護報酬改定による収益変動や、慢性的な介護スタッフの人材確保の難しさが挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 1名(12.5% 男性 7
13%
88%
監査報酬
2,500万円
連結子会社数
2
設備投資額
7.9億円
平均勤続年数(従業員)
8.4
臨時従業員数
938

女性役員比率は12.5%と向上余地がある段階です。経営の透明性を確保するため過半数が独立役員で構成される任意の指名・報酬委員会を設置し、ガバナンス体制の強化を図っています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
正式な中計はなく単年度予想のみ。予想精度は利益面でブレが大きい。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

業績予想 FY2026
FY2026
売上高: 目標 179.0億円 順調 (178.3億円)
99.6%
営業利益: 目標 6.70億円 順調 (8.92億円)
133.1%
当期純利益: 目標 2.51億円 順調 (4.44億円)
176.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025175億円178億円178億円+2.0%
FY2024173億円173億円-0.1%
FY2023166億円164億円-1.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20258億円9億円9億円+15.8%
FY20248億円8億円+1.2%
FY20235億円1億円-72.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、正式な中期経営計画を策定していません。これは、介護保険制度改正など外部環境の不確実性が高いことを理由としています。そのため、投資家は単年度の業績予想を計画達成能力の判断材料とする必要があります。過去の業績予想を見ると、売上高は比較的堅調なものの、人件費の増加などの影響で利益予想が大幅に下振れする傾向がありました。ただし、直近のFY2025は予想を上回る着地を見せており、収益管理能力の改善が見られます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2021を除き、シダーのTSRはTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。これは、FY2022、FY2023の無配転落と、それに伴う株価の長期的な低迷が主な要因です。FY2025は大幅増配と株価回復でTSRが改善しましたが、依然として市場平均には及んでいません。今後、安定した業績成長と継続的な増配を通じて、TOPIXを上回るTSRを実現できるかが課題です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+53.3%
100万円 →153.3万円
53.3万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021198.2万円+98.2万円98.2%
FY2022109.6万円+9.6万円9.6%
FY2023106.0万円+6.0万円6.0%
FY2024155.7万円+55.7万円55.7%
FY2025153.3万円+53.3万円53.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残719,800株
売り残157,700株
信用倍率4.56倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2026年8月中旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2026年11月中旬

PER、PBRともに業界平均を大きく下回っており、株価は割安水準にあると評価できます。一方、配当利回りは4.52%と業界平均を大幅に上回っており、高配当利回り銘柄としての魅力があります。時価総額は25億円と小規模であり、個人投資家の売買が株価に与える影響が比較的大きいと考えられます。信用買残は売り残を上回っており、将来の売り圧力には注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.2%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 35%
サービス業 2,000社中 700位
報道のトーン
45%
好意的
30%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・事業提携30%
株価・配当20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月子会社化

介護付有料老人ホーム運営の株式会社ダブルエイチオーを9億9500万円で買収し、事業拡大を加速。

2026年3月業績修正

最終利益予想の上方修正と配当予想の増額を発表し、市場の注目を集め株価が急伸。

2025年11月中間決算

人件費増加に伴う利益率の低下が響き、経常利益36%減益の決算を発表。

シダー まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 10円
安全性
注意
自己資本比率 7.4%
稼ぐ力
高い
ROE 24.3%
話題性
普通
ポジティブ 45%

「リハビリ特化の介護施設運営会社が、赤字脱却からのV字回復を経て、M&Aで再成長を目指す堅実なベテラン」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU