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ウェルネット2428

WELLNET CORPORATION

スタンダードUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 29円
安全性
注意
自己資本比率 25.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 40%

この会社ってなに?

あなたがコンビニの端末で公共料金を支払ったり、高速バスや飛行機のチケットを予約してオンラインで決済したりするとき、その裏側で活躍しているのがウェルネットです。普段何気なく利用している支払いサービスの多くは、同社が提供する『マルチペイメントサービス』によって支えられています。様々な企業の請求を全国のコンビニや金融機関で簡単に支払えるようにする仕組みを構築しており、私たちの生活に欠かせないインフラの一つとなっています。

決済代行事業を軸に安定成長を続けており、2025期には売上高109.2億円、営業利益15.02億円を達成しました。会社は2026期に向けても売上高115.0億円(前期比5.3%増)、営業利益16.80億円(同11.8%増)と増収増益を見込んでいます。盤石な決済プラットフォームを基盤としつつ、テクノクラフト社との提携やライフエンディングサービス「そうそう」への出資など、周辺領域への事業拡大を加速させており、今後の成長ドライバーとして注目されます。

サービス業スタンダード市場

注目ポイント

安定した収益基盤と高い株主還元意識

コンビニでの収納代行サービスを主力に安定した収益を上げています。配当性向50%を目安とする高い株主還元方針を掲げており、配当利回りの高さも魅力です。

スマホ決済へのシフトと新領域への挑戦

「支払秘書」アプリの提供や、他社との提携によるサービス拡充など、キャッシュレス時代に対応した事業展開を加速。スタートアップへの出資を通じて未来の収益源を育てています。

高い営業利益率を誇る効率的な経営

サービス業の平均を大幅に上回る営業利益率を維持しており、効率的な事業運営ができています。これは企業の競争力の高さを物語っています。

会社概要

業種
サービス業
決算期
6月
本社
北海道札幌市中央区大通東10丁目11番地4
公式
www.wellnet.co.jp

サービスの実績は?

109.2億円
売上高
2025期実績
+7.8% YoY
15.02億円
営業利益
2025期実績
+22.9% YoY
13.8%
営業利益率
2025期実績
29
1株当たり配当金
2025期実績
50.3%
配当性向
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.6%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
14.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/06期15.9%6.4%19.5%
2017/06期10.1%4.0%10.7%
2018/06期5.9%2.5%6.9%
2019/06期4.9%2.1%5.0%
2020/06期6.8%2.5%8.7%
2021/06期5.5%1.9%6.4%
2022/06期7.3%2.4%8.2%
2023/06期8.3%2.6%10.0%
2024/06期10.3%3.2%12.1%
2025/06期12.5%3.8%13.8%
2Q FY2026/65.7%(累計)1.6%(累計)14.0%

収益性については、コスト管理の効率化と高付加価値な決済ソリューションの拡大により、営業利益率は2021/03期の6.4%から2025/03期には13.8%へと大幅に向上しました。資本効率を示すROEも12.2%に達するなど、自己資本を有効に活用した利益創出体制が構築されています。今後も高収益なITサービスの比率が高まることで、さらなる利益率の改善が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/06期88.4億円5.7億円3.9億円20.9円-5.7%
2022/06期89.5億円7.3億円5.3億円28.3円+1.2%
2023/06期94.2億円9.4億円6.3億円33.7円+5.3%
2024/06期101億円12.2億円8.4億円44.3円+7.5%
2025/06期109億円15.0億円10.8億円57.6円+7.8%

ウェルネットはコンビニエンスストア等での決済代行サービスを主軸に安定した成長を続けており、売上高は2021/03期の約88億円から2025/03期には約109億円へと着実に拡大しています。電子決済やチケットサービスの需要取り込みに成功し、営業利益も5年間で約2.6倍の約15億円へと大幅に増加しました。2026年3月期も増収増益を見込んでおり、堅調な事業基盤がさらなる収益成長を牽引しています。 【2Q 2026/06期実績】売上51億円(通期予想比44%)、営業利益7.2億円(同43%)、純利益5.1億円(同46%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.7%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率上回る
この会社
14.0%
業界平均
9.5%
自己資本比率下回る
この会社
25.0%
業界平均
53.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、主力はコンビニエンスストアや金融機関を経由した決済代行・収納代行サービスであり、独自の電子チケットや認証技術による高収益体制を構築しています。一方で、決済業界特有のシステム投資負担や、他社との競争激化が継続的なリスク要因として挙げられています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は達成したものの売上は未達。業績予想精度は高く、堅実な経営姿勢が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「Think Wild.」
2026期〜2028期
売上高: 目標 非開示 大幅遅れ
0%
経常利益: 目標 非開示 大幅遅れ
0%
旧中期経営計画
2023期〜2025期
売上高: 目標 120億円 未達 (109.2億円)
91%
経常利益: 目標 15億円 達成 (16.6億円)
110.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期109億円109億円±0%
2024期102億円101億円-0.3%
2023期94億円94億円±0%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期11億円11億円-0.3%
2024期8億円8億円+5.8%
2023期6億円6億円±0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧中期経営計画(〜2025期)では、最終年度の売上高目標120億円に対し実績109.2億円と未達に終わりました。一方で、経常利益は目標15億円を上回る16.6億円を達成し、収益性の改善が進んだことが示されています。業績予想の精度は非常に高く、過去3年間で大きな乖離は見られません。2025年8月に策定された新中計「Think Wild.」では具体的な数値目標は非開示ですが、利益重視の堅実な経営方針が継続されると見られます。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
決済・DX事業30%
資本業務提携15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 -12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 38%
サービス業 450社中 171位
報道のトーン
40%
好意的
20%
中立
40%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1983
創業

北海道札幌市にて、ソフトウェア開発事業を目的として株式会社ウェルネットを設立。ITソリューションの提供を開始した。

1996
決済事業への本格参入

コンビニエンスストアでの収納代行サービスを開始。現在の主力事業である決済サービスの礎を築き、全国的な事業展開の基盤を確立した。

2004
札幌証券取引所アンビシャスへ上場

札幌証券取引所アンビシャス市場に上場し、株式公開を果たす。これにより、企業としての信頼性と知名度を高め、さらなる成長への弾みをつけた。

2006
東証マザーズへの上場

東京証券取引所マザーズ市場へ上場(後に市場再編により東証一部、スタンダードへ移行)。全国の投資家からの資金調達を可能にし、事業拡大を加速させた。

2013
スマホアプリ「支払秘書」の提供開始

スマートフォン向け決済アプリ「支払秘書」をリリース。キャッシュレス化の波に乗り、ペーパーレスでの請求・支払いを実現する新サービスで顧客層を拡大した。

2022
WELL認証プラチナ取得の新本社

「働き方改革」を目指した札幌本社が、心身の健康とウェルビーイングに関する国際的な建築認証「WELL認証」で最高ランクの「プラチナ」を取得した。

2025
新中期経営計画「Think Wild.」始動

「常識にとらわれない発想」をスローガンに新中期経営計画「Think Wild.」を策定。既存事業の深化と、スタートアップへの出資など新規事業領域への挑戦を本格化させる。

出来事の年表

2025年8月中計策定

新中期経営計画「Think Wild.」を策定し、安全・安心・快適な決済サービスの最大効率化を掲げました。

2025年5月協業開始

株式会社そうそうへの出資および協業を発表し、ライフエンディング領域の決済サポート体制を強化しました。

2025年1月決算発表

26年6月期第2四半期決算にて、経常利益が10.7%減益となるなど厳しい業績内容が発表されました。

社長プロフィール

宮澤 一洋
代表取締役執行役員社長
挑戦者
私たちは、事業者と消費者を結ぶ決済サービスの提供を中心とした事業を展開しています。これからも社会インフラの一員として「安全・安心・快適・便利」なサービスを提供し、企業価値の向上に努めてまいります。新中期経営計画「Think Wild.」のもと、常識にとらわれない発想で新たな挑戦を続けます。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率25.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
15.8億円
借金(有利子負債)
Net Assets
89.1億円
会社の純資産

財務状況は極めて健全であり、長期間にわたり実質無借金経営(有利子負債ゼロ)を維持しています。総資産は293億円規模へと着実に増加しており、強固な自己資本を背景に安定した事業運営が可能です。無借金かつ十分なキャッシュを保持しているため、将来の新規サービス開発や投資機会への柔軟な対応力が高い強みとなっています。 【2Q 2026/06期】総資産353億円、純資産89億円、自己資本比率25.0%、有利子負債16億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+24.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-8.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-7.4億円
借入・返済など
Free CF
+15.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/06期25.5億円2.2億円11.1億円27.7億円
2017/06期23.3億円13.4億円6.0億円9.9億円
2018/06期39.9億円3,500万円14.1億円39.6億円
2019/06期31.8億円4.8億円8.5億円27.0億円
2020/06期18.5億円11.8億円2.0億円30.3億円
2021/06期26.0億円18.0億円10.1億円8.0億円
2022/06期32.9億円2.7億円3.9億円30.2億円
2023/06期11.1億円2.7億円3.6億円13.8億円
2024/06期26.4億円3.3億円3.9億円29.8億円
2025/06期24.1億円8.3億円7.4億円15.8億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは、決済代行サービスの拡大に伴い安定してプラスを維持しています。投資キャッシュフローは新規サービス開発に向けた支出や資産運用により適宜変動していますが、フリーキャッシュフローは安定して黒字を確保しています。潤沢なキャッシュは株主還元や将来の成長投資へ適切に振り向けられており、極めて健全な資金循環が実現されています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
29
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/06期80111.3%
2017/06期50107.9%
2018/06期50190.0%
2019/06期50249.8%
2020/06期13.1550.0%
2021/06期15.4773.9%
2022/06期14.1350.0%
2023/06期16.8450.0%
2024/06期22.1550.0%
2025/06期2950.4%
3期連続増配
株主優待
あり
権利確定月6月

ウェルネットは配当性向50%を目標とする方針を掲げており、業績の成長に伴い配当額を積極的に引き上げています。利益を株主に還元する姿勢が明確であり、配当性向を維持しながら増配を実現する好循環が続いています。株主優待と合わせた総利回りの高さも魅力であり、長期保有に適した還元策を実施しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残905,600株
売り残505,400株
信用倍率1.79倍
2025年10月10日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年10月下旬
第2四半期決算発表2027年1月下旬

同社のPERは11.0倍と、サービス業平均の25.0倍と比較して大幅に割安な水準にあります。一方で、配当利回りは4.51%と業界平均を大きく上回っており、高配当利回り銘柄としての魅力があります。信用倍率は1.79倍と比較的落ち着いており、需給バランスは安定しています。時価総額は125億円と小規模であり、今後の成長次第で株価が大きく変動する可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/06期20.1億円6.6億円32.7%
2017/06期12.4億円3.7億円29.9%
2018/06期7.1億円2.1億円30.1%
2019/06期5.3億円1.6億円29.4%
2020/06期8.3億円3.3億円40.2%
2021/06期6.7億円2.7億円41.0%
2022/06期7.5億円2.2億円29.4%
2023/06期9.3億円3.0億円32.1%
2024/06期12.2億円3.9億円31.6%
2025/06期16.6億円5.9億円35.3%

法人税等の支払額は、業績拡大に伴い増加傾向にあります。実効税率は概ね30%台前半で推移しており、日本の税制標準に基づいた適切な納税が行われています。業績の好調さを反映し、税引前利益は2025/03期時点で約16.6億円と着実に積み上がっています。

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もっと知る

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ウェルネット まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 29円
安全性
注意
自己資本比率 25.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 40%

「コンビニ決済の黒子役が、航空券から行政手続きまで、生活のあらゆる『支払い』シーンを押さえるプラットフォーマー」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU