JUMP

ブラス2424

Brass Corporation

スタンダードUpdated 2026/03/30
01 / 5 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 8円
安全性
普通
自己資本比率 34.7%
稼ぐ力
普通
ROE 3.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

友人の結婚式に参加した経験はありますか?ブラスは、新郎新婦とゲストが一日中ひとつの邸宅を丸ごと貸し切れる「ゲストハウスウェディング」を専門に手掛けている会社です。他のカップルと鉢合わせすることなく、自分たちだけのプライベートな空間で特別な一日を過ごせるのが特徴で、その質の高さから顧客満足度調査で1位を獲得したこともあります。あなたがこれまで参加した感動的な結婚式の裏側で、もしかしたらブラスがその幸せな時間のお手伝いをしていたかもしれません。

東海地方を地盤に完全貸切型のゲストハウスウェディングを展開。2025期は売上高135.6億円、営業利益7.51億円を達成し、続く2026期は売上高145.9億円、営業利益7.73億円と増収増益を計画しています。近年はフォトウェディング事業のM&Aや、東京・千葉への新規出店など、東海エリア外への展開を加速。高い顧客満足度を強みに成長を目指しますが、過去には業績予想を下方修正したこともあり、計画の着実な実行が今後の株価を左右するでしょう。

サービス業スタンダード市場

注目ポイント

顧客満足度No.1の実力

2025年オリコン顧客満足度調査「ハウスウエディング」で総合第1位を獲得。特にウエディングプランナーの評価が高く、質の高いサービスが強みです。

東海から全国へ!積極的なエリア拡大

愛知県を地盤としながら、静岡、三重、関西、そして念願の東京・千葉へと出店を加速。今後の成長ポテンシャルに期待が持てます。

株主への感謝を忘れない!魅力的な株主優待

QUOカードや自社ギフトから、利便性の高いデジタルギフトへ優待内容を変更。株主への利益還元に積極的な姿勢を見せています。

会社概要

業種
サービス業
決算期
7月
本社
愛知県名古屋市中村区名駅2丁目36番20号 アイムビル4F
公式
www.brass.ne.jp

サービスの実績は?

135.6億円
連結売上高
2025年7月期実績
+6.5% YoY
7.51億円
連結営業利益
2025年7月期実績
+65.4% YoY
8
1株当たり配当金
2025年7月期実績
±0% YoY
1
オリコン顧客満足度®調査 ハウスウエディング
2025年
総合第1位
2店舗
首都圏への新規出店計画
2025年以降(東京・千葉)
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/07期12.4%4.4%8.6%
2017/07期17.3%6.3%9.1%
2018/07期7.0%2.5%7.1%
2019/07期10.6%3.7%5.4%
2020/07期39.8%10.4%12.4%
2021/07期7.0%1.4%3.5%
2022/07期26.8%6.3%7.7%
2023/07期21.8%6.3%8.8%
2024/07期7.4%2.5%3.6%
2025/07期10.4%3.7%5.5%
2Q FY2026/73.1%(累計)1.1%(累計)3.7%

収益性は、結婚式施行件数の変動をダイレクトに受ける構造となっており、営業利益率は安定期で8%台を確保する実力を備えています。2024/03期には一時的にROEが7.3%まで低下しましたが、婚礼需要の正常化に伴い再び改善基調にあります。今後、運営効率の向上やサービス品質の磨き込みにより、資本効率を高めながら安定的な収益性を維持できるかが評価の分かれ目となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/07期93.4億円3.3億円1.7億円30.0円+17.0%
2022/07期114億円8.7億円7.3億円131.1円+22.2%
2023/07期133億円11.7億円7.2億円132.9円+16.2%
2024/07期127億円4.5億円2.8億円51.1円-4.0%
2025/07期136億円7.5億円4.1億円77.5円+6.6%

ブラスは貸切型ゲストハウスでのウエディング事業を中核として展開しており、コロナ禍からの回復により売上高は145億円規模まで成長を遂げています。2022/03期以降は結婚式の施行件数が順調に推移し収益改善が進んだものの、直近ではコスト増の影響もあり利益水準は過熱した時期から一服感が見られます。2026/03期予想では新規出店などの成長投資を背景に、売上高約146億円、当期純利益約4.7億円を見込む堅実な拡大路線を歩んでいます。 【2Q 2026/07期実績】売上69億円(通期予想比47%)、営業利益2.6億円(同33%)、純利益1.3億円(同28%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.1%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率下回る
この会社
3.7%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
34.7%
業界平均
53.6%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

主力のウエディング事業を軸に、フォトウエディング等の周辺事業を拡大し、地域密着型の店舗展開を行っています。開示資料では、冠婚葬祭市場の競合激化に加え、人件費の高騰や新規出店に伴う初期投資リスクを重要な経営課題として認識しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中計はないが、期初予想に対する未達が散見され、計画精度に課題を残す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

通期連結業績予想
2026期
売上高: 目標 145.9億円 順調 (135.6億円)
92.9%
営業利益: 目標 7.73億円 順調 (7.51億円)
97.2%
当期純利益: 目標 4.68億円 順調 (4.12億円)
88%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期8億円12億円+53.5%
2024期6億円5億円-21.9%
2025期8億円8億円-2.8%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期133億円133億円±0.0%
2024期138億円127億円-7.7%
2025期146億円136億円-7.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、具体的な中期経営計画を公表していませんが、毎期の通期業績予想が実質的な目標となります。2023期は期初予想を大幅に上回る営業利益を達成した一方、2024期と2025期は連続で売上・利益ともに期初予想を下回る結果となりました。ブライダル業界の需要回復を捉えきれていない側面や、新規出店コストが利益を圧迫している可能性が示唆されます。今後の成長には、計画達成の精度向上が不可欠です。

どんな話題が多い?

決算・財務45%
株主優待・株式25%
新規出店20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, PR TIMES
業界内ランキング
上位 45%
サービス業 450社中 202位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1998
株式会社ブラス設立

愛知県にて、ウエディングプロデュースを事業目的として株式会社ブラスを設立。新郎新婦に寄り添う結婚式づくりが始まる。

2003
直営ゲストハウス1号店オープン

愛知県安城市に、完全貸切ゲストハウスの1号店「ブランベージュ」を開業。現在の事業モデルの礎を築く。

2016
東証マザーズ・名証セントレックスへ上場

事業拡大と社会的信用の向上を目指し、株式上場を果たす。さらなる成長への大きな一歩を踏み出した。

2020
コロナ禍による挑戦

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、結婚式業界全体が大きな打撃を受ける。厳しい事業環境に直面し、新たな施策が求められた。

2022
M&Aによる事業領域の拡大

フォトウエディングスタジオを運営するアロウブライト社を子会社化。事業の多角化と新たな顧客層の開拓を進める。

2024
念願の東京初出店

東京・目白に「アコールハイドレンジア」を開業し、首都圏への本格進出を果たす。東海地方から全国展開への挑戦が加速。

2025
顧客満足度No.1の獲得

オリコン顧客満足度調査「ハウスウエディング」で総合第1位を受賞。品質へのこだわりが外部から高く評価される。

2026
千葉県柏市に新店舗オープン予定

千葉県柏市に新店舗「アコールローリエ」の開業を計画。関東圏でのドミナント戦略を推進し、持続的な成長を目指す。

出来事の年表

2025年8月顧客満足度1位

2025年オリコン顧客満足度調査「ハウスウエディング」ランキングで総合第1位を獲得。

2025年9月新規出店

JR目白駅直結の「トラッド目白」に東京初出店となるゲストハウスをグランドオープン。

2026年3月業績修正

2026年7月期第2四半期にて、事前の会社予想値を下回る業績修正を発表し、市場の警戒感が強まった。

社長プロフィール

河合 達明
河合 達明
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは『それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を』という想いを胸に、完全貸切のゲストハウスウェディングを提供しています。お客様、ゲスト、そして働くスタッフ全員が心から満足し、誇りを持てるような感動的な一日を創造することが私たちの使命です。
05 / 2 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率34.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
48.6億円
借金(有利子負債)
Net Assets
42.4億円
会社の純資産

同社は強固な財務体質を維持しており、有利子負債はゼロの実質無借金経営を継続している点が最大の特徴です。自己資本比率は2025/03期時点で36.4%まで高まっており、安定した運営基盤が確立されています。総資産も114億円規模と着実な積み上げを見せており、積極的な新規出店や設備投資を支えるだけの十分な財務の健全性を有しています。 【2Q 2026/07期】総資産122億円、純資産42億円、自己資本比率34.7%、有利子負債49億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+19.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-8.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-4.4億円
借入・返済など
Free CF
+10.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/07期10.0億円15.2億円7.3億円5.3億円
2017/07期11.7億円18.1億円4.1億円6.5億円
2018/07期11.3億円12.9億円4.4億円1.7億円
2019/07期9.3億円20.5億円9.3億円11.2億円
2020/07期7.9億円9.5億円13.5億円1.6億円
2021/07期14.6億円2.0億円8.5億円12.6億円
2022/07期12.1億円4.8億円5.3億円7.3億円
2023/07期13.3億円4.1億円11.8億円9.2億円
2024/07期5.4億円11.8億円6,800万円6.4億円
2025/07期19.1億円8.3億円4.4億円10.8億円

営業キャッシュフローは婚礼事業の好調を反映して年間19億円規模の創出能力を有しており、強固な稼ぐ力を示しています。2024/03期の投資キャッシュフローの拡大は、新規出店や既存施設の改装などの成長投資を加速させたことが主因です。総じてフリーキャッシュフローは安定してプラス圏で推移しており、成長投資と株主還元の両立が可能なキャッシュ創出サイクルを形成しています。

06 / 3 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
8
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/07期4.98.0%
2017/07期1011.3%
2018/07期1230.2%
2019/07期1218.6%
2020/07期00.0%
2021/07期00.0%
2022/07期43.1%
2023/07期64.5%
2024/07期815.7%
2025/07期810.3%
3期連続増配
株主優待
あり
権利確定月7月

配当方針として安定的な還元を重視しており、業績連動型の配当で成長を株主に還元する姿勢を示しています。配当金額は2022/03期の4円から2024/03期には8円まで増配し、株主還元を強化しています。今後は利益成長に合わせて配当性向を高めつつ、中長期的に安定した配当の継続を目指す方針です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残50,400株
売り残0株
信用倍率買建のみ
2026年3月13日時点
今後の予定
第3四半期決算発表2026年6月中旬(予定)
通期決算発表2026年9月中旬(予定)

競合他社が含まれるサービス業の平均PER(18.5倍)、PBR(1.8倍)と比較すると、ブラスの株価はPER・PBRともに大幅に割安な水準です。これは、過去の業績予想未達やブライダル業界の先行き不透明感を市場が織り込んでいるためと考えられます。信用取引では売り残がなく、買い残のみが積み上がっており、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方、需給面での重さも懸念されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/07期5.7億円2.6億円44.8%
2017/07期7.9億円3.0億円37.5%
2018/07期7.1億円4.8億円68.1%
2019/07期5.8億円2.1億円36.6%
2020/07期-8.2億円0円-
2021/07期5.1億円3.4億円66.8%
2022/07期11.3億円4.0億円35.0%
2023/07期12.0億円4.8億円39.9%
2024/07期4.9億円2.1億円43.6%
2025/07期7.7億円3.5億円46.1%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、2021/03期など一部の期で実効税率が高くなっているのは繰延税金資産の取り崩しや調整事項の影響と考えられます。通常期ではおおむね30〜40%台の実効税率で推移しており、税負担は適正な範囲に収まっています。先行きの業績予想に基づくと、実効税率は約40%程度の水準で安定する見通しです。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ブラス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 8円
安全性
普通
自己資本比率 34.7%
稼ぐ力
普通
ROE 3.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「『完全貸切ウェディング』で顧客満足度No.1、東海から全国展開を狙うブライダルの職人集団」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU