ブラス
Brass Corporation
最終更新日: 2026年3月30日
完全貸切ウェディングで顧客満足度No.1を追求する、感動創造カンパニー
日本全国に最高の結婚式を届けるリーディングカンパニーとなり、業界全体のサービス水準を向上させることを目指します。
この会社ってなに?
友人の結婚式に参加した経験はありますか?ブラスは、新郎新婦とゲストが一日中ひとつの邸宅を丸ごと貸し切れる「ゲストハウスウェディング」を専門に手掛けている会社です。他のカップルと鉢合わせすることなく、自分たちだけのプライベートな空間で特別な一日を過ごせるのが特徴で、その質の高さから顧客満足度調査で1位を獲得したこともあります。あなたがこれまで参加した感動的な結婚式の裏側で、もしかしたらブラスがその幸せな時間のお手伝いをしていたかもしれません。
東海地方を地盤に完全貸切型のゲストハウスウェディングを展開。FY2025は売上高135.6億円、営業利益7.51億円を達成し、続くFY2026は売上高145.9億円、営業利益7.73億円と増収増益を計画しています。近年はフォトウェディング事業のM&Aや、東京・千葉への新規出店など、東海エリア外への展開を加速。高い顧客満足度を強みに成長を目指しますが、過去には業績予想を下方修正したこともあり、計画の着実な実行が今後の株価を左右するでしょう。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 7月
- 本社
- 愛知県名古屋市中村区名駅2丁目36番20号 アイムビル4F
- 公式
- www.brass.ne.jp
社長プロフィール

私たちは『それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を』という想いを胸に、完全貸切のゲストハウスウェディングを提供しています。お客様、ゲスト、そして働くスタッフ全員が心から満足し、誇りを持てるような感動的な一日を創造することが私たちの使命です。
この会社のストーリー
愛知県にて、ウエディングプロデュースを事業目的として株式会社ブラスを設立。新郎新婦に寄り添う結婚式づくりが始まる。
愛知県安城市に、完全貸切ゲストハウスの1号店「ブランベージュ」を開業。現在の事業モデルの礎を築く。
事業拡大と社会的信用の向上を目指し、株式上場を果たす。さらなる成長への大きな一歩を踏み出した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、結婚式業界全体が大きな打撃を受ける。厳しい事業環境に直面し、新たな施策が求められた。
フォトウエディングスタジオを運営するアロウブライト社を子会社化。事業の多角化と新たな顧客層の開拓を進める。
東京・目白に「アコールハイドレンジア」を開業し、首都圏への本格進出を果たす。東海地方から全国展開への挑戦が加速。
オリコン顧客満足度調査「ハウスウエディング」で総合第1位を受賞。品質へのこだわりが外部から高く評価される。
千葉県柏市に新店舗「アコールローリエ」の開業を計画。関東圏でのドミナント戦略を推進し、持続的な成長を目指す。
注目ポイント
2025年オリコン顧客満足度調査「ハウスウエディング」で総合第1位を獲得。特にウエディングプランナーの評価が高く、質の高いサービスが強みです。
愛知県を地盤としながら、静岡、三重、関西、そして念願の東京・千葉へと出店を加速。今後の成長ポテンシャルに期待が持てます。
QUOカードや自社ギフトから、利便性の高いデジタルギフトへ優待内容を変更。株主への利益還元に積極的な姿勢を見せています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 4.9円 | 8.0% |
| FY2017/3 | 10円 | 11.3% |
| FY2018/3 | 12円 | 30.2% |
| FY2019/3 | 12円 | 18.6% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 4円 | 3.1% |
| FY2023/3 | 6円 | 4.5% |
| FY2024/3 | 8円 | 15.7% |
| FY2025/3 | 8円 | 10.3% |
| 権利確定月 | 7月 |
配当方針として安定的な還元を重視しており、業績連動型の配当で成長を株主に還元する姿勢を示しています。配当金額はFY2022/3の4円からFY2024/3には8円まで増配し、株主還元を強化しています。今後は利益成長に合わせて配当性向を高めつつ、中長期的に安定した配当の継続を目指す方針です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ブラスは貸切型ゲストハウスでのウエディング事業を中核として展開しており、コロナ禍からの回復により売上高は145億円規模まで成長を遂げています。FY2022/3以降は結婚式の施行件数が順調に推移し収益改善が進んだものの、直近ではコスト増の影響もあり利益水準は過熱した時期から一服感が見られます。FY2026/3予想では新規出店などの成長投資を背景に、売上高約146億円、当期純利益約4.7億円を見込む堅実な拡大路線を歩んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 12.4% | 4.4% | 8.6% |
| FY2017/3 | 15.7% | 5.8% | 9.1% |
| FY2018/3 | 6.8% | 2.4% | 7.1% |
| FY2019/3 | 10.2% | 3.5% | 5.4% |
| FY2020/3 | -51.0% | -9.6% | -12.4% |
| FY2021/3 | 6.8% | 1.4% | 3.5% |
| FY2022/3 | 24.6% | 6.2% | 7.7% |
| FY2023/3 | 19.9% | 6.5% | 8.8% |
| FY2024/3 | 7.3% | 2.5% | 3.6% |
| FY2025/3 | 9.9% | 3.6% | 5.5% |
収益性は、結婚式施行件数の変動をダイレクトに受ける構造となっており、営業利益率は安定期で8%台を確保する実力を備えています。FY2024/3には一時的にROEが7.3%まで低下しましたが、婚礼需要の正常化に伴い再び改善基調にあります。今後、運営効率の向上やサービス品質の磨き込みにより、資本効率を高めながら安定的な収益性を維持できるかが評価の分かれ目となります。
財務は安全?
同社は強固な財務体質を維持しており、有利子負債はゼロの実質無借金経営を継続している点が最大の特徴です。自己資本比率はFY2025/3時点で36.4%まで高まっており、安定した運営基盤が確立されています。総資産も114億円規模と着実な積み上げを見せており、積極的な新規出店や設備投資を支えるだけの十分な財務の健全性を有しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 10.0億円 | -15.2億円 | 7.3億円 | -5.3億円 |
| FY2017/3 | 11.7億円 | -18.1億円 | 4.1億円 | -6.5億円 |
| FY2018/3 | 11.3億円 | -12.9億円 | 4.4億円 | -1.7億円 |
| FY2019/3 | 9.3億円 | -20.5億円 | 9.3億円 | -11.2億円 |
| FY2020/3 | 7.9億円 | -9.5億円 | 13.5億円 | -1.6億円 |
| FY2021/3 | 14.6億円 | -2.0億円 | -8.5億円 | 12.6億円 |
| FY2022/3 | 12.1億円 | -4.8億円 | -5.3億円 | 7.3億円 |
| FY2023/3 | 13.3億円 | -4.1億円 | -11.8億円 | 9.2億円 |
| FY2024/3 | 5.4億円 | -11.8億円 | -6,800万円 | -6.4億円 |
| FY2025/3 | 19.1億円 | -8.3億円 | -4.4億円 | 10.8億円 |
営業キャッシュフローは婚礼事業の好調を反映して年間19億円規模の創出能力を有しており、強固な稼ぐ力を示しています。FY2024/3の投資キャッシュフローの拡大は、新規出店や既存施設の改装などの成長投資を加速させたことが主因です。総じてフリーキャッシュフローは安定してプラス圏で推移しており、成長投資と株主還元の両立が可能なキャッシュ創出サイクルを形成しています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 5.7億円 | 2.6億円 | 44.8% |
| FY2017/3 | 7.9億円 | 3.0億円 | 37.5% |
| FY2018/3 | 7.1億円 | 4.8億円 | 68.1% |
| FY2019/3 | 5.8億円 | 2.1億円 | 36.6% |
| FY2020/3 | -8.2億円 | 0円 | - |
| FY2021/3 | 5.1億円 | 3.4億円 | 66.8% |
| FY2022/3 | 11.3億円 | 4.0億円 | 35.0% |
| FY2023/3 | 12.0億円 | 4.8億円 | 39.9% |
| FY2024/3 | 4.9億円 | 2.1億円 | 43.6% |
| FY2025/3 | 7.7億円 | 3.5億円 | 46.1% |
法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、FY2021/3など一部の期で実効税率が高くなっているのは繰延税金資産の取り崩しや調整事項の影響と考えられます。通常期ではおおむね30〜40%台の実効税率で推移しており、税負担は適正な範囲に収まっています。先行きの業績予想に基づくと、実効税率は約40%程度の水準で安定する見通しです。
会社の公式開示情報
主力のウエディング事業を軸に、フォトウエディング等の周辺事業を拡大し、地域密着型の店舗展開を行っています。開示資料では、冠婚葬祭市場の競合激化に加え、人件費の高騰や新規出店に伴う初期投資リスクを重要な経営課題として認識しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 8億円 | — | 12億円 | +53.5% |
| FY2024 | 6億円 | — | 5億円 | -21.9% |
| FY2025 | 8億円 | — | 8億円 | -2.8% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 133億円 | — | 133億円 | ±0.0% |
| FY2024 | 138億円 | — | 127億円 | -7.7% |
| FY2025 | 146億円 | — | 136億円 | -7.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は現在、具体的な中期経営計画を公表していませんが、毎期の通期業績予想が実質的な目標となります。FY2023は期初予想を大幅に上回る営業利益を達成した一方、FY2024とFY2025は連続で売上・利益ともに期初予想を下回る結果となりました。ブライダル業界の需要回復を捉えきれていない側面や、新規出店コストが利益を圧迫している可能性が示唆されます。今後の成長には、計画達成の精度向上が不可欠です。
株の売買状況と今後の予定
競合他社が含まれるサービス業の平均PER(18.5倍)、PBR(1.8倍)と比較すると、ブラスの株価はPER・PBRともに大幅に割安な水準です。これは、過去の業績予想未達やブライダル業界の先行き不透明感を市場が織り込んでいるためと考えられます。信用取引では売り残がなく、買い残のみが積み上がっており、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方、需給面での重さも懸念されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年オリコン顧客満足度調査「ハウスウエディング」ランキングで総合第1位を獲得。
JR目白駅直結の「トラッド目白」に東京初出店となるゲストハウスをグランドオープン。
2026年7月期第2四半期にて、事前の会社予想値を下回る業績修正を発表し、市場の警戒感が強まった。
最新ニュース
ブラス まとめ
ひとめ診断
「『完全貸切ウェディング』で顧客満足度No.1、東海から全国展開を狙うブライダルの職人集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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