スペース
SPACE CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月29日
商空間プロデュースで未来をデザインする、ディスプレイ業界の実力派企業
私たちは、笑顔あふれる社会の実現のため、誰よりもお客様を想い、期待を超える商空間を創造し続けます。
この会社ってなに?
あなたがよく行くショッピングモールや、お気に入りのアパレルショップ、最近リニューアルした駅ビル。そのお店が「なんだか居心地がいいな」「また来たいな」と感じる空間は、もしかしたらスペースが手掛けているかもしれません。普段何気なく目にしている商業施設の魅力的な内装やイベントスペースの裏側で、同社は企画からデザイン、工事まで一貫してプロデュースしています。人々の購買意欲を掻き立て、快適な時間を提供する「空間づくり」のプロフェッショナル、それがスペースの仕事です。
商業施設の企画・施工を手掛けるディスプレー大手。FY2025は売上高715.1億円(前期比11.4%増)、営業利益48.30億円(同38.9%増)と大幅な増収増益を達成しました。旺盛なリニューアル需要やオフィス・ホテルなど非商業施設分野の開拓が成長を牽引しています。新中期経営計画では2028年に売上高800億円、営業利益率8%を目標に掲げ、配当性向50%以上という高い株主還元方針も示しており、安定成長と株主還元の両立が期待されます。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 日本橋人形町3-9-4
- 公式
- www.space-tokyo.co.jp
社長プロフィール

私たちは、商空間のプロデュースを通じて、お客様のビジネスの成功と、その空間を利用されるお客様の心豊かな笑顔を創造することを目指しています。創業以来変わらぬ『商空間づくりにおけるお客様の最良のパートナーである』という想いを胸に、変化する社会環境の中で生まれる新たな価値の創造に挑戦し続けます。
この会社のストーリー
百貨店のショーウィンドウを飾るマネキンの紹介事業から、スペースの歴史は始まった。これが後の商空間プロデュース事業の原点となる。
マネキン事業から総合的なディスプレイ業へと事業の舵を切り、社名も現在の「株式会社スペース」へと変更。新たな挑戦が始まった。
商業施設全体の空間づくりへと事業領域を拡大。企画から設計、施工までを一貫して手掛ける現在のビジネスモデルの基礎を築いた。
社会的な信用を高め、さらなる飛躍を目指して株式を公開。パブリックカンパニーとしての歩みをスタートさせた。
JASDAQから東証二部を経て、ついに東証一部(現プライム市場)へ。ディスプレイ業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立した。
COVID-19の感染拡大により、商業施設やイベント業界が大きな影響を受ける。同社も業績面で厳しい局面に直面したが、新たな空間価値の提案を模索した。
経済活動の再開とともに業績はV字回復。2025年12月期の増収増益・増配予想を発表し、株価も年初来高値を更新するなど市場の期待を集めている。
2028年を最終年度とする新中期経営計画を策定。売上高800億円、営業利益率8%などの高い目標を掲げ、持続的な企業価値向上を目指す。
注目ポイント
配当利回りは4%を超え、3期連続の増配を発表するなど、株主への利益還元に積極的です。安定した収益を投資家に還元する姿勢が魅力です。
商業施設の内装・ディスプレイにおいて、企画提案からデザイン、設計、施工までをワンストップで提供できるのが強み。顧客のニーズに深く応えることで高い評価を得ています。
新中期経営計画では、売上高800億円、ROE12%といった具体的な数値目標を設定。株価を意識した経営で、さらなる企業価値向上を目指す未来への成長が期待されます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 36円 | 58.7% |
| FY2022/3 | 36円 | 63.5% |
| FY2023/3 | 40円 | 58.2% |
| FY2024/3 | 54円 | 51.8% |
| FY2025/3 | 78円 | 50.7% |
現在、株主優待制度は実施していません。
配当は配当性向50%以上を目標とした利益還元を基本方針としています。業績の拡大に伴い配当額も継続的に引き上げており、株主への積極的な利益還元姿勢を鮮明にしています。安定したキャッシュフローを源泉に、今後も収益成長と連動した還元が期待されます。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の売上高は商業施設の内装工事事業を中心に堅調に推移しており、FY2025/3には715億円に達しました。徹底した現場管理と企画設計からの受注体制が奏功し、営業利益も48億円と高い収益性を確保しています。FY2026/3予想では成長基盤をさらに固め、安定的な収益拡大を目指す計画です。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 5.2% | 4.4% | 5.3% |
| FY2022/3 | 4.7% | 3.9% | 4.5% |
| FY2023/3 | 5.5% | 4.5% | 4.9% |
| FY2024/3 | 7.8% | 6.2% | 5.4% |
| FY2025/3 | 10.8% | 8.4% | 6.8% |
生産性の向上に向けた社内体制の整備が結実し、ROE(自己資本利益率)は直近で10.8%まで大幅に改善しました。営業利益率も6.8%へと上昇傾向にあり、限られた経営資源を効率的に運用できています。高い空間プロデュース能力により、競合他社と比較しても強固な利益体質を構築しています。
財務は安全?
自己資本比率は77.2%と非常に高く、無借金経営に近い極めて強固な財務基盤を維持しています。総資産は451億円規模に拡大しましたが、手元流動性を厚く持ちつつ、新規案件への投資と株主還元を両立できる財務余力があります。今後も健全な財務体質を維持しつつ、持続的な成長に向けた投資を継続する方針です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 22.8億円 | -8,900万円 | -8.3億円 | 21.9億円 |
| FY2022/3 | -2,900万円 | -8,200万円 | -10.1億円 | -1.1億円 |
| FY2023/3 | 21.3億円 | -31.7億円 | -8.8億円 | -10.4億円 |
| FY2024/3 | 20.5億円 | 6.3億円 | -10.3億円 | 26.8億円 |
| FY2025/3 | 29.1億円 | -13.3億円 | -15.0億円 | 15.8億円 |
営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、29億円のプラスと安定した現金創出能力を示しています。一方で投資キャッシュフローは、将来の事業成長に向けた設備投資や戦略的支出により一定の支出が発生しました。手厚いキャッシュフローを背景に、配当性向を高める積極的な株主還元策を実行しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 22.6億円 | 7.5億円 | 33.2% |
| FY2022/3 | 21.3億円 | 7.3億円 | 34.4% |
| FY2023/3 | 26.2億円 | 9.3億円 | 35.6% |
| FY2024/3 | 35.5億円 | 9.9億円 | 28.0% |
| FY2025/3 | 48.8億円 | 11.1億円 | 22.7% |
実効税率は税制改正や繰延税金資産の影響により変動していますが、おおむね法定実効税率に準じた水準で推移しています。FY2025/3には一時的な税効果等により税負担率が一時的に低下しました。将来予想においては標準的な税率を前提とした保守的な算出となっています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 919万円 | 990人 | - |
従業員平均年収は919万円と、建築・デザイン業界の中では非常に高水準な給与水準を維持しています。安定した施工需要と高付加価値な商空間プロデュース事業による収益性が、社員への高い還元に直結していると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はスペ-ス従業員持株会・スペース取引先持株会。
筆頭株主である「スペース従業員持株会」が12.26%を保有しており、社内の結束力が高い経営体制が伺えます。取引先持株会や安定的な金融機関の保有分を合わせると一定の安定株主が存在し、創業家関連とみられる大株主の存在も長期視点の経営を支える構造となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
商業施設を中心とした空間の企画・設計・施工の一貫体制が強みであり、経営基盤の安定性が開示情報から読み取れます。事業リスクとしては、建設資材価格の変動や労働力不足が挙げられますが、連結子会社5社を活用した効率的なプロジェクト運営でリスクを低減しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は16.7%となっており、多様性の確保に向けて改善の余地があります。監査等委員会設置会社として社外取締役が適切に監督を行う体制が構築されており、連結子会社5社を統括する中で、ガバナンスと機動的な意思決定のバランスを重視した経営が行われています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 618億円 | — | 715億円 | +15.7% |
| FY2024 | 529億円 | — | 642億円 | +21.3% |
| FY2023 | 480億円 | — | 528億円 | +10.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 36億円 | — | 48億円 | +34.9% |
| FY2024 | 27億円 | — | 35億円 | +31.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2028年を最終年度とする新中期経営計画では、売上高800億円、営業利益率8%といった挑戦的な目標を設定しています。FY2025実績は売上高715.1億円、営業利益率6.75%と、目標達成に向けた力強い進捗を見せています。特に、近年の業績予想は保守的な傾向があり、期初予想を大幅に上回る実績を連続で出している点は、経営の実行力を高く評価できます。配当性向50%以上という株主還元方針も明確であり、事業成長と株主還元の両立を目指す姿勢が鮮明です。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
同社のTSR(株主総利回り)は、分析対象期間であるFY2021からFY2025まで5年連続でTOPIXを上回っており、一貫して市場平均をアウトパフォームしています。これは、堅調な業績成長を背景とした株価上昇に加え、積極的な増配による株主還元が評価された結果です。特にFY2025はTSRが239.2%と、TOPIX(213.2%)を大きく引き離しており、企業価値向上と株主還元の両立が実現できていることを示しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 130.2万円 | +30.2万円 | 30.2% |
| FY2022 | 131.4万円 | +31.4万円 | 31.4% |
| FY2023 | 143.5万円 | +43.5万円 | 43.5% |
| FY2024 | 174.0万円 | +74.0万円 | 74.0% |
| FY2025 | 239.2万円 | +139.2万円 | 139.2% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
サービス業種の平均PER(約25倍)やPBR(約2.5倍)と比較すると、同社の株価は割安な水準にあると考えられます。一方で、配当利回りは5.04%と業界平均を大きく上回っており、高配当銘柄としての魅力も備えています。信用倍率は18.77倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する投資家が多いことを示唆していますが、需給の緩みには注意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年12月期において、営業利益48.30億円という強固な業績を達成。
2026-2028年度の中期経営計画を策定し、売上高800億円への成長戦略を提示。
レンタルスペース運営の課題を解決するM&A仲介サービスを本格的に開始。
最新ニュース
スペース まとめ
ひとめ診断
「商業施設の空間プロデュース黒子、安定成長と高配当で株主にも『良い空間』を提供中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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