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(株)fonfun2323

fonfun corporation

スタンダードUpdated 2026/03/25
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 3円
安全性
普通
自己資本比率 44.1%(M&Aに伴い有利子負債が急増(約19.4億円)し自己資本比率が43.5%に低下。成長投資の結果だが財務リスクに注意)
稼ぐ力
高い
ROE 21.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 50%

この会社ってなに?

fonfunのサービスは、企業のDX推進を支える裏方的存在です。SMS(ショートメッセージ)配信サービスや、オンライン診療プラットフォーム、飲食店向け予約管理システムなど、日常生活で間接的に触れる機会があるかもしれません。また、M&A仲介のM&A DXも持分法適用会社として展開しており、中小企業の事業承継支援にも関わっています。

fonfunは1997年設立のテックカンパニーで、DXソリューション事業・クラウド事業・SES事業を展開しています。2023年にサイブリッジグループによるTOBで経営体制を刷新し、中期経営計画「プロジェクトフェニックス」のもとM&A戦略を積極推進。2025/03期は売上高12.7億円(前年比+81.4%)、営業利益1.5億円と大幅増収増益を達成しました。

情報・通信業スタンダード市場

注目ポイント

TOBからの再生ストーリー

2023年のTOBで経営を刷新し、プロジェクトフェニックスの名の通り不死鳥のように復活。代表の報酬ゼロという本気のコミットメントが株主に響きます。

M&A戦略で急成長中

積極的なM&Aにより売上高は2年で約2倍に拡大。DXソリューション・クラウド・SESの3本柱で事業基盤を強化し、中計目標の達成が見えてきています。

株主優待が手厚い

500株以上・半年保有でデジタルギフト年間20,000ポイント。株価水準を考慮すると実質利回りが高く、個人投資家にとって魅力的な株主還元策です。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都渋谷区笹塚二丁目1番6号 JMFビル笹塚01 6階
公式
www.fonfun.co.jp

サービスの実績は?

3
1株当たり配当金
2025期実績(初配当)
上場来初
+81.4%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
+101.4%
営業利益成長率
2025期実績 (YoY)
125
連結従業員数
派遣・出向含む
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

DXソリューション事業
7.0億円55.1%)
クラウド事業
3.5億円27.6%)
その他事業
2.2億円17.3%)
DXソリューション事業7.0億円
利益: 0.9億円利益率: 12.9%

企業のDX推進を支援するソリューション提供。システム開発、デジタルマーケティング支援、SES(システムエンジニアリングサービス)が主力。M&Aによる規模拡大を推進中。

クラウド事業3.5億円
利益: 0.5億円利益率: 14.3%

SMS配信サービスやSaaS型プロダクトの提供。ストック型収益モデルで安定した収益基盤を構築。オンライン診療プラットフォームや飲食店向け予約管理システムも展開。

その他事業2.2億円
利益: 0.1億円利益率: 4.5%

新規事業やグループ子会社による各種サービス。M&A DX(持分法適用会社)によるM&A仲介事業も含む。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
21.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
9.6%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
13.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.2%4.5%-
2022/03期3.0%1.8%-
2023/03期7.0%4.0%-
3Q FY2026/321.8%(累計)9.6%(累計)13.9%

営業利益率は2022/03期の1.8%から2025/03期には11.8%まで大幅に改善し、収益力が飛躍的に向上しています。ROEも17.7%と高水準に達しており、TOB後の経営刷新とM&Aによるスケール効果が顕著に表れています。IT・DX業界らしい高い利益率構造が構築されつつあります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期5.9億円4,100万円6.2円-
2022/03期5.6億円1,000万円1,700万円-2.6円-6.1%
2023/03期6.4億円4,300万円4,000万円6.0円+14.9%

2023年のTOBによる経営刷新後、M&A戦略を軸に売上高が急拡大しています。2022/03期にはリストラ期で赤字転落しましたが、2023/03期以降はV字回復を達成。2025/03期は売上高12.7億円(+81.4%)・と、M&A効果と既存事業の成長が加速しました。2026/03期は売上高16.6億円・を見込み、中計目標の売上高20億円に迫る勢いです。 【3Q 2026/03期実績】売上14億円(通期予想比85%)、営業利益1.9億円(同104%)、純利益2.5億円(同144%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
21.8%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
13.9%
業界平均
2.8%
自己資本比率下回る
この会社
44.1%
業界平均
59.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3,916万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
DXソリューション事業7.0億円0.9億円12.9%
クラウド事業3.5億円0.5億円14.3%
その他事業2.2億円0.1億円4.5%

DXソリューション事業が売上の約55%を占める主力セグメントで、SES・システム開発を中心に成長しています。クラウド事業はSMS配信を軸にストック型収益で安定基盤を形成。M&Aにより事業領域が拡大しており、オンライン診療やM&A仲介など多角化が進行中です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
中計目標に対してM&A戦略が想定以上に奏功し、売上高は大幅に上振れ。時価総額100億円目標は達成圏内に接近中。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「プロジェクトフェニックス」
2024期〜2026期
売上高: 目標 20億円 順調 (14.0億円 (3Q累計))
83%
EBITDA: 目標 4億円 順調 (2.7億円 (3Q累計))
75%
時価総額: 目標 100億円 順調 (74億円 (2026/3/25))
74%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期8億円13億円+52.8%
2024期7億円7億円+7.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

fonfunは「プロジェクトフェニックス」のもと、2026期に売上高20億円・EBITDA4億円・時価総額100億円を目標に掲げています。M&A戦略の成功により当初予想を大きく上回るペースで成長しており、売上高は3Q累計で14.0億円と通期計画の84%に到達。時価総額も一時100億円を突破するなど、目標達成が視野に入っています。

どんな話題が多い?

M&A・事業拡大40%
業績・決算30%
経営体制・ガバナンス20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
35
前月比 +12.5%
メディア数
15
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 50%
情報・通信業 約350社中 175位
報道のトーン
50%
好意的
40%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1997
fonfun設立

モバイルコンテンツ事業の会社として設立。リモートメールなどのサービスを展開。

2002
JASDAQ上場

東京証券取引所JASDAQ市場に上場。モバイル関連事業の拡大を図る。

2022
業績低迷期

モバイルコンテンツの市場縮小により業績が悪化。株価は上場来安値圏に低迷。

2023
サイブリッジTOBで経営刷新

サイブリッジグループによるTOBで経営体制を一新。水口翼氏が代表取締役に就任し、報酬ゼロで経営にコミット。

2023
中計「プロジェクトフェニックス」発表

売上高20億円・時価総額100億円を目標とする中期経営計画を策定。M&A戦略を本格始動。

2025
M&A加速で急成長

複数のM&Aを実行し、売上高は前年比+81%の12.7億円に急拡大。上場来初の配当も実施。時価総額100億円突破を視野に。

出来事の年表

2026年3月YNP子会社化

システム開発のYNPを完全子会社化。SES事業の拡大とエンジニアリソースの強化を推進。

2026年2月3Q決算発表

2026/03期 第3四半期決算を発表。売上高14.0億円、営業利益1.95億円と通期計画に対して順調に進捗。

2025年12月中計目標達成見込み

新中期経営計画の売上高20億円・EBITDA4億円の目標達成見込みを発表。連結決算を開始。

社長プロフィール

水口 翼
代表取締役社長
改革派経営者
テクノロジーで社会をもっとスマートに。私は役員報酬ゼロで経営にコミットし、株主の皆さまと同じ目線で企業価値の向上に全力を注いでいます。プロジェクトフェニックスの名の通り、fonfunは再生し、成長し続けます。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
9.2億円
借金(有利子負債)
Net Assets
12.1億円
会社の純資産

2025/03期に総資産が約21.5億円と前年比2倍以上に拡大しており、M&Aに伴うのれん計上と借入金の増加が背景です。有利子負債は0円から2025/03期には約19.4億円に急増し、自己資本比率は43.5%に低下しました。ただし、積極的な成長投資の結果であり、営業利益の拡大により返済能力は確保されています。 【3Q 2026/03期】総資産26億円、純資産12億円、自己資本比率44.1%、有利子負債9.2億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+1.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
+2,700万円
借入・返済など
Free CF
-5,700万円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期9,000万円8,600万円3,600万円1.8億円
2022/03期3,200万円1.3億円7,400万円1.0億円
2023/03期1.1億円1.6億円2,700万円5,700万円

営業キャッシュフローは着実に増加しており、2025/03期には1.9億円を創出しています。2025/03期の投資CFが-12.2億円と大幅なマイナスとなっていますが、これはM&A(子会社取得)による支出です。財務CFの8.8億円は買収資金の借入によるもので、成長投資を外部資金で賄う積極経営を反映しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
設備投資額
528万円
平均勤続年数(従業員)
7.1
臨時従業員数
2

取締役・監査役9名中、女性が1名(11.1%)を占めています。平均勤続年数7.1年とIT企業としては標準的で、2023年のTOB後に経営陣を大幅刷新しました。代表取締役の水口翼氏は報酬ゼロで経営にコミットしており、株主と利害を一致させたガバナンスが特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主72.6%
浮動株27.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関2.1%
事業法人等70.5%
外国法人等1.7%
個人その他21.9%
証券会社3.9%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はサイブリッジグループ・クリアデラ。

サイブリッジ合同会社(3,357,002株)47.94%
サイブリッジグループ株式会社(1,010,600株)14.43%
クリアデラ株式会社(336,200株)4.8%
日本証券金融株式会社(148,000株)2.11%
デジックス合同会社(130,000株)1.86%
株式会社EGIJ(119,200株)1.7%
賀川正宣(117,200株)1.67%
三菱UFJeスマート証券株式会社(83,500株)1.19%
株式会社SBI証券(72,800株)1.04%
佐野敦彦(70,000株)1%

サイブリッジ合同会社が47.94%を保有する筆頭株主で、グループ合計では約62%と過半数を大きく超える支配株主構造です。2023年のTOBによりサイブリッジグループが経営権を取得し、水口翼氏が代表取締役に就任しました。個人株主の賀川正宣氏(1.67%)・佐野敦彦氏(1.0%)も上位に入っており、個人投資家の注目度も高い銘柄です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1IT業界の競争激化による既存サービスの陳腐化リスク
2M&Aに伴うのれん減損リスク(積極的な買収戦略を推進中)
3有利子負債の急増に伴う財務リスク
4主要顧客への依存度が高い場合の取引変動リスク
5情報セキュリティ・個人情報漏洩に関するリスク
6人材の確保・定着に関するリスク(IT人材の競争激化)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
548万円
従業員数
70
平均年齢
38.6歳
平均年収従業員数前年比
当期548万円70-

従業員の平均年収は548万円で、IT業界としては標準的な水準です。平均年齢38.6歳と比較的若い組織構成で、M&Aにより連結従業員数は125名(派遣・出向含む)に拡大しています。代表取締役の水口氏は役員報酬を0円としており、企業価値向上こそ報酬という姿勢を3年間貫いています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

fonfunの5年TSRは196.7%とTOPIX(194.9%)とほぼ同水準ですが、2022期〜2023期に大きく下落した後、2024期に急回復するV字型の軌跡を描いています。TOB後の経営刷新が転換点となり、株価は約2倍に上昇。ただし、ボラティリティが非常に高い点には注意が必要です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
3
方針: 成長投資を優先しつつ、業績に応じた利益還元
1株配当配当性向
2016/03期00.0%
2017/03期00.0%
2018/03期00.0%
2019/03期00.0%
2020/03期00.0%
2021/03期00.0%
2022/03期00.0%
2023/03期00.0%
2024/03期00.0%
2025/03期312.2%
株主優待
あり
デジタルギフト 年間20,000ポイント
必要株数500株以上(約17万円)
金額相当約20,000円相当
権利確定月3月・9月

2025/03期に上場以来初の配当(1株3円・記念配当含む)を実施しました。配当性向12.2%とまだ低水準ですが、成長フェーズにあるため投資優先の姿勢です。株主優待は500株以上・半年保有でデジタルギフト年間20,000ポイントと手厚く、優待込みの実質利回りは高水準です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 196.7万円 になりました (96.7万円)
+96.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期127.9万円27.9万円27.9%
2022期69.0万円31.0万円-31.0%
2023期78.6万円21.4万円-21.4%
2024期197.4万円97.4万円97.4%
2025期196.7万円96.7万円96.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,299,500株
売り残0株
信用倍率-
3/13時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

fonfunの株価指標は、PER 41.6倍・PBR 7.84倍と業界平均を大幅に上回る成長株的バリュエーションです。M&Aによる急成長への期待が織り込まれており、配当利回りは0.86%と低水準。信用買い残が130万株と多く、個人投資家の投機的関心が高い銘柄です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期4,100万円0円0.0%
2022/03期700万円2,400万円342.9%
2023/03期4,300万円300万円7.0%

実効税率が年度により大きく変動しているのは、繰越欠損金の活用やM&Aに伴う税務処理の影響です。2022/03期は赤字期に繰延税金資産の取崩しで税額が膨らみました。2025/03期は繰越欠損金の控除により税負担ゼロとなっており、キャッシュフロー面で有利に働いています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

(株)fonfun まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 3円
安全性
普通
自己資本比率 44.1%(M&Aに伴い有利子負債が急増(約19.4億円)し自己資本比率が43.5%に低下。成長投資の結果だが財務リスクに注意)
稼ぐ力
高い
ROE 21.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 50%

「TOBから再生へ。M&Aとテクノロジーで急成長するDXスタンダード企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU