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(株)FRONTEO2158

FRONTEO,Inc.

グロースUpdated 2026/03/25
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑(FY2023〜2024の赤字はAI事業への構造改革に伴う一時的なもの。FY2025に黒字転換済み)
配当
なし
配当なし
安全性
注意
自己資本比率 16.7%(3Q FY2026/3末時点)(FY2024に一時的に有利子負債が増加したが、FY2025には圧縮が進み自己資本比率45.9%まで回復)
稼ぐ力
高い
ROE 18.3%(FY2025/3実績)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

企業の不正調査で膨大なメール・文書からAIが証拠を探し出す「リーガルテック」、新薬候補を見つけるAI創薬支援「Drug Discovery AI Factory」、そして経済安全保障におけるサプライチェーンリスク分析など、専門家の高度な判断をAIで支援するサービスを提供しています。直接消費者が目にする機会は少ないですが、製薬大手の創薬プロセスや金融機関のコンプライアンスの裏側でFRONTEOのAIが活躍しています。

FRONTEOは2003年創業のAIソリューション企業で、自社開発の自然言語解析AI「KIBIT」を核にリーガルテック、AI創薬支援、経済安全保障の3分野でサービスを展開しています。2025/03期は売上高61億円・営業利益5.3億円と2期ぶりの黒字転換を達成。2026/03期は売上高70億円・営業利益7億円を予想し、AI事業の成長軌道への回帰が鮮明になっています。PER 52.0倍・PBR 10.79倍と成長期待を織り込んだ株価水準にあり、AI創薬パイプラインの具体化が今後のカタリストとなります。

サービス業グロース市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル

サービスの実績は?

527百万円
営業利益
2025期実績(黒字転換)
+14.8%
売上高成長率
2026期予想 (YoY)
8.6%
営業利益率
2025期実績
206
従業員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

AIソリューション事業
61億円100.0%)
AIソリューション事業61億円
利益: 5.3億円利益率: 8.6%

リーガルテック(国際訴訟支援)、AI創薬支援「Drug Discovery AI Factory」、経済安全保障向けAIソリューションを展開。自社開発AI「KIBIT」を核に、専門家の高度な判断を支援する。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます

FY2025/3実績

ROE
18.3%
株主資本の利回り
ROA
7.9%
総資産の活用度
Op. Margin
8.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.7%3.0%-
2022/03期23.6%11.0%-
2023/03期▲29.6%▲16.2%-
2024/03期▲72.1%▲34.2%▲2.5%
2025/03期18.3%7.9%8.7%
3Q FY2026/315.3%(累計)2.9%(累計)6.1%

2022/03期には営業利益率15.7%・ROE 20.3%とAI企業らしい高収益性を発揮しましたが、事業構造改革期の2023期〜2024に大幅な赤字を経験しました。2025/03期にはROE 17.2%・営業利益率8.6%まで回復しており、収益基盤の再構築が順調に進んでいます

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/03期104億円5.1億円3.6億円9.3円
2022/03期109億円17.2億円13.1億円33.4円+5.4%
2023/03期72.2億円▲13.6億円▲17.0億円-43.3円-34.0%
2024/03期73.8億円▲1.9億円▲28.4億円-72.3円+2.2%
2025/03期61.0億円5.3億円5.5億円14.1円-17.3%

2022/03期にはリーガルテック事業の好調で営業利益17億円の過去最高益を記録しましたが、2023/03期〜2024/03期は事業構造改革に伴う一時的な赤字期間となりました。2025/03期には営業利益5.3億円で黒字転換を達成し、2026/03期は売上高70億円・営業利益7億円を予想。AI創薬・経済安全保障分野の拡大が成長ドライバーとなっています。 【3Q 2026/03期実績】売上54億円(通期予想比78%)、営業利益3.3億円(同47%)、純利益2.2億円(同36%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2025/3上回る
この会社
18.3%
業界平均
11.1%
営業利益率(自社 FY2025/3下回る
この会社
8.7%
業界平均
9.7%
自己資本比率(自社 FY2025/3末下回る
この会社
22.1%
業界平均
53.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,610万円
7名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
AIソリューション事業61億円5.3億円8.6%

AIソリューション事業の単一セグメントで構成されています。売上の内訳ではリーガルテック(国際訴訟支援)が最大の収益源で、AI創薬支援と経済安全保障向けソリューションが成長領域として育成されています。2025/03期は丸石製薬やMeiji Seika ファルマなど大手製薬企業との戦略的提携が進展し、AI創薬分野の売上拡大が期待されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高はやや未達だが、営業利益は当初予想を大幅に上回り黒字転換を達成。事業構造改革の成果が着実に表れている。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

AIポートフォリオ・トランスフォーメーション
2024期〜2026期
売上高: 目標 70億円 順調 (61億円 (FY2025))
87.1%
営業利益: 目標 7億円 順調 (5.3億円 (FY2025))
75.3%
AI創薬パイプライン: 目標 複数社との提携 順調 (丸石製薬・Meiji Seikaと提携)
80%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期65億円61億円-6.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1億円5億円+401.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FRONTEOはAIを主体としたビジネスモデルへのポートフォリオ・トランスフォーメーションを推進中です。2025/03期の営業利益は当初予想1.05億円を大幅に上回る5.3億円で着地し、2度の上方修正を実施。AI創薬分野での大手製薬企業との提携拡大が成長加速の鍵となっています。

どんな話題が多い?

AI創薬・提携35%
業績・決算30%
リーガルテック20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +8.5%
メディア数
20
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報, みんかぶ
業界内ランキング
上位 20%
AI関連銘柄 主要20社中 4位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月戦略的提携

丸石製薬とのAI創薬支援の戦略的業務提携を締結。「Drug Discovery AI Factory」で全社的な創薬戦略を包括支援。

2026年2月好決算

2025/03期 第3四半期で営業利益率16.4%に急上昇。リーガルテック・AI創薬の両輪で業績回復が鮮明に。

2025年10月製薬提携

Meiji Seika ファルマと既存薬のリポジショニング研究でAI活用の協業を開始。

代表者プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率3Q FY2026/3末時点)16.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q FY2026/3末時点

Interest-bearing Debt
33.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
37.0億円
会社の純資産

2023/03期まで無借金経営でしたが、2024/03期に事業構造改革の資金として約68億円の有利子負債を調達しました。2025/03期には約39億円まで圧縮し、自己資本比率も45.9%まで回復。BPSは75.4円で、PBR 10.79倍は将来の成長期待を反映した水準です。 【3Q 2026/03期】総資産89億円、純資産37億円、自己資本比率16.7%、有利子負債33億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+7.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-2.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-9.1億円
借入・返済など
Free CF
+5.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期20.3億円▲3.5億円▲5,300万円16.8億円
2022/03期23.8億円▲6.2億円▲14.6億円17.6億円
2023/03期▲9.2億円▲6.3億円▲6.1億円▲15.4億円
2024/03期17.1億円▲1.8億円▲3,400万円15.3億円
2025/03期7.5億円▲2.5億円▲9.1億円5.0億円

営業キャッシュフローは2023/03期の赤字を除けば概ね黒字を維持しており、AI事業の高い現金創出力が特徴です。2024/03期の営業CF 17億円は赤字決算にもかかわらず計上されたもので、運転資本の改善が寄与しました。2025/03期のFCF 5億円は黒字転換に伴い安定化しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
9,216万円
連結子会社数
5
設備投資額
9.0億円
平均勤続年数(従業員)
4.1
臨時従業員数
6

取締役・監査役10名中、女性が2名(20.0%)を占めており、多様性のあるガバナンス体制を構築しています。4社の連結子会社(米国・韓国・台湾等)を統括するグローバル経営体制を敷いています。平均勤続年数3.6年は、AI人材市場の流動性の高さを反映していますが、専門性の高いプロフェッショナル集団としての組織運営が行われています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主24.9%
浮動株75.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関3.1%
事業法人等11.5%
外国法人等1%
個人その他76.1%
証券会社8.3%

経営者・創業家が10.3%を保有するオーナー経営企業です。 外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 主な安定株主は守本氏・フォーカスシステムズ・楽天証券。

守本  正宏(6,383,800株)16.29%
株式会社フォーカスシステムズ(3,637,420株)9.28%
池上  成朝(2,630,300株)6.71%
上田八木短資株式会社(520,000株)1.32%
株式会社学研ホールディングス(391,600株)0.99%
野村證券株式会社(315,438株)0.8%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社(255,400株)0.65%
楽天証券株式会社共有口(242,300株)0.61%
堀田 高志(178,900株)0.45%
野崎 周作(144,300株)0.36%

筆頭株主は創業者・代表取締役社長の守本正宏氏(10.25%)で、同氏の投資事業組合(6.98%)を合わせると約17%を保有しています。事業パートナーのフォーカスシステムズ(9.24%)も上位に位置し、創業者と事業パートナーによる安定的な経営基盤が構築されています。個人投資家比率が76.1%と高く、AI関連のテーマ性から注目度の高い銘柄です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1AI技術の急速な進化に伴う競争激化リスク
2リーガルテック事業における大型案件の受注変動リスク
3AI創薬事業の研究開発成果が収益に結びつかないリスク
4海外事業(米国・韓国・台湾)における地政学リスク
5優秀なAI人材の確保・流出リスク
6情報セキュリティ・データ漏洩リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
900万円
従業員数
206
平均年齢
43.2歳
平均年収従業員数前年比
当期900万円206-

従業員の平均年収は900万円と、AI・テクノロジー企業として高水準です。従業員数は2021/03期の315名から206名へ減少していますが、これは事業構造改革に伴う効率化の結果であり、一人あたりの生産性は向上しています。平均年齢43.2歳・平均勤続年数3.6年は専門性の高い中途人材が多い組織構成を反映しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

FRONTEOのTSRは5年間で298.5%と、TOPIXの213.4%を大きく上回るパフォーマンスを記録しています。ただし、2022期にAIブームで372.8%まで急騰した後、2023期〜2024に大幅下落するなどボラティリティが極めて高い点に注意が必要です。長期保有の場合でも、エントリータイミングが重要な銘柄です。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 成長投資を優先し、業績に応じた配当を検討
1株配当配当性向
2016/03期3-
2017/03期00.0%
2018/03期00.0%
2019/03期3163.0%
2020/03期00.0%
2021/03期00.0%
2022/03期721.0%
2023/03期00.0%
2024/03期00.0%
2025/03期00.0%
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

2022/03期に1株7円の配当を実施しましたが、2023/03期以降は赤字転落に伴い無配が継続しています。現在は成長投資を優先する方針であり、AI創薬・経済安全保障分野への投資を配当より優先しています。業績の安定的な黒字定着後に配当再開の可能性があります。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 298.5万円 になりました (198.5万円)
+198.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期148.8万円48.8万円48.8%
2022期372.8万円272.8万円272.8%
2023期146.6万円46.6万円46.6%
2024期125.0万円25.0万円25.0%
2025期298.5万円198.5万円198.5%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残-
売り残-
信用倍率-
-時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

FRONTEOの株価指標は、PER 52.0倍・PBR 10.79倍とグロース株らしい高い成長期待を織り込んだ水準です。業界平均(PER 25倍程度)を大きく上回りますが、AI創薬パイプラインの具体化や経済安全保障分野の拡大による利益成長が期待されており、将来の成長性をどう評価するかが投資判断の鍵となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期3.3億円0円0.0%
2022/03期16.9億円3.8億円22.4%
2023/03期-12.9億円0円-
2024/03期-1.7億円0円-
2025/03期5.4億円0円0.0%

2023/03期〜2024/03期は赤字のため税負担はありませんでした。2025/03期は黒字転換したものの、過年度の繰越欠損金を活用して実効税率0%を実現しています。2026/03期は繰越欠損金の消化が進み、実効税率12.1%を想定しています。

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(株)FRONTEO まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑(FY2023〜2024の赤字はAI事業への構造改革に伴う一時的なもの。FY2025に黒字転換済み)
配当
なし
配当なし
安全性
注意
自己資本比率 16.7%(3Q FY2026/3末時点)(FY2024に一時的に有利子負債が増加したが、FY2025には圧縮が進み自己資本比率45.9%まで回復)
稼ぐ力
高い
ROE 18.3%(FY2025/3実績)
話題性
好評
ポジ 55%

「自社開発AI『KIBIT』で、リーガルテック・AI創薬・経済安全保障の3領域に挑むグロース企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/07/06 / データ提供: OSHIKABU