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明治ホールディングス2269

Meiji Holdings Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/07/10
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑(FY2026/3は営業利益933億円と増収増益(+10.2%)だが、中国事業の減損など特別損失426億円で純利益350.8億円(-31.0%)の最終減益。)
配当
少なめ
1株 105円(総還元性向50%以上を目安に継続増配。FY2026/3は9期連続増配の105円で、減益により性向81.1%へ上昇。FY2027予110円。100株で製品優待。)
安全性
安定
自己資本比率 61.2%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%(FY2026/3実績)(ROEは有報公式で4.6%(FY2022は13.5%)。中国減損など特別損失による純利益急減が主因で、営業利益率は7.9%と改善。ROA2.9%。)
話題性
普通
ポジ 35%

この会社ってなに?

朝食の「明治ブルガリアヨーグルト」や体調を整える「R-1」、ちょっと一息つくときの「明治ミルクチョコレート」、部活帰りに飲む「ザバス」——気づけば一日のどこかで明治の商品に触れていませんか。明治ホールディングスは、菓子・乳製品・栄養食品といった食品事業に加え、Meiji Seika ファルマやKMバイオロジクスを通じて抗菌薬やワクチンなどの医薬品も手がける、時価総額約1兆円の総合食品・ヘルスケア企業です。売上高1兆1,737億円のうち約8割が食品、約2割が医薬品で、「食」と「くすり」の両面から私たちの健康を毎日支えています。「やっぱり明治はおいしい」と感じたことがあるなら、あなたはもうこの会社の強いブランド力に触れています。

明治ホールディングスは、「明治ブルガリアヨーグルト」「R-1」「明治ミルクチョコレート」「ザバス」などの食品事業と、Meiji Seika ファルマ・KMバイオロジクスを中核とする医薬品事業を「食と健康」の二本柱で展開する持株会社です。2026/03期は売上高1兆1,737億円(前期比1.7%増)・営業利益933億円(同10.2%増)と増収増益でしたが、中国事業の減損損失243億円などで特別損失が426億円に膨らみ、親会社株主に帰属する当期純利益は350.8億円(同31.0%減)と最終減益になりました。純利益の落ち込みは一過性要因が大きく、2027/03期は純利益625億円への回復を見込みます。最上位の経営目標に独自指標「明治ROESG」を掲げる2026中期経営計画を推進し、株主還元は総還元性向50%以上を目安に継続的な増配(2026期は9期連続増配の年105円)を進めます。2025年6月に松田克也氏が社長CEOに就任しました。

食料品プライム市場

注目ポイント

菓子・乳製品・栄養を束ねる圧倒的な食品ブランド

「明治ブルガリアヨーグルト」「R-1」「明治ミルクチョコレート」「ザバス」など国内トップクラスのブランドを多数擁します。2026/03期の食品セグメントは売上9,428億円・営業利益687億円で、デイリー(ヨーグルト・牛乳)とカカオ(チョコ・グミ)が収益の柱。価格改定と高付加価値化で原材料高を吸収しています。

食品と医薬品の『両輪』経営

Meiji Seika ファルマとKMバイオロジクスを通じ、抗菌薬・ワクチン・血漿分画製剤などを手がけます。2026/03期の医薬品セグメントは売上2,322億円・営業利益304億円(前期比23.1%増)と伸長。抗菌薬原薬の国内生産開始やジェネリック供給網の再構築など、経済安全保障にも貢献する独自の事業ポートフォリオが強みです。

総還元性向50%以上・9期連続増配の株主還元

2026中期経営計画のもと、各期で総還元性向50%以上を目安に継続的な増配を目指します。2026/03期は年105円で株式分割調整後ベースの実績9期連続増配、2027/03期予は110円へ増配予定です。最終減益でも配当を継続し、連結配当性向は81.1%。ROIC経営による資本効率改善も進めています。

会社概要

業種
食料品
決算期
3月
公式
www.meiji.com

サービスの実績は?

1兆1,737億円
売上高(2026/03期)
前期比1.7%増・食品8割/医薬品2割
食品・医薬品の両輪
933億円
営業利益(2026/03期)
前期比10.2%増・営業増益
価格改定・医薬品が寄与
105
1株年間配当(2026/03期)
9期連続増配(分割調整後)
予想利回り約2.9%
17,103
連結従業員数
2026年3月末(提出会社単体295名)
食品・医薬品グループ
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

食品セグメント
9,428億円80.2%)
医薬品セグメント
2,322億円19.8%)
食品セグメント9,428億円
利益: 687億円利益率: 7.3%

「明治ブルガリアヨーグルト」「R-1」等のデイリー(2,726億円)、「明治ミルクチョコレート」等のカカオ(1,868億円)、「ザバス」「ほほえみ」等のニュートリション(1,188億円)、BtoB・チーズ等のフードソリューション(2,036億円)で構成。前期比1.9%増収・6.4%増益。

医薬品セグメント2,322億円
利益: 304億円利益率: 13.1%

Meiji Seika ファルマ・KMバイオロジクスが中核。抗菌薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック等。国内(1,166億円)・海外(648億円)・ワクチン動物薬(507億円)で構成。前期比1.1%増収・23.1%増益で高収益。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です

FY2026/3実績

ROE
4.6%
株主資本の利回り
ROA
2.9%
総資産の活用度
Op. Margin
7.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期13.5%7.8%9.2%
2023/03期10.0%6.2%7.1%
2024/03期6.9%4.3%7.6%
2025/03期6.8%4.3%7.3%
2026/03期4.6%2.9%7.9%

営業利益率は7%台で推移し、2026/03期は7.9%と改善しました(価格改定効果と医薬品の増益が寄与)。一方、ROEは有価証券報告書「主要な経営指標の推移」の公式値(期中平均自己資本ベース)で、2022/03期の13.5%から2026/03期は4.6%へ低下しました。中国事業の減損など特別損失による純利益の落ち込みが主因で、営業段階の収益性(営業利益率)は改善していても最終利益ベースの効率は一時的に低下しています。ROA(総資産純利益率)も2.9%へ低下。2026中期経営計画では資本効率の改善(ROIC経営)を通じたROEの回復を掲げています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期1.0兆円929億円875億円303.6円
2023/03期1.1兆円754億円694億円247.4円+4.8%
2024/03期1.1兆円843億円507億円181.6円+4.1%
2025/03期1.2兆円847億円508億円186.1円+4.4%
2026/03期1.2兆円933億円351億円129.4円+1.7%

2026/03期は売上高1兆1,737億円(前期比1.7%増)・営業利益933億円(同10.2%増)と、食品・医薬品の両セグメントがそろって営業増益となりました。しかし中国事業の減損損失243億円や固定資産圧縮損110億円などで特別損失が426億円(前期66億円)に拡大し、税金等調整前当期純利益は680億円(前期824億円)に減少、親会社株主に帰属する当期純利益は350.8億円(前期比31.0%減)と最終減益になりました。EPSは129.42円。純利益の急減は一過性要因が大きく、2027/03期は売上高1兆2,120億円・営業利益1,000億円・純利益625億円(EPS230.6円)への回復を会社は見込んでいます。(金額・EPSは2023年4月1日の1対2株式分割を調整後)

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

食料品の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2026/3下回る
この会社
4.6%
他社平均
6.6%
営業利益率(自社 FY2026/3上回る
この会社
7.9%
他社平均
5.4%
自己資本比率(自社 FY2026/3末上回る
この会社
61.2%
他社平均
53.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,600万円
1名の合計
⚠️ 有報「役員の状況」の特定区分(1名分)の合計値。全取締役8名の総報酬額は有報の役員報酬欄を参照

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
食品セグメント9,428億円687億円7.3%
医薬品セグメント2,322億円304億円13.1%

報告セグメントは食品と医薬品の2つです。食品が売上の約8割を占め、デイリー・カカオ・ニュートリション・フードソリューションで構成されます。医薬品は営業利益率13.1%と高収益で、海外事業の伸長とワクチン・動物薬事業の黒字転換が寄与しました。なお2セグメントの売上合計(1兆1,750億円)はセグメント間取引の消去等(△13億円)を経て全社連結売上高1兆1,737億円となります。

会社の計画は順調?

B
総合評価
営業利益は増益基調だが、中計最終年度(2027/03期)の当初目標1,165億円に対しては道半ば。会社自身が原材料高・中国減速等を理由に最終年度目標を1,000億円・ROE8.0%へ下方修正しており、特別損失で落ち込んだ資本効率(ROE)の回復が最大の課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026中期経営計画は2024年度(2025/03期)に始動し、最終年度は2026年度(2027/03期)。当初目標は連結営業利益1,165億円・ROE9.5%以上・明治ROESG9.8ポイント・海外売上高2,525億円。2年目の2026/03期は営業利益933億円と増益(当初目標比80%)だが、中国事業の減損など特別損失で純利益・ROEが大きく落ち込んだ。会社は2026期本決算と同時に最終年度目標を営業利益1,000億円・ROE8.0%・明治ROESG7.8ポイント・海外売上1,828億円へ下方修正しており、2027/03期計画の純利益は625億円。
2026中期経営計画(明治ROESG)
2024〜2026年度(2025/03期〜2027/03期)
連結営業利益(FY2027/3・最終年度当初目標): 目標 1,165億円 順調 (933億円(FY2026/3・2年目))
80%
ROE(FY2027/3): 目標 9.5%以上 やや遅れ (4.6%(FY2026/3))
48%
明治ROESG(FY2027/3): 目標 9.8ポイント やや遅れ (6.1ポイント(FY2026/3))
62%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/03期780億円843億円+8.1%
2025/03期860億円847億円-1.5%
2026/03期910億円933億円+2.5%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026/03期540億円351億円-35.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2026中期経営計画(2024〜2026年度、最終年度2027/03期)は、独自指標「明治ROESG®」を最上位の経営目標に掲げ、稼ぐ力(ROE)とESG目標の達成度を統合的に管理する計画です。最終年度の当初目標は連結営業利益1,165億円・ROE9.5%以上・明治ROESG9.8ポイント・海外売上高2,525億円でした。2年目の2026/03期実績は営業利益933億円(当初目標比80%)・ROE4.6%・明治ROESG6.1ポイント・海外売上1,613億円で、営業利益は着実に伸びる一方、特別損失によるROEの落ち込みが目立ちます。会社は原材料高・中国経済の減速・新型コロナワクチン環境の変化を踏まえ、最終年度2027/03期の目標を営業利益1,000億円・ROE8.0%へ下方修正しました。ROICを活用した資本効率改善が引き続き課題です。

最新ニュース

ネガティブ
明治HD、2026/03期は営業増益も特別損失で最終減益 純利益350.8億円(△31.0%)
5/14 · 適時開示
ポジティブ
2027/03期予は純利益625億円へ回復見込み、年110円へ増配(前期比5円増)
5/14 · 適時開示
中立
2026中計の最終年度(2027/03期)目標を下方修正 営業利益1,165億→1,000億円へ
5/14 · 適時開示

どんな話題が多い?

決算・業績35%
中期経営計画・株主還元25%
医薬品・ワクチン20%
食品新商品・ブランド12%
海外・中国事業8%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
482
前月比 +5.4%
メディア数
80
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日経MJ, 食品新聞
業界内ランキング
上位 8%
食料品業 200社中 12位
報道のトーン
35%
好意的
45%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1916
菓子と乳の源流

明治製菓・明治乳業の源流が誕生。「お菓子」と「乳製品」で日本の食文化づくりに貢献してきました。

2009
明治ホールディングス発足

明治製菓と明治乳業が経営統合し、明治ホールディングスが発足。食品と医薬品の二本柱経営が本格化しました。

2011
食品と医薬品の2社体制へ

グループ再編で「明治」(食品)と「Meiji Seika ファルマ」(医薬品)の2社体制に移行し、『食と健康』の領域を拡げました。

2021
機能性商品の浸透

「R-1」「LG21」などのプロバイオティクスや高付加価値の健康志向商品が広く浸透し、ブランド価値を高めました。

2025
新体制と明治ROESG

松田克也氏が社長CEOに就任。2026中期経営計画のもと、独自指標『明治ROESG』を掲げ資本効率と社会的価値の両立を進めます。

2030
『食と健康』の新価値創出へ

食品と医薬品の融合による独自の価値創出を進め、世界に通用する総合食品・ヘルスケア企業への進化を目指します。

出来事の年表

2026年5月本決算

2026/03期本決算を発表。営業利益933億円(前期比10.2%増)と増収増益だったが、中国事業の減損損失243億円などで特別損失が426億円に膨らみ、親会社株主純利益は350.8億円(同31.0%減)と最終減益。同時に2026中計最終年度(2027/03期)の目標を営業利益1,165億円→1,000億円へ下方修正した。

2025年12月国内生産体制

経済安全保障上の課題である抗菌薬原薬の国内生産を岐阜工場で開始。ジェネリック医薬品の安定供給に向けたコンソーシアム構想も推進している。

2025年6月社長交代

松田克也氏が代表取締役社長CEOに就任(前社長の川村和夫氏は相談役)。7年ぶりの社長交代で、食品と医薬品の融合による成長戦略を加速する。

代表者プロフィール

松田 克也
代表取締役社長CEO
現場を知る堅実な改革者
「食と健康のプロフェッショナル」として、菓子・乳製品・栄養食品と医薬品の強みを掛け合わせ、お客さまの生涯にわたる健康で豊かな生活に貢献します。2026中期経営計画では独自指標『明治ROESG』を最上位に掲げ、稼ぐ力と社会的価値の両立、そしてROICを軸とした資本効率の改善を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率FY2026/3末時点)61.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2026/3末時点

Interest-bearing Debt
1,126億円
借金(有利子負債)
Net Assets
8,176億円
会社の純資産

総資産は1兆2,618億円へ拡大し、自己資本比率は61.2%(決算短信の公表値)と高い健全性を維持しています(前期63.2%からは新工場投資等で微低下)。BPS(1株純資産)は2,849.8円。有利子負債は決算短信定義(借入金+社債+コマーシャル・ペーパー)で1,126億円と、前期の478億円から大きく増加しました。これは北海道根釧・神奈川の乳製品新工場など大型設備投資に向けた長期借入金の増加(+548億円)とコマーシャル・ペーパーの発行(+140億円)、自己株式取得などの資金需要によるものです(D/Eレシオ0.15倍)。それでも自己資本比率6割超・実質的に低いレバレッジを保っています。(リース債務を含める広義ベースの有利子負債は1,726億円)

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+565億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1,104億円
投資に使ったお金
Financing CF
+346億円
借入・返済など
Free CF
-539億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2022/03期1,275億円▲276億円▲770億円999億円
2023/03期850億円▲368億円▲547億円482億円
2024/03期1,080億円▲246億円▲438億円834億円
2025/03期690億円▲406億円▲617億円283億円
2026/03期565億円▲1,104億円346億円▲539億円

2026/03期の営業キャッシュ・フローは565億円と、棚卸資産の増加や減益で前期(690億円)から減少しました。投資CFは新工場建設など有形固定資産の取得を主因に1,104億円の大幅な支出となり、フリー・キャッシュ・フローは539億円のマイナスに転じました。財務CFは長期借入金の調達(+560億円)などで346億円の収入となり、大型投資と株主還元の原資を借入で補いました。成長投資の先行局面にあり、投資回収とともにキャッシュ創出力の回復が焦点です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
2億8,100万円
連結子会社数
54
設備投資額
946.7億円
平均勤続年数(従業員)
18
臨時従業員数
7864

ガバナンスは監査役会設置会社で、代表者は2025年6月に就任した代表取締役社長CEOの松田克也氏(前社長の川村和夫氏は相談役)です。取締役会は取締役8名(うち女性2名・女性比率25.0%)で構成され、監査役5名が監査を担います。2026年6月26日の定時株主総会では大前由子氏が社外取締役に新任、松村眞理子氏が退任しました。監査法人への監査報酬は2億8,100万円、連結子会社は54社を統括します。(取締役会人数・女性比率は2026年総会後の現任ベースで、監査役は取締役会人数に含みません)

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主38.1%
浮動株61.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関31.3%
事業法人等6.8%
外国法人等25.4%
個人その他32.6%
証券会社3.9%

従業員持株会・取引先持株会や関係先の事業法人・生保が安定株主の中核ですが、支配株主は不在で機関投資家・外国人・個人による浮動株比率が高く、株価は市場の需給を反映しやすい構造です。アクティビストの株主提案・還元圧力にも留意が必要です。

日本マスタートラスト信託銀行㈱  (信託口)(43,930,000株)16.2%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(17,106,000株)6.31%
日本生命保険(相) (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)(6,696,000株)2.47%
明治ホールディングス従業員持株会(6,223,000株)2.3%
明治ホールディングス取引先持株会(5,343,000株)1.97%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(3,996,000株)1.47%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(3,862,000株)1.42%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(3,654,000株)1.35%
JPモルガン証券㈱(3,305,000株)1.22%
JAPAN ACTIVATION CAPITAL I L.P. (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)(2,943,000株)1.09%

上位株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)16.2%・日本カストディ銀行(信託口)6.31%など機関投資家の受け皿である信託銀行が中心で、特定の支配株主や創業家の大きな直接保有はない分散型の構成です。日本生命保険(2.47%)のほか、従業員持株会(2.30%)・取引先持株会(1.97%)といった長期安定株主も名を連ねます。一方で、アクティビストのJAPAN ACTIVATION CAPITAL(1.09%)が上位に入るなど、資本効率や株主還元の向上を求める投資家の存在感も出ています。外国人持株比率は約25%です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原材料・エネルギー価格や物流費の変動
2中国をはじめとする海外事業の市況・地政学リスク
3食品の品質・安全性の確保
4医薬品の研究開発の成否・薬価改定・供給問題
5為替変動(海外連結子会社の円換算)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
910万円
従業員数
295
平均年齢
42.7歳
平均年収従業員数前年比
2025/03期910万円295-

提出会社である明治ホールディングス(持株会社)単体の平均年間給与は約910万円、単体従業員数は295名、平均年齢42.7歳・平均勤続18.5年です(2025/03期・第16期有価証券報告書ベース)。持株会社のため提出会社単体の人員は少なく、グループ全体の連結従業員数は17,103名(2026年3月末)です。※提出会社単体の平均給与・従業員数の2026/03期(第17期)値は、有報の該当項目取得後に当期化するのが望ましい項目です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間(2021年3月末を100)の配当込みTSR(株主総利回り)は124.4(+24.4%)で、同期間のTOPIX(201.0・+101%)を下回りました(アンダーパフォーム)。ディフェンシブな食品・医薬品株として株価は底堅く推移し、2024期・2026期にかけて上昇したものの、相場全体の上昇(TOPIX+101%)には追いつきませんでした。今後は特別損失で落ち込んだ純利益の回復と、2026中計の資本効率(ROE)改善が、市場平均を上回るリターン創出の鍵となります。(3月決算のため各年3月末終値・配当込みで算定)

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
105
方針: 2026中期経営計画のもと、各期で総還元性向50%以上を目安とし、1株当たり配当額の継続的な増配を目指す方針。FY2027/3予は前期比5円増の年110円。
1株配当配当性向
2022/03期8528.0%
2023/03期9036.4%
2024/03期9552.3%
2025/03期10053.7%
2026/03期10581.1%
2027/03期(予想)11047.7%
9期連続増配
株主優待
あり

100株以上の保有で、毎年3月末に保有株数に応じた自社グループ製品(菓子・乳製品等)の詰め合わせ(1,500〜5,500円相当)が贈呈されます。2026年3月期からは3年以上の長期保有株主に「長期保有感謝BOX」も追加されます。

2026中期経営計画のもと、各期で総還元性向50%以上を目安とし、1株当たり配当額の継続的な増配を目指す方針です。1株当たり年間配当は株式分割調整後ベースで実績9期連続の増配(2018/03期〜2026/03期)を続けており、2026/03期は前期比5円増の105円。最終減益により連結配当性向は81.1%に上昇しました。2027/03期は年110円(第2四半期末55円・期末55円)への増配を予定します(予想利回り約2.9%)。2023年4月1日に1対2の株式分割を実施しており、上表の配当額はいずれも分割後ベースに調整しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2022期初めに100万円を投資した場合
100万円が 124.4万円 になりました (24.4万円)
+24.4%
年度末時点評価額損益TSR
2022期95.1万円▲4.9万円-4.9%
2023期93.4万円▲6.6万円-6.6%
2024期103.1万円3.1万円3.1%
2025期101.6万円1.6万円1.6%
2026期124.4万円24.4万円24.4%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残237,400株
売り残81,500株
信用倍率2.91倍
2026年3月時点
今後の予定
2027/03期 第1四半期決算発表(予定)2026年8月上旬
2027/03期 第2四半期決算発表(予定)2026年11月上旬

実績PERは29.9倍(実績EPS129.42円ベース)ですが、これは中国事業の減損など特別損失で純利益が一時的に落ち込んだためで、2027/03期予想EPS230.6円ベースの予想PERは約16.8倍と平準化されます。PBR1.36倍・予想配当利回り約2.9%(2027期予110円)。信用取引は買い残237,400株・売り残81,500株(2026年3月時点)で買い長です。純利益の回復と2026中計の資本効率改善の実行力が株価評価の鍵となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2024/03期875億円338億円38.6%
2025/03期825億円284億円34.4%
2026/03期680億円292億円43.0%

税負担は連結損益計算書の税金等調整前当期純利益と法人税等合計(法人税・住民税・事業税+法人税等調整額)の実額から算定しています。2026/03期は税金等調整前当期純利益680.4億円(経常利益965.7億円を特別損失426億円が押し下げ)に対し法人税等292.4億円で、実効税率は43.0%と高めでした。減損損失など税務上損金算入されない費用があったためです。2025/03期は34.4%、2024/03期は投資有価証券売却益等で税前利益が膨らみ38.6%でした。(経常利益ではなく税金等調整前当期純利益を分母に用いています)

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明治ホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑(FY2026/3は営業利益933億円と増収増益(+10.2%)だが、中国事業の減損など特別損失426億円で純利益350.8億円(-31.0%)の最終減益。)
配当
少なめ
1株 105円(総還元性向50%以上を目安に継続増配。FY2026/3は9期連続増配の105円で、減益により性向81.1%へ上昇。FY2027予110円。100株で製品優待。)
安全性
安定
自己資本比率 61.2%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%(FY2026/3実績)(ROEは有報公式で4.6%(FY2022は13.5%)。中国減損など特別損失による純利益急減が主因で、営業利益率は7.9%と改善。ROA2.9%。)
話題性
普通
ポジ 35%

『食と健康』を軸に菓子・乳製品・栄養から医薬品まで手がける総合食品・ヘルスケアの持株会社。2026期は営業増益ながら中国事業の減損など特別損失で最終減益

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最終更新: 2026/07/29 / データ提供: OSHIKABU