(株)meito2207
MEITO CO.,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
コンビニやスーパーで見かける「アルファベットチョコレート」「ぷくぷくたい」「レモンティー」はmeitoの代表的なヒット商品です。また、バウムクーヘンやココアなどロングセラーも多数。一方で、医薬品の原料となる酵素やヒアルロン酸などの化成品も手がけており、見えないところでも私たちの生活を支えています。創立80周年を迎え、おなじみのお菓子から最先端の医療材料まで幅広く展開するユニークな企業です。
meitoは1945年に創立された名古屋発の食品・化成品メーカーで、2025年9月に名糖産業から社名変更しました。「アルファベットチョコレート」「ぷくぷくたい」などのロングセラー菓子に加え、酵素や医療材料などの化成品事業を展開する独自のビジネスモデルが特徴です。2025/03期は売上高281億円(前年比+15.1%)、営業利益14億円と大幅増益を達成。PBR 0.91倍と依然として割安水準にあり、4期連続増配中です。
会社概要
- 業種
- 食料品
- 決算期
- 3月
- 本社
- 愛知県名古屋市西区笹塚町2-41
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
チョコレート・菓子・飲料・調味食品の製造販売。「アルファベットチョコレート」「ぷくぷくたい」「レモンティー」が主力。売上構成比約83%を占める最大セグメント。
酵素・ヒアルロン酸・医療材料の製造販売。製薬が発祥事業であり、ニッチトップシェアを持つ高収益セグメント。売上構成比約15%。
ゴルフ場経営・不動産賃貸。営業利益率36%超と全セグメント中最高の収益性。売上構成比約3%。
稼ぐ力はどのくらい?
2025/03期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 2.2% | 1.4% | - |
| 2022/03期 | 4.0% | 2.5% | - |
| 2023/03期 | 1.6% | 1.0% | - |
| 2024/03期 | ▲1.5% | ▲0.9% | 1.0% |
| 2025/03期 | 8.9% | 5.7% | 5.0% |
| 3Q 2026/03期 | 8.8%(累計) | 3.2%(累計) | 5.7% |
営業利益率は2023/03期に0.4%まで低下しましたが、2025/03期には5.0%まで大幅に改善しました。ROEも2024/03期の赤字から2025/03期には8.6%へ急回復しており、収益構造の改善が着実に進んでいます。原材料価格の上昇を価格改定と高付加価値製品の拡販で吸収し、利益率の向上につなげています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 242億円 | 4.0億円 | 10.2億円 | 60.6円 | — |
| 2022/03期 | 211億円 | 3.5億円 | 18.2億円 | 107.5円 | -12.6% |
| 2023/03期 | 227億円 | 9,500万円 | 7.0億円 | 41.5円 | +7.5% |
| 2024/03期 | 244億円 | 2.3億円 | ▲7.0億円 | -41.6円 | +7.3% |
| 2025/03期 | 281億円 | 14.1億円 | 47.2億円 | 278.8円 | +15.1% |
2025/03期は売上高281億円・営業利益14億円と大幅な増収増益を達成しました。2024/03期は保有株式の評価損等により最終赤字でしたが、2025/03期には純利益47億円と大幅黒字に転換。2022/03期の減収は新型コロナの影響によるものですが、その後は着実に回復トレンドを描いています。2026/03期は売上高295億円・営業利益16億円を予想しています。 【3Q 2026/03期実績】売上221億円(通期予想比75%)、営業利益13億円(同80%)、純利益29億円(同146%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
食料品の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 食品事業 | 232億円 | 10.3億円 | 4.4% |
| 化成品事業 | 41億円 | 3.5億円 | 8.5% |
| 不動産事業 | 8億円 | 2.9億円 | 36.3% |
食品事業が売上の約83%を占める主力セグメントで、化成品事業(15%)と不動産事業(3%)が続きます。注目すべきは化成品事業の高い利益率(8.5%)と不動産事業の圧倒的な収益性(36.3%)です。菓子メーカーでありながら化成品という独自のニッチ領域を持つ点が、meitoの最大の差別化ポイントです。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 280億円 | — | 281億円 | +0.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 14億円 | — | 47億円 | +237% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
meitoは「MEITO CHALLENGE 2026」のもと、2026期に売上高295億円・営業利益16億円を最終目標に掲げています。2025期実績は売上高281億円・営業利益14億円と目標に接近しており、最終年度での達成が射程圏内です。特に配当金KPIをDOE 2.5%以上に修正するなど、資本効率の改善と株主還元の充実に注力しています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
中期経営計画の配当金KPIを修正し、DOE 2.5%以上を新目標に設定。2026/03期の配当予想を1株55円に引き上げ。
名糖産業株式会社から株式会社meitoに社名変更。創立80周年を機にブランドイメージを刷新。武井咲さん起用の新CMを全国放映開始。
譲渡制限付株式報酬として自己株式の処分を実施。取締役・執行役員・従業員に株式を付与し、中長期的なインセンティブを強化。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q 2026/03期末時点
自己資本比率は62〜66%と非常に高い水準を維持しており、財務基盤は極めて堅実です。2023/03期までは実質無借金経営でしたが、2024/03期に成長投資のため有利子負債を導入。2025/03期には182億円まで圧縮しており、財務の健全性を保ちながら成長投資を行うバランスの取れた経営です。BPSは3,244円と着実に増加しています。 【3Q 2026/03期】総資産1002億円、純資産613億円、自己資本比率33.7%、有利子負債156億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 32.8億円 | ▲11.8億円 | ▲8.9億円 | 20.9億円 |
| 2022/03期 | 26.3億円 | ▲5.3億円 | ▲16.7億円 | 21.0億円 |
| 2023/03期 | ▲8,500万円 | 12.1億円 | ▲12.5億円 | 11.2億円 |
| 2024/03期 | 29.0億円 | ▲36.1億円 | 17.2億円 | ▲7.1億円 |
| 2025/03期 | 42.4億円 | 9.6億円 | ▲43.6億円 | 52.0億円 |
2025/03期は営業CFが42億円と過去最高を記録し、FCFも52億円と大幅なプラスとなりました。投資CFがプラスとなったのは保有有価証券の売却によるものです。2024/03期は設備投資拡大で一時的にFCFがマイナスでしたが、本業のキャッシュ創出力は着実に向上しています。堅実な財務運営で将来の成長投資余力も十分です。
この会社のガバナンスは?
取締役8名中、女性が1名(12.5%)を占めています。8社の連結子会社を統括するグループ経営において、堅実なガバナンス体制を構築しています。平均勤続年数16.6年と従業員の定着率が高く、専門性を活かした人材育成が行われています。設備投資は29.2億円と積極的に工場の近代化を推進中です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 587万円 | 627人 | - |
従業員の平均年収は587万円で、食品業界の中では平均的な水準です。従業員数は627名と中堅規模ながら、平均勤続年数16.6年と定着率が高く、長く働きやすい職場環境であることがうかがえます。平均年齢40.9歳とバランスの取れた年齢構成です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
meitoのTSRは5年間で159.4%と株価は着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)を下回るパフォーマンスとなっています。ただし、直近1年では株価が約61%上昇しており、社名変更や株主還元強化が評価され始めています。PBR 0.91倍の割安さを考慮すると、今後のリレーティングの余地は大きいと考えられます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 20円 | 44.1% |
| 2017/03期 | 20円 | 38.5% |
| 2018/03期 | 20円 | 50.9% |
| 2019/03期 | 20円 | 60.3% |
| 2020/03期 | 22円 | 61.1% |
| 2021/03期 | 24円 | 39.6% |
| 2022/03期 | 26円 | 24.2% |
| 2023/03期 | 26円 | 62.7% |
| 2024/03期 | 28円 | - |
| 2025/03期 | 35円 | 12.6% |
| 必要株数 | 100株以上(約29万円) |
| 金額相当 | 2,000円〜6,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
配当は4期連続増配中で、2026/03期は1株55円(予想)と前期比+57%の大幅増配を計画しています。中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2026」でDOE 2.5%以上を目標に掲げ、株主還元の姿勢を強化しています。加えて、年2回の株主優待で自社商品(チョコレート等)がもらえる点も個人投資家に人気です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 114.6万円 | 14.6万円 | 14.6% |
| 2022期 | 122.5万円 | 22.5万円 | 22.5% |
| 2023期 | 129.0万円 | 29.0万円 | 29.0% |
| 2024期 | 140.9万円 | 40.9万円 | 40.9% |
| 2025期 | 159.4万円 | 59.4万円 | 59.4% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
meitoの株価指標は、PBR 0.91倍と食品業界平均(1.8倍)を大きく下回る割安水準にあります。PERは24.8倍と業界平均並みですが、これは2026/03期の純利益予想が2025/03期の特別利益を除いた正常化ベースに回帰するためです。信用倍率は2.79倍と買い長の状態で、株価上昇への期待感が反映されています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 13.6億円 | 3.3億円 | 24.6% |
| 2022/03期 | 12.3億円 | 0円 | 0.0% |
| 2023/03期 | 11.3億円 | 4.3億円 | 38.2% |
| 2024/03期 | 14.3億円 | 21.3億円 | 149.2% |
| 2025/03期 | 26.7億円 | 0円 | 0.0% |
実効税率は年度によって大きく変動しています。2024/03期の149.2%は保有有価証券の評価損や繰延税金資産の取崩し等の一時要因によるものです。2025/03期は特別利益の計上により税引前利益が27億円に増加しました。税額は会計上の一時要因で変動が大きいですが、本業の収益力は着実に改善しています。
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